7 / 37
「万丈羽蘭《ばんじょう・はらん》」
しおりを挟む
「万丈羽蘭」
「万丈羽蘭」、これが後に3度の「戸籍改変」し、大阪府門真市の困ったときの最後の「駆け込み寺」と言われる何でも屋の「株式会社まかして屋」主任「羽藤蘭」の最初に授かった名前である。
万丈という苗字は日本全国で約50件程の珍しい名字で、主として北海道根室市に多いことから北海道由来の「家」と言われることが多い。北海道を除けば「神奈川県相模原市」と「富山県」に10件程あるらしい。
「ばんじょう」または「まんじょう」と読む珍しい名字は「名字占い」では「男女」ともにゲンの良い「大吉」姓とされているが、「羽藤蘭」の人生は「大吉」とは対極にあたる、「大大凶」の「人生のヤマ」を3度超えることになるとは、17歳の誕生日までは知る由もなかった。
神奈川県相模原市生まれの父「万丈雄拓」は関東地方の中堅理系大学を卒業し、バブル崩壊後の1993年から2005年の就職氷河期と言われる中、「理系学部出身の技術者」という事で就職活動に困ることなく、日本最大手の家電メーカーに就職しそれを機に勤務先の「商品開発部」のある大阪の門真工場の近くに生活の拠点を移すことになった。
就職氷河期の採用という事で「同期入社」の社員は少なく、持って生まれた「ヲタク」的な「探求心」と「追及心」で次々と新たな発想を具現化し入社1年目から「商品開発部」のエースとして頭角を現した。
順風漫帆で社内では新規事業開発グループに抜擢され、勤務2年目の24歳で社内結婚し翌年に長男「洋孝」を授かり、その5年後、30歳で長女「羽蘭」が生まれた。
「羽蘭」という名は、「雄拓」が好きだったアニメマンガの主人公から文字を変えてつけたのだが、妻は眉間にしわをよせ「あなた、「波乱万丈」って女の子の名前としてはどうなの?」とクレームをつけたが、「鳥のように羽ばたいて欲しいし、蘭の花のように可憐に育って欲しいという意味だし、姓名判断では「総格31」は「大大吉」で強運の名前なんだよ。まあ、外国にでも行かない限り「ばんじょう・はらん」であって「はらん・ばんじょう」ではないから気にすることは無いよ。」と強引に押し切った経緯があった。
子煩悩の雄拓は二人の兄妹をかわいがり、2人の子供はまっすぐ素直に育っていった。面倒見が良く、真面目な性格の洋孝は妹の羽蘭をかわいがり、羽蘭も洋孝に大変懐いていた。
その結果、羽蘭の趣味は兄の洋孝に引きずられ、「女の子」らしくないジャンルにはまり込んだ。
洋孝は「ハードボイルド」もののコミックが好きで、「さいとうたかを」氏の「ゴルゴ13」シリーズ、「新谷かおる」氏の「砂の薔薇」、「北条司」氏の「シティーハンター」、「エンジェルハート」等を当時小学校高学年だった妹の羽蘭にも勧めた。
「ゴルゴ13」は「政治色」が強く、「ちょっと難しいから無理!」と2巻でギブアップしたが、女性キャラが主人公の「砂の薔薇」と「エンジェルハート」は好んでよく読んだ。
「お兄ちゃん、この元モデルさんで「C・A・T」のスナイパーやってる「デライラ・カンクネン」さんは凄くクールで美人だし、元殺し屋のスイーパーの「香螢」ちゃんってかわいくていいね。
でも、実際の世の中にはこんな女の人って絶対いないよね。お兄ちゃんはどう思う?」
と無邪気に尋ねる羽蘭に
「いや、あり得る話やと思うで。昔のロシアには「リュドミラ・バウリチェンコ」っていう第2次世界大戦で300人以上のドイツ兵を狙撃した凄い女性スナイパーが実在してたし、今では「女性SP」や「女性スナイパー」も居るみたいやからな。羽蘭も漫画の中の世界みたいに「女戦士」や「女殺し屋」目指してみるか?カラカラカラ。」
とふざけた会話をしていたが、数年後によもやの本物の「殺し屋」になるとは思いもしなかった。
やさしい父母と仲良しの兄との4人家族での幸せな生活は毎日が楽しかった。そんな中、万丈家を最初に襲った不幸は母の入院だった。「洋孝」19歳、「羽蘭」14歳の夏に母が脳溢血で倒れ意識を失った。10カ月の入院の末、最後の別れの言葉を交わすことなく亡くなった。
母の死がその後の雄拓と羽蘭の人生を大きく変えるきっかけになった。その発端が、雄拓の海外事業所への転勤の話だった。
「洋孝、羽蘭…、お父さんな、お母さんが亡くなって「独身」扱いってことで会社からアメリカの現地法人の開発責任者としてロサンゼルスへの転勤の話がでてるんだ。子供がいるから困るって言ったんだけど、会社からは「行かないなら「席」は無くなるよ。」ってな感じで、「ノー」の返事はできない命令みたいなもんなんだ。
お父さんが単身赴任で行くことも含めて、万丈家としてどうするのがいいのか2人の意見を聞かせて欲しい。」
と雄拓が2人に意見を求めた。
洋孝は、大学2年の夏でインターン等の就職活動が始まるので、日本に留まることを希望し、雄拓が単身赴任するという事であれば羽蘭の面倒は自分が見ると言った。
その瞬間、雄拓が寂しい表情を見せたのを羽蘭は見逃さなかった。
「お父さん、私はアメリカに行ってもいいよ。お父さん一人じゃ「ごはん」や「洗濯」とかできないでしょ?お兄ちゃんは器用で、この1年「家事全般」をやってくれてたし、もう大人だから一人でも大丈夫よね。」
優しく雄拓を気遣った羽蘭の一言で万丈家の意見はまとまり、羽蘭のアメリカでの高校の新学期にあたる9月初旬を目途に雄拓と羽蘭の2人の渡米で話は進んだ。会社から9月3日の入学式に合わせ、1週間前の8月28日赴任の辞令がすぐに出た。
8月25日午後5時、関西国際空港に見送りに来た洋孝と兄妹の関係で直接会話を交わすことが最後になるとは、羽蘭も洋孝も全く思っていなかったので、
「お兄ちゃん、一人暮らしと就職活動頑張ってね!私もアメリカンスクールライフを満喫してくるわな。
じゃあ、帰ってくるときは「帰国子女」のめっちゃ良い女になって帰ってきて、お兄ちゃんをびっくりさせたるからねー!ケラケラケラ。バイバーイ!」
「あぁ、スーパーレディーになって帰っておいで!楽しみに待ってるわ!カラカラカラ。」
と、握手を交わし冗談を混じえての明るい会話を最後に握手を交わすと洋孝の見送りを受けながら羽蘭は搭乗ゲートをくぐり機上の人となった。
「おまけ」
※「万丈羽欄」時代の家族
そして「羽欄ちゃん」と「洋孝」
生成プロンプトは4枚目は「たい焼き」、5枚目は「クレープ」です(笑)。
まあ、「寿司」よりはまし(笑)。
「万丈羽蘭」、これが後に3度の「戸籍改変」し、大阪府門真市の困ったときの最後の「駆け込み寺」と言われる何でも屋の「株式会社まかして屋」主任「羽藤蘭」の最初に授かった名前である。
万丈という苗字は日本全国で約50件程の珍しい名字で、主として北海道根室市に多いことから北海道由来の「家」と言われることが多い。北海道を除けば「神奈川県相模原市」と「富山県」に10件程あるらしい。
「ばんじょう」または「まんじょう」と読む珍しい名字は「名字占い」では「男女」ともにゲンの良い「大吉」姓とされているが、「羽藤蘭」の人生は「大吉」とは対極にあたる、「大大凶」の「人生のヤマ」を3度超えることになるとは、17歳の誕生日までは知る由もなかった。
神奈川県相模原市生まれの父「万丈雄拓」は関東地方の中堅理系大学を卒業し、バブル崩壊後の1993年から2005年の就職氷河期と言われる中、「理系学部出身の技術者」という事で就職活動に困ることなく、日本最大手の家電メーカーに就職しそれを機に勤務先の「商品開発部」のある大阪の門真工場の近くに生活の拠点を移すことになった。
就職氷河期の採用という事で「同期入社」の社員は少なく、持って生まれた「ヲタク」的な「探求心」と「追及心」で次々と新たな発想を具現化し入社1年目から「商品開発部」のエースとして頭角を現した。
順風漫帆で社内では新規事業開発グループに抜擢され、勤務2年目の24歳で社内結婚し翌年に長男「洋孝」を授かり、その5年後、30歳で長女「羽蘭」が生まれた。
「羽蘭」という名は、「雄拓」が好きだったアニメマンガの主人公から文字を変えてつけたのだが、妻は眉間にしわをよせ「あなた、「波乱万丈」って女の子の名前としてはどうなの?」とクレームをつけたが、「鳥のように羽ばたいて欲しいし、蘭の花のように可憐に育って欲しいという意味だし、姓名判断では「総格31」は「大大吉」で強運の名前なんだよ。まあ、外国にでも行かない限り「ばんじょう・はらん」であって「はらん・ばんじょう」ではないから気にすることは無いよ。」と強引に押し切った経緯があった。
子煩悩の雄拓は二人の兄妹をかわいがり、2人の子供はまっすぐ素直に育っていった。面倒見が良く、真面目な性格の洋孝は妹の羽蘭をかわいがり、羽蘭も洋孝に大変懐いていた。
その結果、羽蘭の趣味は兄の洋孝に引きずられ、「女の子」らしくないジャンルにはまり込んだ。
洋孝は「ハードボイルド」もののコミックが好きで、「さいとうたかを」氏の「ゴルゴ13」シリーズ、「新谷かおる」氏の「砂の薔薇」、「北条司」氏の「シティーハンター」、「エンジェルハート」等を当時小学校高学年だった妹の羽蘭にも勧めた。
「ゴルゴ13」は「政治色」が強く、「ちょっと難しいから無理!」と2巻でギブアップしたが、女性キャラが主人公の「砂の薔薇」と「エンジェルハート」は好んでよく読んだ。
「お兄ちゃん、この元モデルさんで「C・A・T」のスナイパーやってる「デライラ・カンクネン」さんは凄くクールで美人だし、元殺し屋のスイーパーの「香螢」ちゃんってかわいくていいね。
でも、実際の世の中にはこんな女の人って絶対いないよね。お兄ちゃんはどう思う?」
と無邪気に尋ねる羽蘭に
「いや、あり得る話やと思うで。昔のロシアには「リュドミラ・バウリチェンコ」っていう第2次世界大戦で300人以上のドイツ兵を狙撃した凄い女性スナイパーが実在してたし、今では「女性SP」や「女性スナイパー」も居るみたいやからな。羽蘭も漫画の中の世界みたいに「女戦士」や「女殺し屋」目指してみるか?カラカラカラ。」
とふざけた会話をしていたが、数年後によもやの本物の「殺し屋」になるとは思いもしなかった。
やさしい父母と仲良しの兄との4人家族での幸せな生活は毎日が楽しかった。そんな中、万丈家を最初に襲った不幸は母の入院だった。「洋孝」19歳、「羽蘭」14歳の夏に母が脳溢血で倒れ意識を失った。10カ月の入院の末、最後の別れの言葉を交わすことなく亡くなった。
母の死がその後の雄拓と羽蘭の人生を大きく変えるきっかけになった。その発端が、雄拓の海外事業所への転勤の話だった。
「洋孝、羽蘭…、お父さんな、お母さんが亡くなって「独身」扱いってことで会社からアメリカの現地法人の開発責任者としてロサンゼルスへの転勤の話がでてるんだ。子供がいるから困るって言ったんだけど、会社からは「行かないなら「席」は無くなるよ。」ってな感じで、「ノー」の返事はできない命令みたいなもんなんだ。
お父さんが単身赴任で行くことも含めて、万丈家としてどうするのがいいのか2人の意見を聞かせて欲しい。」
と雄拓が2人に意見を求めた。
洋孝は、大学2年の夏でインターン等の就職活動が始まるので、日本に留まることを希望し、雄拓が単身赴任するという事であれば羽蘭の面倒は自分が見ると言った。
その瞬間、雄拓が寂しい表情を見せたのを羽蘭は見逃さなかった。
「お父さん、私はアメリカに行ってもいいよ。お父さん一人じゃ「ごはん」や「洗濯」とかできないでしょ?お兄ちゃんは器用で、この1年「家事全般」をやってくれてたし、もう大人だから一人でも大丈夫よね。」
優しく雄拓を気遣った羽蘭の一言で万丈家の意見はまとまり、羽蘭のアメリカでの高校の新学期にあたる9月初旬を目途に雄拓と羽蘭の2人の渡米で話は進んだ。会社から9月3日の入学式に合わせ、1週間前の8月28日赴任の辞令がすぐに出た。
8月25日午後5時、関西国際空港に見送りに来た洋孝と兄妹の関係で直接会話を交わすことが最後になるとは、羽蘭も洋孝も全く思っていなかったので、
「お兄ちゃん、一人暮らしと就職活動頑張ってね!私もアメリカンスクールライフを満喫してくるわな。
じゃあ、帰ってくるときは「帰国子女」のめっちゃ良い女になって帰ってきて、お兄ちゃんをびっくりさせたるからねー!ケラケラケラ。バイバーイ!」
「あぁ、スーパーレディーになって帰っておいで!楽しみに待ってるわ!カラカラカラ。」
と、握手を交わし冗談を混じえての明るい会話を最後に握手を交わすと洋孝の見送りを受けながら羽蘭は搭乗ゲートをくぐり機上の人となった。
「おまけ」
※「万丈羽欄」時代の家族
そして「羽欄ちゃん」と「洋孝」
生成プロンプトは4枚目は「たい焼き」、5枚目は「クレープ」です(笑)。
まあ、「寿司」よりはまし(笑)。
20
お気に入りに追加
47
あなたにおすすめの小説
【近日公開!】「脆弱能力巫女の古代女王「卑弥呼たん」門真市ニコニコ商店街に転生す!」
M‐赤井翼
現代文学
赤井です。
今回は、いつもの「ニコニコ商店街」と「こども食堂」を舞台に「邪馬台国」から「女王 卑弥呼たん」がなつ&陽菜の「こっくりさん」で召喚!
令和の世では「卑弥呼たんの特殊の能力」の「予言」も「天気予知」も「雨乞い能力」もスマホや水道の前には「過去の遺物」(´・ω・`)ショボーン。
こども食堂で「自信」を持って提供した「卑弥呼たん」にとっての最高のご馳走「塩むすび」も子供達からは「不評」…( ノД`)シクシク…。
でも、「女王 卑弥呼たん」はくじけない!
「元女王」としてのプライドをもって現代っ子に果敢にチャレンジ!
いつぞや、みんなの人気者に!
そんな「卑弥呼たん」になじんだ、こども食堂の人気者「陽葵ちゃん」に迫る魔の手…。
「陽葵ちゃん」が危機に陥った時、「古代女王 卑弥呼たん」に「怒りの電流」が流れる!
歴史マニア「赤井翼」の思う、「邪馬台国」と「卑弥呼」を思う存分に書かせてもらった「魏志倭人伝」、「古事記」、「日本書記」に「ごめんなさい!」の一作!
「歴史歪曲」と言わずに、「諸説あり」の「ひとつ」と思って「ゆるーく」読んでやってください!
もちろん最後は「ハッピーエンド」はお約束!
では、全11チャプターの「短期集中連載」ですのでよーろーひーこー!
(⋈◍>◡<◍)。✧♡
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
醜さを理由に毒を盛られたけど、何だか綺麗になってない?
京月
恋愛
エリーナは生まれつき体に無数の痣があった。
顔にまで広がった痣のせいで周囲から醜いと蔑まれる日々。
貴族令嬢のため婚約をしたが、婚約者から笑顔を向けられたことなど一度もなかった。
「君はあまりにも醜い。僕の幸せのために死んでくれ」
毒を盛られ、体中に走る激痛。
痛みが引いた後起きてみると…。
「あれ?私綺麗になってない?」
※前編、中編、後編の3話完結
作成済み。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる