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七話
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「犯人は現場に戻ってくる。こうして、待っていれば必ずやって来ると思ったぞ、ギデオン」
「憲兵の警備を手薄にしたのもそのためか!? 僕が犯人だって? 司教様が殺害されたのは昨晩だろ。その時、僕は懲罰房に押し込められていたはずだ、お前によってな!」
「事実など、後から作ればいい! 俺は許せんのだよ。女神様の寵愛を受けたような顔をして、平然と嘘ぶく貴様が。「パラディンになるのは自分だ」だと軽々しく口にするが、その重みが貴様には分かるか!?」
「ギデオンが何をしたって言うのですか! 貴方こそ、いい歳して彼に嫉妬するなんて恥ずかしく思わないのですか! ミルティナス様だって、悲しんでいますよ」
「歳は関係ないだろ! 娘、どうして俺がコイツに嫉妬する必要がある? コイツはパラディンになるどころか、訳の分からないマタギとかいう職を授かっているんだぞ。同情のつもりか何か知らんが、お前もこんな奴の傍にいるより、俺の元へと来たらどうだ!? 悪いようにはしないぞ」
クロイツが彼にこだわる理由は依然として見えてこない。
ただ、ギデオンが邪魔だと明確な敵意を向けている。
嘲る監査官に、ギデオンは拳を握りしめる。
「ひゅー、殺る気は満々ってか!」
「別にアンタが憎いとか莫迦にされて悔しいとかじゃない。はっきり言って、今の僕にはどうでもいい事だ。それよりも――」
ギデオンがクロイツを指差し凄む。
前回、あれほど力の差を見せつけたのに、彼は怯えるどころか闘争本能という牙をむき出しにして対峙している。
クロイツの額に嫌な汗がにじみ出てくる。
「シルクエッタを侮辱したのは赦さない! 彼女は言ってくれた、僕がギデオンだからこそ一緒にいてくれるって。その純真な気持ちに嘘偽りや打算は微塵もない!! アンタは、それを否定したんだ! 彼女に謝罪しろ!!」
「所詮、貴様も女の前ではいきり立つクチかぁ! いいだろう、その虚勢がいつまで持つか、試してやる」
「前回と同じようにいくと思うなよ。今度は木剣じゃない、真剣で行くぞ」
「ふん、それがどうした!」
彼なりの配慮なのだろう。
抜剣するなり、ギデオンは自ら撃って出た。
自分が近くいればシルクエッタを巻き込んでしまう。
彼は人の考えをよく理解していた。
それが彼の才であり、他を圧倒する武器だった。
自分の事よりも他者を優先する。
一見すると、善意ある者が好む綺麗事に思えるがギデオンが見ているのは、そのずっと先だ。
そうする事で敬虔なミルティナス信徒である彼女は、危険をかえりみず自ら渦中に飛び込んでくる。
自分の手を汚さず事を運ぶ。
それがギデオンのやり方……流儀のはずだった。
「下がっていろ! シルクエッタ」
どういう訳か、彼は自ら勝算を減らす判断を下した。
先制したのは、本当に彼女の身を案じての事だろうか?
ギデオンの胸中を知る者は誰もいない。
「顕現せよ! フォースバレット」
クロイツの二の腕から突如として砲身が飛び出す。
腕自体が変形したわけでもなく、腕の中に仕込んでいたわけでもない。
実体があるのにかかわらず、着衣を乱す事もなく砲身が生えてきたのだ。
手前に突き出された両腕がギデオンを狙う。
ダァ――――ン!! という振動音が礼拝堂にこだまする。
「あっ……危うかった」
「か、回避しただと!! 不可視の我が弾丸を――――偶然だ! たまたま、当たらなかっただけだ」
自身の砲撃が避けられた。
その事でクロイツの顔に焦りの色が見えた。
事実、今度こそはと何発も連射するがギデオンに命中する気配はまったくもってない。
虚しく空で爆破し、ついで近辺の内装や装飾品を壊していくだけだ。
「何故だ!? 何故、避けられる!?」
「アンタの攻撃は臭うし、音でどこを狙っているのか筒抜けだ。いくら見えなくても、位置が分かれば意味ないぞ」
「あり得ん……そのような真似、人に出来るわけがない。バレットを高速射出しているのだぞ、匂いや音で判別してからでは回避が間に合わないはず、まさか!!」
完全に虚をつかれたクロイツは、攻撃するのも忘れ狼狽えるばかりだった。
フォースバレットの特性をギデオンはまったく理解していない。
その上で、初見だというのに即座に順応してしまっている。
愚かであっても無知ではない。
男、クロイツが導き出したであろう答えは、さぞ彼にとって都合が悪いものであろう。
足取りは無意識に後退している。
「ふっ……ざけるな! 貴様! 直感で回避しているとでもいうのか? ならば、こちらの飛び道具は完全に封じられたも同然。なんて、メチャクチャな……これがマタギのスキルなのかぁ――!?」
「力説しているところ悪い。スキルの使い方は一切、知らないが」
「フフッフ、フハハハッ!! バッカじゃねえの! 自分の能力も把握せずに俺に戦いを挑んできたというのか……ああーあ。何か、嫌になっちゃった」
常識をくつがえす異能職、マタギ。
計り知れないポテンシャルを秘めた能力を前に、監査官クロイツの精神は異常をきたしてしまった。
無気力になる、その喉元に白銀の刃が飛んでくる。
「っと! 貴様、本当に俺を殺そうとしたな……信徒たる者、無益な殺傷をする事は禁止されているはずだ。この不届き者が!」
「もう、信徒じゃない。そうなるように、アンタらがけしかけたんだろう? それに、これは俺にとっては有益だ。司教様を殺害した奴に警告を送れる」
「憲兵の警備を手薄にしたのもそのためか!? 僕が犯人だって? 司教様が殺害されたのは昨晩だろ。その時、僕は懲罰房に押し込められていたはずだ、お前によってな!」
「事実など、後から作ればいい! 俺は許せんのだよ。女神様の寵愛を受けたような顔をして、平然と嘘ぶく貴様が。「パラディンになるのは自分だ」だと軽々しく口にするが、その重みが貴様には分かるか!?」
「ギデオンが何をしたって言うのですか! 貴方こそ、いい歳して彼に嫉妬するなんて恥ずかしく思わないのですか! ミルティナス様だって、悲しんでいますよ」
「歳は関係ないだろ! 娘、どうして俺がコイツに嫉妬する必要がある? コイツはパラディンになるどころか、訳の分からないマタギとかいう職を授かっているんだぞ。同情のつもりか何か知らんが、お前もこんな奴の傍にいるより、俺の元へと来たらどうだ!? 悪いようにはしないぞ」
クロイツが彼にこだわる理由は依然として見えてこない。
ただ、ギデオンが邪魔だと明確な敵意を向けている。
嘲る監査官に、ギデオンは拳を握りしめる。
「ひゅー、殺る気は満々ってか!」
「別にアンタが憎いとか莫迦にされて悔しいとかじゃない。はっきり言って、今の僕にはどうでもいい事だ。それよりも――」
ギデオンがクロイツを指差し凄む。
前回、あれほど力の差を見せつけたのに、彼は怯えるどころか闘争本能という牙をむき出しにして対峙している。
クロイツの額に嫌な汗がにじみ出てくる。
「シルクエッタを侮辱したのは赦さない! 彼女は言ってくれた、僕がギデオンだからこそ一緒にいてくれるって。その純真な気持ちに嘘偽りや打算は微塵もない!! アンタは、それを否定したんだ! 彼女に謝罪しろ!!」
「所詮、貴様も女の前ではいきり立つクチかぁ! いいだろう、その虚勢がいつまで持つか、試してやる」
「前回と同じようにいくと思うなよ。今度は木剣じゃない、真剣で行くぞ」
「ふん、それがどうした!」
彼なりの配慮なのだろう。
抜剣するなり、ギデオンは自ら撃って出た。
自分が近くいればシルクエッタを巻き込んでしまう。
彼は人の考えをよく理解していた。
それが彼の才であり、他を圧倒する武器だった。
自分の事よりも他者を優先する。
一見すると、善意ある者が好む綺麗事に思えるがギデオンが見ているのは、そのずっと先だ。
そうする事で敬虔なミルティナス信徒である彼女は、危険をかえりみず自ら渦中に飛び込んでくる。
自分の手を汚さず事を運ぶ。
それがギデオンのやり方……流儀のはずだった。
「下がっていろ! シルクエッタ」
どういう訳か、彼は自ら勝算を減らす判断を下した。
先制したのは、本当に彼女の身を案じての事だろうか?
ギデオンの胸中を知る者は誰もいない。
「顕現せよ! フォースバレット」
クロイツの二の腕から突如として砲身が飛び出す。
腕自体が変形したわけでもなく、腕の中に仕込んでいたわけでもない。
実体があるのにかかわらず、着衣を乱す事もなく砲身が生えてきたのだ。
手前に突き出された両腕がギデオンを狙う。
ダァ――――ン!! という振動音が礼拝堂にこだまする。
「あっ……危うかった」
「か、回避しただと!! 不可視の我が弾丸を――――偶然だ! たまたま、当たらなかっただけだ」
自身の砲撃が避けられた。
その事でクロイツの顔に焦りの色が見えた。
事実、今度こそはと何発も連射するがギデオンに命中する気配はまったくもってない。
虚しく空で爆破し、ついで近辺の内装や装飾品を壊していくだけだ。
「何故だ!? 何故、避けられる!?」
「アンタの攻撃は臭うし、音でどこを狙っているのか筒抜けだ。いくら見えなくても、位置が分かれば意味ないぞ」
「あり得ん……そのような真似、人に出来るわけがない。バレットを高速射出しているのだぞ、匂いや音で判別してからでは回避が間に合わないはず、まさか!!」
完全に虚をつかれたクロイツは、攻撃するのも忘れ狼狽えるばかりだった。
フォースバレットの特性をギデオンはまったく理解していない。
その上で、初見だというのに即座に順応してしまっている。
愚かであっても無知ではない。
男、クロイツが導き出したであろう答えは、さぞ彼にとって都合が悪いものであろう。
足取りは無意識に後退している。
「ふっ……ざけるな! 貴様! 直感で回避しているとでもいうのか? ならば、こちらの飛び道具は完全に封じられたも同然。なんて、メチャクチャな……これがマタギのスキルなのかぁ――!?」
「力説しているところ悪い。スキルの使い方は一切、知らないが」
「フフッフ、フハハハッ!! バッカじゃねえの! 自分の能力も把握せずに俺に戦いを挑んできたというのか……ああーあ。何か、嫌になっちゃった」
常識をくつがえす異能職、マタギ。
計り知れないポテンシャルを秘めた能力を前に、監査官クロイツの精神は異常をきたしてしまった。
無気力になる、その喉元に白銀の刃が飛んでくる。
「っと! 貴様、本当に俺を殺そうとしたな……信徒たる者、無益な殺傷をする事は禁止されているはずだ。この不届き者が!」
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