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短編集
夜影の蛍火 バレンタイン2022
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※第六章 読了前提の話です。ネタバレがあります。
──2月14日、聖バレンタインデー。
数多の恋する乙女が想いを成就させるべく、戦場へと赴く日だ。
憧れの先輩へ、密かに想いを寄せた幼なじみへ、はたまた嫌い合っていたはずのアイツに──乙女の数だけ、チョコを渡すまでの物語もそれぞれだ。
……というのは、少し前までの話。
(バレンタインねぇ……)
ぽそり、と心の中で呟く黒髪の男──千万 光。
高い身長、目鼻立ちも良く整った顔立ち、数多のバイトで鍛えられた身体には程よく筋肉がついている。
服で着飾ってもひと肌脱いでも乙女の視線を釘付けにするその男は、スーパーのバレンタインコーナーを凝視していた。
棚にはピンからキリまでの値札がついた数々のチョコレート。シンプルな板チョコから細かく装飾された高級そうなチョコまで、色とりどりなそれらはどれも美味しそうに見える。
どれもこれも、昔適当に相手をしてい金蔓から腐るほど貰ったことがある。
手作りしたチョコには何があるかも分からないため、大体処分してたなあ……なんて苦笑しながら思い出す。
「……好きな人……」
”大好きなあの人へ!愛する家族へ!” ──バレンタインコーナーのポップを見やり、呟く。
今までであれば貰うばかり、あげるとしても自分を愛し育ててくれた母親へ……くらいであったが。今年は少し違っていた。
ほんわりと、ある人物の顔が浮かぶ。
毛先が赤い紺色の髪に、青紫と赤紫の瞳──不破 蛍。留年してから知り合った少年だ。
忌むべき血を分け合った異母弟と恋仲であり、そんな彼に嫌がらせをした自分に叱咤した人物だ。
今までは誰もが同情の言葉をつらつら並べてばかりだっただけに、彼に殴られた時の衝撃は今でも覚えている。
『そんなことする暇があるならもっと自分を磨いて影人さんより高飛びしろこの野郎!!!!』
……誰にも向けられることのなかった罵声。自らが犯した罪に対する本気の叱咤。
彼の真っ直ぐな言葉が、逆に嬉しかったのだ。
(……本当、変わった子だよねぇ)
罪を咎めて、真っ向から否定してくれる。あの時の痛みは、彼が自分とまっすぐ向き合ってくれた何よりの証拠だった。
そんな彼だからこそ、きっと自分の中に強く残ったのだろう。
「たまにはいいか、こんなのも」
ひょいひょいと棚からチョコレートや型をカゴに放り込み、レジへと向かう。
あげたら驚くだろうか、それとも照れるだろうか──想像を膨らませるその足取りはどこか軽快だった。
◇ ◇ ◇
「……ボクに、ですか?」
藍色の煌びやかなラッピングを手渡され、赤紫と青紫の瞳がぱちくりと瞬きをする。
綺麗に包装されたそれは明らかに贈り物であることが分かるもので、その意図を読み取ろうとじっと目の前の人物を凝視する。
「そう、蛍君に。俺からの愛情たっぷりと、ね」
ふふ、と光が微笑む。冗談なのか本気なのか……その意図をイマイチ読み取ることが出来ず、蛍の頭上には疑問符が浮かぶばかりだ。
しかし、それでも。わざわざ自分にプレゼントを渡しに来たということは、とりあえず好意的なものなのだろうという結論に至る。
愛情たっぷり……というセリフには若干引っかかりを覚えるが、光なりのジョークだろうと流すことにした。
「はぁ……あの、もしかして手作りとかそんなことは」
「あるよ」
「まさかの手作り!? アナタお菓子作れたんですね……」
料理は得意であるものの、お菓子を作った経験はほぼ皆無の蛍。そして、周りには自分以上に料理ができる……もしくはできそうな人は彼の叔母さんくらいだった。
そんな彼の目の前に現れた、まさかの手作り男子。見目麗しくとも「料理」というイメージはまったく繋がらない相手であった。
「まあね。結構上手くいったよ」
「へぇ~、すごいですね……ちなみにどんなものをお作りに?」
「んー? 気になるなら開けてみてもいいよ?」
いたずらっぽく笑う光に、蛍の好奇心がくすぐられる。
この目鼻立ちの整ったクソヤバ高身長イケメンが作った手作りチョコ。
とんでもない芸術品か、なんてことのない普通のチョコか、それとも見るだけで正気度が減りそうなブツが入っているのか──あらゆる意味で期待をしながら、ゆっくりと丁寧にリボンを解く。
「……わぁ……」
中身を見た瞬間、蛍の動きが止まった。
「どう?」
「どう? じゃないですよ!! アナタ、これ本当に手作りですか!?」
UMAでも見たかのような勢いで叫ぶ。蛍の目に入ったのは、豪華絢爛な箱に詰められたトリュフチョコの数々だった。
模様を描くホワイトチョコや銀色に光るアラザン、果てはささやかな赤でトリュフを彩るフランボワーズ。
一つ一つが宝石のように輝いており、まるで店で売っているような出来栄えだ。これを手作りしたと言われても、誰もが正直信じられないレベルだろう
「……えっ、嘘……マジで作ったんですかコレ……」
「だからそう言ってるじゃん。動画見ながら作ったんだけど、結構簡単だったよ」
「こんな細かい装飾を施したチョコのどこが簡単ってほざいてるんですか!!?」
ボケに突っ込むツッコミのごとく、思わずビシッと指さす。
その反応が面白かったらしく、光はくつくつと喉の奥を鳴らした。
「いやぁ、普通に溶かして固めて終わりでもいいけど、それだとつまらないかなって思って。結構いい出来栄えでしょ?」
「まあ、そうですね……それは認めますよ。ありがとうございます。なんか、ボクになんてもったいない気がしますけど」
「ん? そんなことないよ?」
にこ、と笑みを浮かべながら一歩近づく。蛍が開けた箱の中からトリュフを一つつまみ、蛍の唇にそっと触れさせた。
「!?」
突然のことに驚いた蛍だが、そのままされるがままに口を開く。
光は満足げな表情のまま蛍の口にチョコを押し込んだ。
「美味しい?」
「まぁ……じゃなくて! いきなり何するんですか、千万さん」
「あはは、ごめんね。蛍君可愛いからつい」
悪びれもなく微笑む光の態度に、蛍は少しばかり身構え始める。
もしかしたら、警戒するのが少し遅かったのだろうか。箱を差し出された時点で、もう少しくらい疑うべきだったのかもしれない。
しかし、もう遅い。
この男は既に蛍が逃げ切るには難しい距離に入り込んでしまったのだ。
蛍が足を一歩後ろへ下げた途端、手首を握られて足を止められる。
「……本当、蛍君は可愛いよねぇ」
「へ……」
「ねぇ、今日はこのまま二人でどっか行っちゃおうよ。影人には内緒で──」
── そう言いかけた瞬間、見慣れた銀髪男子による目潰しが炸裂したのだった。
──2月14日、聖バレンタインデー。
数多の恋する乙女が想いを成就させるべく、戦場へと赴く日だ。
憧れの先輩へ、密かに想いを寄せた幼なじみへ、はたまた嫌い合っていたはずのアイツに──乙女の数だけ、チョコを渡すまでの物語もそれぞれだ。
……というのは、少し前までの話。
(バレンタインねぇ……)
ぽそり、と心の中で呟く黒髪の男──千万 光。
高い身長、目鼻立ちも良く整った顔立ち、数多のバイトで鍛えられた身体には程よく筋肉がついている。
服で着飾ってもひと肌脱いでも乙女の視線を釘付けにするその男は、スーパーのバレンタインコーナーを凝視していた。
棚にはピンからキリまでの値札がついた数々のチョコレート。シンプルな板チョコから細かく装飾された高級そうなチョコまで、色とりどりなそれらはどれも美味しそうに見える。
どれもこれも、昔適当に相手をしてい金蔓から腐るほど貰ったことがある。
手作りしたチョコには何があるかも分からないため、大体処分してたなあ……なんて苦笑しながら思い出す。
「……好きな人……」
”大好きなあの人へ!愛する家族へ!” ──バレンタインコーナーのポップを見やり、呟く。
今までであれば貰うばかり、あげるとしても自分を愛し育ててくれた母親へ……くらいであったが。今年は少し違っていた。
ほんわりと、ある人物の顔が浮かぶ。
毛先が赤い紺色の髪に、青紫と赤紫の瞳──不破 蛍。留年してから知り合った少年だ。
忌むべき血を分け合った異母弟と恋仲であり、そんな彼に嫌がらせをした自分に叱咤した人物だ。
今までは誰もが同情の言葉をつらつら並べてばかりだっただけに、彼に殴られた時の衝撃は今でも覚えている。
『そんなことする暇があるならもっと自分を磨いて影人さんより高飛びしろこの野郎!!!!』
……誰にも向けられることのなかった罵声。自らが犯した罪に対する本気の叱咤。
彼の真っ直ぐな言葉が、逆に嬉しかったのだ。
(……本当、変わった子だよねぇ)
罪を咎めて、真っ向から否定してくれる。あの時の痛みは、彼が自分とまっすぐ向き合ってくれた何よりの証拠だった。
そんな彼だからこそ、きっと自分の中に強く残ったのだろう。
「たまにはいいか、こんなのも」
ひょいひょいと棚からチョコレートや型をカゴに放り込み、レジへと向かう。
あげたら驚くだろうか、それとも照れるだろうか──想像を膨らませるその足取りはどこか軽快だった。
◇ ◇ ◇
「……ボクに、ですか?」
藍色の煌びやかなラッピングを手渡され、赤紫と青紫の瞳がぱちくりと瞬きをする。
綺麗に包装されたそれは明らかに贈り物であることが分かるもので、その意図を読み取ろうとじっと目の前の人物を凝視する。
「そう、蛍君に。俺からの愛情たっぷりと、ね」
ふふ、と光が微笑む。冗談なのか本気なのか……その意図をイマイチ読み取ることが出来ず、蛍の頭上には疑問符が浮かぶばかりだ。
しかし、それでも。わざわざ自分にプレゼントを渡しに来たということは、とりあえず好意的なものなのだろうという結論に至る。
愛情たっぷり……というセリフには若干引っかかりを覚えるが、光なりのジョークだろうと流すことにした。
「はぁ……あの、もしかして手作りとかそんなことは」
「あるよ」
「まさかの手作り!? アナタお菓子作れたんですね……」
料理は得意であるものの、お菓子を作った経験はほぼ皆無の蛍。そして、周りには自分以上に料理ができる……もしくはできそうな人は彼の叔母さんくらいだった。
そんな彼の目の前に現れた、まさかの手作り男子。見目麗しくとも「料理」というイメージはまったく繋がらない相手であった。
「まあね。結構上手くいったよ」
「へぇ~、すごいですね……ちなみにどんなものをお作りに?」
「んー? 気になるなら開けてみてもいいよ?」
いたずらっぽく笑う光に、蛍の好奇心がくすぐられる。
この目鼻立ちの整ったクソヤバ高身長イケメンが作った手作りチョコ。
とんでもない芸術品か、なんてことのない普通のチョコか、それとも見るだけで正気度が減りそうなブツが入っているのか──あらゆる意味で期待をしながら、ゆっくりと丁寧にリボンを解く。
「……わぁ……」
中身を見た瞬間、蛍の動きが止まった。
「どう?」
「どう? じゃないですよ!! アナタ、これ本当に手作りですか!?」
UMAでも見たかのような勢いで叫ぶ。蛍の目に入ったのは、豪華絢爛な箱に詰められたトリュフチョコの数々だった。
模様を描くホワイトチョコや銀色に光るアラザン、果てはささやかな赤でトリュフを彩るフランボワーズ。
一つ一つが宝石のように輝いており、まるで店で売っているような出来栄えだ。これを手作りしたと言われても、誰もが正直信じられないレベルだろう
「……えっ、嘘……マジで作ったんですかコレ……」
「だからそう言ってるじゃん。動画見ながら作ったんだけど、結構簡単だったよ」
「こんな細かい装飾を施したチョコのどこが簡単ってほざいてるんですか!!?」
ボケに突っ込むツッコミのごとく、思わずビシッと指さす。
その反応が面白かったらしく、光はくつくつと喉の奥を鳴らした。
「いやぁ、普通に溶かして固めて終わりでもいいけど、それだとつまらないかなって思って。結構いい出来栄えでしょ?」
「まあ、そうですね……それは認めますよ。ありがとうございます。なんか、ボクになんてもったいない気がしますけど」
「ん? そんなことないよ?」
にこ、と笑みを浮かべながら一歩近づく。蛍が開けた箱の中からトリュフを一つつまみ、蛍の唇にそっと触れさせた。
「!?」
突然のことに驚いた蛍だが、そのままされるがままに口を開く。
光は満足げな表情のまま蛍の口にチョコを押し込んだ。
「美味しい?」
「まぁ……じゃなくて! いきなり何するんですか、千万さん」
「あはは、ごめんね。蛍君可愛いからつい」
悪びれもなく微笑む光の態度に、蛍は少しばかり身構え始める。
もしかしたら、警戒するのが少し遅かったのだろうか。箱を差し出された時点で、もう少しくらい疑うべきだったのかもしれない。
しかし、もう遅い。
この男は既に蛍が逃げ切るには難しい距離に入り込んでしまったのだ。
蛍が足を一歩後ろへ下げた途端、手首を握られて足を止められる。
「……本当、蛍君は可愛いよねぇ」
「へ……」
「ねぇ、今日はこのまま二人でどっか行っちゃおうよ。影人には内緒で──」
── そう言いかけた瞬間、見慣れた銀髪男子による目潰しが炸裂したのだった。
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田中さんへ
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