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第二章 高校三年生編
第104話 花音と若葉は滑り足りない!
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純白の氷の上にかけられた赤色のシロップ。
さらにその上にかけられた白の練乳によって、ピンク色へと変化したそれを見るだけで、この暑さが少しばかり和らいでいる気がする。
長いスプーンを手に取り、俺は一掬いして口に運ぶ。
「……甘っ」
プールに入ると、自分が思っていた以上に体が疲れている。
この甘さが体全体に染みわたる感覚がして、俺はたまらなかった。
他のものとは違う、少しお高めのかき氷。
それは氷自体も違うようで、口に入れるだけですぐに溶けてなくなる。
舌に触れた氷は、シロップの甘さだけを残して消えてなくなった。
「ん~~~っ! 美味しいっ!」
「そうだねー! よかったよかった」
「……まあ、悪くない」
若干一名、……虎徹だけは複雑そうな顔をしているが、そんなことは気にせずに花音と若葉は食べ進めていた。
「どうした虎徹?」
「どうしたもこうしたも、美味くても倍額払ってるのからな」
「ごちそうさまです! ってか、勝負をしようって言ったのは虎徹だぞ?」
結局、俺と花音の対決で勝ったのは俺だった。
そのため、最下位の虎徹の奢りとなった。
俺と花音はギリギリに差だったため、俺が男子で体重がなければ負けていただろう。
ランプが点らなければわからないほどの戦いだった。
「くっ……、まさか乗るとは思わないだろ……」
「いやいや、若葉が聞いたら乗ることくらい、付き合いの長い虎徹ならわかるだろ?」
「過去の自分を恨む……」
どうやら、つい口からこぼれてしまっただけなのだろう。
負ける可能性が高い勝負を提案するなんて、ただ奢りたいだけのマゾなのかと考えていた。
「まあまあ虎徹、美味しいからいいじゃんか。今度私がジュースくらい奢ってあげるよ」
「まあ、そうだけど。……奢りはいらない」
俺たちはあまり罰ゲームをかけてという勝負事はしない。
それは、若葉だけ不利だからだ。
俺と虎徹、花音はバイトをしているが、若葉は部活があってバイトができないため、限られたお小遣いでやりくりするしかない。
正直なところ、若葉に奢られることになっていれば、決めたルールとはいえ遠慮していただろうから、最下位が虎徹になってよかったのかもしない。
もしかしたら若葉が最下位にならないように虎徹も気を遣ったのかもしれないが、あのビビりようからしてそれは考えすぎだろう。
ゆったりと談笑しながら、俺たちはかき氷を食べ終える。
こういったところの食べ物は割高だが、このかき氷に関しては普通に安いと思ってしまうほど、全員が満足する味だった。
かき氷を堪能した俺たちは、そのまま別のウォータースライダーに向かう。
財布からおつりが出ないように現金だけ持ってきたため、更衣室に戻る手間は省けていた。
「じゃあ、次は最初に言っていたやつだね」
若葉が最初に乗りたいと言っていたウォータースライダーを指差してそう言った。
「その次は、あっちに乗りたいな」
そう花音も続くように言う。
虎徹は顔を青くして、無言で首を横に振るだけだった。
俺たちはいくつかのウォータースライダーを堪能する。
その際、ハプニングというハプニングはなかった。
こういう時のハプニングと言えば、だいだい水着が脱げたりするのだろうが、そういったこともない。
俺や虎徹の水着が脱げるのも嫌だし、花音や若葉の水着が脱げるのも嫌だ。
そんなハプニングも普通なら嬉しい場面かもしれないが、俺としては安心していた。
友達の恥ずかしいところを全然知らない大衆に晒すのは、複雑な気持ちになるからだ。
「結構遊んだねー」
若葉は伸びをしながらそう言った。
「そ、そうだな」
「ん? 颯太、どうかした?」
「い、いや、何でもない」
パーカーで隠れているとはいえ、伸びをしたことで胸が強調されている。
そのせいで俺は視線を泳がせていた。
「……? これからどうしよっか。まだ時間はあるし」
それなりにプールは満喫できた。
途中で軽食を摂って休憩はしたが、動き回っていた俺たちはもうヘトヘトだ。
「もうウォータースライダーはこりごりだぞ」
「流石に私も疲れたよー」
唯一、運動部として日ごろから体を動かしている若葉でも疲れ切っている様子だ。
「それなら、また歩くことにはなるけどウインドウショッピングでもするか?」
このプールに併設されているアウトレットモールにはいろいろと店が入っている。
プールや遊園地ではなく、アウトレットモールを目的に来る人までいるほどだ。
服やカバン……はあまり興味はないが、見ているのは嫌いではない。
それに、気軽に食べられるファストフードの屋台やスイーツなどもあるため、目だけでも十分に楽しめるはずだ。
「賛成! 私、服見たいかも」
「いいねー。でも財布の中身寂しいかも……」
なんとなくした提案ではあったが、思っていた以上に好評だ。
ただ、バイトをしていない若葉は本当に見るだけになってしまう。
「それなら、まだ先だけど誕生日ってことで俺が買ってやろうか? あんまり高いのは無理だが」
「え? いいの?」
その提案に若葉は食いついた。
虎徹と若葉の誕生日は夏休み明けの九月十日と十一日で、二人は一日違いのたんじょびだった。
……ちなみに、虎徹の方が早い。
二カ月近く先とはいえ、このアウトレットモールに来ることはあまりない。
本人の意見を聞きながら用意できるというのは、サプライズができないとはいえ確実に外さない方法だ。
しかし、最初は嬉しそうにしていた若葉だが、申し訳なさそうな表情に変わる。
「それなら私も虎徹に用意しないと……」
「別に気にすんな。若葉が欲しいものをあげる方が俺としては良いんだ。俺には気持ちだけで十分だよ」
「……なんで急に優しいの?」
「俺はいつも優しいだろ?」
そうやって真顔で言うものだから、虎徹の言葉は本気なのか冗談なのかわかりにくい。
「時と場合によるけど、結構厳しいよ?」
「そんな馬鹿な」
そんなやり取りを見ていると、肘をつつかれる。
花音は小声で話しかけてきた。
「ねえ、藤川くんって、結構若葉ちゃんに優しいよね?」
「……ま、本人には伝わらないもんだし、伝わってほしくないんだろ。恥ずかしがり屋だし」
雑に扱う一面もあるが、俺から見ると、基本的に虎徹は若葉に優しい。
本人にバレるのが恥ずかしいからなのだろう、虎徹はさりげなく振舞っているため、若葉にはやはり気付いていないようだ。
虎徹と若葉の話に区切りがつくのを見計らい、俺は声をかける。
「とりあえず、今から移動するってことでオーケー?」
「はーい」
「おう」
同意を得られたことで、俺たちは動き始めた。
予定は少し変わったが、当初の予定のプールは十分に満喫できていた。
さらにその上にかけられた白の練乳によって、ピンク色へと変化したそれを見るだけで、この暑さが少しばかり和らいでいる気がする。
長いスプーンを手に取り、俺は一掬いして口に運ぶ。
「……甘っ」
プールに入ると、自分が思っていた以上に体が疲れている。
この甘さが体全体に染みわたる感覚がして、俺はたまらなかった。
他のものとは違う、少しお高めのかき氷。
それは氷自体も違うようで、口に入れるだけですぐに溶けてなくなる。
舌に触れた氷は、シロップの甘さだけを残して消えてなくなった。
「ん~~~っ! 美味しいっ!」
「そうだねー! よかったよかった」
「……まあ、悪くない」
若干一名、……虎徹だけは複雑そうな顔をしているが、そんなことは気にせずに花音と若葉は食べ進めていた。
「どうした虎徹?」
「どうしたもこうしたも、美味くても倍額払ってるのからな」
「ごちそうさまです! ってか、勝負をしようって言ったのは虎徹だぞ?」
結局、俺と花音の対決で勝ったのは俺だった。
そのため、最下位の虎徹の奢りとなった。
俺と花音はギリギリに差だったため、俺が男子で体重がなければ負けていただろう。
ランプが点らなければわからないほどの戦いだった。
「くっ……、まさか乗るとは思わないだろ……」
「いやいや、若葉が聞いたら乗ることくらい、付き合いの長い虎徹ならわかるだろ?」
「過去の自分を恨む……」
どうやら、つい口からこぼれてしまっただけなのだろう。
負ける可能性が高い勝負を提案するなんて、ただ奢りたいだけのマゾなのかと考えていた。
「まあまあ虎徹、美味しいからいいじゃんか。今度私がジュースくらい奢ってあげるよ」
「まあ、そうだけど。……奢りはいらない」
俺たちはあまり罰ゲームをかけてという勝負事はしない。
それは、若葉だけ不利だからだ。
俺と虎徹、花音はバイトをしているが、若葉は部活があってバイトができないため、限られたお小遣いでやりくりするしかない。
正直なところ、若葉に奢られることになっていれば、決めたルールとはいえ遠慮していただろうから、最下位が虎徹になってよかったのかもしない。
もしかしたら若葉が最下位にならないように虎徹も気を遣ったのかもしれないが、あのビビりようからしてそれは考えすぎだろう。
ゆったりと談笑しながら、俺たちはかき氷を食べ終える。
こういったところの食べ物は割高だが、このかき氷に関しては普通に安いと思ってしまうほど、全員が満足する味だった。
かき氷を堪能した俺たちは、そのまま別のウォータースライダーに向かう。
財布からおつりが出ないように現金だけ持ってきたため、更衣室に戻る手間は省けていた。
「じゃあ、次は最初に言っていたやつだね」
若葉が最初に乗りたいと言っていたウォータースライダーを指差してそう言った。
「その次は、あっちに乗りたいな」
そう花音も続くように言う。
虎徹は顔を青くして、無言で首を横に振るだけだった。
俺たちはいくつかのウォータースライダーを堪能する。
その際、ハプニングというハプニングはなかった。
こういう時のハプニングと言えば、だいだい水着が脱げたりするのだろうが、そういったこともない。
俺や虎徹の水着が脱げるのも嫌だし、花音や若葉の水着が脱げるのも嫌だ。
そんなハプニングも普通なら嬉しい場面かもしれないが、俺としては安心していた。
友達の恥ずかしいところを全然知らない大衆に晒すのは、複雑な気持ちになるからだ。
「結構遊んだねー」
若葉は伸びをしながらそう言った。
「そ、そうだな」
「ん? 颯太、どうかした?」
「い、いや、何でもない」
パーカーで隠れているとはいえ、伸びをしたことで胸が強調されている。
そのせいで俺は視線を泳がせていた。
「……? これからどうしよっか。まだ時間はあるし」
それなりにプールは満喫できた。
途中で軽食を摂って休憩はしたが、動き回っていた俺たちはもうヘトヘトだ。
「もうウォータースライダーはこりごりだぞ」
「流石に私も疲れたよー」
唯一、運動部として日ごろから体を動かしている若葉でも疲れ切っている様子だ。
「それなら、また歩くことにはなるけどウインドウショッピングでもするか?」
このプールに併設されているアウトレットモールにはいろいろと店が入っている。
プールや遊園地ではなく、アウトレットモールを目的に来る人までいるほどだ。
服やカバン……はあまり興味はないが、見ているのは嫌いではない。
それに、気軽に食べられるファストフードの屋台やスイーツなどもあるため、目だけでも十分に楽しめるはずだ。
「賛成! 私、服見たいかも」
「いいねー。でも財布の中身寂しいかも……」
なんとなくした提案ではあったが、思っていた以上に好評だ。
ただ、バイトをしていない若葉は本当に見るだけになってしまう。
「それなら、まだ先だけど誕生日ってことで俺が買ってやろうか? あんまり高いのは無理だが」
「え? いいの?」
その提案に若葉は食いついた。
虎徹と若葉の誕生日は夏休み明けの九月十日と十一日で、二人は一日違いのたんじょびだった。
……ちなみに、虎徹の方が早い。
二カ月近く先とはいえ、このアウトレットモールに来ることはあまりない。
本人の意見を聞きながら用意できるというのは、サプライズができないとはいえ確実に外さない方法だ。
しかし、最初は嬉しそうにしていた若葉だが、申し訳なさそうな表情に変わる。
「それなら私も虎徹に用意しないと……」
「別に気にすんな。若葉が欲しいものをあげる方が俺としては良いんだ。俺には気持ちだけで十分だよ」
「……なんで急に優しいの?」
「俺はいつも優しいだろ?」
そうやって真顔で言うものだから、虎徹の言葉は本気なのか冗談なのかわかりにくい。
「時と場合によるけど、結構厳しいよ?」
「そんな馬鹿な」
そんなやり取りを見ていると、肘をつつかれる。
花音は小声で話しかけてきた。
「ねえ、藤川くんって、結構若葉ちゃんに優しいよね?」
「……ま、本人には伝わらないもんだし、伝わってほしくないんだろ。恥ずかしがり屋だし」
雑に扱う一面もあるが、俺から見ると、基本的に虎徹は若葉に優しい。
本人にバレるのが恥ずかしいからなのだろう、虎徹はさりげなく振舞っているため、若葉にはやはり気付いていないようだ。
虎徹と若葉の話に区切りがつくのを見計らい、俺は声をかける。
「とりあえず、今から移動するってことでオーケー?」
「はーい」
「おう」
同意を得られたことで、俺たちは動き始めた。
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