198 / 234
【意味怖】ドッキリのつもりだったのに・・・解説
しおりを挟む
彼は二重のドッキリを計画していた。
まずは自分の背中に血のりを仕込んでおき、友人にその血のりを破裂させてもらう。
夜は暗いので、本物の傷が無くとも、多少の明かりでは気が付かない。
もしそこで彼女が泣き崩れれば、ドッキリでしたで済んだだろう。
ただ、彼女は気の強い女の子だったので、バタフライナイフが傍に置いてあれば
それを使って犯人を追いかける位するかもしれない。
その時の為に、亡霊の服を来た友人には、防護服を着せ、背中にはまたもや血のりを仕込んでおいた。
彼女がやりすぎないように、一度刺したのを見届けたら、すぐに声を掛けた。
「ドッキリのつもりだったのに…」
そういって混乱している彼女の後ろから、防護服を脱いだ友人が
「ドッキリでした~」
ってやるつもりだったのに。
彼女は彼を刺して、自分の胸にナイフを突き立て
心中してしまった。
早くネタばらししておけば良かった。
亡霊服を着こんだ友人は震えながら二人の様子を眺めた。
まさか、これもドッキリじゃないよなと。
しかし、何時間経っても二人が動き出すことは無かった。
もしかすると、このキャンプ場の伝説が、彼らをそうさせたのかもしれません。
まずは自分の背中に血のりを仕込んでおき、友人にその血のりを破裂させてもらう。
夜は暗いので、本物の傷が無くとも、多少の明かりでは気が付かない。
もしそこで彼女が泣き崩れれば、ドッキリでしたで済んだだろう。
ただ、彼女は気の強い女の子だったので、バタフライナイフが傍に置いてあれば
それを使って犯人を追いかける位するかもしれない。
その時の為に、亡霊の服を来た友人には、防護服を着せ、背中にはまたもや血のりを仕込んでおいた。
彼女がやりすぎないように、一度刺したのを見届けたら、すぐに声を掛けた。
「ドッキリのつもりだったのに…」
そういって混乱している彼女の後ろから、防護服を脱いだ友人が
「ドッキリでした~」
ってやるつもりだったのに。
彼女は彼を刺して、自分の胸にナイフを突き立て
心中してしまった。
早くネタばらししておけば良かった。
亡霊服を着こんだ友人は震えながら二人の様子を眺めた。
まさか、これもドッキリじゃないよなと。
しかし、何時間経っても二人が動き出すことは無かった。
もしかすると、このキャンプ場の伝説が、彼らをそうさせたのかもしれません。
0
お気に入りに追加
27
あなたにおすすめの小説

【⁉】意味がわかると怖い話【解説あり】
絢郷水沙
ホラー
普通に読めばそうでもないけど、よく考えてみたらゾクッとする、そんな怖い話です。基本1ページ完結。
下にスクロールするとヒントと解説があります。何が怖いのか、ぜひ推理しながら読み進めてみてください。
※全話オリジナル作品です。



【厳選】意味怖・呟怖
ねこぽて
ホラー
● 意味が分かると怖い話、ゾッとする話、Twitterに投稿した呟怖のまとめです。
※考察大歓迎です✨
※こちらの作品は全て、ねこぽてが創作したものになります。
本当にあった怖い話
邪神 白猫
ホラー
リスナーさんや読者の方から聞いた体験談【本当にあった怖い話】を基にして書いたオムニバスになります。
完結としますが、体験談が追加され次第更新します。
LINEオプチャにて、体験談募集中✨
あなたの体験談、投稿してみませんか?
投稿された体験談は、YouTubeにて朗読させて頂く場合があります。
【邪神白猫】で検索してみてね🐱
↓YouTubeにて、朗読中(コピペで飛んでください)
https://youtube.com/@yuachanRio
※登場する施設名や人物名などは全て架空です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる