229 / 314
本編 燦聖教編
コイツは何だ?
しおりを挟む
「なるほどな……二人の間にはそんな事があったのか」
「ワシの弟子がこんな事をするなんて……すまぬ」
「何でパールが謝るんだよ!悪いのは元弟子であって、パールじゃない!」
「………じゃがワシはリィモがああなるほどに追い詰められておったと言うのに……」
「だから!パールは悪くない」
俺は悲しそうにグリモワールを見つめるパールの背中を軽く叩く。
パールにこんな顔をさせるなんて……弟子失格だぞ!
大切な人を亡くした辛い気持ちは分かるが……だからってグリモワールがした事は許せる訳ない!
悪い奴だけどパールからしたらスバル達と同じ様に可愛がっていたんだもんな。
ここは俺がしっかりしないと、冷静に判断するんだ。
俺はグリモワールをじっと見つめる。コイツはコンちゃんに時を止められた後に、銀太が眠らせた。
目を覚ましたら…………んん? さっきから気になっていたんだが、やはり気のせいじゃない。
グリモワールの体は少し黒いオーラ? 何だろうか? とにかく黒い靄の様なもので覆われている。
何なんだろう?
悪い何かならこの慈愛の手で触れたら浄化できるよな?
どうしようか……コイツを触ってみるか?
…………。
「よしっ!悩んでる時間があるなら行動が先だよな」
俺はグリモワールの右肩に触れてみた、すると黒い靄はまるで俺の手から逃げるように右肩の周りだけ靄がなくなった。
なっ?! この黒いヤツ動いてる?
慌てて反対側の左肩を触れるとやはり靄が移動した。
嘘だろ? 意志がある? それともグリモワールが無意識に動かしているのか?
気になりあっちこっちを触っていたら、それに気付いたパールが訝しげに俺を見ている。
「ティーゴよ? リィモの体に触れて何をやっておるんじゃ?」
「何ってパール聞いてくれよ! この黒い靄見たいなのに触ろうとしたら、この靄が逃げるように動いたんだよ」
「……むう? 黒い靄?」
パールは首を傾げ不思議そうに俺とグリモワールを交互に見る。
「黒い靄? なぞ見えぬが?」
えっ?……パールには見えないのか? こんなにも目立つ黒い靄がか?
「嘘だろ? こんなにハッキリ見えるじゃないか!」
「ワシには見えぬ……」
俺は慌てて銀太やスバルを見る。
『我にも靄は見えんのだ……』
『俺もだ! でもティーゴの旦那にはソイツの周りに黒いのが見えるんだよな?』
「ああそうだ」
俺だけって……なんか目がおかしくなって幻覚を見てるのか? もしかして俺がおかしいのか?
『なんて顔してるんだよ! ティーゴの旦那っ!』
『そうなのだ! 主にしか見えんとはさすが我の主なのだ』
「えっ? 俺が変な事を言い出したって思ったんじゃ……?」
『『はっ? なんで?』』
銀太とスバルは不思議そうな顔をして俺を見た。
『そうじゃ! 妾の主殿が見えるなら黒いのがあるんじゃ』
コンちゃんもフンスッと鼻を鳴らし俺の足に擦り寄ってきた。
なんだよお前達は! 俺が間違って変な事を言い出したとか思わないのかよ。俺の事信じて疑わないんだな。
そんなの……嬉しすぎるだろ。
『ティーゴの旦那? どうしたんだ? 変な顔でニヤけて』
「なっ! 変な顔って」
またニヤけてたみたいだな。
「して……ティーゴよ? その靄はまだリィモについておるのか?」
パールも自分には見えないのに、信じてくれているみたいだ。
みんなが俺の事を信じてくれる。ただそれだけなんだけど、泣きそうになるくらい嬉しい。
その事を気付かれないように普通に返事を返す。
「ああ」
「ふぅむ気になるのじゃ」
パールは顎髭を触りながら何やら考えている。
「よしっ! 今度はリィモの体を両手で触りまくってくれ」
「分かった」
俺はグリモワールの体を両手で触る。さっきと同じように黒い靄は移動するが、移動するって分かって触ってるんだ。
俺の手は黒い靄をとらえた。
靄に触れた次の瞬間。
ジュッ!!
触れた靄が浄化され消えた。
やはり何かがいる!
ーーああっ!? あっぶねーっ!何だコイツ! 嫌な予感がしたから逃げてたらっ……折角集めた邪気を半分も浄化しやがった! バケモンか!?
「なっ?」
何だあれは? 黒い塊がグリモワールの体から飛び出して天井に引っ付いている。
しかも何だこれ……黒い塊の声が頭に直接聞こえてくる。
ふとみんなを見ると同じ様に天井を見ている。
良かったあの塊は見えるんだな。
「なんじゃ彼奴は?」
『喋る靄? 何だアイツは? 俺も初めて見た』
『我はなんだか気持ち悪いのだ』
みんなにも声が聞こえてるんだな。
本当になんだよ黒い靄は?
ーーくそっ! せっかく上手くいってたのにっ!邪気が半分に減ったじゃねーか! 一体なんなんだお前は? 人族? いや違う……なんだ?
どうやら靄は俺に文句を言っているみたいだ。
『主の事を馬鹿にするな!』
銀太が怒り、天井にくっ付いている黒い塊に飛びかかるが、触れる事が出来ない。
『なんでじゃ? 我が触れない?』
ーーあーあっ!また良い身体を見つけないとなっ
黒い塊は消えてしまった。
何だったんだ?
グリモワールを見るともう黒い靄に覆われていなかった。
★ ★ ★
長らく更新をお休みしてお待たせしました。二月からは更新頑張ります。
そして嬉しいお知らせが♡
二月に『お人好し底辺テイマー』の二巻が!発売します!
もう二巻を出して頂けるなんて感謝しかありません。
二巻は一言でまとめると、大賢者カスパール様が主役ですか?と言うくらい。もうカスパール様が初めから終わりまで登場します。
加筆もしました。
オマケでカスパール様とスバル達の出会いから別れまでのお話が入ってます。
ぜひ手に取って頂けると嬉しいです♡(*´꒳`*)
詳しい情報は近況報告にて後日報告しますね。
これからもティーゴ達を宜しくお願いします♡
「ワシの弟子がこんな事をするなんて……すまぬ」
「何でパールが謝るんだよ!悪いのは元弟子であって、パールじゃない!」
「………じゃがワシはリィモがああなるほどに追い詰められておったと言うのに……」
「だから!パールは悪くない」
俺は悲しそうにグリモワールを見つめるパールの背中を軽く叩く。
パールにこんな顔をさせるなんて……弟子失格だぞ!
大切な人を亡くした辛い気持ちは分かるが……だからってグリモワールがした事は許せる訳ない!
悪い奴だけどパールからしたらスバル達と同じ様に可愛がっていたんだもんな。
ここは俺がしっかりしないと、冷静に判断するんだ。
俺はグリモワールをじっと見つめる。コイツはコンちゃんに時を止められた後に、銀太が眠らせた。
目を覚ましたら…………んん? さっきから気になっていたんだが、やはり気のせいじゃない。
グリモワールの体は少し黒いオーラ? 何だろうか? とにかく黒い靄の様なもので覆われている。
何なんだろう?
悪い何かならこの慈愛の手で触れたら浄化できるよな?
どうしようか……コイツを触ってみるか?
…………。
「よしっ!悩んでる時間があるなら行動が先だよな」
俺はグリモワールの右肩に触れてみた、すると黒い靄はまるで俺の手から逃げるように右肩の周りだけ靄がなくなった。
なっ?! この黒いヤツ動いてる?
慌てて反対側の左肩を触れるとやはり靄が移動した。
嘘だろ? 意志がある? それともグリモワールが無意識に動かしているのか?
気になりあっちこっちを触っていたら、それに気付いたパールが訝しげに俺を見ている。
「ティーゴよ? リィモの体に触れて何をやっておるんじゃ?」
「何ってパール聞いてくれよ! この黒い靄見たいなのに触ろうとしたら、この靄が逃げるように動いたんだよ」
「……むう? 黒い靄?」
パールは首を傾げ不思議そうに俺とグリモワールを交互に見る。
「黒い靄? なぞ見えぬが?」
えっ?……パールには見えないのか? こんなにも目立つ黒い靄がか?
「嘘だろ? こんなにハッキリ見えるじゃないか!」
「ワシには見えぬ……」
俺は慌てて銀太やスバルを見る。
『我にも靄は見えんのだ……』
『俺もだ! でもティーゴの旦那にはソイツの周りに黒いのが見えるんだよな?』
「ああそうだ」
俺だけって……なんか目がおかしくなって幻覚を見てるのか? もしかして俺がおかしいのか?
『なんて顔してるんだよ! ティーゴの旦那っ!』
『そうなのだ! 主にしか見えんとはさすが我の主なのだ』
「えっ? 俺が変な事を言い出したって思ったんじゃ……?」
『『はっ? なんで?』』
銀太とスバルは不思議そうな顔をして俺を見た。
『そうじゃ! 妾の主殿が見えるなら黒いのがあるんじゃ』
コンちゃんもフンスッと鼻を鳴らし俺の足に擦り寄ってきた。
なんだよお前達は! 俺が間違って変な事を言い出したとか思わないのかよ。俺の事信じて疑わないんだな。
そんなの……嬉しすぎるだろ。
『ティーゴの旦那? どうしたんだ? 変な顔でニヤけて』
「なっ! 変な顔って」
またニヤけてたみたいだな。
「して……ティーゴよ? その靄はまだリィモについておるのか?」
パールも自分には見えないのに、信じてくれているみたいだ。
みんなが俺の事を信じてくれる。ただそれだけなんだけど、泣きそうになるくらい嬉しい。
その事を気付かれないように普通に返事を返す。
「ああ」
「ふぅむ気になるのじゃ」
パールは顎髭を触りながら何やら考えている。
「よしっ! 今度はリィモの体を両手で触りまくってくれ」
「分かった」
俺はグリモワールの体を両手で触る。さっきと同じように黒い靄は移動するが、移動するって分かって触ってるんだ。
俺の手は黒い靄をとらえた。
靄に触れた次の瞬間。
ジュッ!!
触れた靄が浄化され消えた。
やはり何かがいる!
ーーああっ!? あっぶねーっ!何だコイツ! 嫌な予感がしたから逃げてたらっ……折角集めた邪気を半分も浄化しやがった! バケモンか!?
「なっ?」
何だあれは? 黒い塊がグリモワールの体から飛び出して天井に引っ付いている。
しかも何だこれ……黒い塊の声が頭に直接聞こえてくる。
ふとみんなを見ると同じ様に天井を見ている。
良かったあの塊は見えるんだな。
「なんじゃ彼奴は?」
『喋る靄? 何だアイツは? 俺も初めて見た』
『我はなんだか気持ち悪いのだ』
みんなにも声が聞こえてるんだな。
本当になんだよ黒い靄は?
ーーくそっ! せっかく上手くいってたのにっ!邪気が半分に減ったじゃねーか! 一体なんなんだお前は? 人族? いや違う……なんだ?
どうやら靄は俺に文句を言っているみたいだ。
『主の事を馬鹿にするな!』
銀太が怒り、天井にくっ付いている黒い塊に飛びかかるが、触れる事が出来ない。
『なんでじゃ? 我が触れない?』
ーーあーあっ!また良い身体を見つけないとなっ
黒い塊は消えてしまった。
何だったんだ?
グリモワールを見るともう黒い靄に覆われていなかった。
★ ★ ★
長らく更新をお休みしてお待たせしました。二月からは更新頑張ります。
そして嬉しいお知らせが♡
二月に『お人好し底辺テイマー』の二巻が!発売します!
もう二巻を出して頂けるなんて感謝しかありません。
二巻は一言でまとめると、大賢者カスパール様が主役ですか?と言うくらい。もうカスパール様が初めから終わりまで登場します。
加筆もしました。
オマケでカスパール様とスバル達の出会いから別れまでのお話が入ってます。
ぜひ手に取って頂けると嬉しいです♡(*´꒳`*)
詳しい情報は近況報告にて後日報告しますね。
これからもティーゴ達を宜しくお願いします♡
11
お気に入りに追加
7,499
あなたにおすすめの小説
異世界もふもふ召喚士〜俺はポンコツらしいので白虎と幼狐、イケおじ達と共にスローライフがしたいです〜
大福金
ファンタジー
タトゥーアーティストの仕事をしている乱道(らんどう)二十五歳はある日、仕事終わりに突如異世界に召喚されてしまう。
乱道が召喚されし国【エスメラルダ帝国】は聖印に支配された国だった。
「はぁ? 俺が救世主? この模様が聖印だって? イヤイヤイヤイヤ!? これ全てタトゥーですけど!?」
「「「「「えーーーーっ!?」」」」」
タトゥー(偽物)だと分かると、手のひらを返した様に乱道を「役立たず」「ポンコツ」と馬鹿にする帝国の者達。
乱道と一緒に召喚された男は、三体もの召喚獣を召喚した。
皆がその男に夢中で、乱道のことなど偽物だとほったらかし、終いには帝国で最下級とされる下民の紋を入れられる。
最悪の状況の中、乱道を救ったのは右ふくらはぎに描かれた白虎の琥珀。
その容姿はまるで可愛いぬいぐるみ。
『らんどーちゃま、ワレに任せるでち』
二足歩行でテチテチ肉球を鳴らせて歩き、キュルンと瞳を輝かせあざとく乱道を見つめる琥珀。
その姿を見た乱道は……
「オレの琥珀はこんな姿じゃねえ!」
っと絶叫するのだった。
そんな乱道が可愛いもふもふの琥珀や可愛い幼狐と共に伝説の大召喚師と言われるまでのお話。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
【完結】父が再婚。義母には連れ子がいて一つ下の妹になるそうですが……ちょうだい癖のある義妹に寮生活は無理なのでは?
つくも茄子
ファンタジー
父が再婚をしました。お相手は男爵夫人。
平民の我が家でいいのですか?
疑問に思うものの、よくよく聞けば、相手も再婚で、娘が一人いるとのこと。
義妹はそれは美しい少女でした。義母に似たのでしょう。父も実娘をそっちのけで義妹にメロメロです。ですが、この新しい義妹には悪癖があるようで、人の物を欲しがるのです。「お義姉様、ちょうだい!」が口癖。あまりに煩いので快く渡しています。何故かって?もうすぐ、学園での寮生活に入るからです。少しの間だけ我慢すれば済むこと。
学園では煩い家族がいない分、のびのびと過ごせていたのですが、義妹が入学してきました。
必ずしも入学しなければならない、というわけではありません。
勉強嫌いの義妹。
この学園は成績順だということを知らないのでは?思った通り、最下位クラスにいってしまった義妹。
両親に駄々をこねているようです。
私のところにも手紙を送ってくるのですから、相当です。
しかも、寮やクラスで揉め事を起こしては顰蹙を買っています。入学早々に学園中の女子を敵にまわしたのです!やりたい放題の義妹に、とうとう、ある処置を施され・・・。
なろう、カクヨム、にも公開中。
もふもふ転生!~猫獣人に転生したら、最強種のお友達に愛でられすぎて困ってます~
大福金
ファンタジー
旧題:【もふもふ転生】病弱で何も出来なかった僕。森で猫カフェをオープンすると大好評♪最強種のお客様ばかり遊びに来ます
生まれた時から奇病を患い、病院から一歩も出たことなかった主人公(大和ひいろ)夢は外を走り回る事だったが、叶う事なく十二歳で他界したのだが……。
気がつくと見たこともない場所に立っていた。
そこには創造神様と女神様がいて、前世でいっぱい頑張ったご褒美に、好きなスキルや見た目にしてくれると言ってくれる。
「ご褒美を決めろって……急に言われてもっ」
ヒイロは慌てて猫獣人の姿、鑑定やアイテムボックス等のチート能力をお願いし、転生を果たすが。
どうやら上手く説明出来て無かったらしく。何もない謎の森に、見た目普通の猫の姿で生まれ変わっていた。
「これって二足歩行する普通の猫!?」
その謎の森でドラゴンの親子に出会い、料理を作ってあげる事になったり。
さらには猫獣人の村で、忌み子と虐げられていた猫獣人の子供を助けたり。
家を作ったら、いい匂いにつられて最強種ばかりが度々遊びにきたり。
だがそれだけではなかった。ヒイロには隠された力が……!?
このお話は、ヒイロが毎日を楽しく生きている内に、良きせぬハプニングに巻き込まれたりするお話。
※ハプニングのせいで、なかなかカフェはオープンしません。
※二章カフェ編がやっとスタートしました。
※毎日更新がんばります!
[完結]いらない子と思われていた令嬢は・・・・・・
青空一夏
恋愛
私は両親の目には映らない。それは妹が生まれてから、ずっとだ。弟が生まれてからは、もう私は存在しない。
婚約者は妹を選び、両親は当然のようにそれを喜ぶ。
「取られる方が悪いんじゃないの? 魅力がないほうが負け」
妹の言葉を肯定する家族達。
そうですか・・・・・・私は邪魔者ですよね、だから私はいなくなります。
※以前投稿していたものを引き下げ、大幅に改稿したものになります。
ダンジョン美食倶楽部
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
長年レストランの下働きとして働いてきた本宝治洋一(30)は突如として現れた新オーナーの物言いにより、職を失った。
身寄りのない洋一は、飲み仲間の藤本要から「一緒にダンチューバーとして組まないか?」と誘われ、配信チャンネル【ダンジョン美食倶楽部】の料理担当兼荷物持ちを任される。
配信で明るみになる、洋一の隠された技能。
素材こそ低級モンスター、調味料も安物なのにその卓越した技術は見る者を虜にし、出来上がった料理はなんとも空腹感を促した。偶然居合わせた探索者に振る舞ったりしていくうちに【ダンジョン美食倶楽部】の名前は徐々に売れていく。
一方で洋一を追放したレストランは、SSSSランク探索者の轟美玲から「味が落ちた」と一蹴され、徐々に落ちぶれていった。
※カクヨム様で先行公開中!
※2024年3月21で第一部完!
豪華地下室チートで異世界救済!〜僕の地下室がみんなの憩いの場になるまで〜
自来也
ファンタジー
カクヨム、なろうで150万PV達成!
理想の家の完成を目前に異世界に転移してしまったごく普通のサラリーマンの翔(しょう)。転移先で手にしたスキルは、なんと「地下室作成」!? 戦闘スキルでも、魔法の才能でもないただの「地下室作り」
これが翔の望んだ力だった。
スキルが成長するにつれて移動可能、豪華な浴室、ナイトプール、釣り堀、ゴーカート、ゲーセンなどなどあらゆる物の配置が可能に!?
ある時は瀕死の冒険者を助け、ある時は獣人を招待し、翔の理想の地下室はいつのまにか隠れた憩いの場になっていく。
※この作品は小説家になろう、カクヨムにも投稿しております。
底辺おっさん異世界通販生活始めます!〜ついでに傾国を建て直す〜
ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
学歴も、才能もない底辺人生を送ってきたアラフォーおっさん。
運悪く暴走車との事故に遭い、命を落とす。
憐れに思った神様から不思議な能力【通販】を授かり、異世界転生を果たす。
異世界で【通販】を用いて衰退した村を建て直す事に成功した僕は、国家の建て直しにも協力していく事になる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。