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二章 復讐と集団転移編
第28話 可能性と今
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「……それで、脅されてたってのはどういうことなんだ?」
メアと共に彼女の元へ戻り、俺は少し戸惑いながら尋ねた。
メアに治癒魔法を使ってもらい多少マシになったが、ナナはまだ所々に腫れや青あざが残っている。
思わず目を逸らしたくなるが、必死に堪えた。
目を背けたら、本当にクズになってしまう気がしたから。
「……私、高校生の頃パパ活をしてた時期があるのよ。おっさんとお金貰って定期的に会うっていうあれ。一応、大学入った時にきっぱり辞めたんだけど、それを何故か修司に知られてて……で、あんたにバラされたくなかったらって体を要求された。あんたに見られたのはその場面だったってわけ」
ナナは開き直ったのか、諦めたように話し始めた。
パパ活か……
まあ、確かに彼氏に知られたい話ではないな。
定期的に会う、とぼかしてはいたが、俺にバラされたくないくらいだから体の関係もあったのかもしれない。
気が滅入りそうだから詳細を聞く気はしないが。
「なんで、今まで言わなかったんだ……? 事情があるなら俺だって――」
「言って、あんたは私のことを信じた? 高校の頃からの親友と比べて、付き合ったばかりの私の言葉を」
「それは……」
確かに、そう言われると分からないかもしれない。
修司に向こうから誘われたのだと言われたら、そっちを信じてしまった可能性もある。
だが、もしそうだとしたら、俺はとんでもない間違いをしてしまったのではないか?
あの時ナナからちゃんと話を聞いていれば、俺の人生は――
「ストップです。オウガイさん、冷静に考えてください。脅したにせよ誘われたにせよ、修司さんがあなたを裏切った事実は変わりません。なので、その女の言い訳は矛盾しています」
良くない思考に嵌っていく俺に、メアがぴしゃりとそう言い放った。
同時に、ナナのことを厳しく睨め付ける。
「彼女の言葉が真実である根拠はどこにもありません。命惜しさにでまかせを言っている可能性も十分ある。というか、私はその可能性が一番高いと思います。この女はどうにも胡散臭いです」
「なんで、そこまで言い切れる」
もし、ナナの言うことが本当なら俺は彼女を恨んだりなんかしなかったかもしれない。
修司に裏切られたことでは落ち込むだろうが、あいつは元々掴みどころの無いやつだった。3年間誰よりも一緒にいて、趣味もバッチリ合うのにどこか壁のようなものをずっと感じていた。
だからきっと、隣にナナが居てくれたなら、俺は修司の裏切りからは立ち直ることが出来た。
そうなったら二年も引きこもって人生を無駄にすることも、死のうと思うことだってなかったはずなのに――
「私も根拠はありませんよ。今までの王女としての経験と……後は、女の勘です」
「え」
にべもなく、さらっと言われて、俺の思考が一瞬止まる。
いやだって、リアルで女の勘とか言われたの初めてだし。
「それにこんなこと、とは言いますが、オウガイさんは私と一緒にいる今がそんなにご不満なんですか?」
頬を膨らませて拗ねたように言って来るメアを見て、俺は冷静さを取り戻した。
そうだ。過去はどうあれ今俺は幸せだ。
なら、既に失ったものに固執しても仕方がない。
都合のいい過去を提示されて、そうだったらいいな、と無意識に惹かれてしまっていたのだ。
「悪い、少し取り乱しちまった。……ナナの処遇は、とりあえず保留にするか」
俺は地面に埋め込んでいた両手を解放し、再び土魔法で固めた。
今度は埋め込みじゃなく、手枷のような感じだ。
それから土魔法で天井をなくした豆腐ハウスを作って、ナナを閉じ込めた。
「鴎外、これだけは言わせて。……私は今でもあんたのことが好き。これだけは嘘じゃないから」
姿が見えなくなる直前、彼女はそんなことを言い残した。
「……今更、遅すぎるだろ」
俺は彼女が見えなくなってから、小さく呟いた。
好きなら、なんでそれを言いに来なかった。
付き合っている頃家には何度も来ていたはずだ。
お前の食器とか、歯ブラシとか、化粧水とか、俺がどんな気持ちで処分したと思ってる。
俯く俺の胸に、不意に優しい衝撃。
見れば、メアが不安げな顔でこちらを見上げていた。
「……仮にあの女が本当に脅されていたんだとしても、もうオウガイさんは私のですからね」
「分かってる。今の俺が好きなのはメアだけだよ」
そんな彼女を俺は優しく抱きしめた。
過去の真実がどうであれ、腕の中の少女を手放す理由にはならない。
それだけは絶対だと言い切れる。
「というか、あんだけボコられた相手に好きって言ってくるのはメアじゃなくても怪しいって思うわ」
仮に俺がメアに同じことをされたら許してしまいそうな気がするから、絶対ないとは言わないけども。
それでも限りなく臭いのは確かだが。
「後はまあ、もう一人に話を聞かないことには何とも言えないだろ」
奴の真意を探るためにも、ナナのことをはっきりさせるためにも、一度修司とは話をしなければならないだろう。
その後で、あいつが完全に黒だったその時は……俺はもう容赦はしない。
ナナに復讐して、俺も少し心の整理がついた。
害意を向けてくる相手には、相応の対処をさせてもらおう。
「とりあえず、今日はもう限界だ……早く、寝よ……」
ただでさえ一日走りっぱなしだったのだ。
もう、頭が全く回らない。
俺たちは寄り添ったまま、倒れ込むように同じベッドで眠った。
メアと共に彼女の元へ戻り、俺は少し戸惑いながら尋ねた。
メアに治癒魔法を使ってもらい多少マシになったが、ナナはまだ所々に腫れや青あざが残っている。
思わず目を逸らしたくなるが、必死に堪えた。
目を背けたら、本当にクズになってしまう気がしたから。
「……私、高校生の頃パパ活をしてた時期があるのよ。おっさんとお金貰って定期的に会うっていうあれ。一応、大学入った時にきっぱり辞めたんだけど、それを何故か修司に知られてて……で、あんたにバラされたくなかったらって体を要求された。あんたに見られたのはその場面だったってわけ」
ナナは開き直ったのか、諦めたように話し始めた。
パパ活か……
まあ、確かに彼氏に知られたい話ではないな。
定期的に会う、とぼかしてはいたが、俺にバラされたくないくらいだから体の関係もあったのかもしれない。
気が滅入りそうだから詳細を聞く気はしないが。
「なんで、今まで言わなかったんだ……? 事情があるなら俺だって――」
「言って、あんたは私のことを信じた? 高校の頃からの親友と比べて、付き合ったばかりの私の言葉を」
「それは……」
確かに、そう言われると分からないかもしれない。
修司に向こうから誘われたのだと言われたら、そっちを信じてしまった可能性もある。
だが、もしそうだとしたら、俺はとんでもない間違いをしてしまったのではないか?
あの時ナナからちゃんと話を聞いていれば、俺の人生は――
「ストップです。オウガイさん、冷静に考えてください。脅したにせよ誘われたにせよ、修司さんがあなたを裏切った事実は変わりません。なので、その女の言い訳は矛盾しています」
良くない思考に嵌っていく俺に、メアがぴしゃりとそう言い放った。
同時に、ナナのことを厳しく睨め付ける。
「彼女の言葉が真実である根拠はどこにもありません。命惜しさにでまかせを言っている可能性も十分ある。というか、私はその可能性が一番高いと思います。この女はどうにも胡散臭いです」
「なんで、そこまで言い切れる」
もし、ナナの言うことが本当なら俺は彼女を恨んだりなんかしなかったかもしれない。
修司に裏切られたことでは落ち込むだろうが、あいつは元々掴みどころの無いやつだった。3年間誰よりも一緒にいて、趣味もバッチリ合うのにどこか壁のようなものをずっと感じていた。
だからきっと、隣にナナが居てくれたなら、俺は修司の裏切りからは立ち直ることが出来た。
そうなったら二年も引きこもって人生を無駄にすることも、死のうと思うことだってなかったはずなのに――
「私も根拠はありませんよ。今までの王女としての経験と……後は、女の勘です」
「え」
にべもなく、さらっと言われて、俺の思考が一瞬止まる。
いやだって、リアルで女の勘とか言われたの初めてだし。
「それにこんなこと、とは言いますが、オウガイさんは私と一緒にいる今がそんなにご不満なんですか?」
頬を膨らませて拗ねたように言って来るメアを見て、俺は冷静さを取り戻した。
そうだ。過去はどうあれ今俺は幸せだ。
なら、既に失ったものに固執しても仕方がない。
都合のいい過去を提示されて、そうだったらいいな、と無意識に惹かれてしまっていたのだ。
「悪い、少し取り乱しちまった。……ナナの処遇は、とりあえず保留にするか」
俺は地面に埋め込んでいた両手を解放し、再び土魔法で固めた。
今度は埋め込みじゃなく、手枷のような感じだ。
それから土魔法で天井をなくした豆腐ハウスを作って、ナナを閉じ込めた。
「鴎外、これだけは言わせて。……私は今でもあんたのことが好き。これだけは嘘じゃないから」
姿が見えなくなる直前、彼女はそんなことを言い残した。
「……今更、遅すぎるだろ」
俺は彼女が見えなくなってから、小さく呟いた。
好きなら、なんでそれを言いに来なかった。
付き合っている頃家には何度も来ていたはずだ。
お前の食器とか、歯ブラシとか、化粧水とか、俺がどんな気持ちで処分したと思ってる。
俯く俺の胸に、不意に優しい衝撃。
見れば、メアが不安げな顔でこちらを見上げていた。
「……仮にあの女が本当に脅されていたんだとしても、もうオウガイさんは私のですからね」
「分かってる。今の俺が好きなのはメアだけだよ」
そんな彼女を俺は優しく抱きしめた。
過去の真実がどうであれ、腕の中の少女を手放す理由にはならない。
それだけは絶対だと言い切れる。
「というか、あんだけボコられた相手に好きって言ってくるのはメアじゃなくても怪しいって思うわ」
仮に俺がメアに同じことをされたら許してしまいそうな気がするから、絶対ないとは言わないけども。
それでも限りなく臭いのは確かだが。
「後はまあ、もう一人に話を聞かないことには何とも言えないだろ」
奴の真意を探るためにも、ナナのことをはっきりさせるためにも、一度修司とは話をしなければならないだろう。
その後で、あいつが完全に黒だったその時は……俺はもう容赦はしない。
ナナに復讐して、俺も少し心の整理がついた。
害意を向けてくる相手には、相応の対処をさせてもらおう。
「とりあえず、今日はもう限界だ……早く、寝よ……」
ただでさえ一日走りっぱなしだったのだ。
もう、頭が全く回らない。
俺たちは寄り添ったまま、倒れ込むように同じベッドで眠った。
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