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第二章 猫カフェ編
猫カフェの新メニューの考案!
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僕は今、調理台の上にワイバーンのお肉、オークのお肉、ロックバードのお肉を並べて悩んでいた。
どうしてかと言うと、味噌ラーメンに続くカフェの新メニューを考えていたからなんだ。
作りたい料理は決まっていて、それに使うお肉を何にしようか悩んでいるところ。
「う~ん……どれ使っても美味しいからなぁ」
ここはやっぱりみんなに試食して貰って決めようかな。
もうすぐお昼だし、お昼ご飯としてだそう。
僕は大きなお鍋の中にお肉を入れて焼いていく、そこに野菜を入れて、ルビィの畑産ハクサイとネギ。実際の名前はハクサーイとネェギって名前でちょっと違うんだけれど、見た目も前世のそれにしか見えないし、そう呼んでいる。
これに醤油、キラービーの蜂蜜、お酒で味を整え豆腐やキノコも入れて煮込んでいくとスキヤキの完成! ロックバードのお肉、オークのお肉でも同じように作り、大きなお鍋三つが完成した。
すき焼きは前世の僕の大好物だったんだ。それがいっぱい食べられるなんて幸せ!
『うんまそうな匂いがするっちねぇ~!』
「モチ太!」
匂いに釣られてやってきたモチ太が、僕の頭の上に飛び乗ってきて鍋を見つめる。
『なんだ? 大きな鍋料理が三つ?』
スイがやってきて出来上がったすき焼きを見ている。
同じような料理の鍋が三つも並ぶと不思議だよね。
「これはスキヤキって言ってね? 好きな食材を入れて焼いた後に煮て食べる料理なんだよ」
本当の由来は違うんだけれど、僕はお母さんからずっとそう聞いて育ったから、本当の名前の由来を知った時、なんだかお母さんが話してくれた方がいいなぁって思ったからみんなにもそう伝えた。
『へぇ~好きなものを入れて。良いなそれ! だがなんで三つもあるんだ?』
「ふふふ、実は中に入っているお肉が違うんだ。味付けもほんのすこーし変えてあるんだよ」
『肉かぁ! どれもうまそーだな』
僕がそう説明するとスイがお鍋をマジマジと覗き込む。
『これはオークにロックバードにワイバーンか?』
「そうなんだ! それぞれのお肉にいいところがあるからね」
僕とスイがスキヤキについて話していると。
『とりあえず早く食わせろっちぃぃぃ!』
モチ太が僕の頭の上でぴょんぴょんと跳ねる。まずいこのままだと今度はよだれが落ちてくる!
「分かったから、お皿に入れるから待っててね」
僕がそう言うとモチ太は定位置の椅子にバビュンと高速移動した。
この後、ハク、ルリ、ルビィも加わりみんなでワイワイとお鍋をつつきながらいろんな話をした。
結局どれも美味しいってことで、お客さんが自分で選べるようにして、どのお肉でも出したらって事になった。
確かにそれだと次はこのお肉でスキヤキを食べようってなるかもだしね。
スキヤキの味はとっても美味しかったんだけど、それよりみんなで鍋を囲うって最高に楽しいことが分かった。
途中、モチ太とルリがお肉の取り合いしてたけど、それもいい思い出。
どうしてかと言うと、味噌ラーメンに続くカフェの新メニューを考えていたからなんだ。
作りたい料理は決まっていて、それに使うお肉を何にしようか悩んでいるところ。
「う~ん……どれ使っても美味しいからなぁ」
ここはやっぱりみんなに試食して貰って決めようかな。
もうすぐお昼だし、お昼ご飯としてだそう。
僕は大きなお鍋の中にお肉を入れて焼いていく、そこに野菜を入れて、ルビィの畑産ハクサイとネギ。実際の名前はハクサーイとネェギって名前でちょっと違うんだけれど、見た目も前世のそれにしか見えないし、そう呼んでいる。
これに醤油、キラービーの蜂蜜、お酒で味を整え豆腐やキノコも入れて煮込んでいくとスキヤキの完成! ロックバードのお肉、オークのお肉でも同じように作り、大きなお鍋三つが完成した。
すき焼きは前世の僕の大好物だったんだ。それがいっぱい食べられるなんて幸せ!
『うんまそうな匂いがするっちねぇ~!』
「モチ太!」
匂いに釣られてやってきたモチ太が、僕の頭の上に飛び乗ってきて鍋を見つめる。
『なんだ? 大きな鍋料理が三つ?』
スイがやってきて出来上がったすき焼きを見ている。
同じような料理の鍋が三つも並ぶと不思議だよね。
「これはスキヤキって言ってね? 好きな食材を入れて焼いた後に煮て食べる料理なんだよ」
本当の由来は違うんだけれど、僕はお母さんからずっとそう聞いて育ったから、本当の名前の由来を知った時、なんだかお母さんが話してくれた方がいいなぁって思ったからみんなにもそう伝えた。
『へぇ~好きなものを入れて。良いなそれ! だがなんで三つもあるんだ?』
「ふふふ、実は中に入っているお肉が違うんだ。味付けもほんのすこーし変えてあるんだよ」
『肉かぁ! どれもうまそーだな』
僕がそう説明するとスイがお鍋をマジマジと覗き込む。
『これはオークにロックバードにワイバーンか?』
「そうなんだ! それぞれのお肉にいいところがあるからね」
僕とスイがスキヤキについて話していると。
『とりあえず早く食わせろっちぃぃぃ!』
モチ太が僕の頭の上でぴょんぴょんと跳ねる。まずいこのままだと今度はよだれが落ちてくる!
「分かったから、お皿に入れるから待っててね」
僕がそう言うとモチ太は定位置の椅子にバビュンと高速移動した。
この後、ハク、ルリ、ルビィも加わりみんなでワイワイとお鍋をつつきながらいろんな話をした。
結局どれも美味しいってことで、お客さんが自分で選べるようにして、どのお肉でも出したらって事になった。
確かにそれだと次はこのお肉でスキヤキを食べようってなるかもだしね。
スキヤキの味はとっても美味しかったんだけど、それよりみんなで鍋を囲うって最高に楽しいことが分かった。
途中、モチ太とルリがお肉の取り合いしてたけど、それもいい思い出。
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