ハーケンクロイツ

長いナイフの後

長いナイフの夜事件から10日が経過し、国内の情勢も元の状態に戻りつつあった。そんな時、私は用事があり、褐色館に向かうと、褐色館も長いナイフの夜事件の前の様に騒々しい様子では無く、いつも道理に戻っていた。そんな中私は任務の報告書を提出する為に、長官室に向かった。
ノックすると「入っていていいですよ」とハイドリヒ長官は行ったので私は「失礼します」そう言い扉を開けた。「ジャック中尉丁度いいところに来てくれましたね。」と言う長官に「丁度いいところとはどうゆうことでしょうか？」と伺うと「ジャック中尉は親衛隊入隊してから、これまでの活躍を証して鉄十字勲章の授与と大尉えの昇進の話がありましてその話がありまして、それを伝えるようにヒムラー司令に言われています」そう言われ私は「そうですか。喜んで受けます。今後は、これまで以上に頑張っていきます。」そういった後気になっていたことを聞いてみた「ハイドリヒ長官、レーム指令と面会をしたいと思っているのですが、レーム指令はいま何処にいますか？」そう聞くとハイドリヒは「ああそう言えば言ってませんでしたね。レーム指令は射殺されました。」それを聞き私は気づいたこの男は元からレーム指令を生かすつもりはなかったのだと私は悟った。
その日の夜、私はウイスキーを飲んでいた。「レーム司令・・・貴方が射殺されるとは私は思っていませんでした。私は突撃隊を解体する為に貴方を拘束するのだと思っていました。」そう私は呟いた。