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「空き巣犯の言い分」
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「空き巣犯の言い分」
直が三朗に電話をいれると、夕方4時半には帰ってくるとのことだった。農家との直接取引はロットの問題もあるので「西沢米穀」を窓口に交渉したいので商店街会長の直にも知恵を出してほしいという事だった。
稀世と太田も取材道具を片付け、一緒に向日葵寿司に向かった。何やら店の中に人の気配がある。
「ん、三朗の奴、もう帰ってるんかいな?」
と直が呟いた瞬間、三朗から直のスマホに「少し遅れます。勝手口から入って店の中で待っててください。」とラインメッセージが届いた。
「ごるあ!お前何しとんねん!」
直が叫びながら暖簾の出ていない引き戸を思い切り開けると、中にいた男がレジスターを操作しようとしている様子が見えた。
稀世が前に出る前に、直が店に飛び込んだ。慌てた男は調理場に置いた三朗の出刃包丁を手にし
「騒ぐな!刺すぞ!」
と両腕を前に突き出した。
「その包丁は、お前なんかが手にしてええもんとちゃうねんぞ!」
直が叫ぶと同時に空き巣犯の懐に入ると得意の小手返しで男の腕を取ると体を入れ替えてわずか0.8秒で床にねじ伏せた。
「稀世ちゃん、包丁取り上げたら、こいつのベルト抜いて両足縛り上げたってくれ!」
直の指示に従い、空き巣犯の両足を縛りつけると両腕を後ろ手に締め上げた。直がハンカチで男の両手首を縛ると客席の椅子に座らせた。
「お前、この商店街のもんやあれへんな。なんでこの店に盗みに入ったんや。」
警察に通報しようとする太田を制して、直は空き巣犯に尋問を始めた。太田は職業柄、すぐにボイスレコーダーを取り出し、後に警察に提出するためにスマホで動画撮影を始めた。稀世もペンと手帳を取り出した。
直の圧倒的な強さに逃亡を諦めた空き巣犯の男は素直に直の尋問に対し答えた。
博打でできた闇金融の借金の返済期日が今日の夕方で、国道163号線近くのリサイクルショップに今持っている家財を処分しに行ったが返済額には遠く届かず、車で自宅に引き上げる途中、「本日買い出しの為、夕方6時まで休業させていただきます。」と馬鹿正直に書いた三朗の張り紙を見て、突発的に「空き巣」を考えついたとのことだった。
その時、男のズボンの尻ポケットに入っているスマホがピロリンと鳴った。
「すみません。画面を確認させてもらえませんか?それが最後の望みの糸なんです。」
と空き巣犯は頭を項垂れて言うので直は許可し、稀世がポケットからスマホを取り出し、画面を男に向けた。空き巣犯が言うように新着情報の一番上のアイコンをタップし、4桁のPINコードを入力した。
その画面にはプロ野球パリーグのクライマックスシリーズのデイゲームの結果が表示されていた。
「何やお前、この状況で野球の結果が見たいってなんやねん。「最後の望みの糸」って大げさな言い方しやがって、闇金の取り立てにしばかれるか、警察に突き出されて臭い飯食うかの瀬戸際に「野球」ってなぁ…。お前、頭おかしいんとちゃうか?」
直があきれた物言いをすると、太田が何か気づいたようで稀世からスマホを奪うと、何回かタップした。
5対3の結果の下にいくつもの見慣れない数字が並んでいるのが稀世の視界に入ってきた。(なに、スポーツチャンネルサイトの試合結果だけじゃない…。これって何?)と稀世が首を傾げると
「直さん、稀世さん、太田さん、すみません、遅くなりました。今から飯炊きますんで寿司握るのは7時ごろになります。あれ、この男の人誰ですか?」
ととぼけた顔の三朗が店に戻ってきた。
稀世が状況を簡単に三朗に説明すると、レジスターを確認し被害が無かったことと出刃包丁の刃に異常がない事を確認すると、空き巣犯は直たちに任せ調理場作業に入った。
直の尋問は再び空き巣犯にむいた。男が言うには、スマホに表示されているのはプロ野球の「スポーツブッキング」のサイトだという。
「スポーツ賭博っていわゆる「totoくじ」とちゃうんか?それにしてもサッカーとバスケットボールだけでプロ野球の「toto」なんかあれへんやろ?」
と尋ねる直に太田が説明した。
いわゆる「海外ブックメーカー」のサイトでいろんなスポーツの結果や経過に対するスポーツ賭博がありそのジャンルは多岐にわたり、その賭けの方法も単純な勝ち負けだけでないことが加えられた。
最近では国内「反社」や海外「マフィア」が運営する「闇スポーツ賭博」も存在するというが太田もあまり詳しくは知らないという。
興味を持った直は、古くからの知り合いの「よろず相談屋」の「金城司法書士事務所」に電話を入れた。5分もせずにスクーターの二人乗りで司法書士の森と補助者の副島がやってきた。
森と副島は空き巣犯のスマホを数分いじり過去履歴なども確認した。一通りのチェックが終わった後、森はノートパソコンの操作に入り、その作業を覗き込んで見ていた副島が言った。
「これ、海外ブックメーカーのデータをベースに「反社」がやってる「闇スポーツ賭博」ですわ。」
その言葉に太田のジャーナリストとしての触手が反応した。いくつかの質問を副島と森に投げかけると、空き巣犯を「取材対象」としたいと言い出した。直に了解を取ったうえで太田は空き巣犯に尋ねた。
「あんた、今日の支払いはなんぼいるんや?うちの取材に協力してくれるんやったら取材費出したんで。」
空き巣犯から、今日の払いにあと5万円足りないという事がわかり話は即決した。太田は空き巣犯の使用している闇スポーツ賭博のエントリーの仕方からどのような種目及び賭け方があるのかを聞いた。
続いて掛け金のチャージや返金の方法を詳しく聞き出した。資金調達まで面倒を見るというそのサイトは、森の調査によると日本国内の「反社」が運営しているものだった。
「へー、エントリー者の個人情報や口座情報を悪用してる可能性もあるなぁ。何で家族資産まで聞いてくるんかと思ったら、優良資産持ちの客を追い詰める闇金の手配まで行うって凄い「ホスピタリティー」の高さやなぁ…。」
と太田が感心すると直がきつい口調で太田を咎めた。
「太田はん、「ホスピタリティー」って「反社」相手に使う言葉と違うやろ!まあ、三朗の店に実害があれへんかったことで警察に突き出さんと逃がしたるのはしゃあない。
次の「メディアクリエイト」の取材対象として「スポーツ賭博」や「闇カジノ」を取り上げるのにええ「きっかけ」と言うか、「入口」が転がり込んできたみたいなもんやからな。ただ、番組作りにあたってはこいつみたいに身を持ち崩して「犯罪」にまで手を染めるギャンブル中毒の恐ろしさや、その悲惨な結末まで一般人に知らしめる内容の番組にしたってや。
それにしても、こんな奴らがわんさかおる中、大阪が「カジノ」を開く意味ってあるんかいな…。」
直がため息をつくと、副島が一言挟んだ。
「直さん、「正規のカジノ」と「闇カジノ」を一緒にしたらあきませんよ。日本は諸外国と比べると特殊な「ギャンブル事情」がある国ですから。」
「おまけ」
昨日は「普通のカメラ」が「出ない」って書いたけど
「お寿司」はもっと出ない(泣)。
アメリカのアプリなのかな?
出てくるのは「カリフォルニア巻き」みたいなやつばっかり(笑)
(⋈◍>◡<◍)。✧♡
直が三朗に電話をいれると、夕方4時半には帰ってくるとのことだった。農家との直接取引はロットの問題もあるので「西沢米穀」を窓口に交渉したいので商店街会長の直にも知恵を出してほしいという事だった。
稀世と太田も取材道具を片付け、一緒に向日葵寿司に向かった。何やら店の中に人の気配がある。
「ん、三朗の奴、もう帰ってるんかいな?」
と直が呟いた瞬間、三朗から直のスマホに「少し遅れます。勝手口から入って店の中で待っててください。」とラインメッセージが届いた。
「ごるあ!お前何しとんねん!」
直が叫びながら暖簾の出ていない引き戸を思い切り開けると、中にいた男がレジスターを操作しようとしている様子が見えた。
稀世が前に出る前に、直が店に飛び込んだ。慌てた男は調理場に置いた三朗の出刃包丁を手にし
「騒ぐな!刺すぞ!」
と両腕を前に突き出した。
「その包丁は、お前なんかが手にしてええもんとちゃうねんぞ!」
直が叫ぶと同時に空き巣犯の懐に入ると得意の小手返しで男の腕を取ると体を入れ替えてわずか0.8秒で床にねじ伏せた。
「稀世ちゃん、包丁取り上げたら、こいつのベルト抜いて両足縛り上げたってくれ!」
直の指示に従い、空き巣犯の両足を縛りつけると両腕を後ろ手に締め上げた。直がハンカチで男の両手首を縛ると客席の椅子に座らせた。
「お前、この商店街のもんやあれへんな。なんでこの店に盗みに入ったんや。」
警察に通報しようとする太田を制して、直は空き巣犯に尋問を始めた。太田は職業柄、すぐにボイスレコーダーを取り出し、後に警察に提出するためにスマホで動画撮影を始めた。稀世もペンと手帳を取り出した。
直の圧倒的な強さに逃亡を諦めた空き巣犯の男は素直に直の尋問に対し答えた。
博打でできた闇金融の借金の返済期日が今日の夕方で、国道163号線近くのリサイクルショップに今持っている家財を処分しに行ったが返済額には遠く届かず、車で自宅に引き上げる途中、「本日買い出しの為、夕方6時まで休業させていただきます。」と馬鹿正直に書いた三朗の張り紙を見て、突発的に「空き巣」を考えついたとのことだった。
その時、男のズボンの尻ポケットに入っているスマホがピロリンと鳴った。
「すみません。画面を確認させてもらえませんか?それが最後の望みの糸なんです。」
と空き巣犯は頭を項垂れて言うので直は許可し、稀世がポケットからスマホを取り出し、画面を男に向けた。空き巣犯が言うように新着情報の一番上のアイコンをタップし、4桁のPINコードを入力した。
その画面にはプロ野球パリーグのクライマックスシリーズのデイゲームの結果が表示されていた。
「何やお前、この状況で野球の結果が見たいってなんやねん。「最後の望みの糸」って大げさな言い方しやがって、闇金の取り立てにしばかれるか、警察に突き出されて臭い飯食うかの瀬戸際に「野球」ってなぁ…。お前、頭おかしいんとちゃうか?」
直があきれた物言いをすると、太田が何か気づいたようで稀世からスマホを奪うと、何回かタップした。
5対3の結果の下にいくつもの見慣れない数字が並んでいるのが稀世の視界に入ってきた。(なに、スポーツチャンネルサイトの試合結果だけじゃない…。これって何?)と稀世が首を傾げると
「直さん、稀世さん、太田さん、すみません、遅くなりました。今から飯炊きますんで寿司握るのは7時ごろになります。あれ、この男の人誰ですか?」
ととぼけた顔の三朗が店に戻ってきた。
稀世が状況を簡単に三朗に説明すると、レジスターを確認し被害が無かったことと出刃包丁の刃に異常がない事を確認すると、空き巣犯は直たちに任せ調理場作業に入った。
直の尋問は再び空き巣犯にむいた。男が言うには、スマホに表示されているのはプロ野球の「スポーツブッキング」のサイトだという。
「スポーツ賭博っていわゆる「totoくじ」とちゃうんか?それにしてもサッカーとバスケットボールだけでプロ野球の「toto」なんかあれへんやろ?」
と尋ねる直に太田が説明した。
いわゆる「海外ブックメーカー」のサイトでいろんなスポーツの結果や経過に対するスポーツ賭博がありそのジャンルは多岐にわたり、その賭けの方法も単純な勝ち負けだけでないことが加えられた。
最近では国内「反社」や海外「マフィア」が運営する「闇スポーツ賭博」も存在するというが太田もあまり詳しくは知らないという。
興味を持った直は、古くからの知り合いの「よろず相談屋」の「金城司法書士事務所」に電話を入れた。5分もせずにスクーターの二人乗りで司法書士の森と補助者の副島がやってきた。
森と副島は空き巣犯のスマホを数分いじり過去履歴なども確認した。一通りのチェックが終わった後、森はノートパソコンの操作に入り、その作業を覗き込んで見ていた副島が言った。
「これ、海外ブックメーカーのデータをベースに「反社」がやってる「闇スポーツ賭博」ですわ。」
その言葉に太田のジャーナリストとしての触手が反応した。いくつかの質問を副島と森に投げかけると、空き巣犯を「取材対象」としたいと言い出した。直に了解を取ったうえで太田は空き巣犯に尋ねた。
「あんた、今日の支払いはなんぼいるんや?うちの取材に協力してくれるんやったら取材費出したんで。」
空き巣犯から、今日の払いにあと5万円足りないという事がわかり話は即決した。太田は空き巣犯の使用している闇スポーツ賭博のエントリーの仕方からどのような種目及び賭け方があるのかを聞いた。
続いて掛け金のチャージや返金の方法を詳しく聞き出した。資金調達まで面倒を見るというそのサイトは、森の調査によると日本国内の「反社」が運営しているものだった。
「へー、エントリー者の個人情報や口座情報を悪用してる可能性もあるなぁ。何で家族資産まで聞いてくるんかと思ったら、優良資産持ちの客を追い詰める闇金の手配まで行うって凄い「ホスピタリティー」の高さやなぁ…。」
と太田が感心すると直がきつい口調で太田を咎めた。
「太田はん、「ホスピタリティー」って「反社」相手に使う言葉と違うやろ!まあ、三朗の店に実害があれへんかったことで警察に突き出さんと逃がしたるのはしゃあない。
次の「メディアクリエイト」の取材対象として「スポーツ賭博」や「闇カジノ」を取り上げるのにええ「きっかけ」と言うか、「入口」が転がり込んできたみたいなもんやからな。ただ、番組作りにあたってはこいつみたいに身を持ち崩して「犯罪」にまで手を染めるギャンブル中毒の恐ろしさや、その悲惨な結末まで一般人に知らしめる内容の番組にしたってや。
それにしても、こんな奴らがわんさかおる中、大阪が「カジノ」を開く意味ってあるんかいな…。」
直がため息をつくと、副島が一言挟んだ。
「直さん、「正規のカジノ」と「闇カジノ」を一緒にしたらあきませんよ。日本は諸外国と比べると特殊な「ギャンブル事情」がある国ですから。」
「おまけ」
昨日は「普通のカメラ」が「出ない」って書いたけど
「お寿司」はもっと出ない(泣)。
アメリカのアプリなのかな?
出てくるのは「カリフォルニア巻き」みたいなやつばっかり(笑)
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