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「マグロ祭り」
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「マグロ祭り」
11月23日土曜日。勤労感謝の日で祝日の西沢米穀特設リング会場は、ニコニコ商店街の「秋祭り」という事もあり、商店街メンバーに加え、こども食堂や市民サロン利用者の高齢者が多く集まっていた。
今日の皆の目あては、向日葵寿司の三朗による「マグロ解体ショー」とその後の「マグロ尽くし」大会だった。
10時から予定された解体ショーの1時間前に係わらず、床にブルーシートが敷かれ、大きな会議机が置かれたリング上のステージ前に並べられたパイプ椅子には既に30人以上が座ってショーの開始とその後の「配食」を心待ちにしている。
「先月まで経営的に「瀕死」だったこども食堂でまさかの「マグロ尽くし」大会か…。あれもこれも稀世ちゃんのおかげやのう。三朗、ところでお前「マグロ」一匹捌けるんか?
お前の店では「柵」しか扱った事あれへんやろ?今回、稀世ちゃんあてに送ってきた「ミナミマグロ」は全長で2.5メートル、250キロあるんやろ?稀世ちゃん、4人分やぞ!お前やりきれるんか?」
缶ビールを片手に直が出刃包丁を研いでいる三朗をおちょくっていると、大きな木桶に入れられた酢飯を団扇で扇いでいる稀世が怒った口調で直に文句を言った。
「直さん!私四人分とちゃいます!私、4.18人分ですよ!私、「59.8」キロしかありませんから!
そんな失礼なこと言う直さんにはマグロ食べさせてあげませよ!サブちゃん、直さんに出すんは「尻尾」だけにしたってな。プンプン!」
テレビ用ビデオカメラを肩に担いだ太田が噴き出して笑った。
「稀世ちゃんの「59.8」キロのこだわりが凄いな!200グラムくらいかまへんやないかいな…。「59.8」も「60」も一緒やろ!カラカラカラ。」
稀世は顔を茹蛸のように真っ赤にして太田にも嚙みついた。
「サブちゃん!太田さんは「ヒレ」だけでええそうやわ!乙女の気持ちがわからん「オヤジ」には「ヒレ」でももったいないくらいや!激おこプンプン丸やで!」
その会話を聞いていた周りの子供や高齢者が大きな声で笑った。
「それにしても、やっぱりテレビの力って凄いねんなぁ。UCWW大会の後、いろんなニュースやワイドショーで稀世が取り上げられて「今、地元のニコニコ商店街で「こども食堂」と「福祉配食」してるんですけど、お米の値段が上がってしまったり、水光熱費の高騰で困ってるんです。子供達はやっぱりお米を食べないと…。」って「こども食堂」と「市民サロン」での高齢者配食の窮状を訴え続けた結果、今大会で稀世のファンになった人や、ニコニコ商店街の取り組みに賛同した篤志家たちから多くの寄付や「新米」等の現物支給が寄せられたんやもんな。
この「ミナミマグロ」かて、稀世のファンになった漁船の船長さんからのプレゼントやろ!
キハダマグロやメバチマグロと違って「ミナミマグロ」は「ホンマグロ(※クロマグロ)」と並ぶ高級魚やろ。
「安稀世選手のファイトスタイルと優しさに惚れました!子供やお年寄りに美味しいマグロのお寿司を食べさせてやってください!よかったら「結婚」して下さい!」って丸ごと一匹プレゼントって凄い宣伝効果やんか!
おまけに「結婚」やとさ。マグロ漁船の船長は1年の内「10カ月」は航海に出てるって話やから、門真に10カ月居って、旦那が帰ってる間だけ港に行くでええんとちゃうか?
まあ、「結婚」は置いておいて、次は、テレビで「子供らに「キャビア」と「フォアグラ」食べさせてやりたい!」って言うてみいや。「寄付」が集まったらうちの店で半額で買ったるでなぁ。ケラケラケラ。」
とまりあが半分は「感心」して、半分は「茶化して」稀世に言葉をかけると子供たちから
「稀世お姉ちゃん、「ハンバーグ」と「から揚げ」も言うてー!」
「私は「グラタン」と「オムライス」がいいなー!」
「稀世ちゃん!僕は「ピザ」と「カツ丼」!あと、「アイスクリーム」も!」
と声が飛んで、会場が温かい雰囲気に包まれた。
メディアクリエイトは、UCWW大会の稀世の90分枠のドキュメンタリー番組を全国放送の地上波局から正式に受注しており、今日の撮影をもって番組をまとめに入る予定になっている中、他局のテレビカメラも稀世と福祉配食の取材に訪れてきている為、再度、寄付のお願いをインタビューの中ですることにしている。
「稀世ちゃん、「高齢者には「純米大吟醸」をたらふく飲ませてあげたい。」って言うたってくれや。」
という直の提案は稀世により却下された事は言うまでもない。
今大会で全国区の女子レスラーとして認知された稀世は「記者会見」で「レスラー復帰」は否定したものの、「こども食堂」等の福祉活動が取り上げられ、有志による通称「稀世基金」という「クラウドファンディング」が立ち上げられ、近隣のこども食堂にもわずかながら援助できるようになりつつある。
ニコニコ商店街においては、UCWW賞金の「1000万円」はそのまま全額が稀世から商店街の運営委員会に預けられたため、当面の食堂、配食の運営費には困ることは無くなり、三朗やお好み焼きがんちゃんの岩本夫婦などは自腹を切ることは無くなっただけでなく、月に一度の「握りずし」配食や「ミックスモダン焼き」配食といった少しゴージャスな配食が可能になりそうであることは利用者を喜ばせた。
午前9時50分に西沢米穀特設リング会場は道路にまで人が溢れる状況になったため、予定を前倒しで三朗による「マグロの解体ショー」が始まった。稀世も、エプロン姿になり、商店街女子部の会員たちと手伝いに入った。
三朗の器用な包丁さばきにより、最初に大きなマグロの尾が落とされ、子供たちに手渡された。子供達は大きな尻尾を持って、家族と写真を撮ったりテレビ局のインタビューに楽しそうに答えていた。
続いてえらに出刃包丁が入り、大きな頭が切り落とされた。
「頬肉は「バター醤油」で子供向けに炭火焼きで「ステーキ」にしますねー!カマは「塩焼き」と「煮つけ」にしまーす!カマトロはさっぱりと「ポン酢和え」にしますよー!そして、この大きな目玉は「コンソメ煮」と「甘辛煮」にしまーす!これは「コラーゲン」たっぷりなんで女性優先でお召し上がりいただきたいと思いまーす!
希少部位の脳天は「大トロ」以上の味わいですので、今月「誕生日」の人を優先させてもらいますねー!」
三朗がマグロの頭の各部位を指さしながら調理方法を説明した。頭部は手伝いに来てくれている三朗の友人の調理師により捌かれ、調理に入った。
それからは、毎年、正月の「初競り」で「億」の価格で競り落としたクロマグロを銀座の店頭で捌いて、格安の値段で振舞う「有名寿司」店と同じように、2枚に卸すと、半身は晒がかけられ、保冷シートが載せられた。
台上に残された半身は腹側のエラ部から胸ビレの幅までの「腹かみ」の「大トロ」部分が最初に切り出され、続いて「腹なか」の「大トロ・中トロ」、そして「腹しも」の「中トロ」がカットされた。
続いて「背かみ」、「背なか」、「背しも」の中トロが切り出されると、中央部分の赤身を切り出した。
三朗の仲間の流れ作業で柵にされた「大トロ」、「中トロ」、「赤身」が切り身にされ、バットに並べられると、リング上で三朗が次々に寿司を握り、「大トロ・中トロ」2貫、赤身3貫、に細目の鉄火巻き4巻をセットにしてプラ皿に乗せると、稀世たちが大きなお盆に乗せ、配膳テーブルに運んだ。
子供も高齢者も商店街のメンバーもみんなが笑顔だった。しばらくすると、煮つけや塩焼きが振る舞われ、子供たちには頬肉のステーキが提供された。
取材スタッフにも料理は提供され皆がご機嫌だった。次々、寿司は飛ぶように出ていき、おかわりの希望に応えたものの、寿司飯が無くなったところで配食が終わった。
「おまけ」
赤井です。
突然ですが、昨日から急性すい炎で緊急入院中です。
全然、元気なんですけど、この話公開直前で34時間の完全絶食中でお腹ペコペコです。
詳しくはまた書き込みますので心配しないで下さいね。
(´-﹏-`;)
さて、いよいよ明日最終回です。
よくぞ、ここまでお付き合いいただきました。
本当にありがとうございます。
(。-人-。)
今日のイラストは「ひいちゃん」さんが描いてくれた「サブちゃん」&「稀世ちゃん」です。
(フライング)カップルイラストは明日に置いておいて、
各々のシングルショットから公開しちゃいましょう!
まずは「私服のサブちゃん」!
イケメンに描いてくれてありがとうございます。
「ひいちゃん」も「寿司」は握らせられなかったってメールで書いてました。
ほんと、難しいですよねー!
私は諦めました(´-∀-`;)・
そして部屋でくつろぐ「稀世ちゃん」!
(※例によって「見えちゃってる」奴はここではアップできません(笑)。)
そして「お仕事モードの稀世ちゃん」!
カメラが出せるようになったそうです!
最後のイラストってどうやって作画したのかな?
また、教えてくださいねー!
では、いよいよ明日は「最終回」です!
「なっちゃん」、「陽菜ちゃん」も登場しますのでよーろーひーこー!
(@^^)/~~~
11月23日土曜日。勤労感謝の日で祝日の西沢米穀特設リング会場は、ニコニコ商店街の「秋祭り」という事もあり、商店街メンバーに加え、こども食堂や市民サロン利用者の高齢者が多く集まっていた。
今日の皆の目あては、向日葵寿司の三朗による「マグロ解体ショー」とその後の「マグロ尽くし」大会だった。
10時から予定された解体ショーの1時間前に係わらず、床にブルーシートが敷かれ、大きな会議机が置かれたリング上のステージ前に並べられたパイプ椅子には既に30人以上が座ってショーの開始とその後の「配食」を心待ちにしている。
「先月まで経営的に「瀕死」だったこども食堂でまさかの「マグロ尽くし」大会か…。あれもこれも稀世ちゃんのおかげやのう。三朗、ところでお前「マグロ」一匹捌けるんか?
お前の店では「柵」しか扱った事あれへんやろ?今回、稀世ちゃんあてに送ってきた「ミナミマグロ」は全長で2.5メートル、250キロあるんやろ?稀世ちゃん、4人分やぞ!お前やりきれるんか?」
缶ビールを片手に直が出刃包丁を研いでいる三朗をおちょくっていると、大きな木桶に入れられた酢飯を団扇で扇いでいる稀世が怒った口調で直に文句を言った。
「直さん!私四人分とちゃいます!私、4.18人分ですよ!私、「59.8」キロしかありませんから!
そんな失礼なこと言う直さんにはマグロ食べさせてあげませよ!サブちゃん、直さんに出すんは「尻尾」だけにしたってな。プンプン!」
テレビ用ビデオカメラを肩に担いだ太田が噴き出して笑った。
「稀世ちゃんの「59.8」キロのこだわりが凄いな!200グラムくらいかまへんやないかいな…。「59.8」も「60」も一緒やろ!カラカラカラ。」
稀世は顔を茹蛸のように真っ赤にして太田にも嚙みついた。
「サブちゃん!太田さんは「ヒレ」だけでええそうやわ!乙女の気持ちがわからん「オヤジ」には「ヒレ」でももったいないくらいや!激おこプンプン丸やで!」
その会話を聞いていた周りの子供や高齢者が大きな声で笑った。
「それにしても、やっぱりテレビの力って凄いねんなぁ。UCWW大会の後、いろんなニュースやワイドショーで稀世が取り上げられて「今、地元のニコニコ商店街で「こども食堂」と「福祉配食」してるんですけど、お米の値段が上がってしまったり、水光熱費の高騰で困ってるんです。子供達はやっぱりお米を食べないと…。」って「こども食堂」と「市民サロン」での高齢者配食の窮状を訴え続けた結果、今大会で稀世のファンになった人や、ニコニコ商店街の取り組みに賛同した篤志家たちから多くの寄付や「新米」等の現物支給が寄せられたんやもんな。
この「ミナミマグロ」かて、稀世のファンになった漁船の船長さんからのプレゼントやろ!
キハダマグロやメバチマグロと違って「ミナミマグロ」は「ホンマグロ(※クロマグロ)」と並ぶ高級魚やろ。
「安稀世選手のファイトスタイルと優しさに惚れました!子供やお年寄りに美味しいマグロのお寿司を食べさせてやってください!よかったら「結婚」して下さい!」って丸ごと一匹プレゼントって凄い宣伝効果やんか!
おまけに「結婚」やとさ。マグロ漁船の船長は1年の内「10カ月」は航海に出てるって話やから、門真に10カ月居って、旦那が帰ってる間だけ港に行くでええんとちゃうか?
まあ、「結婚」は置いておいて、次は、テレビで「子供らに「キャビア」と「フォアグラ」食べさせてやりたい!」って言うてみいや。「寄付」が集まったらうちの店で半額で買ったるでなぁ。ケラケラケラ。」
とまりあが半分は「感心」して、半分は「茶化して」稀世に言葉をかけると子供たちから
「稀世お姉ちゃん、「ハンバーグ」と「から揚げ」も言うてー!」
「私は「グラタン」と「オムライス」がいいなー!」
「稀世ちゃん!僕は「ピザ」と「カツ丼」!あと、「アイスクリーム」も!」
と声が飛んで、会場が温かい雰囲気に包まれた。
メディアクリエイトは、UCWW大会の稀世の90分枠のドキュメンタリー番組を全国放送の地上波局から正式に受注しており、今日の撮影をもって番組をまとめに入る予定になっている中、他局のテレビカメラも稀世と福祉配食の取材に訪れてきている為、再度、寄付のお願いをインタビューの中ですることにしている。
「稀世ちゃん、「高齢者には「純米大吟醸」をたらふく飲ませてあげたい。」って言うたってくれや。」
という直の提案は稀世により却下された事は言うまでもない。
今大会で全国区の女子レスラーとして認知された稀世は「記者会見」で「レスラー復帰」は否定したものの、「こども食堂」等の福祉活動が取り上げられ、有志による通称「稀世基金」という「クラウドファンディング」が立ち上げられ、近隣のこども食堂にもわずかながら援助できるようになりつつある。
ニコニコ商店街においては、UCWW賞金の「1000万円」はそのまま全額が稀世から商店街の運営委員会に預けられたため、当面の食堂、配食の運営費には困ることは無くなり、三朗やお好み焼きがんちゃんの岩本夫婦などは自腹を切ることは無くなっただけでなく、月に一度の「握りずし」配食や「ミックスモダン焼き」配食といった少しゴージャスな配食が可能になりそうであることは利用者を喜ばせた。
午前9時50分に西沢米穀特設リング会場は道路にまで人が溢れる状況になったため、予定を前倒しで三朗による「マグロの解体ショー」が始まった。稀世も、エプロン姿になり、商店街女子部の会員たちと手伝いに入った。
三朗の器用な包丁さばきにより、最初に大きなマグロの尾が落とされ、子供たちに手渡された。子供達は大きな尻尾を持って、家族と写真を撮ったりテレビ局のインタビューに楽しそうに答えていた。
続いてえらに出刃包丁が入り、大きな頭が切り落とされた。
「頬肉は「バター醤油」で子供向けに炭火焼きで「ステーキ」にしますねー!カマは「塩焼き」と「煮つけ」にしまーす!カマトロはさっぱりと「ポン酢和え」にしますよー!そして、この大きな目玉は「コンソメ煮」と「甘辛煮」にしまーす!これは「コラーゲン」たっぷりなんで女性優先でお召し上がりいただきたいと思いまーす!
希少部位の脳天は「大トロ」以上の味わいですので、今月「誕生日」の人を優先させてもらいますねー!」
三朗がマグロの頭の各部位を指さしながら調理方法を説明した。頭部は手伝いに来てくれている三朗の友人の調理師により捌かれ、調理に入った。
それからは、毎年、正月の「初競り」で「億」の価格で競り落としたクロマグロを銀座の店頭で捌いて、格安の値段で振舞う「有名寿司」店と同じように、2枚に卸すと、半身は晒がかけられ、保冷シートが載せられた。
台上に残された半身は腹側のエラ部から胸ビレの幅までの「腹かみ」の「大トロ」部分が最初に切り出され、続いて「腹なか」の「大トロ・中トロ」、そして「腹しも」の「中トロ」がカットされた。
続いて「背かみ」、「背なか」、「背しも」の中トロが切り出されると、中央部分の赤身を切り出した。
三朗の仲間の流れ作業で柵にされた「大トロ」、「中トロ」、「赤身」が切り身にされ、バットに並べられると、リング上で三朗が次々に寿司を握り、「大トロ・中トロ」2貫、赤身3貫、に細目の鉄火巻き4巻をセットにしてプラ皿に乗せると、稀世たちが大きなお盆に乗せ、配膳テーブルに運んだ。
子供も高齢者も商店街のメンバーもみんなが笑顔だった。しばらくすると、煮つけや塩焼きが振る舞われ、子供たちには頬肉のステーキが提供された。
取材スタッフにも料理は提供され皆がご機嫌だった。次々、寿司は飛ぶように出ていき、おかわりの希望に応えたものの、寿司飯が無くなったところで配食が終わった。
「おまけ」
赤井です。
突然ですが、昨日から急性すい炎で緊急入院中です。
全然、元気なんですけど、この話公開直前で34時間の完全絶食中でお腹ペコペコです。
詳しくはまた書き込みますので心配しないで下さいね。
(´-﹏-`;)
さて、いよいよ明日最終回です。
よくぞ、ここまでお付き合いいただきました。
本当にありがとうございます。
(。-人-。)
今日のイラストは「ひいちゃん」さんが描いてくれた「サブちゃん」&「稀世ちゃん」です。
(フライング)カップルイラストは明日に置いておいて、
各々のシングルショットから公開しちゃいましょう!
まずは「私服のサブちゃん」!
イケメンに描いてくれてありがとうございます。
「ひいちゃん」も「寿司」は握らせられなかったってメールで書いてました。
ほんと、難しいですよねー!
私は諦めました(´-∀-`;)・
そして部屋でくつろぐ「稀世ちゃん」!
(※例によって「見えちゃってる」奴はここではアップできません(笑)。)
そして「お仕事モードの稀世ちゃん」!
カメラが出せるようになったそうです!
最後のイラストってどうやって作画したのかな?
また、教えてくださいねー!
では、いよいよ明日は「最終回」です!
「なっちゃん」、「陽菜ちゃん」も登場しますのでよーろーひーこー!
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