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⑨「カルテ③ パティシエを目指していた仲良しの女の子と病死した女の子「大好菓子《おおずき・かこ》」の場合①」
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⑨「カルテ③ パティシエを目指していた仲良しの女の子と病死した女の子「大好菓子《おおずき・かこ》」の場合①」
翌日、心亜は「霊台帳」をリビングに持ち込みテーブルの上に開いて、茉莉花の霊に話しかけていた。
「ねえ、お母さん。「浮遊霊」と「地縛霊」って何が違うの?どっちも「この世」に未練を残してるがゆえに「あの世」に行かれへんっていう点は同じやろ?なんとなく「地縛霊」の方が怖いってイメージなんやけど、あってる?」
単純な疑問を投げかける心亜に茉莉花は少し考えこんだ。
「うーん、単純には説明できへんねんけど、「自殺」したり、より「強い念」を残した「霊」が「地縛霊」になるパターンは多いかな?
それに対して、「浮遊霊」は突然死や事故死なんかで自分が「死んだ」ことに気がついてないまま、四十九日のお迎えを受けずに残ってしもた「霊」が多いねん。
まあ、単純に言える話じゃないってことは頭に置いておくんやで。寂しがりの「霊」は道行く人に声をかけまくるんやけど、99.9%の人には「霊」は見えへんもんやから、「しかと」され続けるうちに、「悪霊」化や「怨念」が強まる場合もあるから一概に言われへんけどな。
まあ、「浮遊霊」は移動できるがゆえに、本来、「見んでええもん」を「見てしまって」ややこしくなるってパターンは結構あるけどな…。まあ、今の心亜に言っても仕方のないことやけど。」
なんとなく「はぐらかされた」気がしたが、心亜はそれ以上何を聞くべきかわからなかったので、台帳のページを繰りながら次の「除霊対象」の選択に入った。
数ページ、繰った先に2020年の死亡案件で「享年20歳」の「霊台帳」を発見した。名前は「大好菓子《おおずき・かこ》」。死因は「亜鉛欠乏症」による「世界的パンデミックのはやり病の重症化による呼吸不全により病院内で死亡。病室に自縛した為、院長からの依頼で除霊するもかなわず、やむを得ず「移霊」。」となっていた。備考欄には「菓子造りの料理専門学校生。」と書かれていた。
「お母さん、この子4年前の案件やけど、何で残ってんの?病死やしお母さんが除霊できへんような案件とちゃうと思うんやけど…。」
心亜が説明するとどん兵衛が顔を出した。
「あぁ、あのパティシエの卵の女の子か…。茉莉花ちゃん、結構苦労して頑張ったんやけど、なかなか強情な「地縛霊」やったよな。心亜ちゃん、次はその子にするんか?」
心亜は、どん兵衛の言葉に反応した。
「「強情な」ってどういう意味?「地縛霊」に「強情」とか「そうでない」とかあんの?」
茉莉花が、「まあ、何事も経験や。私とは違った角度でものを見られる心亜にはいい勉強になるやろ。少なくとも「悪霊」の類とはちゃうから、その「霊」を次の対象にしてみるか。」と言葉を挟んだので、どん兵衛からの返事を聞くことは無かった。
その1時間後、心亜は「強情」の意味を知ることとなる。
霊蔵庫から取り出された「大好菓子」の「絶つ波亜」を開くと、かわいらしい華奢な女の子の「霊」が現れた。
「私、新米除霊師の「御祓井心亜」と言います。今日は、菓子さんを「あの世」に導かせてもらおうと思ってますのでよろしくお願いします。」
と挨拶したが、菓子は黙って何も言わない。
「あの…」、「ちょっと…」、「すみませんが…」と話しかけるが、菓子からは何の返事もない。
「菓子さん、何か話してくださいよ。私、あなたに「天国」に行って欲しいんです。私にできることがあれば、お手伝いしますから何でも言ってください。」
と心亜は菓子の前で頭を下げた。
「心亜さん、あなた、「夢」ってある?好きで「除霊師」してるの?」
菓子から出た最初の言葉はそれだった。心亜は少し戸惑ったが、ようやく口を開いてくれた菓子に対して精一杯答えようと返事をした。
「うーん、今の「除霊師」はお母さんが突然亡くなって、急遽、することになったから「好き」でも「嫌い」でもないとしか言いようがありません。
今は「コンピュータプログラマー」になるために工科高校に通ってるけど、プログラマーが「夢」かって言われると少し違う気もするんだけど…。菓子さんは「パティシエ」になりたかったんですよね?」
菓子は小さく頷くと、泣きだした。
「私、小さい時から…。うん、きっとものを口にするようになってからずっと「お菓子職人」になりたかったの。幼稚園の時に初めてクッキーを作って、小学生で手作りチョコやマシュマロを作ったわ。中学で初めてケーキを焼いて、高校ではシュークリームを作ったの。
もちろん味だけじゃない!かわいいお菓子が作りたくて、ケーキもドーナツもクッキーのデザインも何百と描いてきたわ。
家族やお友達は「美味しいね!」、「可愛いね!」ってみんな褒めてくれて、中学、高校の「家庭科部」の同級生と将来は一緒に「ケーキ屋さん」を開こうねって、専門学校に進んだわ。でも、その「夢」は叶わなかった…。うわーん。」
激しく泣きだした菓子を前に心亜は何も話せなくなってしまった。テーブルに突っ伏し泣き続ける菓子を見守りつつ、どん兵衛に「あの世にもお菓子屋さんはあるんでしょ?」と尋ねると「せやな。まあ、「あの世」も基本的には「この世」と同じやからな。」と答えたので心亜は菓子に優しく声をかけ直した。
「菓子さん、「あの世」にも「お菓子屋さん」はあるんだって。「成仏」して「あの世」でパティシエを目指せばいいじゃない。」
と言った瞬間、菓子は心亜を睨んで
「なに気楽に言ってくれてるのよ!私、原因不明の「亜鉛欠乏症」だったのよ!そんな私が「菓子職人」になんかなれるわけないじゃないの!」
と吐き捨てた。
大声で泣き続ける菓子に心亜は申し訳なさそうに尋ね直した。
「ごめんなさい、私、病気のこととかよくわかんなくて、「亜鉛欠乏症」だとなんで「パティシエ」になれないの?」
菓子の説明によると、専門学校に入学してすぐに「甘味」を感じにくくなったという。その味覚麻痺の症状は、徐々に進行し、夏休み前にはほとんど甘味を感じることができなくなってしまった。いくつもの病院をまわり、受けた診断は「亜鉛欠乏症による味覚障害」と言うものだった。
どの病院でも決定的な治療効果は出ず、ひと月が過ぎた。一緒に店をやろうと言っていた同級生の仲間に事実を話すと、非常にショックを受けたようで一緒に泣いてくれた。
「甘味がわかんない私がパートナーじゃ迷惑かけちゃうよね。新しいパートナーを探してね。」
と菓子は告げ、別れると帰宅後、急な発熱で入院することとなった。
世間は2019年から始まった世界的パンデミックのはやり病の真っ最中で、菓子に陽性反応が出たのだった。
翌日、心亜は「霊台帳」をリビングに持ち込みテーブルの上に開いて、茉莉花の霊に話しかけていた。
「ねえ、お母さん。「浮遊霊」と「地縛霊」って何が違うの?どっちも「この世」に未練を残してるがゆえに「あの世」に行かれへんっていう点は同じやろ?なんとなく「地縛霊」の方が怖いってイメージなんやけど、あってる?」
単純な疑問を投げかける心亜に茉莉花は少し考えこんだ。
「うーん、単純には説明できへんねんけど、「自殺」したり、より「強い念」を残した「霊」が「地縛霊」になるパターンは多いかな?
それに対して、「浮遊霊」は突然死や事故死なんかで自分が「死んだ」ことに気がついてないまま、四十九日のお迎えを受けずに残ってしもた「霊」が多いねん。
まあ、単純に言える話じゃないってことは頭に置いておくんやで。寂しがりの「霊」は道行く人に声をかけまくるんやけど、99.9%の人には「霊」は見えへんもんやから、「しかと」され続けるうちに、「悪霊」化や「怨念」が強まる場合もあるから一概に言われへんけどな。
まあ、「浮遊霊」は移動できるがゆえに、本来、「見んでええもん」を「見てしまって」ややこしくなるってパターンは結構あるけどな…。まあ、今の心亜に言っても仕方のないことやけど。」
なんとなく「はぐらかされた」気がしたが、心亜はそれ以上何を聞くべきかわからなかったので、台帳のページを繰りながら次の「除霊対象」の選択に入った。
数ページ、繰った先に2020年の死亡案件で「享年20歳」の「霊台帳」を発見した。名前は「大好菓子《おおずき・かこ》」。死因は「亜鉛欠乏症」による「世界的パンデミックのはやり病の重症化による呼吸不全により病院内で死亡。病室に自縛した為、院長からの依頼で除霊するもかなわず、やむを得ず「移霊」。」となっていた。備考欄には「菓子造りの料理専門学校生。」と書かれていた。
「お母さん、この子4年前の案件やけど、何で残ってんの?病死やしお母さんが除霊できへんような案件とちゃうと思うんやけど…。」
心亜が説明するとどん兵衛が顔を出した。
「あぁ、あのパティシエの卵の女の子か…。茉莉花ちゃん、結構苦労して頑張ったんやけど、なかなか強情な「地縛霊」やったよな。心亜ちゃん、次はその子にするんか?」
心亜は、どん兵衛の言葉に反応した。
「「強情な」ってどういう意味?「地縛霊」に「強情」とか「そうでない」とかあんの?」
茉莉花が、「まあ、何事も経験や。私とは違った角度でものを見られる心亜にはいい勉強になるやろ。少なくとも「悪霊」の類とはちゃうから、その「霊」を次の対象にしてみるか。」と言葉を挟んだので、どん兵衛からの返事を聞くことは無かった。
その1時間後、心亜は「強情」の意味を知ることとなる。
霊蔵庫から取り出された「大好菓子」の「絶つ波亜」を開くと、かわいらしい華奢な女の子の「霊」が現れた。
「私、新米除霊師の「御祓井心亜」と言います。今日は、菓子さんを「あの世」に導かせてもらおうと思ってますのでよろしくお願いします。」
と挨拶したが、菓子は黙って何も言わない。
「あの…」、「ちょっと…」、「すみませんが…」と話しかけるが、菓子からは何の返事もない。
「菓子さん、何か話してくださいよ。私、あなたに「天国」に行って欲しいんです。私にできることがあれば、お手伝いしますから何でも言ってください。」
と心亜は菓子の前で頭を下げた。
「心亜さん、あなた、「夢」ってある?好きで「除霊師」してるの?」
菓子から出た最初の言葉はそれだった。心亜は少し戸惑ったが、ようやく口を開いてくれた菓子に対して精一杯答えようと返事をした。
「うーん、今の「除霊師」はお母さんが突然亡くなって、急遽、することになったから「好き」でも「嫌い」でもないとしか言いようがありません。
今は「コンピュータプログラマー」になるために工科高校に通ってるけど、プログラマーが「夢」かって言われると少し違う気もするんだけど…。菓子さんは「パティシエ」になりたかったんですよね?」
菓子は小さく頷くと、泣きだした。
「私、小さい時から…。うん、きっとものを口にするようになってからずっと「お菓子職人」になりたかったの。幼稚園の時に初めてクッキーを作って、小学生で手作りチョコやマシュマロを作ったわ。中学で初めてケーキを焼いて、高校ではシュークリームを作ったの。
もちろん味だけじゃない!かわいいお菓子が作りたくて、ケーキもドーナツもクッキーのデザインも何百と描いてきたわ。
家族やお友達は「美味しいね!」、「可愛いね!」ってみんな褒めてくれて、中学、高校の「家庭科部」の同級生と将来は一緒に「ケーキ屋さん」を開こうねって、専門学校に進んだわ。でも、その「夢」は叶わなかった…。うわーん。」
激しく泣きだした菓子を前に心亜は何も話せなくなってしまった。テーブルに突っ伏し泣き続ける菓子を見守りつつ、どん兵衛に「あの世にもお菓子屋さんはあるんでしょ?」と尋ねると「せやな。まあ、「あの世」も基本的には「この世」と同じやからな。」と答えたので心亜は菓子に優しく声をかけ直した。
「菓子さん、「あの世」にも「お菓子屋さん」はあるんだって。「成仏」して「あの世」でパティシエを目指せばいいじゃない。」
と言った瞬間、菓子は心亜を睨んで
「なに気楽に言ってくれてるのよ!私、原因不明の「亜鉛欠乏症」だったのよ!そんな私が「菓子職人」になんかなれるわけないじゃないの!」
と吐き捨てた。
大声で泣き続ける菓子に心亜は申し訳なさそうに尋ね直した。
「ごめんなさい、私、病気のこととかよくわかんなくて、「亜鉛欠乏症」だとなんで「パティシエ」になれないの?」
菓子の説明によると、専門学校に入学してすぐに「甘味」を感じにくくなったという。その味覚麻痺の症状は、徐々に進行し、夏休み前にはほとんど甘味を感じることができなくなってしまった。いくつもの病院をまわり、受けた診断は「亜鉛欠乏症による味覚障害」と言うものだった。
どの病院でも決定的な治療効果は出ず、ひと月が過ぎた。一緒に店をやろうと言っていた同級生の仲間に事実を話すと、非常にショックを受けたようで一緒に泣いてくれた。
「甘味がわかんない私がパートナーじゃ迷惑かけちゃうよね。新しいパートナーを探してね。」
と菓子は告げ、別れると帰宅後、急な発熱で入院することとなった。
世間は2019年から始まった世界的パンデミックのはやり病の真っ最中で、菓子に陽性反応が出たのだった。
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