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第049話 無垢なる祈り
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眠りに就いた四人を前に、俺を含めた四人がセッティングを進めていく。
ムールちゃんは一頻り泣くと疲れたのか眠り始めたのでベッドに寝かしている。
ヘルベさんは今までの延長なので比較的楽。
ゲレティアさんとジャクリンさんは再生が関わるので、初めてのケース。
イリオルテさんは顔から胸にかけての修復なので、かなりデリケート。
「良いかな?」
問うと、三人がふんすを気合を入れる。
勿論ドラゴンスライムさん達もぷるぷると気合十分だ。
まずはヘルべさん。
ムールちゃんと同じように膝に巻き付いたドラゴンスライムさんの合図に合わせてアイシャさんが支えて、ポーションを含ませる。
ゲレティアさんとジャクリンさんに関しては、そのままポーションを飲ませても良いのだけど。
「治った部分を破って再生するので、最初に切開して組織の分を空けている方が予後が良いです」
というアイシャさんの情報に従い、ドラゴンスライムさんに溶解してもらってから、ポーションを含ませる。
「おぉぉぉ……。こんな効き目のポーションとか初めてやわ……。こんな風になるんやな」
「鮮やかなものだな……」
念のためと患部を支えていてくれた二人がにょきにょきと再生してくる腕や手、目に目を丸くする。
最後に一番難しそうなイリオルテさん。
「そのまま再生しちゃうと肌の違いとかが出ちゃうと思うから、顔全体から胸辺りまでを一度に治す事にしようかと。大丈夫かな?」
ドラゴンスライムさんに問うと、にょいーんっと体を伸ばして承諾を表す。
アイシャさんに支えてもらい、ドラゴンスライムさんがふわりと乗って覆っていく。
しばらくするとかぱっと口の辺りに穴が開いたので、そこからポーションを流す。
と、うにうにっとドラゴンスライムさんが再生に合わせて縮んでいく。
その後には、美しい生まれたての肌が覆っているのが目に見える。
「これで終わりかな?」
問うと、皆が頷きを返してくれる。
やっている事はそんなに難しくないし、運動量も無いのだが。
圧倒的な気疲れでへとへとになり、皆でテーブルに突っ伏して休憩というか、仮眠モードに入る事になった。
「……ちゃん、お兄ちゃん!!」
体を揺さぶられる感触で目を覚ますと、目をキラキラさせたムールちゃんが脇にアタックを仕掛けていた。
「みんな、起きたよ!! 起きたよ!!」
ぴょんぴょんとジャンプしながら報告してくれるムールちゃんを落ち着かせて、三人を起こす。
ベッドで半覚醒だった皆を抱えて、リビングに移動させて、意識がはっきりするのを待つと。
「あ……あぁ……。見えます……。左腕も……」
「歩ける……。きちんと歩ける……」
「おいおい……。また物が掴めるなんて……思ってなかったよ……」
呆然としている三人。
そっとアイシャさんから差し出された鏡をイリオルテさんの前に差し出す。
余程に心の傷が大きいのか、きゅっと横を向いたイリオルテさんがそっと薄目を開けながら、鏡の方を向いていく。
「え……え!?」
驚愕の眼差し、そして、ぺたぺたと顔を触れ、こちらを向く。
力強く頷くと、破顔したのち、こんもりと盛り上がる涙の粒。
わんわん泣きだしたイリオルテさんを囲んで、女性陣が集まり抱きしめていく。
どんな場所を失うよりも女性に取っては辛いんだなと思いながら、大合唱が止むのをゆっくりと待つ事にした。
「改めて説明します」
落ち着いたのを見計らい、新たな五人にテーブルへ着いてもらう。
「俺は創造神、まぁそういう存在に導かれて……」
仕事の話ではなく、身の上を含めてやりたい事、今後の事を話していく。
真剣な表情、驚き、少しの戸惑いと不安。
そんな百面相を表していた五人、最後に浮かんだのは決意の顔だった。
「お兄ちゃんは、神様なの?」
素朴なムールちゃんの疑問に苦笑を浮かべてしまう。
「新米の半人前だけどね。そうなんだ」
そう答えると、すとんっと納得出来たようでちょっとにこにこしながら下がっていく。
「具体的に、何をするのでしょうか?」
きりっと表情を整えたゲレティアさんが尋ねてくる。
「最終的にはポーションや再生薬などを販売出来れば良いと考えています。ただ、やみくもに販売しても転売等の商材として使われると予測出来るので、実際に必要な人へ提供するのが趣旨です。それを実現するにせよ費用はかかりますので、まずはその費用を作るために説明した通り癒しと美容を提供します」
その言葉に、ムールちゃんも含めて五人が頷く。
「今回、実際に体験してどうでしたか? 少しでも心が動いたというのであれば、良かったと思います。そういう気持ち、感動を訪れる人に提供したいのです」
言い切って眺めると、噛み締めるように咀嚼している五人。
「その気持ち……心の動き、感動。それを女の人に味わって欲しい。凄く分かります。さっきまでの私は、ただ生きているだけでした。でも、今は違います。人として生きたいって思えます。だから……頑張りたいです!!」
イリオルテさんが真摯な表情を浮かべ、絞り出すように叫ぶ。
どこまでも自信がなさそうな、小さな声で、俯いて話をしていた彼女がだ。
その変化を目の当たりにした四人が頷き合い、そっと跪く。
「どうか、お手伝いをさせて下さい」
改めて、よろしくお願いします。
新しい、従業員の方々。
そんな風に思いながら、微笑む。
「はい。よろしくお願いします」
その日、新たな仲間が加わった。
色々と気疲れもあるだろうと、夕食を終えた段階で五人には就寝を告げた。
にこやかに隣室に向かうのだが、表情を見ている限り……。
「寝ない……ね」
「そりゃ、眠れへんやろ」
「語り……たいものな」
三人がしみじみと呟く。
いや、君らも同じようなモノだったよと心の中でツッコミながら、本日は就寝。
翌朝、『一坪の世界』を出た時だった。
『イズ教における信仰種族の拡大(イズ教)が発生しました。敬虔値取得にブーストがかかります。一坪の世界を拡張します』
『イズ教における信仰種族の拡大(イズ教)が発生しました。敬虔値取得にブーストがかかります。一坪の世界を拡張します』
『宗教における信者の拡大(イズ教)が発生しました。敬虔値取得にブーストがかかります。一坪の世界を拡張します』
『宗教における信者の拡大(イズ教)が発生しました。敬虔値取得にブーストがかかります。一坪の世界を拡張します』
『信仰(無垢なる祈り)が発生しました。敬虔値取得に強烈なブーストがかかります。一坪の世界を拡張します』
報告にちょっとドキッとする。
ふむ、きっとスライムさん達とやり取りして宗教内容を知ったのだろう。
で、それをあの五人が信仰し始めたと。
きっと人間とドワーフという意味なのだろうな。
後、無垢な祈りというのはムールちゃんだろうな推測。
子供とかの純粋な思いは時として大きな影響を世界や社会に与える。
そういう意味も持っているのだろうなと考えてみた。
三十八坪七十六畳の空間。
一気に広がって、平屋でも広いなと思うくらいの敷地面積になってきた。
エルディアさんと相談して、家も大きくしないといけないなと。
もう少しポーションを預けようかなと考えつつ、隣室の寝坊助さんを起こす事にした。
ムールちゃんは一頻り泣くと疲れたのか眠り始めたのでベッドに寝かしている。
ヘルベさんは今までの延長なので比較的楽。
ゲレティアさんとジャクリンさんは再生が関わるので、初めてのケース。
イリオルテさんは顔から胸にかけての修復なので、かなりデリケート。
「良いかな?」
問うと、三人がふんすを気合を入れる。
勿論ドラゴンスライムさん達もぷるぷると気合十分だ。
まずはヘルべさん。
ムールちゃんと同じように膝に巻き付いたドラゴンスライムさんの合図に合わせてアイシャさんが支えて、ポーションを含ませる。
ゲレティアさんとジャクリンさんに関しては、そのままポーションを飲ませても良いのだけど。
「治った部分を破って再生するので、最初に切開して組織の分を空けている方が予後が良いです」
というアイシャさんの情報に従い、ドラゴンスライムさんに溶解してもらってから、ポーションを含ませる。
「おぉぉぉ……。こんな効き目のポーションとか初めてやわ……。こんな風になるんやな」
「鮮やかなものだな……」
念のためと患部を支えていてくれた二人がにょきにょきと再生してくる腕や手、目に目を丸くする。
最後に一番難しそうなイリオルテさん。
「そのまま再生しちゃうと肌の違いとかが出ちゃうと思うから、顔全体から胸辺りまでを一度に治す事にしようかと。大丈夫かな?」
ドラゴンスライムさんに問うと、にょいーんっと体を伸ばして承諾を表す。
アイシャさんに支えてもらい、ドラゴンスライムさんがふわりと乗って覆っていく。
しばらくするとかぱっと口の辺りに穴が開いたので、そこからポーションを流す。
と、うにうにっとドラゴンスライムさんが再生に合わせて縮んでいく。
その後には、美しい生まれたての肌が覆っているのが目に見える。
「これで終わりかな?」
問うと、皆が頷きを返してくれる。
やっている事はそんなに難しくないし、運動量も無いのだが。
圧倒的な気疲れでへとへとになり、皆でテーブルに突っ伏して休憩というか、仮眠モードに入る事になった。
「……ちゃん、お兄ちゃん!!」
体を揺さぶられる感触で目を覚ますと、目をキラキラさせたムールちゃんが脇にアタックを仕掛けていた。
「みんな、起きたよ!! 起きたよ!!」
ぴょんぴょんとジャンプしながら報告してくれるムールちゃんを落ち着かせて、三人を起こす。
ベッドで半覚醒だった皆を抱えて、リビングに移動させて、意識がはっきりするのを待つと。
「あ……あぁ……。見えます……。左腕も……」
「歩ける……。きちんと歩ける……」
「おいおい……。また物が掴めるなんて……思ってなかったよ……」
呆然としている三人。
そっとアイシャさんから差し出された鏡をイリオルテさんの前に差し出す。
余程に心の傷が大きいのか、きゅっと横を向いたイリオルテさんがそっと薄目を開けながら、鏡の方を向いていく。
「え……え!?」
驚愕の眼差し、そして、ぺたぺたと顔を触れ、こちらを向く。
力強く頷くと、破顔したのち、こんもりと盛り上がる涙の粒。
わんわん泣きだしたイリオルテさんを囲んで、女性陣が集まり抱きしめていく。
どんな場所を失うよりも女性に取っては辛いんだなと思いながら、大合唱が止むのをゆっくりと待つ事にした。
「改めて説明します」
落ち着いたのを見計らい、新たな五人にテーブルへ着いてもらう。
「俺は創造神、まぁそういう存在に導かれて……」
仕事の話ではなく、身の上を含めてやりたい事、今後の事を話していく。
真剣な表情、驚き、少しの戸惑いと不安。
そんな百面相を表していた五人、最後に浮かんだのは決意の顔だった。
「お兄ちゃんは、神様なの?」
素朴なムールちゃんの疑問に苦笑を浮かべてしまう。
「新米の半人前だけどね。そうなんだ」
そう答えると、すとんっと納得出来たようでちょっとにこにこしながら下がっていく。
「具体的に、何をするのでしょうか?」
きりっと表情を整えたゲレティアさんが尋ねてくる。
「最終的にはポーションや再生薬などを販売出来れば良いと考えています。ただ、やみくもに販売しても転売等の商材として使われると予測出来るので、実際に必要な人へ提供するのが趣旨です。それを実現するにせよ費用はかかりますので、まずはその費用を作るために説明した通り癒しと美容を提供します」
その言葉に、ムールちゃんも含めて五人が頷く。
「今回、実際に体験してどうでしたか? 少しでも心が動いたというのであれば、良かったと思います。そういう気持ち、感動を訪れる人に提供したいのです」
言い切って眺めると、噛み締めるように咀嚼している五人。
「その気持ち……心の動き、感動。それを女の人に味わって欲しい。凄く分かります。さっきまでの私は、ただ生きているだけでした。でも、今は違います。人として生きたいって思えます。だから……頑張りたいです!!」
イリオルテさんが真摯な表情を浮かべ、絞り出すように叫ぶ。
どこまでも自信がなさそうな、小さな声で、俯いて話をしていた彼女がだ。
その変化を目の当たりにした四人が頷き合い、そっと跪く。
「どうか、お手伝いをさせて下さい」
改めて、よろしくお願いします。
新しい、従業員の方々。
そんな風に思いながら、微笑む。
「はい。よろしくお願いします」
その日、新たな仲間が加わった。
色々と気疲れもあるだろうと、夕食を終えた段階で五人には就寝を告げた。
にこやかに隣室に向かうのだが、表情を見ている限り……。
「寝ない……ね」
「そりゃ、眠れへんやろ」
「語り……たいものな」
三人がしみじみと呟く。
いや、君らも同じようなモノだったよと心の中でツッコミながら、本日は就寝。
翌朝、『一坪の世界』を出た時だった。
『イズ教における信仰種族の拡大(イズ教)が発生しました。敬虔値取得にブーストがかかります。一坪の世界を拡張します』
『イズ教における信仰種族の拡大(イズ教)が発生しました。敬虔値取得にブーストがかかります。一坪の世界を拡張します』
『宗教における信者の拡大(イズ教)が発生しました。敬虔値取得にブーストがかかります。一坪の世界を拡張します』
『宗教における信者の拡大(イズ教)が発生しました。敬虔値取得にブーストがかかります。一坪の世界を拡張します』
『信仰(無垢なる祈り)が発生しました。敬虔値取得に強烈なブーストがかかります。一坪の世界を拡張します』
報告にちょっとドキッとする。
ふむ、きっとスライムさん達とやり取りして宗教内容を知ったのだろう。
で、それをあの五人が信仰し始めたと。
きっと人間とドワーフという意味なのだろうな。
後、無垢な祈りというのはムールちゃんだろうな推測。
子供とかの純粋な思いは時として大きな影響を世界や社会に与える。
そういう意味も持っているのだろうなと考えてみた。
三十八坪七十六畳の空間。
一気に広がって、平屋でも広いなと思うくらいの敷地面積になってきた。
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