3 / 5
第1章
3。指揮者・獅子原流葉
しおりを挟む
3話--------------------------------------------
次の日----。
奏「おはようございまーーーーー。。」
目の前には獅子原流葉が立っていた。
流葉「おはようございます。」
「石田さん。」
奏「あ、あの!私は入りませんから!!」
流葉「あの、まだ何も言っていませんが。」
奏「ど、どうぞ、言ってください!」
流葉「吹山交響楽団に入ってください。」
奏「ちょっとー!合ってるじゃないですかぁぁ!」
「ぜぇーーーーったいに入りませんからぁぁ!」
タッタッタッ…………
奏は走って流葉の前から立ち去った。
流葉「ッ...........くそ...!」
タッタッタッ……………………
奏「はぁ、はぁ、、、もう大丈夫かな。。」
奏は走るのをやめ、振り向くと流葉が追いかけていた。
ダダダダダダダダダダダダダダ
流葉「ちょっと、、、、、まだ、、話は、、終わって、ませんので止まってくださいーーー!!!!」
奏(ふぇ、、、、、!??)
奏「なんでっついてくるんですかぁー!!!」
(また走らなあかんやん、、、、)
しばらく市役所を走り回ってようやく流葉が奏を捕まえた。
流葉「や、や、やっと、、つかまえ、たぁ、。」
奏「ど、ど、どんだけ、、私の事、、、が必要なんですか、、、?」
流葉「とりあえず、あそこのベンチに、すわりま、せんか?、」
2人は近くにあるベンチに座った。
奏「あの、ほんとになんで私が必要なのでしょう、、、?」
流葉 「それは俺が小さい頃から指揮者が指揮を振っているところが好きで俺も指揮者になりたいと初めて夢ができたんです。」
流葉 「ところが、指揮者もコンサートや大会などでは1人だけなのでなかなか指揮者になるのが難しい。。。20歳になっても俺は諦めませんでした。」
流葉 「だが、途中で大きな壁にぶつかり前に進めなくなりました。もう、指揮者になるのは辞めようか辞めようかとずっとかかえてました。そこでまだ石田さんが10代の頃のコンサートを見に行ったとき希望が溢れました。」
流葉 「あのヴァイオリンの美しい音色。あの会場の雰囲気と全く同じで感動しました。」
「だが、君があのステージから降り、姿を消したのはとてもガッカリです。またあのヴァイオリンで「チャイコフスキー五番」やりたいのではと思い石井と共に君を探しました。君には音楽が無いと無理だと思います。」
流葉 「そして今ここに居るんですね。」
「石井さん。お願いします。」
「吹山交響楽団に入団して下さい。」
3話終わり。
次の日----。
奏「おはようございまーーーーー。。」
目の前には獅子原流葉が立っていた。
流葉「おはようございます。」
「石田さん。」
奏「あ、あの!私は入りませんから!!」
流葉「あの、まだ何も言っていませんが。」
奏「ど、どうぞ、言ってください!」
流葉「吹山交響楽団に入ってください。」
奏「ちょっとー!合ってるじゃないですかぁぁ!」
「ぜぇーーーーったいに入りませんからぁぁ!」
タッタッタッ…………
奏は走って流葉の前から立ち去った。
流葉「ッ...........くそ...!」
タッタッタッ……………………
奏「はぁ、はぁ、、、もう大丈夫かな。。」
奏は走るのをやめ、振り向くと流葉が追いかけていた。
ダダダダダダダダダダダダダダ
流葉「ちょっと、、、、、まだ、、話は、、終わって、ませんので止まってくださいーーー!!!!」
奏(ふぇ、、、、、!??)
奏「なんでっついてくるんですかぁー!!!」
(また走らなあかんやん、、、、)
しばらく市役所を走り回ってようやく流葉が奏を捕まえた。
流葉「や、や、やっと、、つかまえ、たぁ、。」
奏「ど、ど、どんだけ、、私の事、、、が必要なんですか、、、?」
流葉「とりあえず、あそこのベンチに、すわりま、せんか?、」
2人は近くにあるベンチに座った。
奏「あの、ほんとになんで私が必要なのでしょう、、、?」
流葉 「それは俺が小さい頃から指揮者が指揮を振っているところが好きで俺も指揮者になりたいと初めて夢ができたんです。」
流葉 「ところが、指揮者もコンサートや大会などでは1人だけなのでなかなか指揮者になるのが難しい。。。20歳になっても俺は諦めませんでした。」
流葉 「だが、途中で大きな壁にぶつかり前に進めなくなりました。もう、指揮者になるのは辞めようか辞めようかとずっとかかえてました。そこでまだ石田さんが10代の頃のコンサートを見に行ったとき希望が溢れました。」
流葉 「あのヴァイオリンの美しい音色。あの会場の雰囲気と全く同じで感動しました。」
「だが、君があのステージから降り、姿を消したのはとてもガッカリです。またあのヴァイオリンで「チャイコフスキー五番」やりたいのではと思い石井と共に君を探しました。君には音楽が無いと無理だと思います。」
流葉 「そして今ここに居るんですね。」
「石井さん。お願いします。」
「吹山交響楽団に入団して下さい。」
3話終わり。
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
天才jk現る!
Zawaka
青春
オシャレで可愛い今どきjkが多い高校に
4月から新入生がやってきた。
名前は屋根津 果歩 。
彼女は普通の女の子とは違う天才。
みなさんも屋根津さんのこと絶対好きになるはず…!
どう凄いのか読んで確かめて下さい!
僕は 彼女の彼氏のはずなんだ
すんのはじめ
青春
昔、つぶれていった父のレストランを復活させるために その娘は
僕等4人の仲好しグループは同じ小学校を出て、中学校も同じで、地域では有名な進学高校を目指していた。中でも、中道美鈴には特別な想いがあったが、中学を卒業する時、彼女の消息が突然消えてしまった。僕は、彼女のことを忘れることが出来なくて、大学3年になって、ようやく探し出せた。それからの彼女は、高校進学を犠牲にしてまでも、昔、つぶされた様な形になった父のレストランを復活させるため、その思いを秘め、色々と奮闘してゆく
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる