上 下
3 / 5

驚く事がたくさんあった

しおりを挟む
「まさか、ここで会うとは思わなかった」アランは照れ笑いした。
「私も、驚いた」
「何か見たいものとか、アトラクションとかある?」アランはニコッとした。
「あっ、先にグッズを買っていい?」
花澄はドキドキした。
「うん、いいよ」
「逸れるから、今日は許してね」アランは慣れた手つきで手を繋いで歩いた。恋人繋ぎだった。

グッズ売り場に行って、いろいろ見て周り、アランが選んでくれた。
お金はアランがカードで払った。
「あとはまた後で買おうね」
「うん、ありがとう」
「いいよ」アランは微笑んだ。

≠花澄≠
(本当に紳士的だし、イケメンでタイプだけど、旅先だし、ただ偶然だと思う。期待させるな、、)花澄は少し赤くなりドキドキしていた。

≠アラン≠
(けっこう、可愛いんだけど。めちゃくちゃタイプだし。口説いたら嫌がられるかな?帰りに別れる時、もし上手くいけば口説こうかな)アランもドキドキしていた。

「今日は一日中ここで過ごすの?」アランは聞いた。
「うん、元々、ここが目当てだったから、今日と明日で見ようかなと思って」
「俺も、仕事は昨日で終わったから、今日と明日は休暇を取っているから、花澄が嫌でなかったら、明日も一緒に来ていい?」
「えっ、私はいいけどアランはいいの?」
「勿論、なら決まり、今日は、ここを楽しもうか」
2人で園内の地図を見てから、いろんなアトラクションや、キャラクターにも会いに行き、昼食と夕食を食べた。
夜の花火を見てから、ホテルに帰った。

「送るよ、ホテルはどこ?」
「マリナシティグランドホテル」
「えっ、俺と同じホテルだよ」
「そうなの?」
アランと花澄は驚いた。
「うん、行こう」
2人は話をしながらホテルに戻った。

「アランは、恋人とかいないの?」
「いないよ。花澄は?」
「私もいない」

夕飯で少しだけ、お酒も飲んでいた。
花澄はチェックインして、アランは部屋まで送って行った。

部屋の前で、アランは花澄を壁に押し付けて抱きしめた。
「花澄の部屋に入れてくれる?それとも、俺の部屋に行く?」アランは照れていた。
「えっ」花澄は赤くなり迷っていた。
「迷うなら、俺の部屋に行こう」アランは花澄の腕を引っ張って、荷物を片手で持って行った。
エレベータで1番上の階へ行った。
アランは部屋の鍵を開けて中に入った。荷物をリビングに置いて、花澄を横抱きにしてベッドに行った。ベッドに降ろされて、横に座り後ろから抱きついて、花澄のシャツを脱がせて、アランもシャツを脱いでキスをした。
花澄は力が抜けて、アランに抱きついた。アランはベッドに押し倒した。花澄はビクビクして限界がきて我慢ができなくなり、糸が切れるみたいに体に電流が走った。
アランは優しく見つめた。
「アラン、、」
「ん、大丈夫、俺を信じて」優しく言った。
アランは花澄に一目惚れしていた。
本気で口説こうとしていた。半分は強引に口説こうと思っていた。

花澄は気絶しそうになっていた。
こんな烈しくて体の芯から感じるのは初めてだった。経験はないわけではない。でも、ここまで本気で抱かれた事はなかった。ぶちまけた話、電流が走ったりした事はない。そんな事は初体験だった。



















しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

マッサージ

えぼりゅういち
恋愛
いつからか疎遠になっていた女友達が、ある日突然僕の家にやってきた。 背中のマッサージをするように言われ、大人しく従うものの、しばらく見ないうちにすっかり成長していたからだに触れて、興奮が止まらなくなってしまう。 僕たちはただの友達……。そう思いながらも、彼女の身体の感触が、冷静になることを許さない。

パンツを拾わされた男の子の災難?

ミクリ21
恋愛
パンツを拾わされた男の子の話。

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

教え子に手を出した塾講師の話

神谷 愛
恋愛
バイトしている塾に通い始めた女生徒の担任になった私は授業をし、その中で一線を越えてしまう話

とある高校の淫らで背徳的な日常

神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。 クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。 後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。 ノクターンとかにもある お気に入りをしてくれると喜ぶ。 感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。 してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

処理中です...