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「獄中死」
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「獄中死」
ルメイが帰国した翌日、ランチタイムの向日葵寿司。今日は稀世、直、まりあ、粋華、太田で食べに来ている。
「まあ、なかなかルメイのおっさんは強烈やったなぁ。えらい稀世ちゃんのこと気に入ってたよな。アメリカの青年実業家で大金持ち!
結婚したら稀世ちゃんもスーパーセレブでミリオネラの仲間入りやで!稀世ちゃんの小遣いでこども食堂も十分賄えるってなもんや。ここの子供らの為にルメイと結婚したってくれや。」
とふざける直に粋華が悪ノリして重ねてくる。
「せやな。もちろんWWEにきて、私とタッグ組んで「チームジャパン」で全米のタイトルを「総なめ」にするっていうのもありやけどな。」
その言葉の端だけを聞いた配膳に来た三朗が心配そうな顔で稀世に尋ねた。
「稀世さん、アメリカに行っちゃうんですか?それに結婚って…。」
真顔で聞いて来た三朗に明らかに動揺した稀世が必死で言い訳をした。
「ちゃうよちゃうよ!そんな話なんか全然ないよ。結婚もせえへんし、アメリカにも行けへんよ!」
「あぁ、良かった。こども食堂の子供たちも市民サロンの利用者さんも稀世さんのことが大好きですからね。もちろん僕もそうなんですけど、稀世さんがアメリカに行くようなことになったらみんな泣いちゃますよ。」
三朗は本気の顔で稀世に呟いたので、稀世は真っ赤になった。「あっ、ごめん。着信やわ。」となってもいないスマホを手にして照れ隠しで席を立ち、引き戸を開けると表の空気を吸った。
午前中で授業を終えた小学1年生のグループが集団で戻ってくるのと鉢合わせになった。子供達は稀世の顔を見て口々に言った。
「あー、三朗お兄ちゃんのいなり寿司が食べたいなぁ!お母さんが「今はお米が高いからわがまま言っちゃだめよ。」って言うんだよ。」
「僕はちらし寿司が食べたいなぁ。ここのところ、こども食堂のメニューは焼きそばとお好み焼きが多いもんね。まあ、僕たちはわがまま言える立場じゃないけどね…。」
そんな小さな子供たちの希望を聞いて、稀世は子供たちに宣言した。
「もうちょっと待っててな。お姉ちゃんがプロレスの試合で頑張って、みんなにお腹いっぱいのお寿司をサブちゃんに作ってもろたるからな!」
「稀世お姉ちゃん、ほんと!わあーい、わーい!
店に戻ってこない稀世が気になって店の外に出てきた三朗が稀世と喜ぶ子供たちの会話を聞いて、
「僕も、思いっきり稀世さんを応援させてもらいますから、是非とも頑張って「優勝」しちゃってください!」
と稀世を励ました。
そこに門真警察署の坂井と載田がご機嫌な様子でやってきた。
「おっ、大将まだランチいけるかな?安さんはCUWW出場を決めたんやて。太田の鼻息が荒くなってたで。頑張って、「ニコニコプロレスここにあり!」ってメジャー団体もWWEも「ぎゃふん」って言わせたってや!」
珍しく軽口をたたく坂井と載寧の着ているカッターシャツの襟はヨレヨレでくたびれていた。
「まずは、ビール2本!そんでランチ2人前頼みます。」
三朗が出した瓶ビールを二人はグラスに注ぐと「乾杯!」、「お疲れ様です!」と一気にあけた。
その様子を見ていた太田が坂井に声をかけた。
「その様子やと、この間の案件が「逮捕解決」って感じやな。」
二杯目のビールを載田が坂井のグラスに注ぐと、美味しそうに二杯目も一気に空にした。
「あぁ、三日間の徹夜で張り込んでサーバー乗っ取り犯を逮捕しての「明け」なんやわ。まあ、今日は寿司喰って、ビールたらふく飲んだら三日分寝まくりや。
太田からの情報提供もあって、思ったより早く逮捕できたからよかったらお前も飲むか?」
二杯のビールの一気飲みでやや赤みを帯びた顔で、坂井がビール瓶を太田に差し出したが、
「今日は車やからあかんわ。さすがに刑事の酌で飲んでたってばれたらあかんやろ。カラカラカラ。良かったら、事の「顛末」を聞かせてくれや。」
とビールは断ると、坂井は軽やかに三日前からの張り込みと逮捕に至るまでの全容を語った。
寿司下駄が空き、「ガリ」まで食べ終わる間に、坂井と載田の前に5本のビール瓶が並んでいた。真っ赤な顔をした坂井は太田に耳打ちした。
「この間の話やけど、どうやら「国内」だけの話じゃなさそうや。お前のとこのスクープに繋がるかもしれへんから、この先もバーターで情報提供は頼むで!」
ランチ客が稀世、直、まりあ、太田の常連と坂井と載田しかいなくなったことで、三朗が気を利かせてランチには入らない、裏メニューの「漬けサーモン」と「炙りマグロのオリーブオイル漬け」を「逮捕のお祝いです!」と提供した。時刻はランチタイムを終え午後1時20分を迎えていた。
「おっ、ありがとうさん。大将の「アテ」は酒が進むのが弱点やな。いっちょ「熱燗」二合つけてくれるか。」
と注文した瞬間、載田がビール瓶をカウンター上に返し、特製の「アテ」を口に含むと楽しそうに微笑んだ。
「ほんま、この「アテ」には「舌鼓」うってしまいますね。こりゃ、確かに「熱燗」になってしまいますわ。」
その瞬間、坂井の携帯電話が鳴った。
「はいはい、坂井です。」とご機嫌なまま使い古されたガラケーに出た坂井の顔色が一気に蒼く変わった。
「何!容疑者が拘置所内で獄中死やと!」、「毒殺ってどういうことやねん!」、「ちっ、いったい何があったんや!今すぐ戻る!」といつもの丁寧な口調でなく、荒々しい大阪弁で電話に向かって叫ぶと「載田、行くぞ!」と声をかけ、急いで勘定を済ませ、二人が出ていくと、直がぽそっと呟いた。
「あーぁ、何があったんか知らんけど、たいそうな事になってるみたいやな。せっかくの旨い物食っての「舌鼓」が、「舌打ち」の方の「舌鼓」になってしもたな。あぁ、くわばらくわばら。」
「おまけ」
今日は「ずどーん」と暗い話になっちゃったので「おまけ」は明るくいきたいですねー!
と言う事で今日は「ひいちゃん」さんが描いてくれた「なつ&陽菜」です!
私は、ご当地バーガーとか「デカ盛り」のハンバーガーって食べないんですけど、流行ってますよねー!
あんなに分厚いハンバーガーどうやって食べるの?
ビックマ●クでもしんどそうなのにね(笑)。
「余命半年R①」で「淡路バーガー」の話を書いたにもかかわらず食べてるのは「淡路玉ねぎカレーパン」(笑)。
赤井は「カレーパン」の方が好きです。
(*´▽`*)b
さて、どうでもいい話は置いておいて、「ひいちゃん」さんが送ってくれた「陽菜ちゃん」から!
うーん、「ぺったん娘」の再現度が半端ない!
「稀世ちゃん」書いてるけど、赤井は「ちっぱい派」です(笑)。
続いては、なっちゃん!
こちらもかわいく描いてくれてありがとうございます。
そして、最後に判断に困ったのがれこれ!
「陽菜ちゃんとなっちゃんイラストです。」
って書いてあったんですけど…。
この胸はもしかして「稀世ちゃん」?
それとも「盛り胸」のなっちゃん?
まあ、可愛いから良しとしましょう!
これからも、「アルファ」さんで公開できる(笑)イラストお待ちしてますねー!
あーりーがーとーうー!
(⋈◍>◡<◍)。✧♡
ルメイが帰国した翌日、ランチタイムの向日葵寿司。今日は稀世、直、まりあ、粋華、太田で食べに来ている。
「まあ、なかなかルメイのおっさんは強烈やったなぁ。えらい稀世ちゃんのこと気に入ってたよな。アメリカの青年実業家で大金持ち!
結婚したら稀世ちゃんもスーパーセレブでミリオネラの仲間入りやで!稀世ちゃんの小遣いでこども食堂も十分賄えるってなもんや。ここの子供らの為にルメイと結婚したってくれや。」
とふざける直に粋華が悪ノリして重ねてくる。
「せやな。もちろんWWEにきて、私とタッグ組んで「チームジャパン」で全米のタイトルを「総なめ」にするっていうのもありやけどな。」
その言葉の端だけを聞いた配膳に来た三朗が心配そうな顔で稀世に尋ねた。
「稀世さん、アメリカに行っちゃうんですか?それに結婚って…。」
真顔で聞いて来た三朗に明らかに動揺した稀世が必死で言い訳をした。
「ちゃうよちゃうよ!そんな話なんか全然ないよ。結婚もせえへんし、アメリカにも行けへんよ!」
「あぁ、良かった。こども食堂の子供たちも市民サロンの利用者さんも稀世さんのことが大好きですからね。もちろん僕もそうなんですけど、稀世さんがアメリカに行くようなことになったらみんな泣いちゃますよ。」
三朗は本気の顔で稀世に呟いたので、稀世は真っ赤になった。「あっ、ごめん。着信やわ。」となってもいないスマホを手にして照れ隠しで席を立ち、引き戸を開けると表の空気を吸った。
午前中で授業を終えた小学1年生のグループが集団で戻ってくるのと鉢合わせになった。子供達は稀世の顔を見て口々に言った。
「あー、三朗お兄ちゃんのいなり寿司が食べたいなぁ!お母さんが「今はお米が高いからわがまま言っちゃだめよ。」って言うんだよ。」
「僕はちらし寿司が食べたいなぁ。ここのところ、こども食堂のメニューは焼きそばとお好み焼きが多いもんね。まあ、僕たちはわがまま言える立場じゃないけどね…。」
そんな小さな子供たちの希望を聞いて、稀世は子供たちに宣言した。
「もうちょっと待っててな。お姉ちゃんがプロレスの試合で頑張って、みんなにお腹いっぱいのお寿司をサブちゃんに作ってもろたるからな!」
「稀世お姉ちゃん、ほんと!わあーい、わーい!
店に戻ってこない稀世が気になって店の外に出てきた三朗が稀世と喜ぶ子供たちの会話を聞いて、
「僕も、思いっきり稀世さんを応援させてもらいますから、是非とも頑張って「優勝」しちゃってください!」
と稀世を励ました。
そこに門真警察署の坂井と載田がご機嫌な様子でやってきた。
「おっ、大将まだランチいけるかな?安さんはCUWW出場を決めたんやて。太田の鼻息が荒くなってたで。頑張って、「ニコニコプロレスここにあり!」ってメジャー団体もWWEも「ぎゃふん」って言わせたってや!」
珍しく軽口をたたく坂井と載寧の着ているカッターシャツの襟はヨレヨレでくたびれていた。
「まずは、ビール2本!そんでランチ2人前頼みます。」
三朗が出した瓶ビールを二人はグラスに注ぐと「乾杯!」、「お疲れ様です!」と一気にあけた。
その様子を見ていた太田が坂井に声をかけた。
「その様子やと、この間の案件が「逮捕解決」って感じやな。」
二杯目のビールを載田が坂井のグラスに注ぐと、美味しそうに二杯目も一気に空にした。
「あぁ、三日間の徹夜で張り込んでサーバー乗っ取り犯を逮捕しての「明け」なんやわ。まあ、今日は寿司喰って、ビールたらふく飲んだら三日分寝まくりや。
太田からの情報提供もあって、思ったより早く逮捕できたからよかったらお前も飲むか?」
二杯のビールの一気飲みでやや赤みを帯びた顔で、坂井がビール瓶を太田に差し出したが、
「今日は車やからあかんわ。さすがに刑事の酌で飲んでたってばれたらあかんやろ。カラカラカラ。良かったら、事の「顛末」を聞かせてくれや。」
とビールは断ると、坂井は軽やかに三日前からの張り込みと逮捕に至るまでの全容を語った。
寿司下駄が空き、「ガリ」まで食べ終わる間に、坂井と載田の前に5本のビール瓶が並んでいた。真っ赤な顔をした坂井は太田に耳打ちした。
「この間の話やけど、どうやら「国内」だけの話じゃなさそうや。お前のとこのスクープに繋がるかもしれへんから、この先もバーターで情報提供は頼むで!」
ランチ客が稀世、直、まりあ、太田の常連と坂井と載田しかいなくなったことで、三朗が気を利かせてランチには入らない、裏メニューの「漬けサーモン」と「炙りマグロのオリーブオイル漬け」を「逮捕のお祝いです!」と提供した。時刻はランチタイムを終え午後1時20分を迎えていた。
「おっ、ありがとうさん。大将の「アテ」は酒が進むのが弱点やな。いっちょ「熱燗」二合つけてくれるか。」
と注文した瞬間、載田がビール瓶をカウンター上に返し、特製の「アテ」を口に含むと楽しそうに微笑んだ。
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その瞬間、坂井の携帯電話が鳴った。
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続いては、なっちゃん!
こちらもかわいく描いてくれてありがとうございます。
そして、最後に判断に困ったのがれこれ!
「陽菜ちゃんとなっちゃんイラストです。」
って書いてあったんですけど…。
この胸はもしかして「稀世ちゃん」?
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これからも、「アルファ」さんで公開できる(笑)イラストお待ちしてますねー!
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