モノクロの世界に君の声色をのせて
しぶしぶ入った卓球部の練習をずる休み。
ぼーっと河川敷で絵を描いていた僕の前に現れたのは——
「私ここで歌うから、聴いててね!」
図々しくて、自分勝手で、強引な君。
その歌声が、僕の世界を彩った。
隣の中学校同士の男の子と女の子が河川敷で出会い、交流する物語。
自分に自信の持てない少年少女の成長記録です。
※この作品はフィクションです。作中の絵画・楽曲・地名などは実在しません。
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