3 / 25
第3話 ただの駆け出し冒険者
しおりを挟む
さすがは獣人族といったところか。
ニーナは華奢な体をしている割に、あの重たい荷物を軽々と持ち運びしていた。
初めての依頼と言ってたから、おそらくは同い年なのだろう。
地図によると、今歩いているこの《マッツクナの森》を南東の方角に進んで行くと《ギガント岩》があるらしい。そこまで辿り着くと遺跡はもう目と鼻の先。
ただ問題なのは、街を出ると遺跡まで宿屋がないことだ。今日の目標は《ギガント岩》に日没までに辿り着けられれば上出来だろう。
「あの、エイトさんはどうして冒険者になられたんですか?」
「そうだな……最初はカッコ良さそうとかモテたいとか、そんなくだらないことだった。でも今は負けたくない奴がいるし、倒さなくちゃならない奴もいる。そんなところかな。ニーナは?」
「私は故郷の弟や妹達を楽させてあげたいから……なんてね」
ニーナはあまり気にしてないだろうが、一応この人生では俺も初依頼。だがどうにも経験からか先輩風をふかせてしまってる自分がいる。気をつけないと。
だんだんと街から離れてきたにもかかわらず、この森はかなり穏やかだ。魔物や魔獣といった類いのものの気配がまるで感じられない。植物や動物達が生き生きとしている。
「ニーナ、ギルドで渡されたカメラを出してくれないか? こんなに綺麗な風景なんだ。せっかくだから撮影しておこう」
ニーナはリュックからカメラを取り出し撮影を開始する。
とても真剣な表情で、この子は熱中しやすいタイプなのだろうか。
「あ、そうそう、今からカメラは録画モードで。それと俺の合図があるまで撮影は切らないでくれ。証拠になるからな」
「えっと、はい、わかりました」
ニーナは少し不思議そうな顔をし撮影を再開させた。
「ところでよー。ゴルゴーンさん、そこにいるんだろ? さっきから殺気がだだ漏れなんだよ」
「なんだよ──気づいていたのか。せっかく脅かしてやろうと思ってたのに」
俺とニーナが後ろに振り返ると、木の陰からゴルゴーンを筆頭にガラの悪い野郎がゾロゾロと出てきた。
「ゴルゴーンの旦那、こんなやつがいっぱい金を持ってるって本当なのか?」
「ああ、間違いねえ。俺はギルドではっきりと見たからなあ」
向こうは全員で4人。対するこっちはニーナを含めて2人。数の上ではかなり不利な状況だ。
かくなる上は──
「ちょっ、ちょっと待ってくださいよ。ゴルゴーンさん。そんなに仲間がいるなんて、き、きき、僕聞いてないですよ」
「──っぷははははー」
「こいつ、めっちゃびびってるぜ」
「許してほしかったら、俺の靴の裏舐めてみろや。きゃはははっ」
後ろにいた他の3人の仲間達は大笑い。対するゴルゴーンはこちらを睨みつけて持っていたナイフを手に当てペチペチと音を立てていた。
「か、カネが目的なんだろ? 全部置いていくから命だけは助けてくれよ、な? 靴、舐めたら見逃してもらえるんだよな!? これでも俺達、同じ冒険者の端くれじゃねーか」
俺は一切の恥を忍んで頭を下げた。そして身振り手振りを交えて奴らに思いを伝えた。
まさに阿鼻叫喚とはこのことだろう。
「バーカ。金だけじゃ俺の気がすまねぇ。お前は俺様に恥をかかせたからな。なるべく苦しむように殺してから金を奪って、ついでにそこの女ももらってやるよ」
俺は一生懸命に命乞いをした。でも聴き入れてもらえない。
なら実力行使しかねえよな!?
「よし、ニーナありがとう。カメラを止めてくれ、これで正当防衛になりそうだ。それにここから先は、よいこにはとても見せられない画になりそうだからな」
奴らから笑みが消えた。俺としたことが、あまりに殺気が漏れてしまっていたらしい。もう少しあいつらのマヌケ面を拝みたかったんだけどな。
本来なら、現時点俺は駆け出し冒険者だ。だが、前世では【拳闘士】だった。
──にやっ
久しぶりの戦闘に血がたぎる。
拳闘士だった時代を体が覚えているのか、高揚感にも似た感覚がする。
「あいつ、俺たちを前に笑っていやがる……舐めやがって。ここは確実に全員で仕留めにいくぞ! 敵は実質、あいつ1人だけだからな」
ゴルゴーン達はお互いに顔を見合わせてから、こくりと1つ頷くと一斉に俺の元へと襲いかかってきた。
右の奴は俺の顔を。左の奴は俺の左足をとりにきている。目線や動作でバレバレだ。
俺は最小限の動きで首を捻り、まずは右のハゲのみぞおちに強烈なボディーを喰らわせる。
「ぐへっ……おっおっお……」
左からきたモヒカン野郎のローキックに対して、俺は敢えて同じようなローキックを繰り出し、膝と膝がぶつかりあった。
「ぐあぁぁ、足が……俺の足がぁぁああ!!」
更に俺は中央の後ろにいる、さっき俺を見て大笑いしていた奴の元へとダッシュ。上体を低くし、顎にアッパーを当てていく。まだだ……奴が宙に浮いたところに右ストレートと左フックをコンパクトに当てていく。
「げふっ……」
ゴルゴーンは一瞬で何が起きたのか、整理がつかないのか、ナイフを持ったまま棒立ちで硬直していた。
「何なんだ、お前のその強さは……?」
「へ? ただの駆け出し冒険者だけど」
「ふ、ふ、ふざけるなぁああああ!!!」
プルプル震え出したと思ったら、策もなくコチラに猪突猛進。でもまあ逃げないだけまだ見込みのある奴だと一応評価はしといてやろう。
ナイフを突き刺すようにしながら走ってくるだけで隙だらけだ。俺はゴルゴーンの手首に蹴りをいれるとナイフが音をたてて転がっていく。
──カランカラーン
「俺様が負けるはずないんだあああ!!!」
今度は両腕を高々と挙げて覆い被さるように突進。
こいつは毎回、芸がない奴だな。
俺はがら空きだったゴルゴーンの腹に渾身の一撃を喰らわせる。
「うぐっ」
ゴルゴーンは腹を両手で押さえながら、両膝を地面に着けながら崩れて落ちていった。
「凄い……凄いです、エイトさん。そんなにお強かったんですか? 私ビックリしましたよ」
勝負がついたところでニーナが俺の元へと駆け寄るが、俺は奴らの巾着袋を漁っていた。
「──っち。シケてんなあ」
「エイトさん、何してるんですか?」
「何って見れば分かるだろ。ニーナにも半分やるよ」
巾着袋を4つ回収し、逆さにすると硬貨がバラバラと地面に転がり落ちていった。
合わせて金貨3枚、銀貨12枚、銅貨20枚。
思ったより少なかった。金貨は俺が多めに貰っておこう。
「日没まで時間がない。少しペースをあげるぞ」
俺達は再び《ギガント岩》を目指して歩き始めた。
ニーナは華奢な体をしている割に、あの重たい荷物を軽々と持ち運びしていた。
初めての依頼と言ってたから、おそらくは同い年なのだろう。
地図によると、今歩いているこの《マッツクナの森》を南東の方角に進んで行くと《ギガント岩》があるらしい。そこまで辿り着くと遺跡はもう目と鼻の先。
ただ問題なのは、街を出ると遺跡まで宿屋がないことだ。今日の目標は《ギガント岩》に日没までに辿り着けられれば上出来だろう。
「あの、エイトさんはどうして冒険者になられたんですか?」
「そうだな……最初はカッコ良さそうとかモテたいとか、そんなくだらないことだった。でも今は負けたくない奴がいるし、倒さなくちゃならない奴もいる。そんなところかな。ニーナは?」
「私は故郷の弟や妹達を楽させてあげたいから……なんてね」
ニーナはあまり気にしてないだろうが、一応この人生では俺も初依頼。だがどうにも経験からか先輩風をふかせてしまってる自分がいる。気をつけないと。
だんだんと街から離れてきたにもかかわらず、この森はかなり穏やかだ。魔物や魔獣といった類いのものの気配がまるで感じられない。植物や動物達が生き生きとしている。
「ニーナ、ギルドで渡されたカメラを出してくれないか? こんなに綺麗な風景なんだ。せっかくだから撮影しておこう」
ニーナはリュックからカメラを取り出し撮影を開始する。
とても真剣な表情で、この子は熱中しやすいタイプなのだろうか。
「あ、そうそう、今からカメラは録画モードで。それと俺の合図があるまで撮影は切らないでくれ。証拠になるからな」
「えっと、はい、わかりました」
ニーナは少し不思議そうな顔をし撮影を再開させた。
「ところでよー。ゴルゴーンさん、そこにいるんだろ? さっきから殺気がだだ漏れなんだよ」
「なんだよ──気づいていたのか。せっかく脅かしてやろうと思ってたのに」
俺とニーナが後ろに振り返ると、木の陰からゴルゴーンを筆頭にガラの悪い野郎がゾロゾロと出てきた。
「ゴルゴーンの旦那、こんなやつがいっぱい金を持ってるって本当なのか?」
「ああ、間違いねえ。俺はギルドではっきりと見たからなあ」
向こうは全員で4人。対するこっちはニーナを含めて2人。数の上ではかなり不利な状況だ。
かくなる上は──
「ちょっ、ちょっと待ってくださいよ。ゴルゴーンさん。そんなに仲間がいるなんて、き、きき、僕聞いてないですよ」
「──っぷははははー」
「こいつ、めっちゃびびってるぜ」
「許してほしかったら、俺の靴の裏舐めてみろや。きゃはははっ」
後ろにいた他の3人の仲間達は大笑い。対するゴルゴーンはこちらを睨みつけて持っていたナイフを手に当てペチペチと音を立てていた。
「か、カネが目的なんだろ? 全部置いていくから命だけは助けてくれよ、な? 靴、舐めたら見逃してもらえるんだよな!? これでも俺達、同じ冒険者の端くれじゃねーか」
俺は一切の恥を忍んで頭を下げた。そして身振り手振りを交えて奴らに思いを伝えた。
まさに阿鼻叫喚とはこのことだろう。
「バーカ。金だけじゃ俺の気がすまねぇ。お前は俺様に恥をかかせたからな。なるべく苦しむように殺してから金を奪って、ついでにそこの女ももらってやるよ」
俺は一生懸命に命乞いをした。でも聴き入れてもらえない。
なら実力行使しかねえよな!?
「よし、ニーナありがとう。カメラを止めてくれ、これで正当防衛になりそうだ。それにここから先は、よいこにはとても見せられない画になりそうだからな」
奴らから笑みが消えた。俺としたことが、あまりに殺気が漏れてしまっていたらしい。もう少しあいつらのマヌケ面を拝みたかったんだけどな。
本来なら、現時点俺は駆け出し冒険者だ。だが、前世では【拳闘士】だった。
──にやっ
久しぶりの戦闘に血がたぎる。
拳闘士だった時代を体が覚えているのか、高揚感にも似た感覚がする。
「あいつ、俺たちを前に笑っていやがる……舐めやがって。ここは確実に全員で仕留めにいくぞ! 敵は実質、あいつ1人だけだからな」
ゴルゴーン達はお互いに顔を見合わせてから、こくりと1つ頷くと一斉に俺の元へと襲いかかってきた。
右の奴は俺の顔を。左の奴は俺の左足をとりにきている。目線や動作でバレバレだ。
俺は最小限の動きで首を捻り、まずは右のハゲのみぞおちに強烈なボディーを喰らわせる。
「ぐへっ……おっおっお……」
左からきたモヒカン野郎のローキックに対して、俺は敢えて同じようなローキックを繰り出し、膝と膝がぶつかりあった。
「ぐあぁぁ、足が……俺の足がぁぁああ!!」
更に俺は中央の後ろにいる、さっき俺を見て大笑いしていた奴の元へとダッシュ。上体を低くし、顎にアッパーを当てていく。まだだ……奴が宙に浮いたところに右ストレートと左フックをコンパクトに当てていく。
「げふっ……」
ゴルゴーンは一瞬で何が起きたのか、整理がつかないのか、ナイフを持ったまま棒立ちで硬直していた。
「何なんだ、お前のその強さは……?」
「へ? ただの駆け出し冒険者だけど」
「ふ、ふ、ふざけるなぁああああ!!!」
プルプル震え出したと思ったら、策もなくコチラに猪突猛進。でもまあ逃げないだけまだ見込みのある奴だと一応評価はしといてやろう。
ナイフを突き刺すようにしながら走ってくるだけで隙だらけだ。俺はゴルゴーンの手首に蹴りをいれるとナイフが音をたてて転がっていく。
──カランカラーン
「俺様が負けるはずないんだあああ!!!」
今度は両腕を高々と挙げて覆い被さるように突進。
こいつは毎回、芸がない奴だな。
俺はがら空きだったゴルゴーンの腹に渾身の一撃を喰らわせる。
「うぐっ」
ゴルゴーンは腹を両手で押さえながら、両膝を地面に着けながら崩れて落ちていった。
「凄い……凄いです、エイトさん。そんなにお強かったんですか? 私ビックリしましたよ」
勝負がついたところでニーナが俺の元へと駆け寄るが、俺は奴らの巾着袋を漁っていた。
「──っち。シケてんなあ」
「エイトさん、何してるんですか?」
「何って見れば分かるだろ。ニーナにも半分やるよ」
巾着袋を4つ回収し、逆さにすると硬貨がバラバラと地面に転がり落ちていった。
合わせて金貨3枚、銀貨12枚、銅貨20枚。
思ったより少なかった。金貨は俺が多めに貰っておこう。
「日没まで時間がない。少しペースをあげるぞ」
俺達は再び《ギガント岩》を目指して歩き始めた。
0
お気に入りに追加
11
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
ヒューマンテイム ~人間を奴隷化するスキルを使って、俺は王妃の体を手に入れる~
三浦裕
ファンタジー
【ヒューマンテイム】
人間を洗脳し、意のままに操るスキル。
非常に希少なスキルで、使い手は史上3人程度しか存在しない。
「ヒューマンテイムの力を使えば、俺はどんな人間だって意のままに操れる。あの美しい王妃に、ベッドで腰を振らせる事だって」
禁断のスキル【ヒューマンテイム】の力に目覚めた少年リュートは、その力を立身出世のために悪用する。
商人を操って富を得たり、
領主を操って権力を手にしたり、
貴族の女を操って、次々子を産ませたり。
リュートの最終目標は『王妃の胎に子種を仕込み、自らの子孫を王にする事』
王家に近づくためには、出世を重ねて国の英雄にまで上り詰める必要がある。
邪悪なスキルで王家乗っ取りを目指すリュートの、ダーク成り上がり譚!
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
【転生先が四天王の中でも最弱!の息子とか聞いてない】ハズレ転生先かと思いきや世界で唯一の氷魔法使いだった俺・・・いっちょ頑張ってみますか
他仲 波瑠都
ファンタジー
古の大戦で連合軍を勝利に導いた四人の英雄《導勝の四英傑》の末裔の息子に転生した天道明道改めマルス・エルバイス
しかし彼の転生先はなんと”四天王の中でも最弱!!”と名高いエルバイス家であった。
異世界に来てまで馬鹿にされ続ける人生はまっぴらだ、とマルスは転生特典《絶剣・グランデル》を駆使して最強を目指そうと意気込むが、そんな彼を他所にどうやら様々な思惑が入り乱れ世界は終末へと向かっているようで・・・。
絶剣の刃が煌めく時、天は哭き、地は震える。悠久の時を経て遂に解かれる悪神らの封印、世界が向かうのは新たな時代かそれとも終焉か────
ぜひ読んでみてください!
未来人が未開惑星に行ったら無敵だった件
藤岡 フジオ
ファンタジー
四十一世紀の地球。殆どの地球人が遺伝子操作で超人的な能力を有する。
日本地区で科学者として生きるヒジリ(19)は転送装置の事故でアンドロイドのウメボシと共にとある未開惑星に飛ばされてしまった。
そこはファンタジー世界そのままの星で、魔法が存在していた。
魔法の存在を感知できず見ることも出来ないヒジリではあったが、パワードスーツやアンドロイドの力のお陰で圧倒的な力を惑星の住人に見せつける!
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
異世界で買った奴隷が強すぎるので説明求む!
夜間救急事務受付
ファンタジー
仕事中、気がつくと知らない世界にいた 佐藤 惣一郎(サトウ ソウイチロウ)
安く買った、視力の悪い奴隷の少女に、瓶の底の様な分厚いメガネを与えると
めちゃめちゃ強かった!
気軽に読めるので、暇つぶしに是非!
涙あり、笑いあり
シリアスなおとぼけ冒険譚!
異世界ラブ冒険ファンタジー!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる