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「ルメイからの誘い」
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「ルメイからの誘い」
大会まで残すところ1週間となった10月31日、稀世はメディアクリエイトの仕事を4時半で終えると、毎日、ニコニコプロレスを訪れ、まりあ相手にスパーリングを繰り返す毎日になっていた。
稀世の練習には毎日、ビデオカメラを担いだ太田も取材の為について来ているので、その画面に写り込もうと夏子と陽菜も学校帰りに顔を出している。
1年以上のブランクがあるにもかかわらず、息が上がることも無く、30分のスパーリングをこなし、技の精度も戻ってきているとまりあは評価している。
リングサイドで缶ビールを飲みながらその様子を見ている直が茶化してリング上の稀世に話しかける。
「稀世ちゃん、もしかしたら「引退前」より強くなってるんとちゃうか?このまま、CUWWで優勝したら、ここに戻ってくるんもありとちゃうか?また、まりあちゃんとのタッグの試合が見たいねんけどあかんか?カラカラカラ。」
直の戯言に太田が反応して文句を言う。
「稀世ちゃん、CUWWの「優勝」は許す!稀世ちゃんが「優勝」すれば、その復帰からのドキュメンタリーは「メディアクリエイト」の完全密着の独占スクープなるからな!
ただ、レスラー復帰はNGやで。直さんも稀世ちゃんが「変な気」を起こすようなこと言うのは堪忍してや。」
「太田さん、それはあれへんよ。「優勝」ってみんな軽く言わはるけど、そんなに甘いもんとちゃうでしょ。もちろん、今の記者の仕事も放りだすわけにいけへんしね。あくまで、レスラー復帰は大会の4日間だけのことですから。」
と稀世もレスラー復帰を否定した。
「それは、大変残念な話ですねー!「KIYOMANIA」の私としては、是非とも完全復帰してアメリカで参戦して欲しいと思ってたんですけどねー!」
大きな土産物バッグを持ってセオドア・ルメイが西沢米穀特設リング会場に入ってきたので稀世とまりあはスパーリングの手を止めた。
「はーい、これは稀世とまりあ、そして直へのプレゼントで、こっちのバッグはここの「こども食堂」の子供たちへのおみやげのお菓子でーす!」
相変わらずの陽気さと流暢な日本語でグイグイ入り込んでくるルメイを止められるものがいない中、リングの上でまりあが尋ねた。
「ルメイさん、今日はなんの用事ですか?この間、契約は済ませたでしょ?何か、イレギュラーでもあったんですか?」
「いやぁ、今日は「別の用事」で大阪に来たんですけど、どうしても稀世の顔が見たくなってしまって、ノーアポ訪問の失礼をお許しください。
ちなみに先ほどまで窓の外から稀世とまりあのスパーリングを見させてもらいましたが、すっかり「元」の稀世に戻ったみたいですね。
タイガーマスク技も完璧ですし、トップロープからの飛び技の飛距離も以前以上かもしれませんね。もう、惚れぼれしてしまいます。
きっとエディオンアリーナ大阪の8000人の観客の視線を稀世が「ひとりじめ」することになるかもしれませんね。おっと、主催者として「依怙贔屓」はいけませんね。他の15人のレスラーと平等に扱わないと稀世が「優勝」した時に他団体のファンから「八百長」って言われかねないですから、ミスター太田、今の部分は「オフレコ」でお願いしますね。」
熱く語るルメイの独演会が始まってしまった。時計は午後7時半を指しており、まりあの指示で、稀世はクールダウンのストレッチに移り、リングをニコニコプロレス若手に譲った。
丁寧なストレッチで体をほぐし、まりあが丁寧に稀世の古傷の膝をゆっくりと揉みほぐした。
「稀世、痛みや違和感はあれへんか?」
「はい、今のところ全然問題ありません。強いて言うなら、引退前半年は「痛み」を抱えてのファイトだったんで、今の方が調子がいいと感じるくらいです。」
ルメイはマッサージベッドの横に来て、二人にいろいろと尋ねた。
「ニコニコプロレスでは、あらかじめ「シナリオ」のあるファイトはしてこなかったこと。」、「他団体との交流戦に関しても、3本勝負マッチでの「星の貸し借り」はあるものの、いわゆる「八百長」は無かった。」ことを稀世が語ると
「素晴らしい!キュートで本物の強さを持つ稀世はまさに理想の「女子レスラー」いや「スーパーディーパ」です。
そんな稀世に大切な話をしておきたいのですが、今晩、お時間をいただくことはできませんか?どこか静かなところでゆっくりと食事でもしながらお話がしたいのですが…。」
ルメイは日本人式に両手を顔の前で合わせて、丁寧にお辞儀をした。
稀世は無意識のうちに太田の顔を見た。
「ええよ、せっかくのお誘いやないか。俺らでは絶対に行かれへんとこで美味しいもの食べさせてもらっておいでや。幸い、ルメイさんは日本語ペラペラやから会話にも困ることはあれへんやろ。
ただルメイさんには先に言うておきますけど、稀世ちゃんへの「引き抜き行為」とハルシオンとか「変な薬」飲ませて「変な事」するのだけはあかんで。そんなことがあったら「父親」代わりの「私」が許しませんよ。
信用してないわけじゃないですけど、30分おきに稀世ちゃんには連絡して居場所は確認させてもらいますからね。くれぐれも「間違い」の無いようにお願いしまっさ。」
「UCWW参戦」の時と同じように、あっさりとOKした太田にルメイが真剣な顔をして言った。
「大丈夫ですよ。私と稀世だったら「強い」のは稀世です。「変な事」しようとしたら殺されるのは「私」ですね。もちろん稀世には女性としての興味もありますが、私もプロですから「商品」に手をつけるようなことは絶対にしませんから、信用してください。」
直が横から顔を出して、茶化して言った。
「稀世ちゃん、アメリカの大富豪が奢ってくれるって言うんやから、ミシュラン三ツ星フレンチでも、北新地の尾崎牛ステーキでも高級割烹でもホストでも連れて行ってもろたらええねん。そんで、必ず「手土産」持たせてもらって帰ってくるんやで。カラカラカラ。」
「うーん、高級店って言われても、私、このニコニコプロレスのジャージとTシャツにデニムやで。そんな訳にはいけへんでしょ。」
稀世が直に文句を言うと
「じゃあ、ドレスを新調しに行きましょうか?稀世はどこのブランドがお好きですか?それとも店を丸ごと貸切る方がいいですか?
食事しておしゃべりできたら、「今日中」に必ずハイヤーでお送りしますから。稀世が食べたいものを言ってくれればすぐに予約入れます。」
とルメイが先にフォローを入れて来た。
「稀世ちゃん、「店を貸し切り」を選ぶんやで。男が女に服や下着を贈る時は、脱がせる前提やからな。カラカラカラ。」
と直が大笑いして稀世が何も言えず困っていると、
「稀世、私の店に寄っていきや。前に、稀世に用意してたブラウスとスーツと靴は残ってるから、シャワー浴びて化粧直したらそれに着替えて行っておいで。」
まりあが出してくれた「助け船」に乗る気になって、ルメイに店は任せる旨を伝えた。ルメイが秘書に電話して店の予約をとっている間に稀世はシャワールームに向かった。
脱衣場に入ると同時に太田がそっと入り込んできた。
「きゃっ!」
と悲鳴を上げそうになった稀世の口を右片手でふさぎ、稀世が声を出せないようにすると、左のポケットから黒いマッチ箱くらいのプラスティック製の小箱と、ボイスレコーダーを取り出して耳元で囁いた。
「稀世ちゃん、今日のルメイとの会話は録音しておくようにな。これらが何かわかるよな。小さい方の箱が本命で、ボイスレコーダーは「デコイ」や。小さいほうは、稀世ちゃんの胸の谷間に余裕で隠せるやろ。ボイスレコーダーは、向こうが「オフレコ」っていうたら目の前で切るように。
あと、スマホは「太田にGPSで場所を知らせるために電源はオンにしとけって言われた。」とでもいうて、テーブルの上に置いておくように。
もちろん「発信」はせんでええ。スマホとレコーダーが動いてなかったら、安心して向こうも話せるやろ。」
「おまけ」
さて、稀世ちゃんはルメイと料亭へ!
何がそこであったのかは、後半の「謎解き回」までお待ちください(ネタバレ)!
まあ、「合体(笑)」はしませんが、「密着」はします!Σ(゚∀゚ノ)ノキャー
さて、そんな稀世ちゃんのイラストですが、「ひいちゃん」さんにプロンプトを見せてもらいました!
「ひいちゃん」さんと「私」の決定的な違いが判りました!
(今さらですが…(´-∀-`;))
私は稀世ちゃんイラスト生成の際には「童顔の」ってプロンプトを入れるんですね。
だって、そういう「設定」でしたから(言い訳)。
そこで、私も「童顔の」を抜いて生成してみました!
それが「これ」です!
どうですか?
「ひいちゃん」さんに近づけたでしょうか?
こころもち、ブラウスも大人っぽくなった気がします(笑)。
日々勉強ですねー!
(⋈◍>◡<◍)。✧♡
大会まで残すところ1週間となった10月31日、稀世はメディアクリエイトの仕事を4時半で終えると、毎日、ニコニコプロレスを訪れ、まりあ相手にスパーリングを繰り返す毎日になっていた。
稀世の練習には毎日、ビデオカメラを担いだ太田も取材の為について来ているので、その画面に写り込もうと夏子と陽菜も学校帰りに顔を出している。
1年以上のブランクがあるにもかかわらず、息が上がることも無く、30分のスパーリングをこなし、技の精度も戻ってきているとまりあは評価している。
リングサイドで缶ビールを飲みながらその様子を見ている直が茶化してリング上の稀世に話しかける。
「稀世ちゃん、もしかしたら「引退前」より強くなってるんとちゃうか?このまま、CUWWで優勝したら、ここに戻ってくるんもありとちゃうか?また、まりあちゃんとのタッグの試合が見たいねんけどあかんか?カラカラカラ。」
直の戯言に太田が反応して文句を言う。
「稀世ちゃん、CUWWの「優勝」は許す!稀世ちゃんが「優勝」すれば、その復帰からのドキュメンタリーは「メディアクリエイト」の完全密着の独占スクープなるからな!
ただ、レスラー復帰はNGやで。直さんも稀世ちゃんが「変な気」を起こすようなこと言うのは堪忍してや。」
「太田さん、それはあれへんよ。「優勝」ってみんな軽く言わはるけど、そんなに甘いもんとちゃうでしょ。もちろん、今の記者の仕事も放りだすわけにいけへんしね。あくまで、レスラー復帰は大会の4日間だけのことですから。」
と稀世もレスラー復帰を否定した。
「それは、大変残念な話ですねー!「KIYOMANIA」の私としては、是非とも完全復帰してアメリカで参戦して欲しいと思ってたんですけどねー!」
大きな土産物バッグを持ってセオドア・ルメイが西沢米穀特設リング会場に入ってきたので稀世とまりあはスパーリングの手を止めた。
「はーい、これは稀世とまりあ、そして直へのプレゼントで、こっちのバッグはここの「こども食堂」の子供たちへのおみやげのお菓子でーす!」
相変わらずの陽気さと流暢な日本語でグイグイ入り込んでくるルメイを止められるものがいない中、リングの上でまりあが尋ねた。
「ルメイさん、今日はなんの用事ですか?この間、契約は済ませたでしょ?何か、イレギュラーでもあったんですか?」
「いやぁ、今日は「別の用事」で大阪に来たんですけど、どうしても稀世の顔が見たくなってしまって、ノーアポ訪問の失礼をお許しください。
ちなみに先ほどまで窓の外から稀世とまりあのスパーリングを見させてもらいましたが、すっかり「元」の稀世に戻ったみたいですね。
タイガーマスク技も完璧ですし、トップロープからの飛び技の飛距離も以前以上かもしれませんね。もう、惚れぼれしてしまいます。
きっとエディオンアリーナ大阪の8000人の観客の視線を稀世が「ひとりじめ」することになるかもしれませんね。おっと、主催者として「依怙贔屓」はいけませんね。他の15人のレスラーと平等に扱わないと稀世が「優勝」した時に他団体のファンから「八百長」って言われかねないですから、ミスター太田、今の部分は「オフレコ」でお願いしますね。」
熱く語るルメイの独演会が始まってしまった。時計は午後7時半を指しており、まりあの指示で、稀世はクールダウンのストレッチに移り、リングをニコニコプロレス若手に譲った。
丁寧なストレッチで体をほぐし、まりあが丁寧に稀世の古傷の膝をゆっくりと揉みほぐした。
「稀世、痛みや違和感はあれへんか?」
「はい、今のところ全然問題ありません。強いて言うなら、引退前半年は「痛み」を抱えてのファイトだったんで、今の方が調子がいいと感じるくらいです。」
ルメイはマッサージベッドの横に来て、二人にいろいろと尋ねた。
「ニコニコプロレスでは、あらかじめ「シナリオ」のあるファイトはしてこなかったこと。」、「他団体との交流戦に関しても、3本勝負マッチでの「星の貸し借り」はあるものの、いわゆる「八百長」は無かった。」ことを稀世が語ると
「素晴らしい!キュートで本物の強さを持つ稀世はまさに理想の「女子レスラー」いや「スーパーディーパ」です。
そんな稀世に大切な話をしておきたいのですが、今晩、お時間をいただくことはできませんか?どこか静かなところでゆっくりと食事でもしながらお話がしたいのですが…。」
ルメイは日本人式に両手を顔の前で合わせて、丁寧にお辞儀をした。
稀世は無意識のうちに太田の顔を見た。
「ええよ、せっかくのお誘いやないか。俺らでは絶対に行かれへんとこで美味しいもの食べさせてもらっておいでや。幸い、ルメイさんは日本語ペラペラやから会話にも困ることはあれへんやろ。
ただルメイさんには先に言うておきますけど、稀世ちゃんへの「引き抜き行為」とハルシオンとか「変な薬」飲ませて「変な事」するのだけはあかんで。そんなことがあったら「父親」代わりの「私」が許しませんよ。
信用してないわけじゃないですけど、30分おきに稀世ちゃんには連絡して居場所は確認させてもらいますからね。くれぐれも「間違い」の無いようにお願いしまっさ。」
「UCWW参戦」の時と同じように、あっさりとOKした太田にルメイが真剣な顔をして言った。
「大丈夫ですよ。私と稀世だったら「強い」のは稀世です。「変な事」しようとしたら殺されるのは「私」ですね。もちろん稀世には女性としての興味もありますが、私もプロですから「商品」に手をつけるようなことは絶対にしませんから、信用してください。」
直が横から顔を出して、茶化して言った。
「稀世ちゃん、アメリカの大富豪が奢ってくれるって言うんやから、ミシュラン三ツ星フレンチでも、北新地の尾崎牛ステーキでも高級割烹でもホストでも連れて行ってもろたらええねん。そんで、必ず「手土産」持たせてもらって帰ってくるんやで。カラカラカラ。」
「うーん、高級店って言われても、私、このニコニコプロレスのジャージとTシャツにデニムやで。そんな訳にはいけへんでしょ。」
稀世が直に文句を言うと
「じゃあ、ドレスを新調しに行きましょうか?稀世はどこのブランドがお好きですか?それとも店を丸ごと貸切る方がいいですか?
食事しておしゃべりできたら、「今日中」に必ずハイヤーでお送りしますから。稀世が食べたいものを言ってくれればすぐに予約入れます。」
とルメイが先にフォローを入れて来た。
「稀世ちゃん、「店を貸し切り」を選ぶんやで。男が女に服や下着を贈る時は、脱がせる前提やからな。カラカラカラ。」
と直が大笑いして稀世が何も言えず困っていると、
「稀世、私の店に寄っていきや。前に、稀世に用意してたブラウスとスーツと靴は残ってるから、シャワー浴びて化粧直したらそれに着替えて行っておいで。」
まりあが出してくれた「助け船」に乗る気になって、ルメイに店は任せる旨を伝えた。ルメイが秘書に電話して店の予約をとっている間に稀世はシャワールームに向かった。
脱衣場に入ると同時に太田がそっと入り込んできた。
「きゃっ!」
と悲鳴を上げそうになった稀世の口を右片手でふさぎ、稀世が声を出せないようにすると、左のポケットから黒いマッチ箱くらいのプラスティック製の小箱と、ボイスレコーダーを取り出して耳元で囁いた。
「稀世ちゃん、今日のルメイとの会話は録音しておくようにな。これらが何かわかるよな。小さい方の箱が本命で、ボイスレコーダーは「デコイ」や。小さいほうは、稀世ちゃんの胸の谷間に余裕で隠せるやろ。ボイスレコーダーは、向こうが「オフレコ」っていうたら目の前で切るように。
あと、スマホは「太田にGPSで場所を知らせるために電源はオンにしとけって言われた。」とでもいうて、テーブルの上に置いておくように。
もちろん「発信」はせんでええ。スマホとレコーダーが動いてなかったら、安心して向こうも話せるやろ。」
「おまけ」
さて、稀世ちゃんはルメイと料亭へ!
何がそこであったのかは、後半の「謎解き回」までお待ちください(ネタバレ)!
まあ、「合体(笑)」はしませんが、「密着」はします!Σ(゚∀゚ノ)ノキャー
さて、そんな稀世ちゃんのイラストですが、「ひいちゃん」さんにプロンプトを見せてもらいました!
「ひいちゃん」さんと「私」の決定的な違いが判りました!
(今さらですが…(´-∀-`;))
私は稀世ちゃんイラスト生成の際には「童顔の」ってプロンプトを入れるんですね。
だって、そういう「設定」でしたから(言い訳)。
そこで、私も「童顔の」を抜いて生成してみました!
それが「これ」です!
どうですか?
「ひいちゃん」さんに近づけたでしょうか?
こころもち、ブラウスも大人っぽくなった気がします(笑)。
日々勉強ですねー!
(⋈◍>◡<◍)。✧♡
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