ハーケンクロイツ

長いナイフの夜事件

私はハイドリヒ長官の命令に従いレーム司令逮捕の準備を勧めていた。褐色館やゲシュタ本部ポはいつも以上に忙しそうな様子だった。それも無理はない。あんな大きな組織を殲滅するからには作戦の規模も、これまで以上だろう。まさかこんな作戦が行なわれるなんて、こっちに来た頃には思いもしなかった。私も作戦の為に部下達と共に準備を進めていた。突撃隊が抵抗してきた際に備えて支給品のワルサーPPだけでなくＭＰ18サブマシンガンや歩兵用ライフルkar98k等の火器を準備した。
　そしてついにその日が来た私は中隊を引き連れレーム司令の邸宅の前に来ていた。邸宅の近くには武装親衛隊の狙撃手数名が配置されている。
そして私の中隊で邸宅の全ての出入り口を抑えていた。そして私は正門の前に5名の部下とゲシュタポの工作員3名を引き連れて、レーム司令が出てくるのを待っていた。
5分ほど待っているとレーム司令が出てきた。
するとレーム司令は「お前が護衛で良かったよ。どうだ最近は元気にしているか？それにしても護衛が多いな。」そう言うレーム司令に私はワルサーｐｐを向けた言い放った「エルンスト・レーム！クーデター未遂、及び暗殺未遂の首謀者としてお前の身柄を親衛隊保安部及びゲシュタポが抑える。もし抵抗するのならば、今ここで射殺する。抵抗はするな。いいな？」そう言うとレーム指令は「誰だこんな作戦を考えたのは一体誰だ！！ハイドリヒか！それともゲーリングか！ヒムラーか！」そういうレーム司令に私は「本作戦の立案者はヒトラー首相だ！大人しくしろ」そう言い無理やり拘束した。
そしてゲシュタポ本部にレーム司令を届け私はベルリン内にいる突撃隊幹部の逮捕や暗殺の任務を始めたのだった。