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13.手紙
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アレス様は次の休みにご実家に話をしに行くと行って、出掛けて行った。少しまとめて騎士団の方も休むらしく、三日間ほどあちらに滞在するとのことだった。
出掛ける前日の夜には、たっぷり愛してくれて、何度も私に愛を伝えてくれた。「必ず帰ってくる」と約束をして。
それでも、私は少し不安に感じながらも、それを送り出した。
「お嬢様、今日もまた……」
「そう……ありがとう」
私が不安に感じている理由の一つは、今、カミラから受け取った手元にある二通の手紙だった。
先日ルーナ嬢がここを訪ねた後くらいから、毎日二通ずつ届くようになったこの手紙にはいつも嫌がらせの言葉が書いてある。
「淫乱女」「この国から出て行け」「死ね」
……とまぁ、色んな言葉で私を罵ってくる。嫌な気持ちになるのは確かだが、仕方がないと思うのも正直な気持ちだった。
アレス様も、ルゥ君も、ゼノアも……本当にかっこいいもの。その三人と暮らし、抱かれていると知れば、私を罵りたい気持ちも分からなくもない。
時期的にも、ルーナ嬢が手紙を出していると思うのが妥当だろう。だけどーー
アレス様のあの脅しを受けておいて、彼女がこんな手紙を出すかしら? 私に危害を及ぼせばアレス様は本気でルーナ嬢を傷つけるつもりだろうから……
そんなことになったら困る。
それにみんなに心配かけたくない。
みんなに見つかる前になんとか処分しないと。
「はぁ……」
私は大きいため息と共に机に座り、また追加となった手紙を開いた。
そこには書き殴るように「不細工!」と書かれていた。
「まぁ、否定もしないわよ。ルーナ嬢に比べたら、大抵の令嬢は不細工でしょうからね」
一人、手紙に呟く。淡々と二通目の手紙を開ける。
そこにはーー
「私たちのルゥシャを解放しろ!」
……え? ……ルゥ君?
次の瞬間、扉が開くと同時に嬉々としたルゥ君の声が部屋に響いた。
「クレアっ! 街で良い物、見つけたよ!」
私は急いで手紙の上に傍に置いてあった本を被せ、ルゥ君に向き直った。背後に隠してある手紙はルゥ君からは見えないはずだけど……
「ど、どうしたの? びっくりするじゃない」
そう言って微笑むが、ルゥ君は視線を鋭くした。
完全に私が何かを隠したことはバレているようだ。
「クレア。今、何を隠したの?」
「な、何も。びっくりしただけよ。
ほら、カミラにお茶を淹れてもらうからーー」
「クレア」
ルゥ君の普段は聞かないような低い声が響く。
「僕は、嘘をつかれるのが嫌いだ」
ルゥ君は私を見透かすようにじっと私を見つめる。
「……た、確かに何かを隠したことは認める。でも、ルゥ君には関係のないことよ。一緒に住んでるからって何でも見せなきゃいけない決まりなんてないでしょ?」
「そうだね。でも、本当に僕に関係のないこと?」
「……えぇ。本当よ」
「……残念だよ、クレア。
僕は嘘をつかれるのが嫌いだって言ったよね? お仕置きだ」
「な、なんで?! って、ちょっ……きゃあ!!」
私は手首を強く掴まれ、そのままベッドに放られた。
そして、ルゥ君はすかさずベルトを外し、それを使ってベッドの上の柵に私の手首を括り付けた。
「ルゥ君、いやっ! これ取ってったら!!」
「言ったでしょ? クレアが嘘つきだから、お仕置き。
反応からして、隠したのは僕に関係のあることなんでしょ?」
「ち、違うって言ってるでしょ!!」
「嘘だね。さっき返事が遅れてた」
「そんなのたまたまーー」
「じゃあ、何を隠したか教えて?」
「それはっ……」
私は言葉に詰まってしまった。
「はい。嘘確定。
……クレアだけは僕に嘘をついたりしないと思ってたのに」
そう言い放ったルゥ君は、とても悲しそうな顔をした。
「ルゥ……くん……?」
悲しそうな顔の彼に手を差し伸べてあげたい。
頭を撫でて、大丈夫だよって言ってあげたい。
なのに、私の手は拘束されたままで慰めることもできない。
「大丈夫だよ、お仕置きって言っても、おかしいくらいに気持ちよくなるだけだから」
「え?」
ルゥ君は妖しい光を目に宿して……笑った。
一旦ベッドから降りたルゥ君は、先ほどまで持っていた袋から何かを取り出した。
ピンク色の液体が入った瓶に、黒い液体が入った瓶。
ルゥ君はそれらをベッドのサイドテーブルに置くと、私のスカートを捲り上げた。
「やっ……ルゥ君、何をーー」
「だから、お仕置きだってば。
クレアはただ喘いでればいいの」
「ルゥ君、やめて……っ。ん……っ」
ルゥ君が濃厚なキスをしてくる。
長い舌を挿し入れ、余すことなく私の口内を舐める。
歯列までねっとりと舐められれば、身体の力が徐々に抜けていく。
右手では私の胸をやわやわと刺激し、左手では下着の上から割れ目をなぞる。優しいその愛撫に、私の身体は熱くなっていく。
「ふっ……ん♡ルゥ、くん……♡」
「あは、クレアってば、ちょろくて可愛い」
そう言って唇をペロリと舐める彼は、すごい色気を放つ。
ルゥ君は私の下着を脱がせると、スカートを腰まで捲り上げ、私の下腹部を露わにさせた。それに加え、ワンピースの前ボタンを外すと、胸当てのフロントホックを外し、胸も露わにした。
上で手を縛られ、胸と下腹部を晒す私は、ルゥ君にどう見えてるのだろうか……
「いいね、こうしてずっと部屋に閉じ込めておきたいよ。
そしたら、おっぱいをいつでも揉んだり舐めたりできるし、クレアの大好きな僕のちんぽをいつでも突っ込んであげられる。おっぱいで扱いて、顔にかけることも出来るし、その小さな口に無理矢理上から突っ込むのも良いかも」
ルゥ君はまるでおもちゃをどう使うか考えるようににこにこと無邪気に話す。ただその内容は何とも淫猥だ……でも、それをどこか期待してしまっている自分がいるのも確かだった。
私はそれを悟られまいと、ルゥ君から目を背けた。
「ふふっ。顔を逸らしても、身体は正直だよ。ピンクの乳首は勃ってきたし……何よりおまんこが期待して涎垂らしてるもん」
「……そんな風に言わないで」
「嬉しいくせに。ほら、おまんこがヒクヒクしてる」
「やだ……」
足を閉じたいのに、ルゥ君が私の足を大きく広げているので、びくともしない。ただじっと私の蜜口を見つめている。
その視線が熱くて、私はますます蜜を溢れさせた。
「本当にエロいおまんこだよねぇ。
今はパクパクして、早く食べたいって言ってる……」
ぷちゅん……
ルゥ君の細い指が一本入ってくる。
もうそれだけで気持ちいい。私の膣壁はおねだりをするようにルゥ君の指に絡みつく。
「ここ、擦ってほしいんでしょ?」
ルゥ君の指が私の弱いところを擦る。
「あっ♡ひゃっ♡そこっ、気持ちいっ♡あっ♡あぁ♡」
ルゥ君の巧みな指使いに私は翻弄されながら、ただただ嬌声を上げた。もう私の身体を知り尽くしたルゥ君からしたら、私をイかせることなんて、簡単だ。
「あっ♡はっ♡るぅくん……っ、イクっ♡……っ?!」
イく直前にルゥ君の指が止まった。
私はその指を求めるように腰をくねらせた。
「るぅくん……っ、イかせてよぉっ♡」
滲んだ瞳でルゥ君にそうお願いすれば、ルゥ君は笑顔で再び指を動かしてくれた。
「あっ♡ふぅ…っん♡るぅくん、るぅくん……っ♡♡」
今度こそイける……っと思った瞬間、またルゥ君の指が止まる。
「お願い……ルゥ君……。いぢわる、しないで」
私は足を大きく開いてお願いすると、ルゥ君はニヤリと笑った。
「クレアわかってる? 今、腕拘束されてんのに、おっぱい丸出しで、大股開いて、おまんこビショビショにして、めっちゃエロい顔してんの」
ルゥ君は指の数を増やし、私の中をかき混ぜる。
「うん、わかってる♡だって、イきたいの♡
ルゥ君にイかせてほしいのぉ♡」
ぬちゅ……ぬちゅ……
ルゥ君は私の弱いところを掠めながら快感を高めていく。なのに、指をゆっくりと動かすから、なかなかイけない。
「じゃあ、『私はセックスが大好きです。後ろの穴も塞いでほしいです』って言って。そしたら、イかせてあげる」
ルゥ君の指がバラバラと休みなく私の中を刺激していく。
もうイきたくてたまらなかった私は、ルゥ君の言いなりだった。
「あっ♡わたしはセックスがっ、だいすきですっ♡
うしろの、穴もっ、ふさいでぇ♡♡」
「はい、言質が取れました~。じゃ、一旦イかせてあげる」
ルゥ君はそう言うと、膣内のある一点を激しく擦った。
「あっ♡あっ♡ルゥ、くんっ♡ん♡はっ♡あっ♡あぁっ♡」
私はイった。
まだ呼吸も整わない私の膣内から指を抜くと、ルゥ君は愛液にまみれたその指をチュパっと舐めた。
「おいし♪」
肩で息をしながら、私はそれをぼんやり見つめる。
ルゥ君の赤い舌がチラッと見えて、また身体がざわめく。
次にルゥ君は、サイドテーブルからピンク色の液体を取ると、それを手に垂らし、それを私の蜜口とお尻の穴の周辺に塗り始めた。
「んっ♡るぅくん……なにしてるの……?」
「んー……ちょっとね。準備だよ」
そう言いながら、クルクルと何故かお尻を刺激する。
液体を塗られたところが、何となく熱いような……痒いような気がする。さっき快感を高められた私の身体にはそれさえも大きな刺激だった。
「ん……はぁ♡なんか、ムズムズするぅ……♡なんでぇ?」
「ローションだよ。ほんの少し媚薬も入ってるけど。
後ろの穴も、塞いでほしいんだろ?」
「後ろの穴って……もしかしてーー」
「そう、こ・こ♡」
ルゥ君がお尻の穴をトントンと叩いた。
……この穴に何かを挿れようとするなんて、信じられない。
今にも逃げたいと思うのに、穴を刺激されれば、微かな嬌声を上げてしまう自分が信じられなかった。
「ぁ……♡」
「これだけで感じちゃうなんて、素質がありそうだね」
「ち、違う……! そんな汚いとこ、やだぁ……」
「まぁ、違うかどうかはこれから確かめるよ」
今度はサイドテーブルから黒い液体の入った瓶を手に取った。
そして、それはなんと蓋を開けるとウニョウニョと動き出した。
「……ひっ。な、なにそれ」
「スライムだよ。汚れだけを食べるやつで、体内を傷つけたりはしない。僕にそんな趣味はないけど、騎士団でも使ってるやつが多いから安心して」
騎士団で使う?! なんで? どんな風に?
ルゥ君はスライムを手に乗せると、私のお尻に近づけた。
スライムは私のお尻の穴、周辺にぺったりとくっついたかと思ったら、その身体を細くして、私のお尻の穴から体内に入ってきた。
「はっ……ん、やぁ……っ! こわいよ、ルゥくんっ!」
生暖かいものがニュルニュルとお腹の中に入ってくる……
痛くはないが、初めての感覚にゾクゾクと肌が粟立つ。
気持ち悪い……はずなのに、身体は何故か敏感に反応してしまう。
「あっ……はっ……んぅ。ルゥ、くん♡」
ルゥ君は少し仄暗い瞳に私を映して、優しく頭を撫でてくれる。
私を安心させるように顔中に柔らかなキスを落としていく。
「大丈夫だよ、クレア。僕がついてる。
ただ気持ちよくなるだけ……クレアは素直に感じてればいい」
「でも……おしりなんてきたないしっ、はずかしいよぉ……」
「汚くないよ。クレアは隅から隅まで綺麗だ。
……いいんだよ。ここで感じるのは、恥ずかしいことじゃない」
「あぁん……でもぉ……」
恥ずかしさと、感じたことのない感覚が恐ろしくて、瞳が潤む。
「それに……」
ルゥ君は、私の耳元に唇を寄せて、囁いた。
「お尻が使えるようになれば、両方に突っ込んでもらえるよ。
ゼノアのちんぽをおまんこに、団長のちんぽをお尻に……腰が溶けるほど気持ちいいよ? ……クレア、気持ちいいの好きでしょう?」
「あっ♡やぁ……♡」
そんなのあり得ないと思うのに……
そんなこと二人が喜ぶはずないと思うのに……
私の子宮はそのいつかを想像して、激しく疼いた。
「良いみたいだね。じゃあ、そろそろ終わっただろうし、スライムを引き抜くよ。大丈夫、痛くないからね」
スライムは、細くなってお尻の穴から出て行く。
すぅーっと出ていく感触が分かる。確かに痛くはないが、なんだか妙な気分にさせられる。
「うっ……ふぅ……ん♡」
スライムを全部取り出すと、ルゥ君はそれを再び瓶にしまう。
そして、私に覆い被さり、手を縛っていたベルトを解いた。
「あ……♡」
無意識のうちに少し寂しげな声が漏れてしまう。
「何? 拘束されてた方が良かった?」
「そ、そんなこと……ない」
私の答えを強がりだと思ったのか、ルゥ君はクスッと笑った。
そして、私をうつ伏せにして、再び手首をネクタイで縛り上げた。
「あっ♡」
「クレアってば、本当に変態で可愛い♡」
結局、私はベッドの上の柵に手首を縛られ、ルゥ君にお尻を差し出す形になった。
「ここからが本番だよ、クレア」
ルゥ君の楽しそうな声が耳元で響いた。
出掛ける前日の夜には、たっぷり愛してくれて、何度も私に愛を伝えてくれた。「必ず帰ってくる」と約束をして。
それでも、私は少し不安に感じながらも、それを送り出した。
「お嬢様、今日もまた……」
「そう……ありがとう」
私が不安に感じている理由の一つは、今、カミラから受け取った手元にある二通の手紙だった。
先日ルーナ嬢がここを訪ねた後くらいから、毎日二通ずつ届くようになったこの手紙にはいつも嫌がらせの言葉が書いてある。
「淫乱女」「この国から出て行け」「死ね」
……とまぁ、色んな言葉で私を罵ってくる。嫌な気持ちになるのは確かだが、仕方がないと思うのも正直な気持ちだった。
アレス様も、ルゥ君も、ゼノアも……本当にかっこいいもの。その三人と暮らし、抱かれていると知れば、私を罵りたい気持ちも分からなくもない。
時期的にも、ルーナ嬢が手紙を出していると思うのが妥当だろう。だけどーー
アレス様のあの脅しを受けておいて、彼女がこんな手紙を出すかしら? 私に危害を及ぼせばアレス様は本気でルーナ嬢を傷つけるつもりだろうから……
そんなことになったら困る。
それにみんなに心配かけたくない。
みんなに見つかる前になんとか処分しないと。
「はぁ……」
私は大きいため息と共に机に座り、また追加となった手紙を開いた。
そこには書き殴るように「不細工!」と書かれていた。
「まぁ、否定もしないわよ。ルーナ嬢に比べたら、大抵の令嬢は不細工でしょうからね」
一人、手紙に呟く。淡々と二通目の手紙を開ける。
そこにはーー
「私たちのルゥシャを解放しろ!」
……え? ……ルゥ君?
次の瞬間、扉が開くと同時に嬉々としたルゥ君の声が部屋に響いた。
「クレアっ! 街で良い物、見つけたよ!」
私は急いで手紙の上に傍に置いてあった本を被せ、ルゥ君に向き直った。背後に隠してある手紙はルゥ君からは見えないはずだけど……
「ど、どうしたの? びっくりするじゃない」
そう言って微笑むが、ルゥ君は視線を鋭くした。
完全に私が何かを隠したことはバレているようだ。
「クレア。今、何を隠したの?」
「な、何も。びっくりしただけよ。
ほら、カミラにお茶を淹れてもらうからーー」
「クレア」
ルゥ君の普段は聞かないような低い声が響く。
「僕は、嘘をつかれるのが嫌いだ」
ルゥ君は私を見透かすようにじっと私を見つめる。
「……た、確かに何かを隠したことは認める。でも、ルゥ君には関係のないことよ。一緒に住んでるからって何でも見せなきゃいけない決まりなんてないでしょ?」
「そうだね。でも、本当に僕に関係のないこと?」
「……えぇ。本当よ」
「……残念だよ、クレア。
僕は嘘をつかれるのが嫌いだって言ったよね? お仕置きだ」
「な、なんで?! って、ちょっ……きゃあ!!」
私は手首を強く掴まれ、そのままベッドに放られた。
そして、ルゥ君はすかさずベルトを外し、それを使ってベッドの上の柵に私の手首を括り付けた。
「ルゥ君、いやっ! これ取ってったら!!」
「言ったでしょ? クレアが嘘つきだから、お仕置き。
反応からして、隠したのは僕に関係のあることなんでしょ?」
「ち、違うって言ってるでしょ!!」
「嘘だね。さっき返事が遅れてた」
「そんなのたまたまーー」
「じゃあ、何を隠したか教えて?」
「それはっ……」
私は言葉に詰まってしまった。
「はい。嘘確定。
……クレアだけは僕に嘘をついたりしないと思ってたのに」
そう言い放ったルゥ君は、とても悲しそうな顔をした。
「ルゥ……くん……?」
悲しそうな顔の彼に手を差し伸べてあげたい。
頭を撫でて、大丈夫だよって言ってあげたい。
なのに、私の手は拘束されたままで慰めることもできない。
「大丈夫だよ、お仕置きって言っても、おかしいくらいに気持ちよくなるだけだから」
「え?」
ルゥ君は妖しい光を目に宿して……笑った。
一旦ベッドから降りたルゥ君は、先ほどまで持っていた袋から何かを取り出した。
ピンク色の液体が入った瓶に、黒い液体が入った瓶。
ルゥ君はそれらをベッドのサイドテーブルに置くと、私のスカートを捲り上げた。
「やっ……ルゥ君、何をーー」
「だから、お仕置きだってば。
クレアはただ喘いでればいいの」
「ルゥ君、やめて……っ。ん……っ」
ルゥ君が濃厚なキスをしてくる。
長い舌を挿し入れ、余すことなく私の口内を舐める。
歯列までねっとりと舐められれば、身体の力が徐々に抜けていく。
右手では私の胸をやわやわと刺激し、左手では下着の上から割れ目をなぞる。優しいその愛撫に、私の身体は熱くなっていく。
「ふっ……ん♡ルゥ、くん……♡」
「あは、クレアってば、ちょろくて可愛い」
そう言って唇をペロリと舐める彼は、すごい色気を放つ。
ルゥ君は私の下着を脱がせると、スカートを腰まで捲り上げ、私の下腹部を露わにさせた。それに加え、ワンピースの前ボタンを外すと、胸当てのフロントホックを外し、胸も露わにした。
上で手を縛られ、胸と下腹部を晒す私は、ルゥ君にどう見えてるのだろうか……
「いいね、こうしてずっと部屋に閉じ込めておきたいよ。
そしたら、おっぱいをいつでも揉んだり舐めたりできるし、クレアの大好きな僕のちんぽをいつでも突っ込んであげられる。おっぱいで扱いて、顔にかけることも出来るし、その小さな口に無理矢理上から突っ込むのも良いかも」
ルゥ君はまるでおもちゃをどう使うか考えるようににこにこと無邪気に話す。ただその内容は何とも淫猥だ……でも、それをどこか期待してしまっている自分がいるのも確かだった。
私はそれを悟られまいと、ルゥ君から目を背けた。
「ふふっ。顔を逸らしても、身体は正直だよ。ピンクの乳首は勃ってきたし……何よりおまんこが期待して涎垂らしてるもん」
「……そんな風に言わないで」
「嬉しいくせに。ほら、おまんこがヒクヒクしてる」
「やだ……」
足を閉じたいのに、ルゥ君が私の足を大きく広げているので、びくともしない。ただじっと私の蜜口を見つめている。
その視線が熱くて、私はますます蜜を溢れさせた。
「本当にエロいおまんこだよねぇ。
今はパクパクして、早く食べたいって言ってる……」
ぷちゅん……
ルゥ君の細い指が一本入ってくる。
もうそれだけで気持ちいい。私の膣壁はおねだりをするようにルゥ君の指に絡みつく。
「ここ、擦ってほしいんでしょ?」
ルゥ君の指が私の弱いところを擦る。
「あっ♡ひゃっ♡そこっ、気持ちいっ♡あっ♡あぁ♡」
ルゥ君の巧みな指使いに私は翻弄されながら、ただただ嬌声を上げた。もう私の身体を知り尽くしたルゥ君からしたら、私をイかせることなんて、簡単だ。
「あっ♡はっ♡るぅくん……っ、イクっ♡……っ?!」
イく直前にルゥ君の指が止まった。
私はその指を求めるように腰をくねらせた。
「るぅくん……っ、イかせてよぉっ♡」
滲んだ瞳でルゥ君にそうお願いすれば、ルゥ君は笑顔で再び指を動かしてくれた。
「あっ♡ふぅ…っん♡るぅくん、るぅくん……っ♡♡」
今度こそイける……っと思った瞬間、またルゥ君の指が止まる。
「お願い……ルゥ君……。いぢわる、しないで」
私は足を大きく開いてお願いすると、ルゥ君はニヤリと笑った。
「クレアわかってる? 今、腕拘束されてんのに、おっぱい丸出しで、大股開いて、おまんこビショビショにして、めっちゃエロい顔してんの」
ルゥ君は指の数を増やし、私の中をかき混ぜる。
「うん、わかってる♡だって、イきたいの♡
ルゥ君にイかせてほしいのぉ♡」
ぬちゅ……ぬちゅ……
ルゥ君は私の弱いところを掠めながら快感を高めていく。なのに、指をゆっくりと動かすから、なかなかイけない。
「じゃあ、『私はセックスが大好きです。後ろの穴も塞いでほしいです』って言って。そしたら、イかせてあげる」
ルゥ君の指がバラバラと休みなく私の中を刺激していく。
もうイきたくてたまらなかった私は、ルゥ君の言いなりだった。
「あっ♡わたしはセックスがっ、だいすきですっ♡
うしろの、穴もっ、ふさいでぇ♡♡」
「はい、言質が取れました~。じゃ、一旦イかせてあげる」
ルゥ君はそう言うと、膣内のある一点を激しく擦った。
「あっ♡あっ♡ルゥ、くんっ♡ん♡はっ♡あっ♡あぁっ♡」
私はイった。
まだ呼吸も整わない私の膣内から指を抜くと、ルゥ君は愛液にまみれたその指をチュパっと舐めた。
「おいし♪」
肩で息をしながら、私はそれをぼんやり見つめる。
ルゥ君の赤い舌がチラッと見えて、また身体がざわめく。
次にルゥ君は、サイドテーブルからピンク色の液体を取ると、それを手に垂らし、それを私の蜜口とお尻の穴の周辺に塗り始めた。
「んっ♡るぅくん……なにしてるの……?」
「んー……ちょっとね。準備だよ」
そう言いながら、クルクルと何故かお尻を刺激する。
液体を塗られたところが、何となく熱いような……痒いような気がする。さっき快感を高められた私の身体にはそれさえも大きな刺激だった。
「ん……はぁ♡なんか、ムズムズするぅ……♡なんでぇ?」
「ローションだよ。ほんの少し媚薬も入ってるけど。
後ろの穴も、塞いでほしいんだろ?」
「後ろの穴って……もしかしてーー」
「そう、こ・こ♡」
ルゥ君がお尻の穴をトントンと叩いた。
……この穴に何かを挿れようとするなんて、信じられない。
今にも逃げたいと思うのに、穴を刺激されれば、微かな嬌声を上げてしまう自分が信じられなかった。
「ぁ……♡」
「これだけで感じちゃうなんて、素質がありそうだね」
「ち、違う……! そんな汚いとこ、やだぁ……」
「まぁ、違うかどうかはこれから確かめるよ」
今度はサイドテーブルから黒い液体の入った瓶を手に取った。
そして、それはなんと蓋を開けるとウニョウニョと動き出した。
「……ひっ。な、なにそれ」
「スライムだよ。汚れだけを食べるやつで、体内を傷つけたりはしない。僕にそんな趣味はないけど、騎士団でも使ってるやつが多いから安心して」
騎士団で使う?! なんで? どんな風に?
ルゥ君はスライムを手に乗せると、私のお尻に近づけた。
スライムは私のお尻の穴、周辺にぺったりとくっついたかと思ったら、その身体を細くして、私のお尻の穴から体内に入ってきた。
「はっ……ん、やぁ……っ! こわいよ、ルゥくんっ!」
生暖かいものがニュルニュルとお腹の中に入ってくる……
痛くはないが、初めての感覚にゾクゾクと肌が粟立つ。
気持ち悪い……はずなのに、身体は何故か敏感に反応してしまう。
「あっ……はっ……んぅ。ルゥ、くん♡」
ルゥ君は少し仄暗い瞳に私を映して、優しく頭を撫でてくれる。
私を安心させるように顔中に柔らかなキスを落としていく。
「大丈夫だよ、クレア。僕がついてる。
ただ気持ちよくなるだけ……クレアは素直に感じてればいい」
「でも……おしりなんてきたないしっ、はずかしいよぉ……」
「汚くないよ。クレアは隅から隅まで綺麗だ。
……いいんだよ。ここで感じるのは、恥ずかしいことじゃない」
「あぁん……でもぉ……」
恥ずかしさと、感じたことのない感覚が恐ろしくて、瞳が潤む。
「それに……」
ルゥ君は、私の耳元に唇を寄せて、囁いた。
「お尻が使えるようになれば、両方に突っ込んでもらえるよ。
ゼノアのちんぽをおまんこに、団長のちんぽをお尻に……腰が溶けるほど気持ちいいよ? ……クレア、気持ちいいの好きでしょう?」
「あっ♡やぁ……♡」
そんなのあり得ないと思うのに……
そんなこと二人が喜ぶはずないと思うのに……
私の子宮はそのいつかを想像して、激しく疼いた。
「良いみたいだね。じゃあ、そろそろ終わっただろうし、スライムを引き抜くよ。大丈夫、痛くないからね」
スライムは、細くなってお尻の穴から出て行く。
すぅーっと出ていく感触が分かる。確かに痛くはないが、なんだか妙な気分にさせられる。
「うっ……ふぅ……ん♡」
スライムを全部取り出すと、ルゥ君はそれを再び瓶にしまう。
そして、私に覆い被さり、手を縛っていたベルトを解いた。
「あ……♡」
無意識のうちに少し寂しげな声が漏れてしまう。
「何? 拘束されてた方が良かった?」
「そ、そんなこと……ない」
私の答えを強がりだと思ったのか、ルゥ君はクスッと笑った。
そして、私をうつ伏せにして、再び手首をネクタイで縛り上げた。
「あっ♡」
「クレアってば、本当に変態で可愛い♡」
結局、私はベッドの上の柵に手首を縛られ、ルゥ君にお尻を差し出す形になった。
「ここからが本番だよ、クレア」
ルゥ君の楽しそうな声が耳元で響いた。
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