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【意味怖】ポケモンカード151
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今日発売のポケモンカード151。
あらゆるツテを使って、300万円分程購入できた、
よしよし。
売ってもよし、寝かせてもよし。
なんて良い商材なんだろうか。
ピンポーン!
「警察だ!!ドアを開けろ」
け、警察?
「早くドアを開けろ、証拠品を処分しようとするなよ」
しょ、証拠品??
鍵を開けると、警察服に手帳を持った男たちが4人も入って来た。
生まれてこの方初めてこんなに生で見たが、めちゃくちゃ怖い。
「不正転売防止法の容疑で逮捕する」
「ちょ、なんですかそれ!聞いたことないですよ!」
「知らないんですか、興行チケットの不正転売が禁止されましたよね。その延長線上で、トレカの転売も1ヶ月前禁止されたんですよ。商品を取り扱うのに、法律も確認していないんですか?このサイト確認してみて。」
「え、し、知りませんでした」
「あなたは多くの出品サイトで繰り返し同行為を行なっているのを確認しています。先日も2BOX発送していますよね?」
「あ、は、はい。でも、知らなくて・・・」
「詳しくは署で聞きましょう。一旦外の車に乗って、巡査は証拠品の押収を頼む」
「かしこまりました!」
頭の中が真っ白になった。
確かに罪悪感も少しはあったが、逮捕されるようなことだとは夢にも思っていなかった。
とりあえず警察署についたらしっかりと謝って、もう二度とこんなことはしないと話そう。
俺はもうこんな事はやめる。
絶対に。
「どうだ?俺の演技」
「今日も迫真の演技でしたねぇ~」
「だろ?」
ん・・・?どういう事だ?
「ほら君、お財布出してね」
え?え?
「銀行口座からお金もらって、高価なカードも頂いちゃって・・・
転売屋ってなんて良い商材なんだろうか」
あらゆるツテを使って、300万円分程購入できた、
よしよし。
売ってもよし、寝かせてもよし。
なんて良い商材なんだろうか。
ピンポーン!
「警察だ!!ドアを開けろ」
け、警察?
「早くドアを開けろ、証拠品を処分しようとするなよ」
しょ、証拠品??
鍵を開けると、警察服に手帳を持った男たちが4人も入って来た。
生まれてこの方初めてこんなに生で見たが、めちゃくちゃ怖い。
「不正転売防止法の容疑で逮捕する」
「ちょ、なんですかそれ!聞いたことないですよ!」
「知らないんですか、興行チケットの不正転売が禁止されましたよね。その延長線上で、トレカの転売も1ヶ月前禁止されたんですよ。商品を取り扱うのに、法律も確認していないんですか?このサイト確認してみて。」
「え、し、知りませんでした」
「あなたは多くの出品サイトで繰り返し同行為を行なっているのを確認しています。先日も2BOX発送していますよね?」
「あ、は、はい。でも、知らなくて・・・」
「詳しくは署で聞きましょう。一旦外の車に乗って、巡査は証拠品の押収を頼む」
「かしこまりました!」
頭の中が真っ白になった。
確かに罪悪感も少しはあったが、逮捕されるようなことだとは夢にも思っていなかった。
とりあえず警察署についたらしっかりと謝って、もう二度とこんなことはしないと話そう。
俺はもうこんな事はやめる。
絶対に。
「どうだ?俺の演技」
「今日も迫真の演技でしたねぇ~」
「だろ?」
ん・・・?どういう事だ?
「ほら君、お財布出してね」
え?え?
「銀行口座からお金もらって、高価なカードも頂いちゃって・・・
転売屋ってなんて良い商材なんだろうか」
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