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⑭「カルテ⑤ 遊ばれ失恋して自殺した人探しが得意な女探偵「富良礼多世《ふられ・たよ》」の場合②」
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⑭ 「カルテ⑤ 遊ばれ失恋して自殺した人探しが得意な女探偵「富良礼多世」の場合②」
「私は、新米除霊師の「御祓井心亜」と言います。今日は、あなたを「あの世」に導かせてもらおうと思ってますのでよろしくお願いします。この世に残した「悔い」や「名残り」があれば何でも言ってくださいね。可能な限り、「希望」を叶えられるよう頑張りますから。ちなみに私、門真工科高校の現役3年生なんですよ。」
と心亜が挨拶すると多世は
「私は「富良礼多世」。自ら選んだ「探偵」の仕事で「婚約者」と思っていた男に別の「婚約者」がいたことを知ることになった馬鹿な女よ。
現役JKがなんで「除霊師」なんかやってんの?あなたかわいいんだからもっと「リア充」な生活を送らないとダメよ。ところで「こんな私」になんの用なの?」
と逆に質問を投げられた。
「あの…、私、多世さんに「成仏」して欲しいんです。少し、話させてもらいたいんですけど…。」
心亜がどん兵衛の背中越しに話しかけると、
「これだけの結界が貼られ、「妖狐」の護衛までついてるってことは私、相当な「悪霊」扱いって訳なのね。何人もの女を死地に追い込んだんだから当然よね。
失恋して「孤独」の世界でもがく時間は短い方がいいのよ。私には高校を卒業したらすぐに結婚するはずだった相手にコテンパンにふられたのよ。お金を貢いで、体を捧げて…、その結果、心を弄ばれただけの私の気持ちなんてあなたには理解できないでしょうね。」
と多世の過去を悔いる告白がなされた。
高校の卒業式に車で迎えに来ると約束していた「彼」は現れることなく、一緒にいた友達に「憐み」と「同情」を受けた事。その日から携帯は通じなくなり、よもやの事故で何かあったのかと思い街中を探した事。「彼」を探すために、父親のコネで決めていた就職先の内定を辞退し、人探しで有名な「探偵事務所」に就職し、人探しのノウハウを学びながら半年かけて「彼」を見つけた事が抑揚のない言葉で、眉一つ動かさず「無」表情で語られた。
「でも、見つけた「彼」には「私以外」の婚約者がいたのよ。仲睦まじく「ウエディングショップ」でドレスを選ぶ「彼」がその婚約者にキスをするのを見て私の人生は終わったの。
「彼」の為に費やした私の時間は「無」になった。記憶も心も「空っぽ」になったのよ。そのむなしさ、寂しさ、悲しみがあなたにわかる?だから、私は、私と同じ思いをした「女」には、この世で「悩む」無駄な時間を少しでも短くするために「導いて」あげたのよ。
「好きだった彼」は他の女の元に…。誰からも「愛される事」も無く、誰からも「必要」とされない空っぽの「女」だから、地獄にでも魔界にでも送ってもらって構わないわよ。私には悲しんでくれる人なんか誰もいないんだから…。」
と話が一区切りつくと、心亜が呟いた。
「私と一緒に行って欲しいところがあるんだけど…。」
合点がいかない表情をすることなく、多世は黙って頷いた。「一応、動きは制限させてもらうで。」とどん兵衛が式神を呼び出し、多世の前後左右を固めた。
最初に心亜が多世を連れて行ったのは、多世が「彼」と呼んでいた男の今のアパートだった。外気温35度を超える中、開けたままになった硝子戸奥の網戸の向こうにゴミだらけの部屋とだらしなくパンツ一枚の裸で寝そべる男の姿があった。胸や腹にいくつもの「傷」があるのが見える。
目の焦点は合わず、視線は宙空を泳いでいる。無精ひげにぼさぼさに伸びた髪を見て多世はイケメンだった「元彼」の状況を理解できなかった。
心亜から、「男」は「結婚詐欺」の常習犯で時系列的に多世が見た「女」に「結婚詐欺」がばれ、果物ナイフでめった突きにされた事件が語られた。「女」は殺人未遂の罪を問われたが、裁判で情状酌量の判断がつき現在は懲役刑に服していることが伝えられた。
「男」は、女に刺され瀕死の重傷であったが一命を取り留めた。しかし、その事件がきっかけで精神は崩壊し、現在では「結婚詐欺」については「執行猶予」の懲役刑の判決を受け、廃人のような生活を送っていると心亜は説明し、一言つけ加えた。
「多世さんが、こだわり続けるような男じゃないと私は思うんですけど…。」
「ありがとう。「彼」に対する未練は晴れたわ。でも、私を必要とする人がいないことには変わりはないわ。私は「孤独」なのよ。さっさと「地獄」に落としてちょうだい。」
と吐き捨てると、心亜は優しく囁いた。
「多世さん、もう一件付き合ってもらえますか?」
心亜は多世を「富良礼」家の先祖代々の墓がある寺に連れて行った。
「墓参りひとつしないうちの「墓」なんか見るだけ無駄よ。仏壇すらない家なんだから、どうせ放ったらかしになってるんでしょ!」
多世は心亜に毒を吐いたが、心亜は「いいから一緒に来て!」と多世の腕を引いて墓地に入った。
富良礼家の墓に行くと綺麗な花が供えられていた。若い僧侶が昨日と同じように手を合わせ経を読んでいる。キレイに丸められた頭の僧侶が経を読み終わり振り返った瞬間、多世の表情が変わった。
「えっ、隙田君?なんでお坊さんになってるの…?」
僧侶は水桶に入れた手拭いを丁寧に絞ると墓石に何か語りかけながら丁寧に磨いている。心亜は「実体化」のお札を多世の背中に貼った。
「隙田君、なんでお坊さんになってんの?SEになるって言ってたじゃない?」
呟いた多世の声に門真工科高校で同級生だった「隙田旦陀」が振り返った。目を丸くして多世の顔を見て声をあげた。
「えっ、富良礼さん?富良礼多世さんだよね?本当に現れてくれたんだ!」
隙田は多世と同じクラスの男子学生で、多世が付き合っている「男」の悪評を耳にして、「付き合いをやめること」を忠告したことがあったと多世の記憶がよみがえった。「何言ってんのよ。人の「彼」を悪人呼ばわりするって最低ね!」とその一言がきっかけでその後口をきくことは無かったと多世は心亜に言ったが、昨日、隙田から多世のことが「好きだった」ことと、不慮の死をとげた多世の「霊」を慰めるために、この寺に修行僧として入門し、毎日のように多世の墓を参っていることが心亜から伝えられた。
「多世さんを愛し、大切に思ってくれてる人がいるんよ。良かったら、少し話をしてきたら?」
と心亜に促され、多世は隙田の元に走った。
遠目に多世と隙田が手を取り話をかわすのを見ていた心亜にどん兵衛が言った。
「あの「霊」のオーラが「邪悪」な色から「幸福」の色に変わっていってるわ。こりゃ「坊さん」もついてるから、この案件は「成仏成功」ってなもんやな。
茉莉花ちゃんでも難儀した相手をよお「霊術」無しでここまで持ってきたな。今回の心亜ちゃんの頑張りには「100点」やるわな。カラカラカラ。」
隙田に抱きしめられる多世の姿が徐々に薄まっていくのを確認した。多世の姿が天に昇って行くのを見送った心亜の元に来た隙田は心亜に頭を下げ優しく語った。
「富良礼さんと短い時間ですが話させてもらいました。僕の思いも伝えさせてもらいました。これからは僕が見守らせていただきます。本当にありがとうございました。」
「私は、新米除霊師の「御祓井心亜」と言います。今日は、あなたを「あの世」に導かせてもらおうと思ってますのでよろしくお願いします。この世に残した「悔い」や「名残り」があれば何でも言ってくださいね。可能な限り、「希望」を叶えられるよう頑張りますから。ちなみに私、門真工科高校の現役3年生なんですよ。」
と心亜が挨拶すると多世は
「私は「富良礼多世」。自ら選んだ「探偵」の仕事で「婚約者」と思っていた男に別の「婚約者」がいたことを知ることになった馬鹿な女よ。
現役JKがなんで「除霊師」なんかやってんの?あなたかわいいんだからもっと「リア充」な生活を送らないとダメよ。ところで「こんな私」になんの用なの?」
と逆に質問を投げられた。
「あの…、私、多世さんに「成仏」して欲しいんです。少し、話させてもらいたいんですけど…。」
心亜がどん兵衛の背中越しに話しかけると、
「これだけの結界が貼られ、「妖狐」の護衛までついてるってことは私、相当な「悪霊」扱いって訳なのね。何人もの女を死地に追い込んだんだから当然よね。
失恋して「孤独」の世界でもがく時間は短い方がいいのよ。私には高校を卒業したらすぐに結婚するはずだった相手にコテンパンにふられたのよ。お金を貢いで、体を捧げて…、その結果、心を弄ばれただけの私の気持ちなんてあなたには理解できないでしょうね。」
と多世の過去を悔いる告白がなされた。
高校の卒業式に車で迎えに来ると約束していた「彼」は現れることなく、一緒にいた友達に「憐み」と「同情」を受けた事。その日から携帯は通じなくなり、よもやの事故で何かあったのかと思い街中を探した事。「彼」を探すために、父親のコネで決めていた就職先の内定を辞退し、人探しで有名な「探偵事務所」に就職し、人探しのノウハウを学びながら半年かけて「彼」を見つけた事が抑揚のない言葉で、眉一つ動かさず「無」表情で語られた。
「でも、見つけた「彼」には「私以外」の婚約者がいたのよ。仲睦まじく「ウエディングショップ」でドレスを選ぶ「彼」がその婚約者にキスをするのを見て私の人生は終わったの。
「彼」の為に費やした私の時間は「無」になった。記憶も心も「空っぽ」になったのよ。そのむなしさ、寂しさ、悲しみがあなたにわかる?だから、私は、私と同じ思いをした「女」には、この世で「悩む」無駄な時間を少しでも短くするために「導いて」あげたのよ。
「好きだった彼」は他の女の元に…。誰からも「愛される事」も無く、誰からも「必要」とされない空っぽの「女」だから、地獄にでも魔界にでも送ってもらって構わないわよ。私には悲しんでくれる人なんか誰もいないんだから…。」
と話が一区切りつくと、心亜が呟いた。
「私と一緒に行って欲しいところがあるんだけど…。」
合点がいかない表情をすることなく、多世は黙って頷いた。「一応、動きは制限させてもらうで。」とどん兵衛が式神を呼び出し、多世の前後左右を固めた。
最初に心亜が多世を連れて行ったのは、多世が「彼」と呼んでいた男の今のアパートだった。外気温35度を超える中、開けたままになった硝子戸奥の網戸の向こうにゴミだらけの部屋とだらしなくパンツ一枚の裸で寝そべる男の姿があった。胸や腹にいくつもの「傷」があるのが見える。
目の焦点は合わず、視線は宙空を泳いでいる。無精ひげにぼさぼさに伸びた髪を見て多世はイケメンだった「元彼」の状況を理解できなかった。
心亜から、「男」は「結婚詐欺」の常習犯で時系列的に多世が見た「女」に「結婚詐欺」がばれ、果物ナイフでめった突きにされた事件が語られた。「女」は殺人未遂の罪を問われたが、裁判で情状酌量の判断がつき現在は懲役刑に服していることが伝えられた。
「男」は、女に刺され瀕死の重傷であったが一命を取り留めた。しかし、その事件がきっかけで精神は崩壊し、現在では「結婚詐欺」については「執行猶予」の懲役刑の判決を受け、廃人のような生活を送っていると心亜は説明し、一言つけ加えた。
「多世さんが、こだわり続けるような男じゃないと私は思うんですけど…。」
「ありがとう。「彼」に対する未練は晴れたわ。でも、私を必要とする人がいないことには変わりはないわ。私は「孤独」なのよ。さっさと「地獄」に落としてちょうだい。」
と吐き捨てると、心亜は優しく囁いた。
「多世さん、もう一件付き合ってもらえますか?」
心亜は多世を「富良礼」家の先祖代々の墓がある寺に連れて行った。
「墓参りひとつしないうちの「墓」なんか見るだけ無駄よ。仏壇すらない家なんだから、どうせ放ったらかしになってるんでしょ!」
多世は心亜に毒を吐いたが、心亜は「いいから一緒に来て!」と多世の腕を引いて墓地に入った。
富良礼家の墓に行くと綺麗な花が供えられていた。若い僧侶が昨日と同じように手を合わせ経を読んでいる。キレイに丸められた頭の僧侶が経を読み終わり振り返った瞬間、多世の表情が変わった。
「えっ、隙田君?なんでお坊さんになってるの…?」
僧侶は水桶に入れた手拭いを丁寧に絞ると墓石に何か語りかけながら丁寧に磨いている。心亜は「実体化」のお札を多世の背中に貼った。
「隙田君、なんでお坊さんになってんの?SEになるって言ってたじゃない?」
呟いた多世の声に門真工科高校で同級生だった「隙田旦陀」が振り返った。目を丸くして多世の顔を見て声をあげた。
「えっ、富良礼さん?富良礼多世さんだよね?本当に現れてくれたんだ!」
隙田は多世と同じクラスの男子学生で、多世が付き合っている「男」の悪評を耳にして、「付き合いをやめること」を忠告したことがあったと多世の記憶がよみがえった。「何言ってんのよ。人の「彼」を悪人呼ばわりするって最低ね!」とその一言がきっかけでその後口をきくことは無かったと多世は心亜に言ったが、昨日、隙田から多世のことが「好きだった」ことと、不慮の死をとげた多世の「霊」を慰めるために、この寺に修行僧として入門し、毎日のように多世の墓を参っていることが心亜から伝えられた。
「多世さんを愛し、大切に思ってくれてる人がいるんよ。良かったら、少し話をしてきたら?」
と心亜に促され、多世は隙田の元に走った。
遠目に多世と隙田が手を取り話をかわすのを見ていた心亜にどん兵衛が言った。
「あの「霊」のオーラが「邪悪」な色から「幸福」の色に変わっていってるわ。こりゃ「坊さん」もついてるから、この案件は「成仏成功」ってなもんやな。
茉莉花ちゃんでも難儀した相手をよお「霊術」無しでここまで持ってきたな。今回の心亜ちゃんの頑張りには「100点」やるわな。カラカラカラ。」
隙田に抱きしめられる多世の姿が徐々に薄まっていくのを確認した。多世の姿が天に昇って行くのを見送った心亜の元に来た隙田は心亜に頭を下げ優しく語った。
「富良礼さんと短い時間ですが話させてもらいました。僕の思いも伝えさせてもらいました。これからは僕が見守らせていただきます。本当にありがとうございました。」
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