ハーケンクロイツ

タンネンベルク作戦

1941年アイザックグルッペンとし働いていた私はてタンネンベルク作戦に従事することになった。
私はタンネンベルク作戦の説明を聞き唖然とした。ポーランドの知識人、俳優、政治家、元将校などを含む6万千名もの人物を逮捕するという話を聞いた私は最初は「逮捕するだけ」だと思っていた。
ところが、ある程度の人数を拘束した後、我々には彼らの処刑を命じられた。我々はそれに従うことしかできなかった。私は彼らの命乞いをする姿、断末魔の悲鳴をあげる様子を私はきっと一生忘れることはできないだろう。
そんな中私はとある夢を見た。こんな計画を考えたハイドリヒをハチの巣にするという夢を、しかし私にはそんなことはできない。嫌いな上司はいえ、私にはナチスの高官を暗殺することなどできない。それに私は感じていた。もし、ハイドリヒが死んだとしても、他の親衛隊幹部が、この計画をまた実行するのだろうと。私は悟った為。ハイドリヒただ一人を片付けたところで、根本は変わらないということに気づいた。
それ以降私は、親衛隊として戦いつつも心の奥底では「敗戦」か根本を変える「革命」が起こることを望んでいた。
タンネンベルク作戦終了後、私は少佐へと昇進した。
そして私は今後激化する戦闘に備え入隊からずっと勤めていた「親衛隊保安部」から「武装親衛隊」への移動を志願し、受理された。