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55、その笑顔が見たかった!
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「トム爺!」
「これはこれはお嬢様にセシル先生まで、その節はありがとうございました。おかげでこの通りピンピンしておりますぞ」
「お元気そうでなによりです」
「今日はね、トム爺にプレゼントを作ってきたの!」
じゃーんとウォーターガンを見せた。
「お嬢様がお作りになったのですか?」
「うん、そうだよ。トム爺のために作ったの! 見てて」
水量を中と小の間に設定して、庭園の花達に向けてトリガーを引く。霧状のミストが優しく花達に降りかかる。
「こうやったら水やりも出来るし、高いところの掃除なんかにも使えるんだよ」
水量を強に設定して、誰もいないのを確認してから遠くに水を発射して見せた。
「最初にお水を入れるのは少しだけ時間かかるけど、2000Lまで貯めれるから何回も往復しなくていいの。どうかな?」
「そのように素晴らしいものを、爺のためにわざわざ作って下さったのですか?!」
「うん、そうだよ!」
「これはトムさんの身体への負担を減らしたいという思いから、リオーネが自分で考えて作り出したアイテムなのです。リオーネの思いやりがたくさん詰まっているので、どうか遠慮せずに受け取ってあげてください」
「わざわざこのような老いぼれのために……お嬢様、本当にありがとうございます。爺はとても嬉しゅうございます! 家宝として、代々大切に使わせて頂きますぞ!」
嬉し涙を流しながら、トム爺はウォーターガンを受け取ってくれた。
「実際に使ってみて!」
それからトム爺に、水の入れ方や水量の調節の仕方なんかを教えて実際に使ってもらった。
「おお! これは、何と素晴らしい! 軽いしとても使いやすいですぞ!」
トム爺が感動しながら道具を使ってくれて、本当に嬉しかった。
「リィ、ついに完成したんだね! おめでとう!」
その時、ちょうど剣術の稽古を終えたルイスが私達の存在に気付いたようで、駆け寄ってきた。
「お坊っちゃま、帯剣したまま急に走り出しては危険です!」
その後ろから、執事のリチャードが慌てた様子でルイスを追いかけてきた。
「ありがとう、ルイス。トム爺、使って見せてあげて!」
「もちろんですじゃ!」
トム爺がウォーターガンを構えて、トリガーを引く。水量を巧みに微調整しながなら、華麗に水をまいていく。
「わーすごい! 格好いい! ほら、リチャードも見てよ!」
「これは驚きました。あんなに小さな銃から、こんなに大量の水を出し続けられるとは!」
そうやってルイスが騒いでいたら、屋敷の皆が集まってきた。
「お嬢様、ついに完成したんですね!」
「とても素敵です! おめでとうございます!」
皆に祝福の声をもらって、気分は最高だった。
「こんなところで集まってどうしたんだい?」
「あら、今日はとても賑やかね」
ちょうどその時、外からお父様とお母様がお帰りになった。あれ、今日は何でこんなにお帰りが早いのだろう?
「お帰りなさい、お父様、お母様! リィのウォーターガンがついに完成したんだよ!」
「旦那様、奥様、お嬢様の作ってくださったこの『ウォーターガン』は、誠に見事ですじゃ!」
トム爺が使いこなすウォーターガンを見て、お母様は「まぁ!」と感嘆の声をあげて目元にハンカチを当てている。
「おめでとう、リオーネ。本当によく頑張ったわね……!」
感極まったように、お母様は私を抱き締めてくれた。
「これは凄いな。あんなに軽量化している銃にあそこまで水を溜め込み、水量の調節までしながら放出する事が出来るとは! リオーネ、本当によく頑張ったね」
お父様は優しい顔で、誉めてくださった。
「トム爺が腰を痛めて水やりがとても大変そうだったから、少しでもその作業が楽にならないかなって考えて作ったんだよ」
「人を思いやるリオーネの優しい心が生み出した、オリジナルの錬金アイテムです。わずか八歳にしてこの錬金術を成功させるのはとても至難の技です。リオーネには、とても素晴らしい錬金術師としての素質がありますよ」
先生、それは少し誉めすぎなんじゃ!
「セシル様、娘がここまで立派になれたのは全て貴方のおかげです。本当に、ありがとうございます……!」
「セシル様がいらしてくださって、娘は日に日に元気を取り戻して行きました。この子の笑顔を取り戻してくれて、本当に感謝しております」
お父様とお母様は、先生にそう言って最高の礼を尽くした。
「ロナルド卿もレイフォード公爵夫人も、どうか顔を上げてください。私はただやり方を教えただけにすぎません。こうして素敵な物を作れたのは、リオーネがこれまでひたむきに頑張ってきたおかげですよ」
そうやってどこまでも謙遜する先生に、そうじゃないよって伝えたくて私は口を開いた。
「先生が私に、大切な事をたくさん教えてくださいました。導いてくれたのがセシル先生じゃなかったら、私はきっと『ウォーターガン』を作る事は出来なかったと思います。だから先生、私からもお礼を言わせてください。本当にありがとうございます!」
「リオーネ……」
「セシル先生はリィにとったら、格好いい『英雄』であり目標なんです。貴方の背中を追いかけたから、きっとこのアイテムは完成したって僕は思ってます! 先生、リィを導いてくれてありがとうございます!」
「ルイス君……」
「そう言って頂けて、とても光栄です。二人とも、ありがとうございます」
先生は私達の目線の高さまで屈むと、よしよしと頭を撫でてくれた。
「さぁ、今日の夜はセシル様に感謝を伝える盛大なパーティーにしないといけませんわ!」
「そうだね。明日お帰りになるなんて、本当に寂しくなりますよ」
「え、先生明日もう帰っちゃうんですか!?」
お父様とお母様がいつもより早くお帰りになったのは、そのためだったんだ……
「はい、そのつもりです」
大丈夫、覚悟はずっとしてきた。
もう先生に迷惑はかけられない。
立派に成長したんだって事を知ってもらって、笑顔で送り出してあげなければ。
「私、少し用事があるので先にアトリエに戻ってます!」
先生にあげるって約束した『ウォーターガン』を作らないと!
喜んでもらえるように、今までの感謝を込めて素敵にカスタマイズしてお渡ししよう。
「これはこれはお嬢様にセシル先生まで、その節はありがとうございました。おかげでこの通りピンピンしておりますぞ」
「お元気そうでなによりです」
「今日はね、トム爺にプレゼントを作ってきたの!」
じゃーんとウォーターガンを見せた。
「お嬢様がお作りになったのですか?」
「うん、そうだよ。トム爺のために作ったの! 見てて」
水量を中と小の間に設定して、庭園の花達に向けてトリガーを引く。霧状のミストが優しく花達に降りかかる。
「こうやったら水やりも出来るし、高いところの掃除なんかにも使えるんだよ」
水量を強に設定して、誰もいないのを確認してから遠くに水を発射して見せた。
「最初にお水を入れるのは少しだけ時間かかるけど、2000Lまで貯めれるから何回も往復しなくていいの。どうかな?」
「そのように素晴らしいものを、爺のためにわざわざ作って下さったのですか?!」
「うん、そうだよ!」
「これはトムさんの身体への負担を減らしたいという思いから、リオーネが自分で考えて作り出したアイテムなのです。リオーネの思いやりがたくさん詰まっているので、どうか遠慮せずに受け取ってあげてください」
「わざわざこのような老いぼれのために……お嬢様、本当にありがとうございます。爺はとても嬉しゅうございます! 家宝として、代々大切に使わせて頂きますぞ!」
嬉し涙を流しながら、トム爺はウォーターガンを受け取ってくれた。
「実際に使ってみて!」
それからトム爺に、水の入れ方や水量の調節の仕方なんかを教えて実際に使ってもらった。
「おお! これは、何と素晴らしい! 軽いしとても使いやすいですぞ!」
トム爺が感動しながら道具を使ってくれて、本当に嬉しかった。
「リィ、ついに完成したんだね! おめでとう!」
その時、ちょうど剣術の稽古を終えたルイスが私達の存在に気付いたようで、駆け寄ってきた。
「お坊っちゃま、帯剣したまま急に走り出しては危険です!」
その後ろから、執事のリチャードが慌てた様子でルイスを追いかけてきた。
「ありがとう、ルイス。トム爺、使って見せてあげて!」
「もちろんですじゃ!」
トム爺がウォーターガンを構えて、トリガーを引く。水量を巧みに微調整しながなら、華麗に水をまいていく。
「わーすごい! 格好いい! ほら、リチャードも見てよ!」
「これは驚きました。あんなに小さな銃から、こんなに大量の水を出し続けられるとは!」
そうやってルイスが騒いでいたら、屋敷の皆が集まってきた。
「お嬢様、ついに完成したんですね!」
「とても素敵です! おめでとうございます!」
皆に祝福の声をもらって、気分は最高だった。
「こんなところで集まってどうしたんだい?」
「あら、今日はとても賑やかね」
ちょうどその時、外からお父様とお母様がお帰りになった。あれ、今日は何でこんなにお帰りが早いのだろう?
「お帰りなさい、お父様、お母様! リィのウォーターガンがついに完成したんだよ!」
「旦那様、奥様、お嬢様の作ってくださったこの『ウォーターガン』は、誠に見事ですじゃ!」
トム爺が使いこなすウォーターガンを見て、お母様は「まぁ!」と感嘆の声をあげて目元にハンカチを当てている。
「おめでとう、リオーネ。本当によく頑張ったわね……!」
感極まったように、お母様は私を抱き締めてくれた。
「これは凄いな。あんなに軽量化している銃にあそこまで水を溜め込み、水量の調節までしながら放出する事が出来るとは! リオーネ、本当によく頑張ったね」
お父様は優しい顔で、誉めてくださった。
「トム爺が腰を痛めて水やりがとても大変そうだったから、少しでもその作業が楽にならないかなって考えて作ったんだよ」
「人を思いやるリオーネの優しい心が生み出した、オリジナルの錬金アイテムです。わずか八歳にしてこの錬金術を成功させるのはとても至難の技です。リオーネには、とても素晴らしい錬金術師としての素質がありますよ」
先生、それは少し誉めすぎなんじゃ!
「セシル様、娘がここまで立派になれたのは全て貴方のおかげです。本当に、ありがとうございます……!」
「セシル様がいらしてくださって、娘は日に日に元気を取り戻して行きました。この子の笑顔を取り戻してくれて、本当に感謝しております」
お父様とお母様は、先生にそう言って最高の礼を尽くした。
「ロナルド卿もレイフォード公爵夫人も、どうか顔を上げてください。私はただやり方を教えただけにすぎません。こうして素敵な物を作れたのは、リオーネがこれまでひたむきに頑張ってきたおかげですよ」
そうやってどこまでも謙遜する先生に、そうじゃないよって伝えたくて私は口を開いた。
「先生が私に、大切な事をたくさん教えてくださいました。導いてくれたのがセシル先生じゃなかったら、私はきっと『ウォーターガン』を作る事は出来なかったと思います。だから先生、私からもお礼を言わせてください。本当にありがとうございます!」
「リオーネ……」
「セシル先生はリィにとったら、格好いい『英雄』であり目標なんです。貴方の背中を追いかけたから、きっとこのアイテムは完成したって僕は思ってます! 先生、リィを導いてくれてありがとうございます!」
「ルイス君……」
「そう言って頂けて、とても光栄です。二人とも、ありがとうございます」
先生は私達の目線の高さまで屈むと、よしよしと頭を撫でてくれた。
「さぁ、今日の夜はセシル様に感謝を伝える盛大なパーティーにしないといけませんわ!」
「そうだね。明日お帰りになるなんて、本当に寂しくなりますよ」
「え、先生明日もう帰っちゃうんですか!?」
お父様とお母様がいつもより早くお帰りになったのは、そのためだったんだ……
「はい、そのつもりです」
大丈夫、覚悟はずっとしてきた。
もう先生に迷惑はかけられない。
立派に成長したんだって事を知ってもらって、笑顔で送り出してあげなければ。
「私、少し用事があるので先にアトリエに戻ってます!」
先生にあげるって約束した『ウォーターガン』を作らないと!
喜んでもらえるように、今までの感謝を込めて素敵にカスタマイズしてお渡ししよう。
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