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第一話 異世界へ転移した
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私はケーキ屋で働く23歳の普通の女性。時々、趣味でスイーツ作りをしている。
ある日、朝の出勤の時、ホームに立って電車を待っていた。
突然後ろから誰かに押された気がした。驚いた時はホームに落とされて、何故か自分の体が宙に浮いた気がした、と同時に特急電車に轢かれた。
(あっ死んだんだ)と思った。
次に目覚めたら、大きな綺麗に飾り付けられたベッドに寝ていた。
驚いて飛び起きた。周りを見たら大きな部屋に寝ていた。それなりに装飾をして豪華だった。
(ここはどこ?)と思った。
その前に自分の身なりを見て驚いた。
高級なシルクのガウンを着ていた。
そこへ誰かが入ってきた。
「あっ、申し訳ございません。起きていましたか。」
「おはようございます。奥さま」
メイドが頭を下げて挨拶した。
「おはようございます」カスミ
「お着替えしましょうか。」メイド
「えっ、はい」カスミ
クローゼットに行き、ドレスを選んだ。普段着とはいえ、高級なドレス。
「あの、後でいいので新聞とかあれば読みたいのですが」カスミ
「新聞ですか?あっ広報誌みたいな感じの?」メイド
「はい、情報がわかるような」カスミ
「分かりました。用意します」メイド
1人のメイドが部屋を出た。
もう1人のメイドが残っていた。
「アリス=クランベル、23歳」メイド
「えっ?」カスミは驚いた。
「貴方の今の名前です。この国の王妃でもある。この国はアルテミカ国。
国王はバイダス国王で妻はクレア王妃。長男の第一皇太子はリチャード=クランベル、次男の第二皇太子はカイル=クランベル。第二皇太子には婚約者がいる。ジュリア=ナイリス20歳。
ただし、この3人は幼少期からの幼馴染、バカが付くほどに仲がいい。たぶん嫉妬したり腹が立つくらい。」
「それに、ジュリア嬢は表では優しくて大人しく誠実な女性だと思われている。でも本当は自分のことしか考えず、我儘な女性、あと1番面倒なのが、リチャードとカイルを手玉に取っている。この2人はジュリア嬢を可愛がるから、たぶんアリス妃さまも除け者にされるかも。」「アリス妃さまからしたら、リチャード皇太子の奥様ですが何で?と思うでしょうが、リチャードさまも含めて、あの3人にはどっちでもいいと思っている。キツイかもしれません。ですが、何か用事がある時は私に言ってください。他のメイドたちは分かってない。」
「私はナタリーです。宜しくお願いします。あと、他の人には内緒で、アリス妃さまがこの国のこの世界の人でないことは私は知っています。誤解しないでください。だから脅そうとか弱みを握ろうとはしません。味方ですから。勿論、リチャード皇太子やカイル皇太子とジュリア嬢もあと国王と王妃も知りません。私以外の人もです。」
「驚いたでしょうが、ここに来たからには覚悟してください。貴方はアリス王妃さま、リチャード皇太子の奥様ですから。演技してください。分からないことは私に聞いてください。何か欲しい物、出かける時も私がついていきます。」ナタリー
「分かりました。」カスミ
「あとで、この屋敷を案内します」ナタリー。
「はい」カスミ
「朝食に行きましょう。みんなの前では演技してください」ナタリー
2人でダイニングルームに行った。
ある日、朝の出勤の時、ホームに立って電車を待っていた。
突然後ろから誰かに押された気がした。驚いた時はホームに落とされて、何故か自分の体が宙に浮いた気がした、と同時に特急電車に轢かれた。
(あっ死んだんだ)と思った。
次に目覚めたら、大きな綺麗に飾り付けられたベッドに寝ていた。
驚いて飛び起きた。周りを見たら大きな部屋に寝ていた。それなりに装飾をして豪華だった。
(ここはどこ?)と思った。
その前に自分の身なりを見て驚いた。
高級なシルクのガウンを着ていた。
そこへ誰かが入ってきた。
「あっ、申し訳ございません。起きていましたか。」
「おはようございます。奥さま」
メイドが頭を下げて挨拶した。
「おはようございます」カスミ
「お着替えしましょうか。」メイド
「えっ、はい」カスミ
クローゼットに行き、ドレスを選んだ。普段着とはいえ、高級なドレス。
「あの、後でいいので新聞とかあれば読みたいのですが」カスミ
「新聞ですか?あっ広報誌みたいな感じの?」メイド
「はい、情報がわかるような」カスミ
「分かりました。用意します」メイド
1人のメイドが部屋を出た。
もう1人のメイドが残っていた。
「アリス=クランベル、23歳」メイド
「えっ?」カスミは驚いた。
「貴方の今の名前です。この国の王妃でもある。この国はアルテミカ国。
国王はバイダス国王で妻はクレア王妃。長男の第一皇太子はリチャード=クランベル、次男の第二皇太子はカイル=クランベル。第二皇太子には婚約者がいる。ジュリア=ナイリス20歳。
ただし、この3人は幼少期からの幼馴染、バカが付くほどに仲がいい。たぶん嫉妬したり腹が立つくらい。」
「それに、ジュリア嬢は表では優しくて大人しく誠実な女性だと思われている。でも本当は自分のことしか考えず、我儘な女性、あと1番面倒なのが、リチャードとカイルを手玉に取っている。この2人はジュリア嬢を可愛がるから、たぶんアリス妃さまも除け者にされるかも。」「アリス妃さまからしたら、リチャード皇太子の奥様ですが何で?と思うでしょうが、リチャードさまも含めて、あの3人にはどっちでもいいと思っている。キツイかもしれません。ですが、何か用事がある時は私に言ってください。他のメイドたちは分かってない。」
「私はナタリーです。宜しくお願いします。あと、他の人には内緒で、アリス妃さまがこの国のこの世界の人でないことは私は知っています。誤解しないでください。だから脅そうとか弱みを握ろうとはしません。味方ですから。勿論、リチャード皇太子やカイル皇太子とジュリア嬢もあと国王と王妃も知りません。私以外の人もです。」
「驚いたでしょうが、ここに来たからには覚悟してください。貴方はアリス王妃さま、リチャード皇太子の奥様ですから。演技してください。分からないことは私に聞いてください。何か欲しい物、出かける時も私がついていきます。」ナタリー
「分かりました。」カスミ
「あとで、この屋敷を案内します」ナタリー。
「はい」カスミ
「朝食に行きましょう。みんなの前では演技してください」ナタリー
2人でダイニングルームに行った。
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