12 / 73
一章 森での生活編
第11話 この世の天国を見つけました
しおりを挟む
全身に肌寒さと裏腹に、腕の中に心地いい温もりを感じて俺は目を覚ました。
「ん……?」
目覚めてすぐ、視界にとんでもない美少女が映り込む。
――瞬間、俺の思考は止まった。
「うわ、かっわい!」
思わず上ずった声が漏れる。
丸くなって眠る美少女の寝顔は、とんでもない破壊力だ。
天使とは彼女の為にある言葉だろうと本気で思う。
そして、その天使は今俺の腕の中にいる。
「なるほど。ここが天国か」
大真面目な顔で頷く。
恐らく一晩中枕代わりにされていたのか、右腕の感覚が全くないがそんなのは些細なことだ。
今この瞬間、この時間を失うことと比べたら、右腕一本くらい切り落としてもいいな。
「未だにこの天使が俺の嫁だとは信じられんな……」
あまりにも幸せ過ぎて、これが現実なのかどうか疑いたくなるレベルだ。
そんなことをぼやいていたら、
「……朝からなに馬鹿なこと言ってるんですか?」
気付けば、腕の中の天使がジト目を向けて来ていた。
「——っ」
俺は気恥ずかしくて、思わずメアから目を逸らす。
「あっ! なんでオウガイさんが先に照れるんですか! そういうあざといの私がやりたくてずっとタイミング伺ってたのに!」
メアもまたそれっぽく頬を赤らめ、気恥ずかしそうにはにかむ……なんてことはなく。なんだかよく分からないことに憤慨していた。
くそ、ずっと起きてやがったのか。
「いやだって、その、色々思い出しちゃって……」
「わー! それも私の台詞なのに! そういう官能小説とかに出てくる初めての後に恥ずかしがる女の子やりたかったのに!」
さらっととんでもないことを言って騒ぐメア。
それでも俺は、未だ彼女を直視できない。
明るいところで初めて全裸を見たから、というのもあるが、それ以上に昨日のが凄すぎて恥ずかしくなってしまう。
男なのにキモイって?
それは、昨日何があったのか知らないから言えるんだ。
メアに陥落した俺は昨日、彼女を押し倒した。
こう、彼女の控えめな胸をくんずほぐれつ色々して、いざ本番と思ったその直前に事は起こった。
メアの我慢が限界に達したのだ。
どうやら裸で求婚した辺りからもう興奮していたらしく、彼女は暴走した。
武術でも習っていたのかあっさりと俺を下に据え、そういえばこの世界避妊とか大丈夫なのかなとか考えている間に俺の純情はあっさりと奪われた。
彼女も確かに初めてだったが、何やら魔法を使うとすぐに激しく動いても平気になっていた。
そこから先はもう完全に彼女のペースで、俺はすっかり蹂躙されてしまったのだ。
「そういう女の子ムーブは初夜に暴走しなかった子にだけ許されるんだ。今更メアには無理だ」
「え~、でもオウガイさんもノリノリだったじゃないですか。途中から完全に顔とろけてましたよ?」
「それは……」
だって、仕方がないだろう。
メアは確かに暴走していた。だが、その行為の全てになんというかこう、俺への好き!って気持ちが物凄い密度で詰まっていたのだ。
それは、他人に対して心を閉ざし、癒えない傷を抱えていた俺にとってこれ以上ない程に刺さった。
彼女と肌を重ねる度に、心が温かさに満たされ分厚い氷が溶けていく。
ずっと欠けていた心の隙間が、優しく包むように埋められていくようだった。
単純かもしれないが、結局はそれが生物として一番の愛情表現なのもまた事実だ。
だから、俺は決めたのだ。
この世界でもう一度だけ誰かを信じてみようと、そう思えるとしたら。
メア・フィルローズ。彼女を除いて他にいないと。
「とろけきった顔で、メア! メア! 好きだ! って、腰ガクガクさせて情けない声で叫んでたの、最高だったなぁ……」
「頼む、もう勘弁してくれ……」
恍惚とした表情で語るメアに、俺は降参した。
これ以上は心臓が持ちそうにない。
「全く、しょうがないですね」
メアはようやく俺の腕から起き上がり、そっと耳元に唇を寄せてくると、
「今晩、また可愛がってあげますからね♪」
そう、とろけるような甘い声で囁いた。
そのまま俺が理性を失い再びベッドインして二人は退廃的な快楽に溺れていく……という事もなく、俺たちは程なくして服を着てツノ猪の肉で簡単な朝食を取った。
「それで、これからどうするんだ?」
「どう、というと?」
「だって、メアは祖国に追われてるんだろ? そうのんびりしてるわけにもいかないんじゃないのか?」
昨日の話からして、メアはラスダン攻略が嫌でここまで逃げて来たのだろうが、エルフ国のルールは恐らく逃げ出したから王位継承もなし、とはならない気がする。
それなら別にメアが結婚相手を探す必要もないしな。
「そりゃまあ、いずれは追われる事になるでしょうけど。しばらくは大丈夫ですよ。大半のエルフは時間にルーズですからね。私の捜索もまあ、後3~4年くらい経ってからようやく始めるって感じだと思いますよ」
「それなら、しばらくは大丈夫なのか」
「ええ。だから安心して、今夜はたっぷり楽しみましょうね」
唇に人差し指を当て、妖艶な笑みを浮かべるメア。
その仕草はとても艶めかしい。
だが、俺は興奮より先に疑問があった。
「待て。それならなんでメアはこんな森の中にいたんだ? 国から逃げ隠れしてたわけじゃないのか?」
「ああ、それならただの依頼ですよ。魔物退治です。私、これでもA級冒険者ですから」
えへん、とメアは胸を張る。
張る胸なんてないのに、なんだか微笑ましいな。
「……今、胸ないのに胸張ってるなこいつ、とか思いませんでした?」
「思ってないから落ち着け。その手に込めた魔力をどっかにやってくれ」
メアが冷たい笑顔で明滅した手のひらをこちらに向けて来ていた。
大した魔力じゃないが、ちょっとびりびりしますね~くらいの威力はあるだろう。
「しかしまあ、街で依頼を受けられるくらいには自由に動けるわけか。それはよかった」
最悪本格逃避行サバイバルが続くのを覚悟していたが、そうはならないらしい。
別にそうなっても、メアと一緒なら楽しくやれそうだが。
「……不安にさせてしまってすみません。そうですよね、いつまでもこの固いベッドじゃ下になるオウガイの腰が壊れてしまいますもんね。なるべく早く街に行って、大きくてふかふかのベッドを買いましょうね」
「下になる前提なの止めような!」
俺だって男だ。プライドもある。
いつまでも負けっぱなしではいられない。
ま、攻められるのは嫌いじゃないのでだいぶ先になるかもしれないが。
「とにかく、オウガイさんは何も心配しなくて大丈夫です! お金とかも、私結構稼いでますから!」
メアはふん、と気合を入れて立ち上がる。
しかし、異世界来ていきなりのひも生活か……
でもまあ、右も左も分からないし、金もないし。
しばらくはメアに頼るしかないだろう。
財布の諭吉さんも、ここじゃただの紙切れだ。
「オウガイさんは私に可愛がられる事と、魔法の練習にだけ集中してもらえれば大丈夫です」
「そういえば、強いやつを探してたんだったな」
いやほんと、魔法練習しててよかった。
ありがとう魔法、ありがとう《純粋無垢》。
おかげで俺は最高の嫁と出会えたよ!
「カッコいい、が抜けてますよ?」
メアはニヤリと笑って顔を近づけてくる。
ああくそ、からかわれてるのは分かってるのにドキドキする。
この先どれだけ触れ合っても慣れる気がしない。
「……それはともかく、街に行くにしても依頼は終わらせてからにしようぜ。どんだけ距離があるか知らないが、二度手間になっちゃうし」
俺は赤くなった顔を誤魔化す為に、さっさと立ち上がってログハウスから出る。
「あ、逃げた。待ってくださいよオウガイさん。ちゃんと自分がカッコいいって認めてくださいよ~」
その背中にからかいながらメアがついてくる。
こんな幸せな時間がずっと続けばいい。
俺は小さく笑って、隣に並んだメアの手を取った。
「ん……?」
目覚めてすぐ、視界にとんでもない美少女が映り込む。
――瞬間、俺の思考は止まった。
「うわ、かっわい!」
思わず上ずった声が漏れる。
丸くなって眠る美少女の寝顔は、とんでもない破壊力だ。
天使とは彼女の為にある言葉だろうと本気で思う。
そして、その天使は今俺の腕の中にいる。
「なるほど。ここが天国か」
大真面目な顔で頷く。
恐らく一晩中枕代わりにされていたのか、右腕の感覚が全くないがそんなのは些細なことだ。
今この瞬間、この時間を失うことと比べたら、右腕一本くらい切り落としてもいいな。
「未だにこの天使が俺の嫁だとは信じられんな……」
あまりにも幸せ過ぎて、これが現実なのかどうか疑いたくなるレベルだ。
そんなことをぼやいていたら、
「……朝からなに馬鹿なこと言ってるんですか?」
気付けば、腕の中の天使がジト目を向けて来ていた。
「——っ」
俺は気恥ずかしくて、思わずメアから目を逸らす。
「あっ! なんでオウガイさんが先に照れるんですか! そういうあざといの私がやりたくてずっとタイミング伺ってたのに!」
メアもまたそれっぽく頬を赤らめ、気恥ずかしそうにはにかむ……なんてことはなく。なんだかよく分からないことに憤慨していた。
くそ、ずっと起きてやがったのか。
「いやだって、その、色々思い出しちゃって……」
「わー! それも私の台詞なのに! そういう官能小説とかに出てくる初めての後に恥ずかしがる女の子やりたかったのに!」
さらっととんでもないことを言って騒ぐメア。
それでも俺は、未だ彼女を直視できない。
明るいところで初めて全裸を見たから、というのもあるが、それ以上に昨日のが凄すぎて恥ずかしくなってしまう。
男なのにキモイって?
それは、昨日何があったのか知らないから言えるんだ。
メアに陥落した俺は昨日、彼女を押し倒した。
こう、彼女の控えめな胸をくんずほぐれつ色々して、いざ本番と思ったその直前に事は起こった。
メアの我慢が限界に達したのだ。
どうやら裸で求婚した辺りからもう興奮していたらしく、彼女は暴走した。
武術でも習っていたのかあっさりと俺を下に据え、そういえばこの世界避妊とか大丈夫なのかなとか考えている間に俺の純情はあっさりと奪われた。
彼女も確かに初めてだったが、何やら魔法を使うとすぐに激しく動いても平気になっていた。
そこから先はもう完全に彼女のペースで、俺はすっかり蹂躙されてしまったのだ。
「そういう女の子ムーブは初夜に暴走しなかった子にだけ許されるんだ。今更メアには無理だ」
「え~、でもオウガイさんもノリノリだったじゃないですか。途中から完全に顔とろけてましたよ?」
「それは……」
だって、仕方がないだろう。
メアは確かに暴走していた。だが、その行為の全てになんというかこう、俺への好き!って気持ちが物凄い密度で詰まっていたのだ。
それは、他人に対して心を閉ざし、癒えない傷を抱えていた俺にとってこれ以上ない程に刺さった。
彼女と肌を重ねる度に、心が温かさに満たされ分厚い氷が溶けていく。
ずっと欠けていた心の隙間が、優しく包むように埋められていくようだった。
単純かもしれないが、結局はそれが生物として一番の愛情表現なのもまた事実だ。
だから、俺は決めたのだ。
この世界でもう一度だけ誰かを信じてみようと、そう思えるとしたら。
メア・フィルローズ。彼女を除いて他にいないと。
「とろけきった顔で、メア! メア! 好きだ! って、腰ガクガクさせて情けない声で叫んでたの、最高だったなぁ……」
「頼む、もう勘弁してくれ……」
恍惚とした表情で語るメアに、俺は降参した。
これ以上は心臓が持ちそうにない。
「全く、しょうがないですね」
メアはようやく俺の腕から起き上がり、そっと耳元に唇を寄せてくると、
「今晩、また可愛がってあげますからね♪」
そう、とろけるような甘い声で囁いた。
そのまま俺が理性を失い再びベッドインして二人は退廃的な快楽に溺れていく……という事もなく、俺たちは程なくして服を着てツノ猪の肉で簡単な朝食を取った。
「それで、これからどうするんだ?」
「どう、というと?」
「だって、メアは祖国に追われてるんだろ? そうのんびりしてるわけにもいかないんじゃないのか?」
昨日の話からして、メアはラスダン攻略が嫌でここまで逃げて来たのだろうが、エルフ国のルールは恐らく逃げ出したから王位継承もなし、とはならない気がする。
それなら別にメアが結婚相手を探す必要もないしな。
「そりゃまあ、いずれは追われる事になるでしょうけど。しばらくは大丈夫ですよ。大半のエルフは時間にルーズですからね。私の捜索もまあ、後3~4年くらい経ってからようやく始めるって感じだと思いますよ」
「それなら、しばらくは大丈夫なのか」
「ええ。だから安心して、今夜はたっぷり楽しみましょうね」
唇に人差し指を当て、妖艶な笑みを浮かべるメア。
その仕草はとても艶めかしい。
だが、俺は興奮より先に疑問があった。
「待て。それならなんでメアはこんな森の中にいたんだ? 国から逃げ隠れしてたわけじゃないのか?」
「ああ、それならただの依頼ですよ。魔物退治です。私、これでもA級冒険者ですから」
えへん、とメアは胸を張る。
張る胸なんてないのに、なんだか微笑ましいな。
「……今、胸ないのに胸張ってるなこいつ、とか思いませんでした?」
「思ってないから落ち着け。その手に込めた魔力をどっかにやってくれ」
メアが冷たい笑顔で明滅した手のひらをこちらに向けて来ていた。
大した魔力じゃないが、ちょっとびりびりしますね~くらいの威力はあるだろう。
「しかしまあ、街で依頼を受けられるくらいには自由に動けるわけか。それはよかった」
最悪本格逃避行サバイバルが続くのを覚悟していたが、そうはならないらしい。
別にそうなっても、メアと一緒なら楽しくやれそうだが。
「……不安にさせてしまってすみません。そうですよね、いつまでもこの固いベッドじゃ下になるオウガイの腰が壊れてしまいますもんね。なるべく早く街に行って、大きくてふかふかのベッドを買いましょうね」
「下になる前提なの止めような!」
俺だって男だ。プライドもある。
いつまでも負けっぱなしではいられない。
ま、攻められるのは嫌いじゃないのでだいぶ先になるかもしれないが。
「とにかく、オウガイさんは何も心配しなくて大丈夫です! お金とかも、私結構稼いでますから!」
メアはふん、と気合を入れて立ち上がる。
しかし、異世界来ていきなりのひも生活か……
でもまあ、右も左も分からないし、金もないし。
しばらくはメアに頼るしかないだろう。
財布の諭吉さんも、ここじゃただの紙切れだ。
「オウガイさんは私に可愛がられる事と、魔法の練習にだけ集中してもらえれば大丈夫です」
「そういえば、強いやつを探してたんだったな」
いやほんと、魔法練習しててよかった。
ありがとう魔法、ありがとう《純粋無垢》。
おかげで俺は最高の嫁と出会えたよ!
「カッコいい、が抜けてますよ?」
メアはニヤリと笑って顔を近づけてくる。
ああくそ、からかわれてるのは分かってるのにドキドキする。
この先どれだけ触れ合っても慣れる気がしない。
「……それはともかく、街に行くにしても依頼は終わらせてからにしようぜ。どんだけ距離があるか知らないが、二度手間になっちゃうし」
俺は赤くなった顔を誤魔化す為に、さっさと立ち上がってログハウスから出る。
「あ、逃げた。待ってくださいよオウガイさん。ちゃんと自分がカッコいいって認めてくださいよ~」
その背中にからかいながらメアがついてくる。
こんな幸せな時間がずっと続けばいい。
俺は小さく笑って、隣に並んだメアの手を取った。
1
お気に入りに追加
423
あなたにおすすめの小説
追放シーフの成り上がり
白銀六花
ファンタジー
王都のギルドでSS級まで上り詰めた冒険者パーティー【オリオン】の一員として日々活躍するディーノ。
前衛のシーフとしてモンスターを翻弄し、回避しながらダメージを蓄積させていき、最後はパーティー全員でトドメを刺す。
これがディーノの所属するオリオンの戦い方だ。
ところが、SS級モンスター相手に命がけで戦うディーノに対し、ほぼ無傷で戦闘を終えるパーティーメンバー。
ディーノのスキル【ギフト】によってパーティーメンバーのステータスを上昇させ、パーティー内でも誰よりも戦闘に貢献していたはずなのに……
「お前、俺達の実力についてこれなくなってるんじゃねぇの?」とパーティーを追放される。
ディーノを追放し、新たな仲間とパーティーを再結成した元仲間達。
新生パーティー【ブレイブ】でクエストに出るも、以前とは違い命がけの戦闘を繰り広げ、クエストには失敗を繰り返す。
理由もわからず怒りに震え、新入りを役立たずと怒鳴りちらす元仲間達。
そしてソロの冒険者として活動し始めるとディーノは、自分のスキルを見直す事となり、S級冒険者として活躍していく事となる。
ディーノもまさか、パーティーに所属していた事で弱くなっていたなどと気付く事もなかったのだ。
それと同じく、自分がパーティーに所属していた事で仲間を弱いままにしてしまった事にも気付いてしまう。
自由気ままなソロ冒険者生活を楽しむディーノ。
そこに元仲間が会いに来て「戻って来い」?
戻る気などさらさら無いディーノはあっさりと断り、一人自由な生活を……と、思えば何故かブレイブの新人が頼って来た。
クラス転移から逃げ出したイジメられっ子、女神に頼まれ渋々異世界転移するが職業[逃亡者]が無能だと処刑される
こたろう文庫
ファンタジー
日頃からいじめにあっていた影宮 灰人は授業中に突如現れた転移陣によってクラスごと転移されそうになるが、咄嗟の機転により転移を一人だけ回避することに成功する。しかし女神の説得?により結局異世界転移するが、転移先の国王から職業[逃亡者]が無能という理由にて処刑されることになる
初執筆作品になりますので日本語などおかしい部分があるかと思いますが、温かい目で読んで頂き、少しでも面白いと思って頂ければ幸いです。
なろう・カクヨム・アルファポリスにて公開しています
こちらの作品も宜しければお願いします
[イラついた俺は強奪スキルで神からスキルを奪うことにしました。神の力で学園最強に・・・]
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~
明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!!
『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。
無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。
破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。
「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」
【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?
スキルを極めろ!
アルテミス
ファンタジー
第12回ファンタジー大賞 奨励賞受賞作
何処にでもいる大学生が異世界に召喚されて、スキルを極める!
神様からはスキルレベルの限界を調査して欲しいと言われ、思わず乗ってしまった。
不老で時間制限のないlv上げ。果たしてどこまでやれるのか。
異世界でジンとして生きていく。
元34才独身営業マンの転生日記 〜もらい物のチートスキルと鍛え抜いた処世術が大いに役立ちそうです〜
ちゃぶ台
ファンタジー
彼女いない歴=年齢=34年の近藤涼介は、プライベートでは超奥手だが、ビジネスの世界では無類の強さを発揮するスーパーセールスマンだった。
社内の人間からも取引先の人間からも一目置かれる彼だったが、不運な事故に巻き込まれあっけなく死亡してしまう。
せめて「男」になって死にたかった……
そんなあまりに不憫な近藤に神様らしき男が手を差し伸べ、近藤は異世界にて人生をやり直すことになった!
もらい物のチートスキルと持ち前のビジネスセンスで仲間を増やし、今度こそ彼女を作って幸せな人生を送ることを目指した一人の男の挑戦の日々を綴ったお話です!
実力を隠して勇者パーティーの荷物持ちをしていた【聖剣コレクター】の俺は貧弱勇者に【追放】されるがせっかくなので、のんびり暮らそうと思います
jester
ファンタジー
ノエル・ハーヴィン……16才、勇者パーティー所属の荷物持ちにして隠れ【聖剣コレクター】である彼は周りには隠しているものの、魔法や奇跡を使えない代わりにこの世のありとあらゆる剣の潜在能力を最大まで引き出し、また自由に扱えるといった唯一無二のスキル【ツルギノオウ】を持っていた。ある日、実力を隠しているために役立たずと勇者パーティーを追放されてしまうノエルだったが、追放という形なら国王に目を付けられずに夢だった冒険者ができると喜んで承諾する。実は聖剣の力を使い勇者達を助けていたがノエルが抜けた穴は大きく、勇者達は徐々に没落していく事となる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる