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「ウルトラマン初出動!」
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「ウルトラマン初出動!」
1月5日午後2時、法人登記に必要な書類や印鑑を持ち、洋孝と蘭が再び金城司法書士事務所を訪れた。「まかし店FC契約」の解約申し立てを行い、解約日は1月31日と決まった。
「月末解約やったら、それまでの間にあった「リピート客」にはしっかりと直接、伝えられるからよかったやん。」
「せやね。いきなり「やめました」っていうたら印象悪いもんな。他のお客さんにも2月1日から「株式会社まかせて屋」として独立しますって予告の挨拶状も送れるもんな。」
と憑き物が落ちたようにさわやかな顔で洋孝は蘭に微笑みかけるのを森が楽しそうに見ながら書面を次々と作成していく。
副島は森の指示に従って、プリンターと応接テーブルの間を何度となく往復している。
昨日の「懇親会」で森は蘭の希望で「羽藤さん」ではなく「蘭ちゃん」と呼ぶようになったが、副島は相変わらず「羽藤さん」と呼ぶので蘭は少し不満顔をみせる。
約3時間程の作業で解約届と法人設立に伴う法務局、税務署、労働基準監督署、年金事務所への提出書類作成の一通り作業は終わった。
洋孝が費用の話を森に尋ねているが、「印紙代」以外は殆ど請求されてないことに対し「正規料金をお支払いさせてください。」と押し問答になっている横で、蘭は書類を提出先ごとにファイルに整理している。その前で、副島は一足先にカップ酒を開けて「飲み」を誘った。
「どないする?今日も軽く安居酒屋に飲みに行って終わろか?それともお好み焼きの方が…」
と言いかけてる最中にスマホが鳴った。画面には「原先生」と出ている。
「もしもし、副島でーす。昨日はいろいろとありがとうございました。今、万丈社長と羽藤さんが来て登記関係の書類作り終わったとこですわ。良かったら原先生もこの後、「飲み」に行かはりませんか?」
と軽口をたたく副島の表情が一気に変わった。
「えっ、ホテルのスイートルームが血まみれ?ペルシャ絨毯に大理石の床?明日の夕方にやくざの親分の予約が入ってるって?24時間で原状回復ってムチャやろ。原先生がホテルの支配人に泣きつかれて困ってるって言われても…。ホテルの従業員が「湯」をかけて掃除しようとしたって、そりゃもうあかんやろ。
なに?ペルシャ絨毯の取り寄せは1週間かかる?クリーニングは無理って言われたってか?もう壊滅的状況ってどんな状況やねん。とりあえず現場の写真かムービー送ってや。話はそれからや。」
副島が電話を切るとすぐに蘭が「何があったんですか?」と尋ねた。すぐにピロリン、ピロリンとラインの着信音が鳴った。
「ぎょへー、こりゃ想像以上の惨状やな。絨毯もベッドもカーテンも大理石の床も無茶苦茶や、これを24時間でって無理やな…。」
と絶望の表情でスマホの画面を確認している副島の後ろから、顔を突っ込んでスマホに映し出された高級ホテルのスイートルームの動画に蘭が反応した。
「これ、何ですか?殺人事件でもあったんですか?凄い血痕で3部屋は全滅ですね。」
副島は、現場は原の顧問先の高級ホテルのスイートルームで、明日の17時にやくざの親分の銀婚式で初夜に使ったその部屋に予約が入っていると説明した。
部屋の入り替えはやくざの親分の性格的にホテルから申し出ることは「逆鱗」に触れることは想像に難くない。さらに厄介なことにホテルの従業員がペルシャ絨毯を「湯」で洗浄したらしく、血液が凝固してしまっていることで絨毯のクリーニング業者からは全取替しかないと返答が来ている上、大理石の床には化学洗剤を使った為、大きく変色してしまっているという。
同じ柄の絨毯は国内には存在せず、類似のものを取り寄せるにも1週間はかかるという事だった。
更に、明日泊まる予定のやくざの親分は異常に「鼻」が効くらしく、血の匂いに非常に敏感であることが付け加えられた。
「あちゃー、これは「ウルトラマン」でも無理やわなぁ…。原先生には悪いけど、怪獣が50匹同時に複数の都市で暴れてるのをウルトラマン一人で倒せっていうみたいなもんや…。」
と呻く副島に、蘭は「もう2回動画を見させてください。」と言い、メモを書きながら自問自答していくのを見て、副島は微かな「希望」を見た。
「副島さん、今晩の飲み会は無しです。今から24時間、何処までできるかどうかわかりませんがチャレンジしてみましょう。ベッドのマットレスまでは無理ですが、絨毯と大理石の床とカーテンまでならおっちゃんと森先生が手伝ってくれたらうちのスタッフも含めて5人いれば何とかなるかもしれません。ちなみにこの材料って手に入りますか?」
副島にメモを渡し、力強く言い切る蘭に微かな望みをかけてみることにした。メモには「大根20本」、「コカ・コーラ2リットル20本」、「窒素含有複素環式化合物1キロ」、「過酸化水素水(オキシドール)10リットル」、「弱アルカリ液(簡単マイペットでOK)10リットル」、「セスキ炭酸ソーダ水」、「クエン酸」、「大型犬用ペットシート」、「業務用吸水布」、「電動ミキサー」、「プラズマクラスター」、「ディスクグラインダーまたはポリッシャー」、「1000番、3000番グラインダー用ペーパーまたはポリッシャー用コンパウンド1000番、3000番」、「業務用大型送風ファン」、「ハンディー霧吹き5つ」、「養生テープ10巻き」、「まな板2枚」と書かれていた。
「あぁ、全部、揃えられるで。羽藤さんが何をやろうとしてるんかわかったわ。幸い、うちの事務所に「グリストラップ洗浄補助装置」の業務用プラズマクラスターはあるし、
残りの機材は知り合いの業務用機材のレンタル屋で揃う。後はホームセンターとスーパーで大丈夫や。
ここで「大根」に「コーラ」とはな。さすが「プロ」はちゃうな!頼りにさせてもらうで
「門真のウルトラマン」。いや、「ウルトラガール」やな!」
蘭の指揮でチーム「ウルトラマン」の初回出動が始まった。洋孝と店のスタッフはスーパーとホームセンターに買い出しに向かい、蘭は副島、森と共に金城司法書士事務所の軽ワゴン車で業務用機材レンタル店に向かった。途中、森は原に連絡を入れ、ホテルの支配人に清掃に向かう旨を伝えてもらうと同時に、人員の協力を申し入れた。
業務用機材レンタル店で「窒素含有複素環式化合物」を一袋買うとポリタンクに放り込み過酸化水素水を10リットル流し込み、車内でガシャガシャとシェイクし始めた。
その他の機材は後部座席に次々と蘭と森で積み込み、その隙間に蘭が乗り込んだ。
「おまけ」
1月5日午後2時、法人登記に必要な書類や印鑑を持ち、洋孝と蘭が再び金城司法書士事務所を訪れた。「まかし店FC契約」の解約申し立てを行い、解約日は1月31日と決まった。
「月末解約やったら、それまでの間にあった「リピート客」にはしっかりと直接、伝えられるからよかったやん。」
「せやね。いきなり「やめました」っていうたら印象悪いもんな。他のお客さんにも2月1日から「株式会社まかせて屋」として独立しますって予告の挨拶状も送れるもんな。」
と憑き物が落ちたようにさわやかな顔で洋孝は蘭に微笑みかけるのを森が楽しそうに見ながら書面を次々と作成していく。
副島は森の指示に従って、プリンターと応接テーブルの間を何度となく往復している。
昨日の「懇親会」で森は蘭の希望で「羽藤さん」ではなく「蘭ちゃん」と呼ぶようになったが、副島は相変わらず「羽藤さん」と呼ぶので蘭は少し不満顔をみせる。
約3時間程の作業で解約届と法人設立に伴う法務局、税務署、労働基準監督署、年金事務所への提出書類作成の一通り作業は終わった。
洋孝が費用の話を森に尋ねているが、「印紙代」以外は殆ど請求されてないことに対し「正規料金をお支払いさせてください。」と押し問答になっている横で、蘭は書類を提出先ごとにファイルに整理している。その前で、副島は一足先にカップ酒を開けて「飲み」を誘った。
「どないする?今日も軽く安居酒屋に飲みに行って終わろか?それともお好み焼きの方が…」
と言いかけてる最中にスマホが鳴った。画面には「原先生」と出ている。
「もしもし、副島でーす。昨日はいろいろとありがとうございました。今、万丈社長と羽藤さんが来て登記関係の書類作り終わったとこですわ。良かったら原先生もこの後、「飲み」に行かはりませんか?」
と軽口をたたく副島の表情が一気に変わった。
「えっ、ホテルのスイートルームが血まみれ?ペルシャ絨毯に大理石の床?明日の夕方にやくざの親分の予約が入ってるって?24時間で原状回復ってムチャやろ。原先生がホテルの支配人に泣きつかれて困ってるって言われても…。ホテルの従業員が「湯」をかけて掃除しようとしたって、そりゃもうあかんやろ。
なに?ペルシャ絨毯の取り寄せは1週間かかる?クリーニングは無理って言われたってか?もう壊滅的状況ってどんな状況やねん。とりあえず現場の写真かムービー送ってや。話はそれからや。」
副島が電話を切るとすぐに蘭が「何があったんですか?」と尋ねた。すぐにピロリン、ピロリンとラインの着信音が鳴った。
「ぎょへー、こりゃ想像以上の惨状やな。絨毯もベッドもカーテンも大理石の床も無茶苦茶や、これを24時間でって無理やな…。」
と絶望の表情でスマホの画面を確認している副島の後ろから、顔を突っ込んでスマホに映し出された高級ホテルのスイートルームの動画に蘭が反応した。
「これ、何ですか?殺人事件でもあったんですか?凄い血痕で3部屋は全滅ですね。」
副島は、現場は原の顧問先の高級ホテルのスイートルームで、明日の17時にやくざの親分の銀婚式で初夜に使ったその部屋に予約が入っていると説明した。
部屋の入り替えはやくざの親分の性格的にホテルから申し出ることは「逆鱗」に触れることは想像に難くない。さらに厄介なことにホテルの従業員がペルシャ絨毯を「湯」で洗浄したらしく、血液が凝固してしまっていることで絨毯のクリーニング業者からは全取替しかないと返答が来ている上、大理石の床には化学洗剤を使った為、大きく変色してしまっているという。
同じ柄の絨毯は国内には存在せず、類似のものを取り寄せるにも1週間はかかるという事だった。
更に、明日泊まる予定のやくざの親分は異常に「鼻」が効くらしく、血の匂いに非常に敏感であることが付け加えられた。
「あちゃー、これは「ウルトラマン」でも無理やわなぁ…。原先生には悪いけど、怪獣が50匹同時に複数の都市で暴れてるのをウルトラマン一人で倒せっていうみたいなもんや…。」
と呻く副島に、蘭は「もう2回動画を見させてください。」と言い、メモを書きながら自問自答していくのを見て、副島は微かな「希望」を見た。
「副島さん、今晩の飲み会は無しです。今から24時間、何処までできるかどうかわかりませんがチャレンジしてみましょう。ベッドのマットレスまでは無理ですが、絨毯と大理石の床とカーテンまでならおっちゃんと森先生が手伝ってくれたらうちのスタッフも含めて5人いれば何とかなるかもしれません。ちなみにこの材料って手に入りますか?」
副島にメモを渡し、力強く言い切る蘭に微かな望みをかけてみることにした。メモには「大根20本」、「コカ・コーラ2リットル20本」、「窒素含有複素環式化合物1キロ」、「過酸化水素水(オキシドール)10リットル」、「弱アルカリ液(簡単マイペットでOK)10リットル」、「セスキ炭酸ソーダ水」、「クエン酸」、「大型犬用ペットシート」、「業務用吸水布」、「電動ミキサー」、「プラズマクラスター」、「ディスクグラインダーまたはポリッシャー」、「1000番、3000番グラインダー用ペーパーまたはポリッシャー用コンパウンド1000番、3000番」、「業務用大型送風ファン」、「ハンディー霧吹き5つ」、「養生テープ10巻き」、「まな板2枚」と書かれていた。
「あぁ、全部、揃えられるで。羽藤さんが何をやろうとしてるんかわかったわ。幸い、うちの事務所に「グリストラップ洗浄補助装置」の業務用プラズマクラスターはあるし、
残りの機材は知り合いの業務用機材のレンタル屋で揃う。後はホームセンターとスーパーで大丈夫や。
ここで「大根」に「コーラ」とはな。さすが「プロ」はちゃうな!頼りにさせてもらうで
「門真のウルトラマン」。いや、「ウルトラガール」やな!」
蘭の指揮でチーム「ウルトラマン」の初回出動が始まった。洋孝と店のスタッフはスーパーとホームセンターに買い出しに向かい、蘭は副島、森と共に金城司法書士事務所の軽ワゴン車で業務用機材レンタル店に向かった。途中、森は原に連絡を入れ、ホテルの支配人に清掃に向かう旨を伝えてもらうと同時に、人員の協力を申し入れた。
業務用機材レンタル店で「窒素含有複素環式化合物」を一袋買うとポリタンクに放り込み過酸化水素水を10リットル流し込み、車内でガシャガシャとシェイクし始めた。
その他の機材は後部座席に次々と蘭と森で積み込み、その隙間に蘭が乗り込んだ。
「おまけ」
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