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「日本のギャンブル事情」
しおりを挟む「日本のギャンブル事情」
副島の一言で皆の興味は空き巣犯のことから「日本のギャンブル事情」に移った。
「副島さん、私、ギャンブルって全然したことも無いし、今まで興味もあれへんかったんですけど、仕事として追いかけることになった際、知識は必要でしょうからちょっと詳しく教えてもらえませんか?」
稀世が尋ねると、空き巣犯も一緒に副島に対して頷いた。
「じゃあ、まずは日本ほど「公営ギャンブルのある国はない」ってところから説明しましょうかねぇ。」
と副島は切り出して、ギャンブルに関する講義が始まった。
日本で運営されている「公営ギャンブル」は広義の意味で「賭博」に入る「宝くじ」、「totoくじ」を含めれば6種あるという。
競技としては4種ある。「農林水産省」管轄の「競馬」、「経済産業省」管轄の「競輪」と「オートレース」、そして「国土交通省」管轄の「競艇」の4競技である。
特殊法人である「中央競馬」を除けば地方公共団体か一部事務組合が主催している。全国37都道府県で97場もあるという。
中央競馬は出資者が国であるため、実質「国営ギャンブル」になると付け加えられた。
また、サッカーとバスケットボールの結果を対象とする「スポーツ振興くじtoto」は「文部科学省」管轄で、宝くじは「総務省」管轄であると説明は続いた。。
「各々の売り上げは、2021年の実績になるけど、「中央競馬」が圧倒的で「3兆1080億円」ですわ。日本の今年の国家予算が112兆717億円ですからどれだけ凄い売上かわかるでしょ。国の予算の3%がいわゆる「国営ギャンブル」の売り上げになるんですよ。そんな「国営ギャンブル」なんか他の先進国にはまずありませんよ。」
と副島が説明をすると稀世が質問をした。
「副島さん、3兆円も凄いけど、この間「大阪カジノ反対」の意見のニュース特番で日本の最大のギャンブルは「パチンコ・パチスロ」で年間売り上げは20兆円を超えるって言うてましたよ。最大の賭博は「パチンコ・パチスロ」とちゃうんですか?」
稀世の質問に対し、副島は公営ギャンブルの説明を中断し、法律論に話を展開した。
「日本はね、法律で「賭博」は禁止されてるんですよ。その中で日本の公営ギャンブルが認められてるのは刑法などの「一般法」より、個別の法律である「特別法」の方が優先されるからなんですね。ですから、先ほど言った「競馬」、「競輪」、「オートレース」、「競艇」の4競技と「宝くじ」と「スポーツ振興くじ」は既得権益として堂々と「賭博」ができるわけです。
先程の売り上げの話の続きになりますが、「地方競馬」の2021年の年間売り上げは9933億円、「競輪」は9631億円、「オートレース」で1033億円、「競艇」にいたっては2兆3926億円です。日本国内の4競技だけで年間7兆5603億円の売り上げがあるんです。こりゃ驚きですよね。
つけ加えると「宝くじ」は8133億円、スポーツ振興くじは1131億円あります。これらの権益を手放せない理由が各管轄の省庁にはあるってことですね。その前提を語らずに、大阪のカジノだけが「あかん」っていうのは私には理解できませんわ。」
「で、「パチンコ・スロット」は賭博になれへんの?今の話やと公営ギャンブル以外は日本は「賭博禁止」なんでしょ?」
稀世がメモを読み返して尋ね直した。
「あぁ、すみません。そこ言い忘れてましたね。日本での「パチンコ・パチスロ」は「賭博」扱いでなく「風俗営業」扱いなんですよ。」
副島の答えで稀世の頭に「?」がいくつも浮かび、再度挙手して質問した。
「風俗営業ってどういうことなんですか?どう転がったって「ギャンブル」じゃないですか?」
「それはね、換金方法にタネがあってね、日本のパチンコは海外のカジノみたいにチップをそのまま現金化できないでしょ。「出玉」を「特殊景品」に交換したうえで別店舗で換金する「三店方式」が取られてるがゆえに「賭博」でないという「真っ黒」に近い「グレー」でその存在が認められてるんですね。
まあ、「新規カジノ」は反対やけど「パチンコ潰せ」って言わない議員が多いのはそこら辺の「許諾」関連の大人の事情があるからなんでしょうね。
まさに「ザル法」ってやつですよ。カラカラカラ。」
副島は笑った。
稀世は頭を整理するのに数十秒の時間を費やした。そこでその場に残る空き巣犯に問いた。
「空き巣のおっちゃんは、なんで闇カジノなんかに手を出したん?理屈で考えたら「反社」がやってる博打より公営ギャンブルの方が安心やろ?」
空き巣犯は、太田から「取材の一環やと思って答えたってんか。」と言われ、口を開いた。
「そりゃ、還元率が違うからに決まってるやろ。胴元はスタッフの給与やシステムの維持管理に会社の利益を考えて配当に回す還元率を決めるんや。
「闇賭博」はそこにかかるコストが全然低いから当然配当率が高くなる。つまりは当選時の払戻金が大きくなるってことや。」
何度か稀世と空き巣犯の間で問答が続いたが、稀世の理解に繋がらないので副島が助け船を出した。
競馬のJRAの還元率を実例として説明を始めた。「枠連・馬連・ワイド」の還元率は77.5%、「馬単」で75%、「3連単」で72.5%の還元率であることが最初に語られた。例としてあるレースで「馬単」の売り上げが10億円あれば、馬券を当てたものへの配当は7億5000万円になることが告げられた。
残りの2億5千万円がJRAの元に残り。その利益は、スタッフの給与や施設の維持費や騎手や馬主への報酬等の必要経費にあてられると説明があり、稀世は理解した。
「なるほど、闇賭博やとその必要経費が必要あれへんから還元率が上げられるんや。闇賭博業者はJRAの経費で作ったオッズをそのまま利用することで80%でも85%でも還元できるんや。同じ馬券買って配当が多いんやったら買う人は「公営」より「闇」を選ぶわな。」
納得した稀世の興味は次に向かった。
「公営ギャンブル」とその「闇賭博」まではわかった。日本は賭博禁止で「パチンコ・パチスロ」は賭博扱いじゃないっていうところもわかった。
でも、この空き巣犯がやってたプロ野球賭博なんか「公営」ではやってへんやろ?そんなもんそんじょそこらの「反社」が簡単にできるもんなん?」
稀世の質問を受けて、副島がイギリスの「ブックメーカー」について説明を始めた。
「ブックメーカー」は1790年にウイリアム・オウデンが出走馬にオッズをつけたのが最初とされている。(※諸説あり)1960年にイギリス政府に公認を受け現在では各種プロスポーツ、大学スポーツを中心に「一般人が参加できるギャンブル」として人気である。
スポーツ以外にも「大統領選挙」、「首相選挙」など「政治的選択」を賭けの対象としたり、アカデミー賞の受賞者や「クリスマスに雪が降るか」などと言った一般人の興味に合わせたブックメイキングを行っていることが説明された。
当然、データを扱うだけで競技者を養う必要はないので還元率は高い。競馬を例に出し、還元率が高いと言われるフランス競馬でも85%、先述した日本の競馬では「JRAプレミアム」の特定レースで80%の還元率に対し、ブックメーカーでは大きな売り上げが見込めるビッグイベント、ビッグレースでは95%の還元率をうたったところもあるらしい。
「ちなみに今年の春に大リーグのイケメン日本人スーパースターがその通訳者にアメリカで「違法スポーツ賭博」でえらい損害を受けたって話があったけど、ブックメーカーってイギリス以外は違法やないんか?」
と直が不思議そうな顔をして副島に尋ねた。
「直さん、いいところに目をつけましたね。そこが問題なんですよ。あの通訳の事件はラスベガスのある「ネバダ州」を筆頭にアメリカでブックメーカーを合法としてる州でなく、よりによって「違法」としてるロサンゼルス・ドジャースのある「カリフォルニア州」でやってしもたってところが問題やったんです。」
副島の返事に直は呟いた。
「州ごとに合法、違法が違うんか…。そりゃ分かりにくいもんやな。」
「おまけ」
今回は「ボツショット」です。
チャプターの時点では、稀世ちゃんが2回戦後、まりあさんと直さんと一緒に「スパワールド」に行って、反則の「鉄板」攻撃で全身あざだらけの稀世ちゃんの身体に驚くっていう話を入れてたんですけど、
「やっぱり「舞台」で「入浴シーン」は無しやな(笑)。」
とあっさり「ボツ」りました。
そりゃそうやろ!
まあ、今日と明日は「公営ギャンブル」、「ブックメーカー」の仕組みでちょっと固い話なので、「男性読者」さんに忖度して「ボツイラスト」供養をさせてもらいましょう(笑)。
もっと「H」な稀世ちゃんが見たい人は「A」の「ひいちゃん」さんの投稿を見に行ってください!
「ひいちゃん」の描く稀世ちゃんは「おっぱいドーン!」ですからねー(〃▽〃)ポッ
では、赤井版は少し地味ですが、どうぞ…。
では、また明日~!
(⋈◍>◡<◍)。✧♡
副島の一言で皆の興味は空き巣犯のことから「日本のギャンブル事情」に移った。
「副島さん、私、ギャンブルって全然したことも無いし、今まで興味もあれへんかったんですけど、仕事として追いかけることになった際、知識は必要でしょうからちょっと詳しく教えてもらえませんか?」
稀世が尋ねると、空き巣犯も一緒に副島に対して頷いた。
「じゃあ、まずは日本ほど「公営ギャンブルのある国はない」ってところから説明しましょうかねぇ。」
と副島は切り出して、ギャンブルに関する講義が始まった。
日本で運営されている「公営ギャンブル」は広義の意味で「賭博」に入る「宝くじ」、「totoくじ」を含めれば6種あるという。
競技としては4種ある。「農林水産省」管轄の「競馬」、「経済産業省」管轄の「競輪」と「オートレース」、そして「国土交通省」管轄の「競艇」の4競技である。
特殊法人である「中央競馬」を除けば地方公共団体か一部事務組合が主催している。全国37都道府県で97場もあるという。
中央競馬は出資者が国であるため、実質「国営ギャンブル」になると付け加えられた。
また、サッカーとバスケットボールの結果を対象とする「スポーツ振興くじtoto」は「文部科学省」管轄で、宝くじは「総務省」管轄であると説明は続いた。。
「各々の売り上げは、2021年の実績になるけど、「中央競馬」が圧倒的で「3兆1080億円」ですわ。日本の今年の国家予算が112兆717億円ですからどれだけ凄い売上かわかるでしょ。国の予算の3%がいわゆる「国営ギャンブル」の売り上げになるんですよ。そんな「国営ギャンブル」なんか他の先進国にはまずありませんよ。」
と副島が説明をすると稀世が質問をした。
「副島さん、3兆円も凄いけど、この間「大阪カジノ反対」の意見のニュース特番で日本の最大のギャンブルは「パチンコ・パチスロ」で年間売り上げは20兆円を超えるって言うてましたよ。最大の賭博は「パチンコ・パチスロ」とちゃうんですか?」
稀世の質問に対し、副島は公営ギャンブルの説明を中断し、法律論に話を展開した。
「日本はね、法律で「賭博」は禁止されてるんですよ。その中で日本の公営ギャンブルが認められてるのは刑法などの「一般法」より、個別の法律である「特別法」の方が優先されるからなんですね。ですから、先ほど言った「競馬」、「競輪」、「オートレース」、「競艇」の4競技と「宝くじ」と「スポーツ振興くじ」は既得権益として堂々と「賭博」ができるわけです。
先程の売り上げの話の続きになりますが、「地方競馬」の2021年の年間売り上げは9933億円、「競輪」は9631億円、「オートレース」で1033億円、「競艇」にいたっては2兆3926億円です。日本国内の4競技だけで年間7兆5603億円の売り上げがあるんです。こりゃ驚きですよね。
つけ加えると「宝くじ」は8133億円、スポーツ振興くじは1131億円あります。これらの権益を手放せない理由が各管轄の省庁にはあるってことですね。その前提を語らずに、大阪のカジノだけが「あかん」っていうのは私には理解できませんわ。」
「で、「パチンコ・スロット」は賭博になれへんの?今の話やと公営ギャンブル以外は日本は「賭博禁止」なんでしょ?」
稀世がメモを読み返して尋ね直した。
「あぁ、すみません。そこ言い忘れてましたね。日本での「パチンコ・パチスロ」は「賭博」扱いでなく「風俗営業」扱いなんですよ。」
副島の答えで稀世の頭に「?」がいくつも浮かび、再度挙手して質問した。
「風俗営業ってどういうことなんですか?どう転がったって「ギャンブル」じゃないですか?」
「それはね、換金方法にタネがあってね、日本のパチンコは海外のカジノみたいにチップをそのまま現金化できないでしょ。「出玉」を「特殊景品」に交換したうえで別店舗で換金する「三店方式」が取られてるがゆえに「賭博」でないという「真っ黒」に近い「グレー」でその存在が認められてるんですね。
まあ、「新規カジノ」は反対やけど「パチンコ潰せ」って言わない議員が多いのはそこら辺の「許諾」関連の大人の事情があるからなんでしょうね。
まさに「ザル法」ってやつですよ。カラカラカラ。」
副島は笑った。
稀世は頭を整理するのに数十秒の時間を費やした。そこでその場に残る空き巣犯に問いた。
「空き巣のおっちゃんは、なんで闇カジノなんかに手を出したん?理屈で考えたら「反社」がやってる博打より公営ギャンブルの方が安心やろ?」
空き巣犯は、太田から「取材の一環やと思って答えたってんか。」と言われ、口を開いた。
「そりゃ、還元率が違うからに決まってるやろ。胴元はスタッフの給与やシステムの維持管理に会社の利益を考えて配当に回す還元率を決めるんや。
「闇賭博」はそこにかかるコストが全然低いから当然配当率が高くなる。つまりは当選時の払戻金が大きくなるってことや。」
何度か稀世と空き巣犯の間で問答が続いたが、稀世の理解に繋がらないので副島が助け船を出した。
競馬のJRAの還元率を実例として説明を始めた。「枠連・馬連・ワイド」の還元率は77.5%、「馬単」で75%、「3連単」で72.5%の還元率であることが最初に語られた。例としてあるレースで「馬単」の売り上げが10億円あれば、馬券を当てたものへの配当は7億5000万円になることが告げられた。
残りの2億5千万円がJRAの元に残り。その利益は、スタッフの給与や施設の維持費や騎手や馬主への報酬等の必要経費にあてられると説明があり、稀世は理解した。
「なるほど、闇賭博やとその必要経費が必要あれへんから還元率が上げられるんや。闇賭博業者はJRAの経費で作ったオッズをそのまま利用することで80%でも85%でも還元できるんや。同じ馬券買って配当が多いんやったら買う人は「公営」より「闇」を選ぶわな。」
納得した稀世の興味は次に向かった。
「公営ギャンブル」とその「闇賭博」まではわかった。日本は賭博禁止で「パチンコ・パチスロ」は賭博扱いじゃないっていうところもわかった。
でも、この空き巣犯がやってたプロ野球賭博なんか「公営」ではやってへんやろ?そんなもんそんじょそこらの「反社」が簡単にできるもんなん?」
稀世の質問を受けて、副島がイギリスの「ブックメーカー」について説明を始めた。
「ブックメーカー」は1790年にウイリアム・オウデンが出走馬にオッズをつけたのが最初とされている。(※諸説あり)1960年にイギリス政府に公認を受け現在では各種プロスポーツ、大学スポーツを中心に「一般人が参加できるギャンブル」として人気である。
スポーツ以外にも「大統領選挙」、「首相選挙」など「政治的選択」を賭けの対象としたり、アカデミー賞の受賞者や「クリスマスに雪が降るか」などと言った一般人の興味に合わせたブックメイキングを行っていることが説明された。
当然、データを扱うだけで競技者を養う必要はないので還元率は高い。競馬を例に出し、還元率が高いと言われるフランス競馬でも85%、先述した日本の競馬では「JRAプレミアム」の特定レースで80%の還元率に対し、ブックメーカーでは大きな売り上げが見込めるビッグイベント、ビッグレースでは95%の還元率をうたったところもあるらしい。
「ちなみに今年の春に大リーグのイケメン日本人スーパースターがその通訳者にアメリカで「違法スポーツ賭博」でえらい損害を受けたって話があったけど、ブックメーカーってイギリス以外は違法やないんか?」
と直が不思議そうな顔をして副島に尋ねた。
「直さん、いいところに目をつけましたね。そこが問題なんですよ。あの通訳の事件はラスベガスのある「ネバダ州」を筆頭にアメリカでブックメーカーを合法としてる州でなく、よりによって「違法」としてるロサンゼルス・ドジャースのある「カリフォルニア州」でやってしもたってところが問題やったんです。」
副島の返事に直は呟いた。
「州ごとに合法、違法が違うんか…。そりゃ分かりにくいもんやな。」
「おまけ」
今回は「ボツショット」です。
チャプターの時点では、稀世ちゃんが2回戦後、まりあさんと直さんと一緒に「スパワールド」に行って、反則の「鉄板」攻撃で全身あざだらけの稀世ちゃんの身体に驚くっていう話を入れてたんですけど、
「やっぱり「舞台」で「入浴シーン」は無しやな(笑)。」
とあっさり「ボツ」りました。
そりゃそうやろ!
まあ、今日と明日は「公営ギャンブル」、「ブックメーカー」の仕組みでちょっと固い話なので、「男性読者」さんに忖度して「ボツイラスト」供養をさせてもらいましょう(笑)。
もっと「H」な稀世ちゃんが見たい人は「A」の「ひいちゃん」さんの投稿を見に行ってください!
「ひいちゃん」の描く稀世ちゃんは「おっぱいドーン!」ですからねー(〃▽〃)ポッ
では、赤井版は少し地味ですが、どうぞ…。
では、また明日~!
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