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「第2部「ヤングレボリューション」編」
「エピローグ 2年4か月後…」
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「エピローグ 2年4か月後…」
羅須斗と礼の「余命半年を宣告された嫁が…」の第1巻が発刊されてから、2年4か月が過ぎた。シーズン1からシーズン5の全シリーズで2年10か月の連載で全11巻で完結を迎えた。ヤングレボリューションでの新人デビュー作としては、異例の全シリーズ500万部を売り上げる大ヒットとなった。
リアル安稀世主演によるネットドラマ化や全国の女子プロレスとのジョイント効果もあり、多くの読者を得て、「レボリューション大賞」を受賞することとなった羅須斗は、表彰式の壇上で連載開始時からの担当の薄井幸と他の入賞作家と並び椅子に腰かけている。
「礼お姉さまもこの場にいてくれたらどんなに良かったか…。」幸が残念そうに羅須斗の耳元で呟いた。
「しゃあないやん。礼ちゃんは遠くに行ってしもたんやから…。でも、どんなに離れてたって、俺の心はいつだって礼ちゃんと一緒やで。ペンネームの「羅須斗礼」は本来「羅須斗&礼」やからな…。第1巻が出たときに、薄井さんから「余命半年~」が礼ちゃんが書き残した小説やったって聞いた時から、全話コミックス化して全国の読者に読んでもらうことが俺の使命やと思って描いてきた。
もちろん薄井さんや編集長の力添えなしにはありえへん話やった。そうして、礼ちゃんの作品が今日、こうして「レボリューション」の並みいる重鎮の先生方を差し置いて「大賞」をもらえることになったのも、ほとんど礼ちゃんのおかげやからな。」
羅須斗が後ろに座る幸の方を振り向いて、返事をしていると進行役の司会者が表彰に入った。
「第78回レボリューション大賞は、「ヤングレボリューション」で連載していただいておりました「余命半年を宣告された嫁が…」に決定いたしました。大賞受賞の羅須斗礼先生は、現在も「別冊月刊レボリューション」で新作コメディーの「俺の漫画の原作者はかわいい浮遊霊小説家」もヒットしておりまして、御多忙な毎日をお過ごしの中、わざわざ大阪からお来しいただきました。
受賞に際しまして、羅須斗礼先生の方からお言葉をいただきたいので壇上中央にお越しいただけますでしょうか?」
との司会の呼びかけに幸は「はい、先生、かっこよく決めてきてくださいね!」とスーツの背中をポンと叩いた。
壇上のマイクを取り、会場の来客にむかって話し始めた。
「思い起こせば、3年4か月前、29歳を目前にして実家の小さなスーパーやってる親父とおかんと兄貴に「30(歳)までに、メジャーデビューせんかったら実家を継ぐ」と念書を書かされて、そこから4か月で、レボリューションさんに拾ってもらい、「余命半年~」でデビューさせてもらいました。そのきっかけを作ってくれた山口編集長と担当の薄井さんには感謝してもしきれません。
ちなみにここでネタバレしますが、今、別冊で連載させてもらってる「俺のマンガの原作者はかわいい浮遊霊小説家」は実録の話なんですよ!」
会場から大きな笑い声が巻き起こった。羅須斗はスピーチを続けた。
「俺の嫁は、俺のマンションに居ついてた「浮遊霊」で「余命半年~」シリーズも嫁の原作小説を元に描いたマンガです。本当なんですよ!」
再び、大きな笑い声が湧き、「いよっ!さすがは根っからの大阪人!」、「羅須斗先生、面白すぎ!」の声がかかった。
羅須斗は、礼との思い出話を語り、要所要所で大きな笑いを取った。「これからも、俺と嫁の共同作品を応援していただけますようよろしくお願いします。」と壇上で丁寧にお辞儀をした。来客は全員が羅須斗の「ネタ」と受け取っていた中、幸だけが事実を知っており、最大限の拍手を送っていた。
司会者が、「皆さん、今一度、本年度レボリューション大賞を受賞されました羅須斗礼先生に大きな拍手をお願いします!」との発声で一段と大きな拍手が送られた。
「ところで羅須斗礼先生、現在連載中の「奥様がヒロイン」と言われる「俺ゴー」もあと3話で最終回と伺っています。週刊ヤングレボリューションでもたくさんの読者さんが先生の次回作を期待してお待ちになられてると思うのですが、構想が固まっているようでしたら、少しこの場でネタバレしていただけると嬉しいのですが…。」
と司会者が羅須斗へ「フリ」を入れている最中に羅須斗の視線は入り口と逆の窓側の壁に向けた。
「羅須斗君、ごめーん!何とか表彰式に間に合ったんかな?あまりに取材先が刺激的やったから戻るの遅くなってごめんね!イスラエルもウクライナもソマリア沖もシナイ山もユダヤの失われた10支族が東征したルートもモーゼの墓も伊勢神宮の中も全部取材に行ってきたでー!」
と礼が叫びながら飛びこんできた。
司会者の言葉を聞き流して羅須斗は礼の言葉に耳を傾け続けた。司会者と反対側に視線を向け、マイクなしでひとりで何か話しているように見える羅須斗に司会者が改めて声をかけた。
「羅須斗先生?聞いてもらえてますか?次回作の構想が決まっておられるようでしたら、この場で発表いただけるとありがたいんですけど。」
司会者の再度の質問にはたと意識を会場に戻し、マイクを握った。
「あぁ、次回作ですね!今、決まりましたよ。すみません、ちょうど今、嫁が4万数千キロの海外取材から帰って来まして…。いやー、浮遊霊の嫁を持つと、取材費は安くで済みますし、日本人の渡航許可が出てないところや、過去の世界もいけますんでねー。次回作は、今まで「門真市」を舞台にしていた「余命半年~」の稀世ちゃん達が「世界」を舞台に活躍する「余命半年を宣告された嫁が…R」です!稀世ちゃん達ニコニコプロレス、ニコニコ商店街のメンバーが、イスラエルやウクライナやソマリア沖に行って、ハチャメチャに暴れますよ!面白い物、描きますのでこれからも「羅須斗&礼」をよろしくお願いします!」
と客席に向かって深くお辞儀をすると、その横で礼も一緒になってお辞儀をした。
授賞式が終わった2時間後、個室居酒屋に羅須斗、礼と幸はいた。
「礼お姉さま、まずは長期の遠距離取材お疲れさまでした。まずは、私に憑依していただいて結構ですので「日本のビール」でのどを潤してください!」
幸が礼に身を貸すと、礼は幸の身体で冷えた生ビールを五臓六腑で味わった。
「あー、ありがとう!やっぱり仕事明けのビールは最高やね!」
生中を一気飲みした礼は幸の身体から抜け出して羅須斗の横の席についた。
「それにしても、崖淵先生のスピーチの後半はみんなキョトンとして面白かったですよねー!全部「大阪人」のボケか「俺ゴー」のラストに向けての「ネタフリ」やと思われてますよね。いやー、ネームを私は先に読ませてもらってますから、オチもわかってますけど、編集長たちは先月入稿してるクリスマスに礼お姉さまが消えちゃったとこまでしか読んでないですから、礼お姉さまがそのまま「成仏」して「昇天」したと思ってますよ。
まさか、天国に行った礼お姉さまが、天国の神様に「生前の「悔い」を満たしたのなら、後は天国でゆっくり暮らすとよい」って言われたのに、「いや、「悔い」が増えましたので、地上で「浮遊霊」として暮らさせてください!」って直訴して「地上」に戻ってくるとはだれも思ってないですよねー!これぞ、羅須斗&礼作品の真骨頂ですよ!いい意味で読者を裏切りまくりますよね!まあ、「リアルドキュメンタリー」は「小説」より奇なりですよね!ケラケラケラ!」
表彰式の間、飲酒を控えてた幸も、生ビールを美味しそうにあおって一気に話した。
「まあ、「俺ゴー」は礼ちゃんの実話で「原作者なし」の「ドキュメンタリー」やから「反則」作品やけどな。カラカラカラ。やっぱり作家としてはきちんと「創作」したもので読者を喜ばせんとプロとは言われへんよな。礼ちゃんとのコンビでもう3年4カ月や。次の「R」はきちんと俺もストーリー作りに参加してええもの作りたいから、薄井さんも俺と礼ちゃんに協力してや!」
「大丈夫やって!薄井さんも含めて羅須斗ファミリーみたいなもんやん!これからも3人で頑張ろな!じゃあ、「R」の打ち合わせに入ろっか!」
との礼の仕切りで3人は打ち合わせに入った。
「俺のマンガの原作者はかわいい浮遊霊小説家」完結
(⋈◍>◡<◍)。✧♡
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
とりあえず、皆さんへのお礼で「礼&幸」の「水着祭」させていただきますねー!
では、残すは「あとがきのようなもの」と皆さんからいただいた「イラスト大会」でーす!
よーろーひーこー!
(⋈◍>◡<◍)。✧♡
羅須斗と礼の「余命半年を宣告された嫁が…」の第1巻が発刊されてから、2年4か月が過ぎた。シーズン1からシーズン5の全シリーズで2年10か月の連載で全11巻で完結を迎えた。ヤングレボリューションでの新人デビュー作としては、異例の全シリーズ500万部を売り上げる大ヒットとなった。
リアル安稀世主演によるネットドラマ化や全国の女子プロレスとのジョイント効果もあり、多くの読者を得て、「レボリューション大賞」を受賞することとなった羅須斗は、表彰式の壇上で連載開始時からの担当の薄井幸と他の入賞作家と並び椅子に腰かけている。
「礼お姉さまもこの場にいてくれたらどんなに良かったか…。」幸が残念そうに羅須斗の耳元で呟いた。
「しゃあないやん。礼ちゃんは遠くに行ってしもたんやから…。でも、どんなに離れてたって、俺の心はいつだって礼ちゃんと一緒やで。ペンネームの「羅須斗礼」は本来「羅須斗&礼」やからな…。第1巻が出たときに、薄井さんから「余命半年~」が礼ちゃんが書き残した小説やったって聞いた時から、全話コミックス化して全国の読者に読んでもらうことが俺の使命やと思って描いてきた。
もちろん薄井さんや編集長の力添えなしにはありえへん話やった。そうして、礼ちゃんの作品が今日、こうして「レボリューション」の並みいる重鎮の先生方を差し置いて「大賞」をもらえることになったのも、ほとんど礼ちゃんのおかげやからな。」
羅須斗が後ろに座る幸の方を振り向いて、返事をしていると進行役の司会者が表彰に入った。
「第78回レボリューション大賞は、「ヤングレボリューション」で連載していただいておりました「余命半年を宣告された嫁が…」に決定いたしました。大賞受賞の羅須斗礼先生は、現在も「別冊月刊レボリューション」で新作コメディーの「俺の漫画の原作者はかわいい浮遊霊小説家」もヒットしておりまして、御多忙な毎日をお過ごしの中、わざわざ大阪からお来しいただきました。
受賞に際しまして、羅須斗礼先生の方からお言葉をいただきたいので壇上中央にお越しいただけますでしょうか?」
との司会の呼びかけに幸は「はい、先生、かっこよく決めてきてくださいね!」とスーツの背中をポンと叩いた。
壇上のマイクを取り、会場の来客にむかって話し始めた。
「思い起こせば、3年4か月前、29歳を目前にして実家の小さなスーパーやってる親父とおかんと兄貴に「30(歳)までに、メジャーデビューせんかったら実家を継ぐ」と念書を書かされて、そこから4か月で、レボリューションさんに拾ってもらい、「余命半年~」でデビューさせてもらいました。そのきっかけを作ってくれた山口編集長と担当の薄井さんには感謝してもしきれません。
ちなみにここでネタバレしますが、今、別冊で連載させてもらってる「俺のマンガの原作者はかわいい浮遊霊小説家」は実録の話なんですよ!」
会場から大きな笑い声が巻き起こった。羅須斗はスピーチを続けた。
「俺の嫁は、俺のマンションに居ついてた「浮遊霊」で「余命半年~」シリーズも嫁の原作小説を元に描いたマンガです。本当なんですよ!」
再び、大きな笑い声が湧き、「いよっ!さすがは根っからの大阪人!」、「羅須斗先生、面白すぎ!」の声がかかった。
羅須斗は、礼との思い出話を語り、要所要所で大きな笑いを取った。「これからも、俺と嫁の共同作品を応援していただけますようよろしくお願いします。」と壇上で丁寧にお辞儀をした。来客は全員が羅須斗の「ネタ」と受け取っていた中、幸だけが事実を知っており、最大限の拍手を送っていた。
司会者が、「皆さん、今一度、本年度レボリューション大賞を受賞されました羅須斗礼先生に大きな拍手をお願いします!」との発声で一段と大きな拍手が送られた。
「ところで羅須斗礼先生、現在連載中の「奥様がヒロイン」と言われる「俺ゴー」もあと3話で最終回と伺っています。週刊ヤングレボリューションでもたくさんの読者さんが先生の次回作を期待してお待ちになられてると思うのですが、構想が固まっているようでしたら、少しこの場でネタバレしていただけると嬉しいのですが…。」
と司会者が羅須斗へ「フリ」を入れている最中に羅須斗の視線は入り口と逆の窓側の壁に向けた。
「羅須斗君、ごめーん!何とか表彰式に間に合ったんかな?あまりに取材先が刺激的やったから戻るの遅くなってごめんね!イスラエルもウクライナもソマリア沖もシナイ山もユダヤの失われた10支族が東征したルートもモーゼの墓も伊勢神宮の中も全部取材に行ってきたでー!」
と礼が叫びながら飛びこんできた。
司会者の言葉を聞き流して羅須斗は礼の言葉に耳を傾け続けた。司会者と反対側に視線を向け、マイクなしでひとりで何か話しているように見える羅須斗に司会者が改めて声をかけた。
「羅須斗先生?聞いてもらえてますか?次回作の構想が決まっておられるようでしたら、この場で発表いただけるとありがたいんですけど。」
司会者の再度の質問にはたと意識を会場に戻し、マイクを握った。
「あぁ、次回作ですね!今、決まりましたよ。すみません、ちょうど今、嫁が4万数千キロの海外取材から帰って来まして…。いやー、浮遊霊の嫁を持つと、取材費は安くで済みますし、日本人の渡航許可が出てないところや、過去の世界もいけますんでねー。次回作は、今まで「門真市」を舞台にしていた「余命半年~」の稀世ちゃん達が「世界」を舞台に活躍する「余命半年を宣告された嫁が…R」です!稀世ちゃん達ニコニコプロレス、ニコニコ商店街のメンバーが、イスラエルやウクライナやソマリア沖に行って、ハチャメチャに暴れますよ!面白い物、描きますのでこれからも「羅須斗&礼」をよろしくお願いします!」
と客席に向かって深くお辞儀をすると、その横で礼も一緒になってお辞儀をした。
授賞式が終わった2時間後、個室居酒屋に羅須斗、礼と幸はいた。
「礼お姉さま、まずは長期の遠距離取材お疲れさまでした。まずは、私に憑依していただいて結構ですので「日本のビール」でのどを潤してください!」
幸が礼に身を貸すと、礼は幸の身体で冷えた生ビールを五臓六腑で味わった。
「あー、ありがとう!やっぱり仕事明けのビールは最高やね!」
生中を一気飲みした礼は幸の身体から抜け出して羅須斗の横の席についた。
「それにしても、崖淵先生のスピーチの後半はみんなキョトンとして面白かったですよねー!全部「大阪人」のボケか「俺ゴー」のラストに向けての「ネタフリ」やと思われてますよね。いやー、ネームを私は先に読ませてもらってますから、オチもわかってますけど、編集長たちは先月入稿してるクリスマスに礼お姉さまが消えちゃったとこまでしか読んでないですから、礼お姉さまがそのまま「成仏」して「昇天」したと思ってますよ。
まさか、天国に行った礼お姉さまが、天国の神様に「生前の「悔い」を満たしたのなら、後は天国でゆっくり暮らすとよい」って言われたのに、「いや、「悔い」が増えましたので、地上で「浮遊霊」として暮らさせてください!」って直訴して「地上」に戻ってくるとはだれも思ってないですよねー!これぞ、羅須斗&礼作品の真骨頂ですよ!いい意味で読者を裏切りまくりますよね!まあ、「リアルドキュメンタリー」は「小説」より奇なりですよね!ケラケラケラ!」
表彰式の間、飲酒を控えてた幸も、生ビールを美味しそうにあおって一気に話した。
「まあ、「俺ゴー」は礼ちゃんの実話で「原作者なし」の「ドキュメンタリー」やから「反則」作品やけどな。カラカラカラ。やっぱり作家としてはきちんと「創作」したもので読者を喜ばせんとプロとは言われへんよな。礼ちゃんとのコンビでもう3年4カ月や。次の「R」はきちんと俺もストーリー作りに参加してええもの作りたいから、薄井さんも俺と礼ちゃんに協力してや!」
「大丈夫やって!薄井さんも含めて羅須斗ファミリーみたいなもんやん!これからも3人で頑張ろな!じゃあ、「R」の打ち合わせに入ろっか!」
との礼の仕切りで3人は打ち合わせに入った。
「俺のマンガの原作者はかわいい浮遊霊小説家」完結
(⋈◍>◡<◍)。✧♡
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
とりあえず、皆さんへのお礼で「礼&幸」の「水着祭」させていただきますねー!
では、残すは「あとがきのようなもの」と皆さんからいただいた「イラスト大会」でーす!
よーろーひーこー!
(⋈◍>◡<◍)。✧♡
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