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ニコニココラムぼちぼちやります。

C-43 「ひまわりのつぶやき「幽霊と妖怪」」

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C-43 「ひまわりのつぶやき「幽霊と妖怪」」

ご無沙汰してます。ひまわりです。
今日は、お盆ということでお父さんとお母さんと直さんの4人でお墓参りに行ってきました。

直さんから
「お盆は天国にいる先祖の霊が地上に戻ってくるんやで。ひまちゃんからするとおじいちゃん、おばあちゃんになる三朗のお父さん、お母さんが戻ってきてるんやで。」
と教えてくれました。

「直さん、おじいちゃんとおばあちゃんはどこにいてるん?」
って聞いたら、
「みんなの近くに居るよ。目には見えへんけど、アホボンの三朗が稀世ちゃんに嫌われるようなことしてへんか?ひまちゃんは賢く育ってるかな?って見守ってくれてるねん。」

「それって、幽霊ってこと?」
「うーん、ご先祖様の霊は「幽霊」とはちょっとちゃうなぁ…。「成仏」って「仏さまに成る」って書くんやけど、ひまちゃんのおじいちゃんとおばあちゃんは「仏さん」になって天国に行ってるねんな。
「幽霊」って言うのは、この世に強い「無念」や「恨み」を残して「成仏」できへんかった「霊」で、地上や地獄をさまよっているんや。
だから、おじいちゃん、おばあちゃんは、「幽霊」ではないわな?わかるか?」
「うん、なんとなく。」
って言うような話をお墓でしてくれてん。

そこで、次に気になったんが、UMA図鑑にも出てくる「河童」や「キジムナー」なんよ。
「「河童」や「キジムナー」は「幽霊」?」
って聞いたら、
「そいつらは「幽霊」ちゅうよりかは「妖怪」の類かな?実在するかどうか怪しい奴も含めて日本には「妖怪」はたくさんおるからなぁ。」
ってね。
直さんは、「妖怪は居る」って信じてるんやって。

直さんと私が「妖怪」の話で盛り上がってると、お父さんとお母さんも話に入ってきてん。

お母さんは、
「「私は妖怪ウォッチ」と「ゲゲゲの鬼太郎」が好きやったなぁ!」
って好きないろんな妖怪の話をしてくれてん。
お母さんは、
「一反木綿」が好きや。鬼太郎みたいに一反木綿の背中に乗って空が飛べたら楽しいよなー!」
って言うてたわ。
「妖怪ウォッチでは「コマさん」!そりゃもう、めちゃくちゃかわいいわ~!あんな妖怪居ったら家に一匹欲しいよなぁ…。」
ってな。私も「コマさん」は大好き!

お父さんは、
「僕は何ちゅうても「モンスガ」やなぁ…。ふなつかずきさんの「モンスターガール・妖怪少女」っていって、たぶん世の中にある妖怪物の漫画でいっちゃん妖怪がかわいく書かれてる作品やな!」
って「H」な顔してニヤニヤすんねん。
お店の本棚にも漫画が揃ってて、おっちゃんらには凄く人気があるみたいやな。
理由はまた後で…。

私も読んだんやけど、出てくる女の子の妖怪がめっちゃ可愛いねん。
私は、「ヌリカベ」の「いっちゃん」と「猫又」の「ニアちゃん」が大好き!
もちろん主人公の「ろくろっ首」の「ろっか」ちゃんも大好き!「

主人公の「ろくろっ首」の女の子が、なんとなくお母さんに似てるねん。
ショートカットでかわいくて、おっぱいプルンプルンで焼きもち焼き(笑)でってね。
でもこの漫画、やたらめったら、女の子のおっぱいやおしりやパンツが出てくるから、最初はお母さんから「読んだらあかん」って言われててんけどな…。

武藤のおっちゃんがお酒飲んでは、私を膝の上にのせてこの漫画を読みながら、妖怪のことを教えてくれるから結局全部読んで妖怪も覚えたよ。
武藤のおっちゃんは「顔」や「キャラ」じゃなくて全部「おっぱい」基準やったけどな。
おっちゃんは色っぽくて滅茶苦茶強い「河童」のお姉さんが好きやって言ってたわ。

ちなみにお母さんが良く言う
「ぱにゃにゃんだー!」
「ぱにゃにゃん!」
っていうラオス語の「頑張れ!」、「頑張る!」っていう言葉の元は「ろっかちゃん」からやねんで。(あっ!ばらしてしもた(笑))

ちょっと話飛ぶけど、夏休みに入って武藤のおっちゃんが「月刊ムー」の381号から創刊500号記念号までの10年分の「ムー」を持ってきてくれてんよ。
お母さんからは、
「お手伝い10分したら1冊読んでいいよ!」
って言われたから、朝からお風呂洗ったり、表に打ち水したり、ランチタイムはお皿や下駄を下げるの手伝ったり、洗濯物たたんだりして、10日がかりで全刊読める権利を手に入れてん。
えらいやろ!?

そのなかで沖縄出身の「ちゅるちゅるらんど」王子様が、「キジムナー」の悪口ともとらえられる記事になっててん。
「遠足」で「キジムナー」と会ってから熱が出た。
って!
そんなこと「ムー」に乗ったら、全国民が「キジムナー」のこと嫌いになってしまうやんかー!
それまで、その王子様好きやったけど、一発で嫌いになってしもたわ。

あっ、今、直さんから
「ひまちゃん、それはそんなに心配せんでええで。」
って言われた。
「なんで」
って聞いたら、
「月刊ムーの発行部数は約6万部やからな。ムーチューブの視聴数も2万いったらええ方や。せやから、キジムナーの人気はそんなに落ちへんから安心しい。」
やって!

「ぎょっへーっ!」
「6000万部」くらいは本は売れて、ムーチューブは「1億再生」はいってると思ったから、そっちに驚いたわ!
うーん、もっと「ムー」を拡めなくては…。
まあ、2学期始まったら、「君の名は」の「てっしー」みたいにクラス中で「ムー民」開拓「ぱにゃにゃん」やでー!
三上編集長!応援してるよー!
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