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新しい何かが見つかればいいと思って・・

2人の王妃候補の人生の選択と覚悟、そして、2人の次期国王継承者の覚悟。

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花澄と彩は、毎日レッスンと勉強の日々が続いていた。

ある日
隣国へ次期王妃候補として、呼ばれた、花澄と彩。
リオとケイリーが付いていった。
騎士団も付いていっていた。
この日は、メインの騎士団が、いつも次期王妃を守っている騎士団とは違った。アンディの部下が数人いただけで、他の騎士団が混ざっていた。アンディは他の仕事で行けなかった。
ダニエルとケイリーとリオに頼んでいたが、心配していた。

「大丈夫、絶対に守るよ」ケイリーは頷いた。
「頼む」アンディは頼んだ。

隣国へ出発して、会談に行っていた。
会談を済ませて、次の日、夕方になり、ライナースアイへ戻る途中で、どこかの国の騎士だろう。
次期王妃を狙っていた。襲われた。ダニエルとケイリーが守っていた。2人とも強かった。
リオも2人の傍を離れないで守っていた。人数が多すぎた。ダニエルは、馬車に残り、騎士とケイリーが戦っていた。
「ケイリーは?」花澄は心配した。
「大丈夫、ああ見えて強いから」ダニエルは頷いた。
ギリギリだった。
ライナースアイの近くへ来たが、馬車が襲われた。
「またか」ダニエルはイラッとした。
味方の騎士が、アンディの部下が宮廷に馬を走らせて、知らせた。
その知らせを、アンディが受けて、急いで馬を走らせた。

その時、ダニエルとリオが、彩と花澄を守っていた。

ダニエルは、彩を守るので、いっぱいだった。
リオも強いが、限界がある。

少し馬車から離れた。
花澄とリオ。
リオが敵の騎士と戦っていたら、隙ができた、花澄に敵の騎士が剣を剥けた。人質に取ろうとした。花澄が後退りして転んだ。逃げ場を失った、その時、騎士の後ろから、騎士の首に剣をあてられた。
騎士が青ざめた。
「おい!次期王妃をどうする気だ。死にたくないなら、その剣をおさめろ。」
花澄は、聞いたような声だと思った。
騎士の後ろに立っていたのは、そう、アンディだった。
花澄はホッとした。
アンディは、戦いの顔をしていた。
身体の底からの怒りと恐怖が漲るような迫力と低い声で、敵の騎士に剣を向けていた。
花澄も、恐怖を感じた。
さすが、騎士団の団長だけあり、誰も敵わないと、言われるだけあった。隙がない。
アンディは、敵の騎士と花澄の間に割り込んだ。花澄の場所を確認した。
敵の騎士の数が増えた。
10人くらいいた。
花澄は(やばくない)と引いた。

そこへ、リオとケイリーとダニエルと彩が来た。
だけど、リオとケイリーとダニエルは彩を守って、手を出さなかった。
「助けないでいいの?」彩は聞いた。
「かえって邪魔になる、見てて、アンディは騎士だよ。」ダニエルは頷いた。

アンディが、フーと息を付いて、目を閉じた、「動くなよ」とチラッと花澄を見て言った。

本当に数秒の出来事だった。
彩と花澄は、びっくりした。

アンディは華麗な早技で、剣を振り回して、敵の騎士が向かってくるのを、俊敏に交わして、周りでバタバタと倒れていった。背を低くとり倒していった。10人を1人で倒していた。
サッと確認して、立ち上がり剣をおさめた。フーと息を整えた。
皆んな息を呑んだ。
彩と花澄は唖然とした。
(すごい)
アンディは花澄のところへ来て、立たせるのを手伝った。

「行こうか」と言い花澄の腰に手をまわして、皆んなのところへ行った。

倒した10人の敵の騎士は、アンディの部下が確認していた。

花澄はアンディの馬で帰った。
ライナースアイの直ぐ近くだったからだ。
ケイリーとダニエルとリオと彩は馬車で帰った。

「びっくりした?」ダニエルはニコッとした。
「うん、あんなに強いなんて」彩は驚いた。
「騎士ですし、団長ですから、それに、アンディに立ち向かっても、誰も敵わない。最強な騎士ですよ。」リオは苦笑いした。
「そう、優秀な騎士だから」ケイリー
「あんなの、お手のもの、戦った気にならないだろ」ダニエルは頷いた。
「何度も他国から、引き抜きがあったのですが、アンディは応じない。ここから離れる気はないそうです。」リオは頷いた。

「アンディ、大丈夫?」花澄は心配した。
「ん、お前が大丈夫か?俺は何ともない」アンディは花澄を心配した。
「うん、私は、怖かったけど、大丈夫。アンディが来てくれたから」花澄は頷いた。
「言ったろ、何があっても助けると。」アンディはニコッとした。
「ちょっと、びっくりした。アンディは騎士だから、強いのは分かるけど、あんなに強かったなんて」花澄は驚いた。
「俺を誰だと思っている?これでも団長なんだけど、それに、周りは俺を最強だと思っている」アンディは苦笑いした。頭を撫でた。
「うん、ありがとう。」
花澄はアンディの頬に軽くキスをした。アンディは赤くなってびっくりしていた。
「バカ。今するのは反則だから。」とアンディは動揺した。
「馬から落ちるぞ」アンディ。
「ごめんなさい」と花澄は照れた。

アンディは馬を止めて、木陰に入り、馬の上で、花澄を支えながら、少しだけ長いキスをした。
「落ちちゃう」花澄は赤くなった。
「残りは後で」アンディは照れていた。
宮廷まで馬を走らせた。

ダニエルとリオとケイリーとアンディは宮廷に帰り、ルーカスを呼んで、皆んなで話し合いをした。

宮廷は騎士団が見張りを強化していた。
花澄と彩は、花澄とアンディの部屋に一緒にいた。表に騎士を2人見張らせていた。アンディの部下を見張らせていた。中にはテオがいた。

「びっくりした。襲われた事もだけど、アンディがあんなに強かったなんて。そりゃ騎士だしね。それに、あの顔は戦いの顔をしていた。怖くて引いてしまうくらいだった。恐怖と怒りが身体の底から漲るような迫力があった。」花澄は驚いた。
「顔は見れなかったけど、すごかった」彩も驚いた。
「そうですね。アンディは最強ですから、誰も敵わないです。隙がないので、傍にいれば怖いものはありません。びっくりしたでしょう。普段と戦いの時は、全く違います。」テオはニコッとした。

アンディたちは、見張りの強化と、襲った敵の事を調べていた。

アンディは騎士同士で情報交換していた。ダニエルは官僚として情報交換していた。
リオも伝を伝って情報収集した。
ルーカスとケイリーも調べていた。
バタバタしていた。

<数日後>
「谷の向こうの、バルブレス国が浮上した。この前、襲ってきた騎士を調べた。」アンディは知らせた。

「そうですか。どうします?
総攻撃かけますか?」リオ。

「あまり、仕掛けると、悪影響を与えられるからな。」アンディは悩んだ。

「そうだな、どうする?騎士団長」ダニエルも考えていた。

アンディたちは悩んでいた。

話し合いをして、
バルブレス国を攻撃することにした。

<部屋で>
21時
「ごめん。明日、バルブレスに、総攻撃をすることにした。」
「花澄に、寂しい想いをさせてしまう。大丈夫、絶対に帰ってくるから、待っていて。花澄が待っていてくれるから頑張れる。」「花澄たちを襲った国だから、勿論、ライナースアイに怨みを持っている、だから攻撃してきた。それに、花澄たちを狙ったのは、王妃たちを人質に取ろうとして、
ライナースアイの弱みを握ろうとした。あの時は、俺が他の仕事に付いているのが、分かっていたのだと思う。俺が居なかったから襲われた。怖い想いをさせてごめんな。待っていて、少し長くなると思うから、遠征しないといけない。必ず戻ってくる。」アンディは花澄を抱きしめた。

「うん、信じている。アンディなら大丈夫だよ。この前のを見て、そう思った。待っている。絶対に帰ってきて、アンディが居ないと、生きていけないから、必ず帰ってきて。」花澄は寂しそうだった。
「分かった。帰ってくるから、約束だよ。俺の嫁さんを1人にするわけないだろ。待っていて、愛している。」アンディは花澄に言った。
「私も愛している」花澄は赤くなった。

アンディは花澄に、濃厚なキスをした。何度も繰り返し、舌を挿れてキスを繰り返した。花澄を抱きしめて支えていた。そのまま、ベッドに推したをされた。アンディに烈しく何度も抱かれた。2人で、何度も烈しく燃えて、烈しくいきまくり、昇天して、花澄は堪らなくなり、絶頂してアンディの顔に噴射した。花澄は気絶した。
アンディは自分が昇天する時に、花澄の中に、全部噴射して中出しを何度もした。もう、夫婦だから、アンディは、そのまま挿れて律動を繰り返す。毎回、花澄は絶頂していた。

アンディは翌朝、早朝、花澄にキスをした。花澄が寝ている間に、戦いにバルブレスに向かって行った。

騎士団長として騎士を引き連れていた。皆んな強かった。

アンディが戦いに出て、3か月が過ぎた。花澄は心配していたが、信じて待っていた。

「大丈夫ですか?」リオ
「うん、信じているから。」花澄は寂しそうだった。
「そうですね」リオはニコッとした。

「花澄が、1番寂しい想いをしているな。意外と強いよ。でも、落ち着かないな」ダニエルは心配した。

「大丈夫なの?アンディたちは?」彩は聞いた。

「今のところ、こっちが有利だそうだ。アンディは大丈夫だよ。たぶん、あと1週間くらいで、戻ってくる。」ダニエルは頷いた。

「そうなの?花澄は知っている?」彩は聞いた。

「言ってもいいけど、もし、帰れなかったら、ショックだろ」ダニエルは彩に言った。

「そうか」彩は納得した。

それから1週間が経ち。

騎士団が帰ってきた。

花澄と彩は、会議室で王妃の勉強をしていた。

夕方、部屋へ戻った。
花澄が、部屋のドアを開けた。
部屋の前まで、テオが送ってくれた。
「では後で」テオはニコッとした。
「えっ?うん」と言い部屋へ入った。(いつも中まで入るのに)と思った。

ドアを閉めて、中を見て、びっくりした。思わず泣きそうになった。
アンディが立っていた。

「お帰り」アンディはニコッとした。
花澄はアンディの胸に飛び込んだ。
「そんなに会いたかった?」アンディは赤くなり微笑んで抱きしめた。
「アンディ、良かった。お帰りなさい。信じていたけど、心配で不安だった。」花澄は泣きそうだった。
「大丈夫だよ。俺を誰だと思っている?花澄が待っているから帰ってくるよ。」アンディはニコッとした。

アンディは花澄にキスをした。
離れていたのを埋めるかのように、烈しく何度も濃厚なキスをした。
「このまま、推し倒したいけど、夕食を食べないとな。時間だし。続きは後でしような」アンディは赤くなり苦笑いした。
「アンディ、、もう」花澄は赤くなった。
「当たり前だろ。3か月、花澄と離れていたから、花澄ロスだよ。癒しが欲しいから。」アンディは赤くなり拗ねた。
「もう、戦いは終わったの?」花澄は聞いた。
「うん、大丈夫、蹴りがついた。制圧してきた。」アンディは頷いた。
「制圧?」花澄はキョトンとした。
「そう、国ごと奪ってきた。
そんな、やたら滅多に殺さないよ。大丈夫、もう、ライナースアイに手出しをしないように、契約してきた。」アンディはニコッとした。

夕食を食べに行った。

「花澄も、安心しただろ。アンディが戻ってきたから。」ダニエルはニコッとした。
「そうだね」彩はニコッとした。

その日の夜は、アンディと花澄は、離れていた、3か月を埋めるかのように、烈しくベッドで愛し合った。何度も繰り返し、烈しく求め合い。花澄は昇天して絶頂して噴射した。アンディも何度も繰り返し、いきまくり、花澄の中に、沢山、全部を絞り出すように、一滴残らず噴射した。中出しを何度もした。花澄は最後、絶頂して気絶した。

そのまま朝まで、アンディは花澄を抱き寄せて眠った。

次の日は2人とも休みだった。

部屋でゆっくりしていた。

アンディは花澄を抱き寄せて座っていた。
「そうだ、アンディ、あのね。
前に話していた、次期国王と王妃の事だけど、彩と話したりしながら考えた。」花澄は話した。
「えっ、うん、どうする?気持ちは決まった?」アンディは頷いた。
「アンディが戦いに出て、ゆっくり考えた。私は、アンディに次期国王になってほしい。私も次期王妃になる覚悟はできた。彩とも話し合った。ダニエルでも、官僚長だし、国を収めるのもいいんだろうけど、アンディこそが、その騎士の役割とか、その強さと考えが、国王として向いているのかなって思った。私はそう思った。後はアンディが受け入れてくれるか、断って騎士を続けるかは、アンディに任せる。私はどちらに選択しても、アンディに付いていく」花澄はニコッとした。

アンディは優しく頭を撫でて微笑んで、「花澄は、それでいいんだな。」
「うん」花澄は赤くなった。
「分かった。次期王妃さま、お受けします。」とアンディは正式な挨拶をした。花澄はドキッとした。
「俺は、最初から覚悟している。花澄の答えを待っていただけ、ダニエルもそうだよ。彩の返事を待っていた。花澄が俺を次期国王に選ぶなら、受けるよ。俺が次期国王になる」ニコッとした。
花澄は赤くなり「本当にいいの?騎士を辞めるんだよ」
「そうだな、ちょっと騎士を辞めるのは、戸惑いはあるけど、覚悟はしていた。それに騎士でいて、別に称号とか欲しいわけではないから、大丈夫だよ。これからは、花澄だけの騎士になって生涯守り抜くよ」アンディは花澄にキスをした。
「次期王妃さまが選んだしな。宜しくな。」頭を撫でて微笑んで抱きしめた。

それから、2週間後、
アンディは次期国王の宣言式をした。
真白な正装の軍服を着ていた。国王とクロフィード家の紋章のバッチをしていた。真紅と真白なマントを付けていた。カッコよかった。

花澄は、ローズ色のドレスを着ていた。可愛かった。

それから、1週間後、
花澄が、次期王妃の宣言式をした。
真白なAラインドレスに、腰に真紅のリボンを結んだ。
襷をかけていた。
胸に、次期王妃のバッチとクロフィード家の紋章バッチを付けていた。

それから、1か月後、
アンディと花澄は結婚式をした。
日本から家族と友達を呼んだ。
旅費はライナースアイ宮廷が出す。
彩の家族と友達も一緒に呼んだ。

盛大な結婚式を挙げた。
披露宴も派手にした。

その1週間後、彩とダニエルの結婚式も挙げた。
豪華にした。

それからは、何事もなく、平和だった。

それから、1年後、
アンディと花澄に子供ができた。
女の子だった。
ユナ=クロフィード

その半年後
ダニエルと彩にも、子供ができた。
男の子。
イーサン=マクロガル

それから3年後、
現国王が、老衰で亡くなり、
アンディが国王に任命された。
花澄が王妃に任命された。

ライナースアイは、
アンディと花澄が国を治めてくれるから、平和になれる事を願いたい。




      完






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