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これからの人生と新しい生活
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「取り敢えず、住む家は決めた、教会と披露宴のプランは今考えている。日程は、今年のクリスマスイブ、12月24日でいい?ところで、ドレスとタキシードは、こっちで決めていいの?」アンドレは確認した。
「アンドレ、貴方は決まっているでしょう。リッカルド家の正装です。リッカルド家のバッチと、それとジェイベリアのバッチ」
「いくら宮廷を出ても、アンドレは立場や地位は変わりません。王子なのですから、アリス様は、プリンセスになります。こちらの御用達である仕立て屋に頼みます。お店の方に行ってください」ジルはアンドレに言った。
「分かった」アンドレは頷いた。
「招待客は身内だけにしてください。アリスの友人はいいですが、口止めはしていてください」ジル。
「分かった、アリスにも言っておく」アンドレ。
「お願いします」ジル。
「ん、まぁ、ここにいる、ジルやヘンリー、ルイス、マーク、テオ、そしてリアム、後は、アリスの友人と、両親と姉妹、そんなものかな?」アンドレは考えた。
「後は、護衛をしっかりとして、2人の着替えの時のメイド。あと、アリスさまの結婚式と披露宴の時のドレスの介添えも、メイドに頼みます。」ジル。
「そうだな、分かった。」アンドレと頷いた。
「忙しくなりますね」ジル。
「そうだな、取り敢えず、新居の掃除をして引っ越しするよ。」アンドレは頷いた。
「あっ、掃除をするのなら、メイドを手伝いに行かせます。」ジル。
「いいよ。2人でするし」アンドレは遠慮した。
「家は広いのでしょう?」ジル。
「確か、5LDKかな」アンドレ。
「そんなにあるのですか?」ジルは驚いた。
「うん、気に入った家が広くて、でも、いい家なんだ。煉瓦と石造りの綺麗な家。中庭も付いていて、パーティーできるよ。」アンドレはニコッとした。
「そうなんですね。」ジルはニコッとした。
「いいな、時々、遊びに行くから、パーティーしよう。」リアムが割って入った。
「何で、今決める?」アンドレはムスッとした。
「いいじゃん、兄弟だしな、アリスちゃんにも、ちゃんと会ってないし、見合いの時だけだから、弟が結婚する人が、どんな人か知りたいよ」リアム。
「別にいいよ。リアムは、余計な事で、手を出しそうだから」アンドレはムスッとした。
「酷いな、信頼されてないんだ。」リアムは膨れた。
「当たり前だろう。直ぐ女を見たら口説くだろう。お前の欠点だよ」アンドレはリアムを見た。
ジルは苦笑いして、吹き出した。
「まぁ、当たってますが、兄弟喧嘩はしないでください」ジル。
「ジルも、酷いな」リアム。
「なら、そんなに広いなら、メイドを手伝いに行かせます。掃除をする日を決めたら、教えてください」ジルはアンドレに言った。
「分かった。」アンドレ。
「引っ越し前にするでしょう、アンドレが仕事の日でもいいですよ。」ジル。
「アリスと話してみるよ」アンドレは頷いた。
「お願いします」ジル。
<次の日>
アンドレとアリスは休みだった。
「いつ、引っ越す?」アンドレ。
「アンドレの都合のいい日でいいけど」アリスはアンドレを見た。
「そうだな、再来週の水曜日は?」アンドレはアリスを見た。
「うん、分かった」アリス。
「掃除をしないとな、次の休みはいつ?」アンドレ。
「えっと、金曜日」アリス。
「金曜日なら、俺も休みだな、それと、新居の掃除なんだけど、ジルがメイドを手伝いに行かせるって言われていて、まぁ、広いし逆に神経質なくらい、綺麗にしてくれるから頼むよ」アンドレ。
「えっ、でも悪いよ」アリスは遠慮した。
「いいよ、断ったら、ジルに小言言われる、あと、結婚式のドレスだけど、宮廷の御用達の店で仕立てて作ってほしいと言われた。」アンドレはアリスに言った。
「普通でいいのに」アリス。
「俺の立場が変わらないからだと思う。王子で騎士団の団長だし。俺もリッカルド家の正装で、リッカルド家のバッチとジェイベリアのバッチを付けて出ないといけないから。アリスはプリンセスだからね。家は城下で住んでも、そこは変わらないみたい。」アンドレは頷いた。
「そうなんだ。分かった。」アリスは頷いた。
「ごめんな、立場や地位を捨てるのは、宮廷が許されないらしい。」アンドレ。
「仕方ないよ、アンドレは王子さまなんだから、本当は宮廷で住む人なんだよ。」アリス。
「でも、俺はアリスを選ぶから、仕事は騎士団長だけど、もう前みたいな、プレッシャーはないから、次期国王継承者は剥奪したし、他の王子達に譲ってきた。」アンドレはニコッとした。
「ごめんね。私の我儘で、アンドレに継承者を捨てさせた。」アリスは謝った。
「別にいいよ、絶対、次期国王になりたかったわけじゃないから、そっちは、ヘンリー、マーク、ルイスがいる。リアムはならないだろう。」アンドレはニコッとした。
「そうなんだ」アリス。
「うん、大丈夫だよ、心配しなくても。アリスが王妃になるなら俺が次期国王になったけど、もう今はその事は考えなくていいから、今からは、俺とアリスの新しい結婚生活を考えよう」アンドレはアリスの頭を優しく撫でた。
包み込むような優しい悩殺級の笑顔で微笑んだ。
アリスは身体の芯から火照り、赤くなった。アリス(ズルい、反則だよ、その笑顔は)
アンドレは覗き込んで。
「何照れているの?」赤くなり苦笑いした。
「別に、照れてない、、」アリスは
赤くなっていた。
アンドレはクスッと笑い、少し長いキスをした。
アリスはガクッと力が抜けた。
アンドレがグッと支えて抱きしめた。絡めるようなキスをした。
アリスはアンドレの胸に埋もれて寄りかかった。
「アリスが可愛すぎるから、俺も重症かも、アリスを益々好きになる、止められない、生涯、ずっと一緒に側に居て、俺の事を癒やして、俺の命に変えても守るから、俺はアリスがいないと生きていけないから、愛している」
「うん、私もアンドレが居ないと、不安になるし、アンドレ居ないと生きていけない。ずっと側に居て、守っていてね、でも、私もアンドレを守るよ。」
アンドレは額をピンっと弾いて
「その小さな身体で俺を守れるのか?」苦笑いした。
「痛い、うん、守るよ」アリスは拗ねた。
アンドレは額に軽くキスをして、口に軽くキスをした。
「いいよ、楽しみにしておく」アンドレは苦笑いした。
アリスをギュッと抱きしめた。
<次の休日>
新居に行き、メイドを数人連れてきた。
「まだ、何も置いてないから、掃除を頼むよ。俺らもするから」アンドレは頼んだ。
「お願いします」アリスも頼んだ。
「はい、お任せください」メイドたちは皆んなで、掃除をした。
昼食は、メイド達が、お弁当を作って来ていた。
「お昼を食べてください」メイドが、お弁当を広げた。
「ありがとう」アンドレはニコッとした。
「ありがとう」アリスもニコッとした。
「いえ、アンドレさまほど、お料理は上手くないですが、食べてください」メイド。
「いいよ、食べよ」とアンドレは笑った。
「適当にその辺に座って、一緒に食べよ」アンドレは言った。
「座ってください」アリスもメイドに言った。
「そんな」とメイドは遠慮した。
「いいから、ここは宮廷じゃないから、気にしない」アンドレはニコッとした。
「ありがとうございます」メイドは遠慮しながら、感心した。
皆んなで、ダイニングルームに座って弁当を広げて食べた。
暫くして、また掃除をした。
夕方
「ありがとう、助かったよ。弁当もありがとう、もういいよ。十分だよ。」アンドレはニコッとした。
「いえ、大丈夫ですか?」メイド。
「ありがとうございます」アリスもお礼を言った。
「いえ、これでよかったですか?」メイド。
「はい、十分です。助かりました」アリスはニコッとした。
「では、失礼します」
メイドは帰った。
「やっぱり、アンドレさまは、優しい方ですね。あの方が婚約者なんですね。綺麗で可愛い方だし、思いやりがあって優しくて、お似合いです。」
「本当に。私、アンドレさまのファンだけど、あの方なら安心して祝福できる」
「アンドレさまはアリスさまを本当に好きなんですね」メイドたちは話をしながら宮廷に帰った。
<新居>
「取り敢えず、掃除は済んだから、家具はどうする?新しいのを買ってもいいけど。」アンドレ。
「私が使っていたのでもいいけど、たぶん、足りないよね。」アリス。
「今度の休みに買いに行くか」
「うん」
その日は、アリスのアパートに買い物をして帰った。
アンドレは、休みの日は泊まっている。
<次の休み>
アンドレとアリスは、家具を買いに店をまわった。
全ての電化製品は買い替えた。
他の家具も揃えた。
買ったものは、新居に置いていた。
アリスのアパートも、片付けていた。時々アンドレが来た時に、手伝ってくれた。
<1ヶ月後>
新居に引っ越しした。
「荷物は全部、運んだな」アンドレは確認した。
「うん、後は片付けだけだね」アリスは見渡した。
「今日から、ここで2人で暮らせる。やっと側に居れる。独り占めできる」アンドレはニコッとした。
アリスの後ろから抱き付いていた。
「アンドレ、そんな事したら、何もできない」アリスは赤くなった。
少しだけ、抵抗した。
「ん、少し休憩しよう」アンドレは赤くなりニコッとした。
ソファに座り、飲み物を持ってきて飲んだ。
夕方は、2人で夕飯を作り食べた。
「今度は結婚式を準備しないとな」アンドレは赤くなりニコッとした。
「そうだね」アリス。
アンドレはアリスにキスをした。
「アンドレ、、」アリスは赤くなった。
「ん、何?」
アンドレはアリスを引っ張った。
ソファは広めのソファだから、余裕がある。ソファベッドみたいだった。
アンドレが下になりアリスが上に乗って。
アンドレは普段着を着ている。
宮廷にいた頃は、それなりの格好をしていた。今はその必要がない、自宅にいるのだからアリスしかいない。例えば、シャツとスラックスとか、Tシャツとスラックスとかでいいからだ。
だけど、寝室とダイニングルームとリビングルーム、アリスの部屋の棚の横に隠すように、アンドレの仕事用の部屋にも隠すように、短剣を置いていた。100%安全とはいえないからだ。狙われるかもしれない。もし、アンドレが仕事で居ない時に危険が及ぶから、その為だった。
「ここまでする?」アリスはひきつった。
「うん、危ないから、俺がいる時はいいけど、居ない時はどうしようもない、間に合わなかったら嫌だし、少しくらい時間稼ぎはできるだろう。」「今、狙われているわけではないけど、宮廷から出たら見張りがいなくなる、心配だから、俺に恨みがある奴がいるかもしれない。騎士の仕事をしていたらね。おまけに騎士団長だしな。でも、アリスに傷付けたり手を出したら許さない」
「アンドレ、、何かあれば助けてくれるよね。」
「当たり前だろ。命がけで守るし、どんな事をしても助ける、何かあったら、ここにいない時は電話していいね。」
「あっ、そうだ、これを渡しておく。もし、電話ができない時は、これを押して。押したら、俺に知らせが来る。」アンドレは渡した。
「分かった」アリスは頷いた。
「いつも、ポケットに入れといて」アンドレはニコッとした。
そう言って渡された。
「今は、必要ないから」アンドレはアリスにキスをした。
引っ張ってアンドレの上にアリスは乗るような格好になって、ワンピースを着ていたので、チャックをおろされた。
「あっ、アンドレ」アリスは赤くなった。
「2人だし、誰もいない、」
クルッと返して、ソファに抑えつけた。絡めるようなキスをした。
「もう、、」アリスは赤くなった。
アンドレはキスをして、服を脱がせて、自分も脱いだ。
アンドレは舌と指を這わせた。
アリスは思わず
「あっ、、んん」アリスは仰け反った。
「ほら、感じている」アンドレは苦笑いした。
烈しく舌で舐めて転がした。
アリスは我慢できなくなり、
悶えていってしまった。
「ぁああ、、んん、、はぁ」
片方だけアンドレは抑えつけた。
アリスの両脚を拡げて、
もう片方の手を脚の間にやり、烈しく攻め立てた。
アリスは堪らなくなり、力が入らない、気持ちよすぎて、身体を拗らせて、思わずアンドレに抱きついてしまい、アンドレの耳元で甘い声をあげて悶えて昇天した。
「あっ、アンドレ、、あぁぁ」
「気持ちいい?いいよ、いっぱいっていい、、もっと聞かせて、、アリスのその甘い声。いつもより感じている?俺の指が好き?我慢できない、、たまには、ソファでするのもいいだろ。」アンドレは攻め立てた。
「アンドレ、、待って、、ベッドに行く」アリスは赤くなった。
「ダメ」アンドレ。
アンドレは凄い勢いで指を動かしていた。アリスは悶えて崩れた。
「やぁん、、はやい、、アンドレ、、ぁああ、、んん、、はぁん」
アンドレはアリスを烈しく容赦なく攻めて、アリスはガクガクして昇天した。アンドレには抵抗できなかった。
「アリスの弱みくらい知っている。どれだけ付き合っていたと思っているの、俺しか知らないアリスの欠点だよ。」アンドレはキスをしながら、耳元で言った。「こんなアリスは、俺しか見せたらダメだよ」「誰にも渡さない、絶対に何があっても、死んでも手放さない。アリスは俺しか幸せにできないから」「愛している」アンドレは舌を挿れて濃厚なキスをした。
アリスは気絶しかかった。放心状態だった。そのまま指と舌で全身を烈しく攻めた。脚の間に顔を埋めて烈しく舌で攻め立てた。アリスは途中で昇天して大量に噴射した。そのあともアンドレは指と舌だけで烈しく攻めた。アリスは朦朧として絶倫した。
「まったく、指と舌だけで気絶した」
「ちょっと、やりすぎたかな」
アンドレはアリスを抱き抱えて、ベッドに連れて行った。
「おやすみ」とキスをした。
そのまま、アンドレはアリスを抱き寄せて眠った。
次の日から、結婚式の準備を始めた。アリスがプランを考えて、やりたい事を絞り出していた。
クリアファイルにしていた。
アンドレとも話し合いながらしていた。
数ヶ月が経ち、
ドレスを作りにいき、アンドレの結婚式用の正装のタキシードも出来上がっていた。
宮廷で預かっていた。
アリスはプリンセスラインのウエディングドレスと、プリンセスラインのイブニングドレスを作った。ウエディングドレスは、ロングベールでロンググローブ、ティアラも選んだ。ブーケは薔薇の花、ウエディングドレスの時は、白い薔薇。イブニングドレスの時は真っ赤な薔薇にした。イブニングドレスは真紅のドレスにした。
「アンドレ、貴方は決まっているでしょう。リッカルド家の正装です。リッカルド家のバッチと、それとジェイベリアのバッチ」
「いくら宮廷を出ても、アンドレは立場や地位は変わりません。王子なのですから、アリス様は、プリンセスになります。こちらの御用達である仕立て屋に頼みます。お店の方に行ってください」ジルはアンドレに言った。
「分かった」アンドレは頷いた。
「招待客は身内だけにしてください。アリスの友人はいいですが、口止めはしていてください」ジル。
「分かった、アリスにも言っておく」アンドレ。
「お願いします」ジル。
「ん、まぁ、ここにいる、ジルやヘンリー、ルイス、マーク、テオ、そしてリアム、後は、アリスの友人と、両親と姉妹、そんなものかな?」アンドレは考えた。
「後は、護衛をしっかりとして、2人の着替えの時のメイド。あと、アリスさまの結婚式と披露宴の時のドレスの介添えも、メイドに頼みます。」ジル。
「そうだな、分かった。」アンドレと頷いた。
「忙しくなりますね」ジル。
「そうだな、取り敢えず、新居の掃除をして引っ越しするよ。」アンドレは頷いた。
「あっ、掃除をするのなら、メイドを手伝いに行かせます。」ジル。
「いいよ。2人でするし」アンドレは遠慮した。
「家は広いのでしょう?」ジル。
「確か、5LDKかな」アンドレ。
「そんなにあるのですか?」ジルは驚いた。
「うん、気に入った家が広くて、でも、いい家なんだ。煉瓦と石造りの綺麗な家。中庭も付いていて、パーティーできるよ。」アンドレはニコッとした。
「そうなんですね。」ジルはニコッとした。
「いいな、時々、遊びに行くから、パーティーしよう。」リアムが割って入った。
「何で、今決める?」アンドレはムスッとした。
「いいじゃん、兄弟だしな、アリスちゃんにも、ちゃんと会ってないし、見合いの時だけだから、弟が結婚する人が、どんな人か知りたいよ」リアム。
「別にいいよ。リアムは、余計な事で、手を出しそうだから」アンドレはムスッとした。
「酷いな、信頼されてないんだ。」リアムは膨れた。
「当たり前だろう。直ぐ女を見たら口説くだろう。お前の欠点だよ」アンドレはリアムを見た。
ジルは苦笑いして、吹き出した。
「まぁ、当たってますが、兄弟喧嘩はしないでください」ジル。
「ジルも、酷いな」リアム。
「なら、そんなに広いなら、メイドを手伝いに行かせます。掃除をする日を決めたら、教えてください」ジルはアンドレに言った。
「分かった。」アンドレ。
「引っ越し前にするでしょう、アンドレが仕事の日でもいいですよ。」ジル。
「アリスと話してみるよ」アンドレは頷いた。
「お願いします」ジル。
<次の日>
アンドレとアリスは休みだった。
「いつ、引っ越す?」アンドレ。
「アンドレの都合のいい日でいいけど」アリスはアンドレを見た。
「そうだな、再来週の水曜日は?」アンドレはアリスを見た。
「うん、分かった」アリス。
「掃除をしないとな、次の休みはいつ?」アンドレ。
「えっと、金曜日」アリス。
「金曜日なら、俺も休みだな、それと、新居の掃除なんだけど、ジルがメイドを手伝いに行かせるって言われていて、まぁ、広いし逆に神経質なくらい、綺麗にしてくれるから頼むよ」アンドレ。
「えっ、でも悪いよ」アリスは遠慮した。
「いいよ、断ったら、ジルに小言言われる、あと、結婚式のドレスだけど、宮廷の御用達の店で仕立てて作ってほしいと言われた。」アンドレはアリスに言った。
「普通でいいのに」アリス。
「俺の立場が変わらないからだと思う。王子で騎士団の団長だし。俺もリッカルド家の正装で、リッカルド家のバッチとジェイベリアのバッチを付けて出ないといけないから。アリスはプリンセスだからね。家は城下で住んでも、そこは変わらないみたい。」アンドレは頷いた。
「そうなんだ。分かった。」アリスは頷いた。
「ごめんな、立場や地位を捨てるのは、宮廷が許されないらしい。」アンドレ。
「仕方ないよ、アンドレは王子さまなんだから、本当は宮廷で住む人なんだよ。」アリス。
「でも、俺はアリスを選ぶから、仕事は騎士団長だけど、もう前みたいな、プレッシャーはないから、次期国王継承者は剥奪したし、他の王子達に譲ってきた。」アンドレはニコッとした。
「ごめんね。私の我儘で、アンドレに継承者を捨てさせた。」アリスは謝った。
「別にいいよ、絶対、次期国王になりたかったわけじゃないから、そっちは、ヘンリー、マーク、ルイスがいる。リアムはならないだろう。」アンドレはニコッとした。
「そうなんだ」アリス。
「うん、大丈夫だよ、心配しなくても。アリスが王妃になるなら俺が次期国王になったけど、もう今はその事は考えなくていいから、今からは、俺とアリスの新しい結婚生活を考えよう」アンドレはアリスの頭を優しく撫でた。
包み込むような優しい悩殺級の笑顔で微笑んだ。
アリスは身体の芯から火照り、赤くなった。アリス(ズルい、反則だよ、その笑顔は)
アンドレは覗き込んで。
「何照れているの?」赤くなり苦笑いした。
「別に、照れてない、、」アリスは
赤くなっていた。
アンドレはクスッと笑い、少し長いキスをした。
アリスはガクッと力が抜けた。
アンドレがグッと支えて抱きしめた。絡めるようなキスをした。
アリスはアンドレの胸に埋もれて寄りかかった。
「アリスが可愛すぎるから、俺も重症かも、アリスを益々好きになる、止められない、生涯、ずっと一緒に側に居て、俺の事を癒やして、俺の命に変えても守るから、俺はアリスがいないと生きていけないから、愛している」
「うん、私もアンドレが居ないと、不安になるし、アンドレ居ないと生きていけない。ずっと側に居て、守っていてね、でも、私もアンドレを守るよ。」
アンドレは額をピンっと弾いて
「その小さな身体で俺を守れるのか?」苦笑いした。
「痛い、うん、守るよ」アリスは拗ねた。
アンドレは額に軽くキスをして、口に軽くキスをした。
「いいよ、楽しみにしておく」アンドレは苦笑いした。
アリスをギュッと抱きしめた。
<次の休日>
新居に行き、メイドを数人連れてきた。
「まだ、何も置いてないから、掃除を頼むよ。俺らもするから」アンドレは頼んだ。
「お願いします」アリスも頼んだ。
「はい、お任せください」メイドたちは皆んなで、掃除をした。
昼食は、メイド達が、お弁当を作って来ていた。
「お昼を食べてください」メイドが、お弁当を広げた。
「ありがとう」アンドレはニコッとした。
「ありがとう」アリスもニコッとした。
「いえ、アンドレさまほど、お料理は上手くないですが、食べてください」メイド。
「いいよ、食べよ」とアンドレは笑った。
「適当にその辺に座って、一緒に食べよ」アンドレは言った。
「座ってください」アリスもメイドに言った。
「そんな」とメイドは遠慮した。
「いいから、ここは宮廷じゃないから、気にしない」アンドレはニコッとした。
「ありがとうございます」メイドは遠慮しながら、感心した。
皆んなで、ダイニングルームに座って弁当を広げて食べた。
暫くして、また掃除をした。
夕方
「ありがとう、助かったよ。弁当もありがとう、もういいよ。十分だよ。」アンドレはニコッとした。
「いえ、大丈夫ですか?」メイド。
「ありがとうございます」アリスもお礼を言った。
「いえ、これでよかったですか?」メイド。
「はい、十分です。助かりました」アリスはニコッとした。
「では、失礼します」
メイドは帰った。
「やっぱり、アンドレさまは、優しい方ですね。あの方が婚約者なんですね。綺麗で可愛い方だし、思いやりがあって優しくて、お似合いです。」
「本当に。私、アンドレさまのファンだけど、あの方なら安心して祝福できる」
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<新居>
「取り敢えず、掃除は済んだから、家具はどうする?新しいのを買ってもいいけど。」アンドレ。
「私が使っていたのでもいいけど、たぶん、足りないよね。」アリス。
「今度の休みに買いに行くか」
「うん」
その日は、アリスのアパートに買い物をして帰った。
アンドレは、休みの日は泊まっている。
<次の休み>
アンドレとアリスは、家具を買いに店をまわった。
全ての電化製品は買い替えた。
他の家具も揃えた。
買ったものは、新居に置いていた。
アリスのアパートも、片付けていた。時々アンドレが来た時に、手伝ってくれた。
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「うん、後は片付けだけだね」アリスは見渡した。
「今日から、ここで2人で暮らせる。やっと側に居れる。独り占めできる」アンドレはニコッとした。
アリスの後ろから抱き付いていた。
「アンドレ、そんな事したら、何もできない」アリスは赤くなった。
少しだけ、抵抗した。
「ん、少し休憩しよう」アンドレは赤くなりニコッとした。
ソファに座り、飲み物を持ってきて飲んだ。
夕方は、2人で夕飯を作り食べた。
「今度は結婚式を準備しないとな」アンドレは赤くなりニコッとした。
「そうだね」アリス。
アンドレはアリスにキスをした。
「アンドレ、、」アリスは赤くなった。
「ん、何?」
アンドレはアリスを引っ張った。
ソファは広めのソファだから、余裕がある。ソファベッドみたいだった。
アンドレが下になりアリスが上に乗って。
アンドレは普段着を着ている。
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「ここまでする?」アリスはひきつった。
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「アンドレ、、何かあれば助けてくれるよね。」
「当たり前だろ。命がけで守るし、どんな事をしても助ける、何かあったら、ここにいない時は電話していいね。」
「あっ、そうだ、これを渡しておく。もし、電話ができない時は、これを押して。押したら、俺に知らせが来る。」アンドレは渡した。
「分かった」アリスは頷いた。
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そう言って渡された。
「今は、必要ないから」アンドレはアリスにキスをした。
引っ張ってアンドレの上にアリスは乗るような格好になって、ワンピースを着ていたので、チャックをおろされた。
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「2人だし、誰もいない、」
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「あっ、アンドレ、、あぁぁ」
「気持ちいい?いいよ、いっぱいっていい、、もっと聞かせて、、アリスのその甘い声。いつもより感じている?俺の指が好き?我慢できない、、たまには、ソファでするのもいいだろ。」アンドレは攻め立てた。
「アンドレ、、待って、、ベッドに行く」アリスは赤くなった。
「ダメ」アンドレ。
アンドレは凄い勢いで指を動かしていた。アリスは悶えて崩れた。
「やぁん、、はやい、、アンドレ、、ぁああ、、んん、、はぁん」
アンドレはアリスを烈しく容赦なく攻めて、アリスはガクガクして昇天した。アンドレには抵抗できなかった。
「アリスの弱みくらい知っている。どれだけ付き合っていたと思っているの、俺しか知らないアリスの欠点だよ。」アンドレはキスをしながら、耳元で言った。「こんなアリスは、俺しか見せたらダメだよ」「誰にも渡さない、絶対に何があっても、死んでも手放さない。アリスは俺しか幸せにできないから」「愛している」アンドレは舌を挿れて濃厚なキスをした。
アリスは気絶しかかった。放心状態だった。そのまま指と舌で全身を烈しく攻めた。脚の間に顔を埋めて烈しく舌で攻め立てた。アリスは途中で昇天して大量に噴射した。そのあともアンドレは指と舌だけで烈しく攻めた。アリスは朦朧として絶倫した。
「まったく、指と舌だけで気絶した」
「ちょっと、やりすぎたかな」
アンドレはアリスを抱き抱えて、ベッドに連れて行った。
「おやすみ」とキスをした。
そのまま、アンドレはアリスを抱き寄せて眠った。
次の日から、結婚式の準備を始めた。アリスがプランを考えて、やりたい事を絞り出していた。
クリアファイルにしていた。
アンドレとも話し合いながらしていた。
数ヶ月が経ち、
ドレスを作りにいき、アンドレの結婚式用の正装のタキシードも出来上がっていた。
宮廷で預かっていた。
アリスはプリンセスラインのウエディングドレスと、プリンセスラインのイブニングドレスを作った。ウエディングドレスは、ロングベールでロンググローブ、ティアラも選んだ。ブーケは薔薇の花、ウエディングドレスの時は、白い薔薇。イブニングドレスの時は真っ赤な薔薇にした。イブニングドレスは真紅のドレスにした。
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