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俺って特別な存在?
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...うう。
なんかめちゃくちゃ変な夢を見た気がする。
何をどう間違ったら俺がイケメンにお姫様抱っこされる夢を見るんだ...
とりあえず起きて学校に行こう。
ん?
待って?
俺のベットってこんな豪華だったっけ?
よくよく周りを見渡すとここって俺の家じゃなくね?
なんか派手すぎるわけじゃないけど、全体的に豪華な部屋なんだよねここ。
あーそっか。まだ俺は夢を見ているんだね。
体を自由に動かせるのは、明晰夢ってやつだよ。
「目が覚めたか?」
だから目の前にいる夢の中でお姫様抱っこしてきたイケメンな男の人が目の前にいるように感じるのは気のせい。
「おい起きてるか?」
俺って深層心理ではイケメンが好きとかだったんだなー。
あはは。
はあ...
「起きてます。まだ寝ぼけてるだけです」
だからしばらくの間状況整理のためにそっとしてくれると喜びます。
ちょっといきなり拉致られてこっちも混乱してるから。
てなわけで意識失う前のことを思い出そう。
箇条書き風に意識失う前にあったことを羅列していくと、
学校から帰っていた俺。
気分で近道したらお盛んな場面に遭遇。
家に帰るために誰もいないか確認したら背後からヤッてたはずの男に声かけられた。
俺、逃げた。
捕まった。
なんか知らん場所で目覚めた←今ココ
うん。
文字に起こすと俺って結構ヤバイ状況にあったんだな。
なんかもう混乱やら恐怖やら色々あって無感動だもん。
脳の処理能力が限界突破して重要な感情が死滅してるのが原因かな?
はあ...
とりあえず素直にこのことを受け入れることはまあ不可能だけど、俺のことを拉致った犯人から色々聞き出そう。
「あの...ちょっと色々聞きたいことがあるんですけど」
「わかった。じゃあお前は特別な存在だから一から十まですべて話す」
特別な存在?
「まずは俺の正体から。俺はジャック。吸血鬼だ」
「あ、えっと高野智也です。じゃなくて!え!?」
「でお前を連れ去った理由が、俺から見て上質な餌だから」
「...」
ちょっと何言ってるのか理解に苦しむけど...
「納得しないよな。じゃあ詳しい説明をする。人間というのは生命力の量は一定だが、質は個人個人でバラバラだ。だから寿命が個人ごとに違うんだ。ここまではいいか?」
「ま、まあ大体は」
急に生命力云々を話して何が言いたいのかさっぱりわからない。
「で俺たち吸血鬼は人間の生命力を貰うことで命をつないでいる。さっきの場面もそうだ」
...血吸ってなくない?
ただただヤッてるようにしか思えなかったけど。
「本当はセッk「うわあああ!」...どうした?」
何こいつナチュラルにその単語言おうとしてるの!?
どうした?じゃねーよ!
「その単語を人前で言ってはいけない」
「...とにかく、その行為をしなくても触っていれば生命力を吸うことは可能だ」
あーそのなんだ。
一応触ってたからこっそり吸ってたってことか。
変態!スケベ!女の敵!イケメンめ!
...俺男だからこの謎の男のこと敵視できねーや。
いや思いっきり拉致られてるから敵視できるわ。
「吸血鬼なのに血を吸ってない...」
「あーそのことだが、吸血鬼が吸血することは一種の契約になる」
なるほどそういう系か。
「へー」
ところ構わず噛むんじゃなくて、結構神聖なものなの...かなー?
ん?そういえば俺はどうして連れてこられたのかなー?
「話を戻すが、さっき生命力の質に差があるといったが、お前は違う」
「というと?」
「質が最高級。そして量も人より多い」
わお。
あーでも確かに俺って病気をあんまりしないなー。
怪我もしたとしてもすぐに治ってた。
「それってやっぱりデメリットがあるんですか?」
一応デメリットを聞いとく。
「あまり聞いたことないな。メリットは結構あるが。量的に多分100歳は余裕で超えられるんじゃないか?」
長生きできるってよ!やったね!
「まあそんなことはどうでもいいが」
ええー?
いやまあ生命力吸い取るってことはこの吸血鬼多分余裕で長生きしてるでしょ。
寿命とか正直どうでも良さそう。
「ここまで話したが、俺がお前のことを上質な餌って言った意味がわかったか?」
あーそういう。
...ん?てことはもしかして!?
「あの、無いとは!無いとは思いますけど!俺の血を吸うとか言いませんよね?」
「いや吸うが」
うわあああ!
ちょっとまってそれって契約だから結婚みたいなものでしょ!?
「俺男よ!?」
「それが?」
いや確かに同性愛とかそういうのはあるけど、俺は女性の方が好きですし。
「イケメンなんだから探そうと思ったら選り取り見取りだと思うんですけど」
「...嫌か?」
あ、すごい。
なんかケモミミと尻尾が見える。
そんな反応されちゃうと断りづらいっていうか。
「噛むのは流石にアレだけどそれ以外なら大丈夫かなーって」
さっき吸われたときは何も感じなかったからちょっとくらいならいいかな?
「そうか」
...なんか尻尾がぶんぶん揺れてるように見える。
表情こそ変わらないけど、なんかそう感じた。
大型犬みたいでちょっとかわいい。
なんて考えたのが悪かった。
「噛まなければいいんだな」
そう言って俺のことをベットの上に押し倒した。
え?
急なことにびっくりして思いっきり顔を凝視した。
してしまった。
そしたらジャックの目が赤く光って、体の力が抜ける。
また眠らされるかと思ったけど眠くならない。
代わりに体が熱くなる。
なんかムズムズするっていうか。
頭がボーッとしてくる。
しかも何もしてないのに勃起してくる。
「噛むこと以外はしていいんだろ?」
「ちが...」
言おうと思ったけど呂律が回らなくてうまく言えない。
体の力が抜けて動こうとしても動かない。
やばい。
俺、どうしたらいいの!?
ーーーーーーーー
月曜日、エロ来るで。
なんかめちゃくちゃ変な夢を見た気がする。
何をどう間違ったら俺がイケメンにお姫様抱っこされる夢を見るんだ...
とりあえず起きて学校に行こう。
ん?
待って?
俺のベットってこんな豪華だったっけ?
よくよく周りを見渡すとここって俺の家じゃなくね?
なんか派手すぎるわけじゃないけど、全体的に豪華な部屋なんだよねここ。
あーそっか。まだ俺は夢を見ているんだね。
体を自由に動かせるのは、明晰夢ってやつだよ。
「目が覚めたか?」
だから目の前にいる夢の中でお姫様抱っこしてきたイケメンな男の人が目の前にいるように感じるのは気のせい。
「おい起きてるか?」
俺って深層心理ではイケメンが好きとかだったんだなー。
あはは。
はあ...
「起きてます。まだ寝ぼけてるだけです」
だからしばらくの間状況整理のためにそっとしてくれると喜びます。
ちょっといきなり拉致られてこっちも混乱してるから。
てなわけで意識失う前のことを思い出そう。
箇条書き風に意識失う前にあったことを羅列していくと、
学校から帰っていた俺。
気分で近道したらお盛んな場面に遭遇。
家に帰るために誰もいないか確認したら背後からヤッてたはずの男に声かけられた。
俺、逃げた。
捕まった。
なんか知らん場所で目覚めた←今ココ
うん。
文字に起こすと俺って結構ヤバイ状況にあったんだな。
なんかもう混乱やら恐怖やら色々あって無感動だもん。
脳の処理能力が限界突破して重要な感情が死滅してるのが原因かな?
はあ...
とりあえず素直にこのことを受け入れることはまあ不可能だけど、俺のことを拉致った犯人から色々聞き出そう。
「あの...ちょっと色々聞きたいことがあるんですけど」
「わかった。じゃあお前は特別な存在だから一から十まですべて話す」
特別な存在?
「まずは俺の正体から。俺はジャック。吸血鬼だ」
「あ、えっと高野智也です。じゃなくて!え!?」
「でお前を連れ去った理由が、俺から見て上質な餌だから」
「...」
ちょっと何言ってるのか理解に苦しむけど...
「納得しないよな。じゃあ詳しい説明をする。人間というのは生命力の量は一定だが、質は個人個人でバラバラだ。だから寿命が個人ごとに違うんだ。ここまではいいか?」
「ま、まあ大体は」
急に生命力云々を話して何が言いたいのかさっぱりわからない。
「で俺たち吸血鬼は人間の生命力を貰うことで命をつないでいる。さっきの場面もそうだ」
...血吸ってなくない?
ただただヤッてるようにしか思えなかったけど。
「本当はセッk「うわあああ!」...どうした?」
何こいつナチュラルにその単語言おうとしてるの!?
どうした?じゃねーよ!
「その単語を人前で言ってはいけない」
「...とにかく、その行為をしなくても触っていれば生命力を吸うことは可能だ」
あーそのなんだ。
一応触ってたからこっそり吸ってたってことか。
変態!スケベ!女の敵!イケメンめ!
...俺男だからこの謎の男のこと敵視できねーや。
いや思いっきり拉致られてるから敵視できるわ。
「吸血鬼なのに血を吸ってない...」
「あーそのことだが、吸血鬼が吸血することは一種の契約になる」
なるほどそういう系か。
「へー」
ところ構わず噛むんじゃなくて、結構神聖なものなの...かなー?
ん?そういえば俺はどうして連れてこられたのかなー?
「話を戻すが、さっき生命力の質に差があるといったが、お前は違う」
「というと?」
「質が最高級。そして量も人より多い」
わお。
あーでも確かに俺って病気をあんまりしないなー。
怪我もしたとしてもすぐに治ってた。
「それってやっぱりデメリットがあるんですか?」
一応デメリットを聞いとく。
「あまり聞いたことないな。メリットは結構あるが。量的に多分100歳は余裕で超えられるんじゃないか?」
長生きできるってよ!やったね!
「まあそんなことはどうでもいいが」
ええー?
いやまあ生命力吸い取るってことはこの吸血鬼多分余裕で長生きしてるでしょ。
寿命とか正直どうでも良さそう。
「ここまで話したが、俺がお前のことを上質な餌って言った意味がわかったか?」
あーそういう。
...ん?てことはもしかして!?
「あの、無いとは!無いとは思いますけど!俺の血を吸うとか言いませんよね?」
「いや吸うが」
うわあああ!
ちょっとまってそれって契約だから結婚みたいなものでしょ!?
「俺男よ!?」
「それが?」
いや確かに同性愛とかそういうのはあるけど、俺は女性の方が好きですし。
「イケメンなんだから探そうと思ったら選り取り見取りだと思うんですけど」
「...嫌か?」
あ、すごい。
なんかケモミミと尻尾が見える。
そんな反応されちゃうと断りづらいっていうか。
「噛むのは流石にアレだけどそれ以外なら大丈夫かなーって」
さっき吸われたときは何も感じなかったからちょっとくらいならいいかな?
「そうか」
...なんか尻尾がぶんぶん揺れてるように見える。
表情こそ変わらないけど、なんかそう感じた。
大型犬みたいでちょっとかわいい。
なんて考えたのが悪かった。
「噛まなければいいんだな」
そう言って俺のことをベットの上に押し倒した。
え?
急なことにびっくりして思いっきり顔を凝視した。
してしまった。
そしたらジャックの目が赤く光って、体の力が抜ける。
また眠らされるかと思ったけど眠くならない。
代わりに体が熱くなる。
なんかムズムズするっていうか。
頭がボーッとしてくる。
しかも何もしてないのに勃起してくる。
「噛むこと以外はしていいんだろ?」
「ちが...」
言おうと思ったけど呂律が回らなくてうまく言えない。
体の力が抜けて動こうとしても動かない。
やばい。
俺、どうしたらいいの!?
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月曜日、エロ来るで。
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