『まごころ除霊師JK心亜ちゃんと大きな霊蔵庫』

M‐赤井翼

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㉓「カルテ⑧ 宇宙人を信じていたがゆえに「バカ扱い」されて死んでいった男「|遊穂則泰《ゆうほ・のりたい》」の場合④」

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㉓「カルテ⑧ 宇宙人を信じていたがゆえに「バカ扱い」されて死んでいった男「遊穂則泰ゆうほ・のりたい 」の場合④」

 その日の夜、心亜達の姿は「東京行き」の夜行バスの中にあった。最終目的地は「青森県弘前市」。高速バスを乗り継ぐことで青森まで2万円で行く作戦となった。「JR」で約4万4千円。航空機を使うとその時点で「破産」の財布事情で、宿泊費をかけず移動できる高速バスを選んだ。

 「もう、ここまでしてもらったら十分です。生UFO見せてもらって、宇宙連合艦隊総司令官の話まで聞かせてもらえたんですから。心亜ちゃんは博多で美味しいモノを楽しんでくださいよ。糸島に行けば「ドライブイン鳥」もありますし、九州にまで来て「ドラ鳥」に行かない手はないですよ。」
と則泰は心亜を気遣ったが、心亜は強い意志を込めて則泰に語った。
「大丈夫!岡村総司令官にUFOに乗った記憶を持つ日本人を2人教えてもらってるから。まあ、埼玉の喫茶店の女性店長は宇宙人と「H」しちゃったって人だから、それを則泰君が女性の立場で「疑似体験」しても困っちゃうから、もうひとりの「弘前」の「超有名人」にお願いすることにしたわ。
 ここまで来たら「乗りかかった舟」よ。私が絶対に則泰君を「成仏」させてあげるからね。「弘前」には「嶽きみ」もあるし、予算が許せば最後は青森で「いちご煮」で乾杯よ!最悪、則泰君を「恐山」の三途の川で「成仏」させてあげるから、私を信じて!」

 東京で高速バスを「青森行き」に乗り換え、総走行距離1800キロを超えるバスの旅を終えた。
「あー、さすがに1日半ずっとバスに乗ってたら腰が痛くなっちゃったね。予算は残り3万円。ここがラストチャレンジよ!昨日、いきなりの面会アポだったけど、なんか私たちが来るのを「知ってた」みたいで時間を割いてくれたの。福岡の・・・「ひよこ」とふくやの「辛子明太子」と浅草「雷おこし」を気に入ってくれるといいんだけど。」

 青森から秋田行の「快速リゾートしらかみ」で弘前駅に着くと、駅前の大きなバスターミナルの端で軽トラックの前で手を振る初老の男の姿が見えた。心亜達が近づくと、津軽訛で「ようこそ弘前へ。久留米からよお来なさったでねぇ。」と優しく迎えてくれた。
「突然の御訪問すみません。コスモアイル羽咋の「黒フェス・白フェス」で毎年パネラーされてる「本村春則もとむら・はるのり」さんですよね。ユーチューブで全部見させてもらいました。どちらも本村さんのお話は素晴らしかったです。今日は「無農薬栽培」の方の話じゃなく、「黒フェス」の方の本村さんに御用事があってきました。これ、おみやげです。」
と緊張し気味に心亜が紙袋を渡すと、「ありがど」と歯の抜けた優しい笑顔を向けてくれた。

 軽トラックで八幡町の本村の会社事務所に連れて行ってもらい、則泰が聞きたがっていた「アブダクション」の時の話を聞かせてもらった。何度も繰り返し見た「ユーチューブ」での「対談」や羽咋での「黒フェス」の公演で語られたことと、全くぶれない話の流れに、(これは、絶対に本当に「アブダクション」されてるんやな!)と心亜は本村春則を完全に信用した。
 則泰も同様で、本村が突如、自宅の2階の部屋から宇宙人に拉致され、UFO内部で会った白人女性とGIのような白人男性と宇宙人との船内での交流の様子が優しい口調で語られるのをじっと聞き入っていた。

 約1時間にわたり、本村のアブダクション体験が語られると、心亜が本題を切り出した。
「本村さん、則泰君を憑依させてくれませんか?絶対に「悪い霊」ではないことは私が保証します。もし、何かあったら私が本村さんのリンゴ農園で1年間奉公します。
何とか、本村さんの見たUFOの中の様子を則泰君に見せてあげてください。それで彼は「成仏」できるんです。どうか、お願いします。」
本村の前で土下座する心亜に則泰は(僕の為にそこまでしてくれるの…)と胸が熱くなった。

本村は、「僕の頭の中で見た「地球カレンダーの残り枚数」と「量子コンピューター」については口外しないこと」を前提に心亜の無茶な願い出を快諾してくれた。
「じゃあ、則泰君、思いっきりUFOの中を体感してきてね。」
と心亜に送られ、則泰は本村の中に「すーっ」と入り込んでいった。

 10分後、満足顔で本村の身体から出てきた則泰は丁寧に本村に対し135度のお辞儀をして感謝を伝えた。本村には則泰の姿は見えていないので心亜が代弁した。
「ありがとうございました。貴重な体験をさせていただきました。「UFO搭乗」の夢は120%満足させていただきました。」
 本村は微笑んで「良がっだな。」といい、自社農園の無農薬リンゴのジャムと、「あの世に行ぐ前に「これ」さ食っでげよ。」と今がまさに旬の「嶽きみ」をお土産に持たせてくれた。

 心亜も本村に礼を伝えると、則泰、どん兵衛と共に本村の会社を後にした。
「さて、則泰君、満足できた?まあ、実際にUFOには乗れなかったけど、元宇宙連合艦隊司令長官の岡村さんのおかげで間近でUFO編隊も見られたし、本村さんのおかげでUFOの船内も疑似体験できたよね。
 100%希望通りって訳にはいかなかったけど、これが私にできる100%ね。これで「成仏」してもらえるかな?」
という心亜に則泰が首を横に振った。どん兵衛の表情が一瞬でこわ張り、則泰と心亜の間に入った。(えっ、この展開って何?「成仏」してもらわれへんの?もうこれ以上何も思いつかないよ…。)心亜の意識は激しく空転した。

 「心亜ちゃん、こんなにまでしてもらったのにごめん。今まで持ってた「悔い」よりももっと大きな「悔い」ができてしまって、このままでは「成仏」できそうにないんだ…。」
と則泰が心亜から目をそらした。
「則泰君、私どないしたらええの?」
 不安そうに話しかける心亜に則泰は言った。
「ここじゃなんだから…。せっかく岩木山の麓にいるんだから、「岩木山神社」に行かない?実は僕、青森出身なんだ。」

 則泰は弘前市の西隣の「西目屋村」出身で就職で街に出るまで岩木山周辺でよく遊んでいたと過去が語られた。岩木山神社は岩木山の南に位置し「顕国魂神うつしくにたまのかみ」という「大国主命」の別名でこの一帯では最も御利益のあるパワースポットであることが説明された。
「今回、僕の件で凄い時間とお金を使わせちゃったから、「金運アップ」の御利益で有名な「玉垣狛犬」の写真を撮っていってもらおうと思うんだ。」
と岩木山神社に心亜を連れて来た。

 則泰が言うように「玉垣狛犬 岩木山神社」で画像検索して出てきた柱に捕まり2本足で立つ狛犬と、逆立ちした狛犬が心亜達3人を迎えた。則泰が言うように「金運が上がる」と言われる頭を上にして立つ狛犬と心亜は自撮りで写真を撮った。
 「逆立ち」した狛犬との写真には、何も言わず則泰も一緒に写り込んだ。
「心亜ちゃん、本当にこの4日間ありがとう。凄く楽しかったよ。じゃあ、最後に、他の「霊」と同じように「実体化」のお札を僕にも使ってもらえるかな。それでお別れだ。」
と何か決心を決めた表情で語る則泰の背中にお札を貼った。
 
 「せっかくだから「本村さん」のくれた「嶽きみ」を一緒に食べようか。」
心亜は1本を則泰に差し出した。則泰が遠慮するので先に心亜がひと口かじった。
「わー、本当に生なのにめちゃくちゃ甘い!畑に肥料じゃなく「グラニュー糖」撒いて作ってるって噂はほんとかもしれへん。ケラケラケラ。さあ、則泰君も食べてごらん。」
と心亜の歯形のついた「嶽きみ」を差し出した。
 
 則泰は「嶽きみ」を受け取ると、心亜のかじった隣に口をつけた。
「本当に美味しい…。あっ、ごめん。折って食べないとダメだったよね。あと、お札の効果は3分だったよね。僕の最後のこの世の「やり残し」をお願いするね。」
まで言ったところで、実体化した則泰は突然、心亜を強く抱きしめた。
「心亜ちゃん、「好き」です。「浮遊霊」の僕に言われても困るだろうけど、「UFO」にしか興味の無かった僕が初めて女の子を好きになりました。ずるいけど、こうして心亜ちゃんを抱きしめられて、「間接キス」までさせてもらえたんでこれで「成仏」します。本当にありがとう。」
 則泰の頬に涙が伝った。心亜は則泰の耳元で優しく「私も則泰君のこと好きになりかかってたんよ。私のファーストキスで良かったらもらって…。」と囁くと、則泰に正対して顎を少し上げ、両目を閉じた。

 則泰は心亜の顎の下に右手の人差し指を添わせ、顔の角度を合わせると顔を寄せたが動きが止まった。「則泰君、ええんよ…。」と再び囁く心亜のおでこに温かい感触があった。
 心亜のおでこにキスした則泰が再び抱擁する両腕に力を入れた。
「だめだよね。心亜ちゃんのファーストキスは「きちんとした」においておかないとね…。だって、「みんなの心亜ちゃん」だもんね。ありがとう。これで思い残すことはもう何もないよ…。」
と囁く則泰の肩にどん兵衛が心亜のポケットに入っていた長い数珠をかけた。

 徐々に消えゆく則泰の身体の圧を感じながら心亜も涙が溢れた。
「則泰君、バイバイ…、またね…。」
 心亜の背に感触が無くなった時、どん兵衛が言った。
「則泰君は最後まで「草食ヲタ」を貫いたな。わし、口挟んだらあかんと思って言わへんかったんやけど、ここ岩木山神社は「恋愛成就」の神さんでも有名なんやな。さっきの逆立ちした狛犬と一緒に写真撮ったら「結ばれる」ってな。則泰君の精一杯の「告白」やったんかも知れへんな。」

 心亜が顔をあげて見上げた先の「昇天」していく則泰の「霊」の前に突如謎の物体が現れ、則泰の「霊」と共に一瞬にして消えた。心亜は涙を拭いて呟いた。
「則泰君、今、お迎えの「UFO」に乗れたんかな。いや、きっと乗ってるやろ。」












※心亜ちゃんの髪がショートになってるのは気にしないで(笑)。
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