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第2話「民法上、口頭契約は成立する?悪徳教材販売員にお仕置き!②」
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第2話「民法上、口頭契約は成立する?悪徳教材販売員にお仕置き!②」
宇津鱈の話によると、この大学の後輩から希望就職先にどうやれば入社できるのかの相談を受け、その決定的な「解決策」を教え、今日「内々定」が出たというのでお祝いのランチをした帰りだという。志多世が
「そんな「決定的」な手があるんですか?東大阪産業大学からだとこの会社なんか「門前払い」で面接までもいかないですよね。」
と自虐的に言うと、宇津鱈は涼しい顔で言った。
「今の企業は「大学名」なんか見てないよ。必要なのは国際企業に就職なら「TOEIC」だね。 「英検」や「TOEFL」よりビジネス英語としては評価されるね。999点満点で700点以上あれば有利!800点以上あればグローバル企業も楽勝やね。
あとは海外勤務を考えてるなら「ILELTS」やな。これは特殊な試験になるんやけどコツさえつかめば「TOEIC」で800点以上のレベルで十分やで。
僕の後輩も半年前からある教材で勉強を始めて、このふたつの試験を受験して一発合格で企業採用試験も並みいる国立大や慶応、早稲田の学生を押しのけてうちの大学から「縁故」以外では「初採用」を手に入れたんや。」
宇津鱈の話を聞いていると、自分も天の上の大企業に入れる気がして話に聞き入ってしまったらしい。
「よかったら、釈金さんもこの学習ツールを使ってみる?支払いは月1万5千円ほど。学生でもローンが使えるから、返済の殆どは働き出してからで大丈夫やしね。ここでの出費で初任給で月10万、生涯収入で2億円の差が出てくるんやから始めない手は無いよね。」と言われ、申込用紙に住所、氏名等を記入したらしい。申込日欄は未記入、印鑑は押さなかったし、引落口座の登録もしなかったので「仮契約」くらいのつもりでいたのだが、今朝、突然教材一式と払込用紙が届いたとのことだった。
教材と一緒に送られてきた支払い予定表によると、試験の合否結果に関わらず支払期間は20年となり、支払総額は教材費の2倍以上になることがわかり、宇津鱈に電話をするが繋がらないという。心配になってネットで調べるとその教材は5年以上更新されていない「時代遅れ」なもので資格取得に何の役にも立たないとのレビューが多く出ていてどうしたらよいのかわからなくなっているとのことだった。
本社に電話をしたが「押印してなくても、民法上「口頭」で契約は成り立つので解約という事であれば所定の違約金を一括で払っていただく必要があります。」と言われたという。
電話の向こうで泣き始めた志多世に対して、何も言ってあげられない万沙に代わって副島が話し始めた。
「あんた、その時の申込書控えは手元に残ってるんか?申込書書いたんは何日の話や?今から、京阪の古川橋まで来られるか?とりあえず、送ってこられた書類と申込書の控えを写真撮ってラインで送ってんか!」
と矢継ぎ早に副島が万沙の口を借りて志多世に指示を出した。
送ってこられた「画像」を見て副島は森に次々と指示して、志多世との面談は万沙の門真警察に出頭前に古川橋駅前で森が行うこととした。
「副島さん、ハンコもついてないのに150万円もの買い物が契約として成り立つの?クーリングオフって申し込みから8日以内やろ?今日はもう9日目やん。どないすんの?」
と尋ねる万沙に副島はドライに言った。
「民法552条は「口頭契約」を認めてる。まあ、わかりやすい事例でいうたら飲食店では高級料亭でも北新地のラウンジでも料金が数十万円になっても注文は「口頭」やろ。
ちなみにクーリングオフは正直難しいやろな…。契約解除に関してはまだ「駒」が揃いきってないから何とも言われへん。相手の営業マンが「アホ」であればまだ何とかなる可能性はある。まあ、学生相手やってことでなめたことしてるようやったら、付けいるスキはあるんやけどな。ところで釈金さんってどこの出身や?親は何してはるんや?」
午前10時半、志多世が京阪電車の古川橋駅に着いた。森の運転する中古のワゴンRに乗り込んだ万沙と副島は迎えに行くと約15分車内で打ち合わせた。森は志多世が持ってきた書類をチェックし、副島も背後から覗きこみ万沙を通じて森にポイントを指示していく。
一通りの作業が終わり、森は志多世を大学に連れて行く前に門真署に万沙を送った。副島は万沙についていくことになっていたので、万沙の口を借り
「じゃあ森君、釈金さんのこと頼むわな。おいちゃんは、終わり次第、音玄さんと事務所に戻ってるわ。先に戻った方が電話を入れるってことでええかな?」
と伝えた。
門真署を出ると志多世が森に不思議な顔をして尋ねた。
「万沙先輩って森先生に対して「ため口」なんですね。しかも一人称が「おいちゃん」って少し笑っちゃいますよね。」
と少し緊張がほぐれたようで森は安心した。
車を20分程走らせ、志多世の通う大学に到着すると、森は守衛室に名刺を渡し学生課と就職課がある「学生会館」に移動した。
午後1時半、ほぼ同時に金城事務所に3人と副島は戻ってきた。森が買ってきたサンドイッチを3人は頬張り、副島は「日本酒」は諦め、万沙の身体を借りて「ビール」のロング缶1本の昼食となった。
志多世から「万沙先輩、昼から飲んじゃうんですね!なんか、外資系企業のエリートのランチビールってやつですか?少量のアルコールは頭の回転を「上げる」って本で読んだことがありますよ!」と勘違いをされて困った。
食事が終わると、森から万沙に憑依した副島に丁寧に報告がなされた。副島が話していると知らない志多世は万沙の口から次々に飛び出る専門用語と35歳の森への歯切れの良い指示をほれぼれとして聞いていた。
午後2時10分。万沙に憑依した副島が万沙のスマホで「教材販売会社」の本社に電話を入れた。
「忙しいとこすんまへん。門真の「金城司法書士事務所」の補助者の音玄万沙と言います。おたくさんの営業の「宇津鱈弐夏留」さんの売らはった、東大阪産業大学の釈金志多世さんの契約についてお尋ねしたいことがあるんやけど、法務担当の人だしてくれまっか。」
司法書士事務所の名前と「法務担当」を指名したことで、志多世が受けた「のらりくらり」や、「担当は不在です。」との言い訳は無く、「法務担当」と指定された「総務部長」の肩書の者とすぐに繋がった。
(わー、万沙先輩、悪徳業者にも一歩も引いてへん。それにしても「BL小説」ばっかり書いてる人やと思ってたけど、凄く勉強してはるんやな。なんか「かっこいい」!)と志多世は熱い視線を副島が憑依した万沙に送っていた。
今日のおまけ
今日も志多世ちゃんからスタート!
「オロオロする女の子」ってプロンプト入れたかな?
うーん、生成時のメモ失くしちゃったんで、いい加減ですみません!
m(__)m
そして「今日の万沙ちゃん」!
思いのほか「森君」に反応があったので、女性読者に忖度して「1枚」!
まあ、今日はこんなところで!
では、明日は「第2話完結編」でーす!
よーろーひーこー!
(⋈◍>◡<◍)。✧♡
宇津鱈の話によると、この大学の後輩から希望就職先にどうやれば入社できるのかの相談を受け、その決定的な「解決策」を教え、今日「内々定」が出たというのでお祝いのランチをした帰りだという。志多世が
「そんな「決定的」な手があるんですか?東大阪産業大学からだとこの会社なんか「門前払い」で面接までもいかないですよね。」
と自虐的に言うと、宇津鱈は涼しい顔で言った。
「今の企業は「大学名」なんか見てないよ。必要なのは国際企業に就職なら「TOEIC」だね。 「英検」や「TOEFL」よりビジネス英語としては評価されるね。999点満点で700点以上あれば有利!800点以上あればグローバル企業も楽勝やね。
あとは海外勤務を考えてるなら「ILELTS」やな。これは特殊な試験になるんやけどコツさえつかめば「TOEIC」で800点以上のレベルで十分やで。
僕の後輩も半年前からある教材で勉強を始めて、このふたつの試験を受験して一発合格で企業採用試験も並みいる国立大や慶応、早稲田の学生を押しのけてうちの大学から「縁故」以外では「初採用」を手に入れたんや。」
宇津鱈の話を聞いていると、自分も天の上の大企業に入れる気がして話に聞き入ってしまったらしい。
「よかったら、釈金さんもこの学習ツールを使ってみる?支払いは月1万5千円ほど。学生でもローンが使えるから、返済の殆どは働き出してからで大丈夫やしね。ここでの出費で初任給で月10万、生涯収入で2億円の差が出てくるんやから始めない手は無いよね。」と言われ、申込用紙に住所、氏名等を記入したらしい。申込日欄は未記入、印鑑は押さなかったし、引落口座の登録もしなかったので「仮契約」くらいのつもりでいたのだが、今朝、突然教材一式と払込用紙が届いたとのことだった。
教材と一緒に送られてきた支払い予定表によると、試験の合否結果に関わらず支払期間は20年となり、支払総額は教材費の2倍以上になることがわかり、宇津鱈に電話をするが繋がらないという。心配になってネットで調べるとその教材は5年以上更新されていない「時代遅れ」なもので資格取得に何の役にも立たないとのレビューが多く出ていてどうしたらよいのかわからなくなっているとのことだった。
本社に電話をしたが「押印してなくても、民法上「口頭」で契約は成り立つので解約という事であれば所定の違約金を一括で払っていただく必要があります。」と言われたという。
電話の向こうで泣き始めた志多世に対して、何も言ってあげられない万沙に代わって副島が話し始めた。
「あんた、その時の申込書控えは手元に残ってるんか?申込書書いたんは何日の話や?今から、京阪の古川橋まで来られるか?とりあえず、送ってこられた書類と申込書の控えを写真撮ってラインで送ってんか!」
と矢継ぎ早に副島が万沙の口を借りて志多世に指示を出した。
送ってこられた「画像」を見て副島は森に次々と指示して、志多世との面談は万沙の門真警察に出頭前に古川橋駅前で森が行うこととした。
「副島さん、ハンコもついてないのに150万円もの買い物が契約として成り立つの?クーリングオフって申し込みから8日以内やろ?今日はもう9日目やん。どないすんの?」
と尋ねる万沙に副島はドライに言った。
「民法552条は「口頭契約」を認めてる。まあ、わかりやすい事例でいうたら飲食店では高級料亭でも北新地のラウンジでも料金が数十万円になっても注文は「口頭」やろ。
ちなみにクーリングオフは正直難しいやろな…。契約解除に関してはまだ「駒」が揃いきってないから何とも言われへん。相手の営業マンが「アホ」であればまだ何とかなる可能性はある。まあ、学生相手やってことでなめたことしてるようやったら、付けいるスキはあるんやけどな。ところで釈金さんってどこの出身や?親は何してはるんや?」
午前10時半、志多世が京阪電車の古川橋駅に着いた。森の運転する中古のワゴンRに乗り込んだ万沙と副島は迎えに行くと約15分車内で打ち合わせた。森は志多世が持ってきた書類をチェックし、副島も背後から覗きこみ万沙を通じて森にポイントを指示していく。
一通りの作業が終わり、森は志多世を大学に連れて行く前に門真署に万沙を送った。副島は万沙についていくことになっていたので、万沙の口を借り
「じゃあ森君、釈金さんのこと頼むわな。おいちゃんは、終わり次第、音玄さんと事務所に戻ってるわ。先に戻った方が電話を入れるってことでええかな?」
と伝えた。
門真署を出ると志多世が森に不思議な顔をして尋ねた。
「万沙先輩って森先生に対して「ため口」なんですね。しかも一人称が「おいちゃん」って少し笑っちゃいますよね。」
と少し緊張がほぐれたようで森は安心した。
車を20分程走らせ、志多世の通う大学に到着すると、森は守衛室に名刺を渡し学生課と就職課がある「学生会館」に移動した。
午後1時半、ほぼ同時に金城事務所に3人と副島は戻ってきた。森が買ってきたサンドイッチを3人は頬張り、副島は「日本酒」は諦め、万沙の身体を借りて「ビール」のロング缶1本の昼食となった。
志多世から「万沙先輩、昼から飲んじゃうんですね!なんか、外資系企業のエリートのランチビールってやつですか?少量のアルコールは頭の回転を「上げる」って本で読んだことがありますよ!」と勘違いをされて困った。
食事が終わると、森から万沙に憑依した副島に丁寧に報告がなされた。副島が話していると知らない志多世は万沙の口から次々に飛び出る専門用語と35歳の森への歯切れの良い指示をほれぼれとして聞いていた。
午後2時10分。万沙に憑依した副島が万沙のスマホで「教材販売会社」の本社に電話を入れた。
「忙しいとこすんまへん。門真の「金城司法書士事務所」の補助者の音玄万沙と言います。おたくさんの営業の「宇津鱈弐夏留」さんの売らはった、東大阪産業大学の釈金志多世さんの契約についてお尋ねしたいことがあるんやけど、法務担当の人だしてくれまっか。」
司法書士事務所の名前と「法務担当」を指名したことで、志多世が受けた「のらりくらり」や、「担当は不在です。」との言い訳は無く、「法務担当」と指定された「総務部長」の肩書の者とすぐに繋がった。
(わー、万沙先輩、悪徳業者にも一歩も引いてへん。それにしても「BL小説」ばっかり書いてる人やと思ってたけど、凄く勉強してはるんやな。なんか「かっこいい」!)と志多世は熱い視線を副島が憑依した万沙に送っていた。
今日のおまけ
今日も志多世ちゃんからスタート!
「オロオロする女の子」ってプロンプト入れたかな?
うーん、生成時のメモ失くしちゃったんで、いい加減ですみません!
m(__)m
そして「今日の万沙ちゃん」!
思いのほか「森君」に反応があったので、女性読者に忖度して「1枚」!
まあ、今日はこんなところで!
では、明日は「第2話完結編」でーす!
よーろーひーこー!
(⋈◍>◡<◍)。✧♡
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