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緑音のハナシ
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ある程度作業を終え帰宅した。
玄関に入るといつもはしないたばこの臭いがした。
オジサンのタバコの臭いか。
俺の家族でタバコを吸う人はいない。吸うのはオジサンとおばさんだけである。
そのため、うちのは灰皿が置いてある。
疲れた体を休めようと部屋に行き、私服に着替える。
ふと、部屋にある漫画を手に取った。
俺が読む本は大体男しか出てこないBL漫画や小説である。
この漫画は、俺が大好きな作家さんの漫画で、暗いストーリーで考えさせられる漫画もあれば、
とんでもなくあほでエッチな漫画を描いてくださる最高の作家さんである。
手に取った漫画は、新しい作品で白と赤、黒で描かれた表紙はインパクトがあって素晴らしい。
パラパラと読んでいく。
最初は、絵を重視にあまり内容を読まないという謎の読み方をする俺は、漫画を理解するのに少しばかり時間がかかる。内容を読んでいないわけではないけど、後でじっくり理解したいからだ。
今回の漫画は、性犯罪者と被害者のお話である。
小学校のころに性被害にあいその加害者のことを好きになってしまった主人公が、数年ぶりに加害者にあい
紆余曲折あって、付き合う話。
何か、既視感がある。加害者を好きになるのは理解できないが、
似たようなことが自分にもあったからであるが、この漫画を二度読んでどちらにも感情移入してしまった。
まさか、加害者にも感情移入できるとは思っていなかった俺は、なぜなのか考えた。
加害者も被害者の一人で、俺もそうだからだからか
やられた人間は誰かにそれを、自分の苦しみを誰かにわかってほしくてやることがあると俺は考えた。
加害者になっていないだけで、これからやる確率はほかの人より高いだろう。
なんとなくあれはそうなのかもしれないと思い出したことがある。
青涙と俺の家族と車ででかけたとき、家に帰るとき寝ている青涙に悪戯をしたことがあると。
ペンでつつく悪戯だったが、どんな反応をするのか乳首にペンを当てた青涙は嫌そうに俺に背を向けていた。
あれは、小学生といえどよくないことだったのだろう。
背を向けられた俺は、やってしまった思たのだ自分がされていたことを大事な青涙にしてしまった。もしかしたら、起きていたかもしれない。嫌われたかもしれないと、すごく不安になっていた。
でも、次の日に学校に行くと何もなかったように普通通りに接してくれてほっとした記憶がある。
苦しくはなるが、素晴らしい漫画だ。
一度会って、どうしてこんなリアリティのある漫画が描けたのか聞いてみたいものだ。
俺は漫画を、本棚に置き晩御飯を食べようと茶の間に向かった。
▽
晩御飯を食べ、風呂に入りおえた俺は、紅哉と連絡を取っていた。
トークの内容は、ショーもないことで今見てるテレビが面白いとか
土日にどこか以降みたいな感じ。
そして、今週の土曜日に紅哉と湊さんたちと遊園地に行く約束をした。
朝7時に神社に集合となった。
楽しみができたことにうれしさを感じながら、俺は、そのままベットで寝た。
玄関に入るといつもはしないたばこの臭いがした。
オジサンのタバコの臭いか。
俺の家族でタバコを吸う人はいない。吸うのはオジサンとおばさんだけである。
そのため、うちのは灰皿が置いてある。
疲れた体を休めようと部屋に行き、私服に着替える。
ふと、部屋にある漫画を手に取った。
俺が読む本は大体男しか出てこないBL漫画や小説である。
この漫画は、俺が大好きな作家さんの漫画で、暗いストーリーで考えさせられる漫画もあれば、
とんでもなくあほでエッチな漫画を描いてくださる最高の作家さんである。
手に取った漫画は、新しい作品で白と赤、黒で描かれた表紙はインパクトがあって素晴らしい。
パラパラと読んでいく。
最初は、絵を重視にあまり内容を読まないという謎の読み方をする俺は、漫画を理解するのに少しばかり時間がかかる。内容を読んでいないわけではないけど、後でじっくり理解したいからだ。
今回の漫画は、性犯罪者と被害者のお話である。
小学校のころに性被害にあいその加害者のことを好きになってしまった主人公が、数年ぶりに加害者にあい
紆余曲折あって、付き合う話。
何か、既視感がある。加害者を好きになるのは理解できないが、
似たようなことが自分にもあったからであるが、この漫画を二度読んでどちらにも感情移入してしまった。
まさか、加害者にも感情移入できるとは思っていなかった俺は、なぜなのか考えた。
加害者も被害者の一人で、俺もそうだからだからか
やられた人間は誰かにそれを、自分の苦しみを誰かにわかってほしくてやることがあると俺は考えた。
加害者になっていないだけで、これからやる確率はほかの人より高いだろう。
なんとなくあれはそうなのかもしれないと思い出したことがある。
青涙と俺の家族と車ででかけたとき、家に帰るとき寝ている青涙に悪戯をしたことがあると。
ペンでつつく悪戯だったが、どんな反応をするのか乳首にペンを当てた青涙は嫌そうに俺に背を向けていた。
あれは、小学生といえどよくないことだったのだろう。
背を向けられた俺は、やってしまった思たのだ自分がされていたことを大事な青涙にしてしまった。もしかしたら、起きていたかもしれない。嫌われたかもしれないと、すごく不安になっていた。
でも、次の日に学校に行くと何もなかったように普通通りに接してくれてほっとした記憶がある。
苦しくはなるが、素晴らしい漫画だ。
一度会って、どうしてこんなリアリティのある漫画が描けたのか聞いてみたいものだ。
俺は漫画を、本棚に置き晩御飯を食べようと茶の間に向かった。
▽
晩御飯を食べ、風呂に入りおえた俺は、紅哉と連絡を取っていた。
トークの内容は、ショーもないことで今見てるテレビが面白いとか
土日にどこか以降みたいな感じ。
そして、今週の土曜日に紅哉と湊さんたちと遊園地に行く約束をした。
朝7時に神社に集合となった。
楽しみができたことにうれしさを感じながら、俺は、そのままベットで寝た。
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