8 / 11
神は進化を望む
ステータス取得
しおりを挟む
そうと決まればすぐ行動だ!
俺は気づかれないようにやまねの背後に近づきながらポシェットの中からサバイバルナイフを取り出す。
インターネットで評判が良いから買ったが試し切りでは家で使っている包丁よりも切れ味が良かった業物だ。
俺はそーっと近づいていき尾の横までくると尾の付け根を掴む。
これによりやまねは俺の存在に敵対してくるが攻撃がくる前に仕留める!
こちらへ顔を向ける前に首の骨の部分にサバイバルナイフをグッと入れ込む。
「うおっ!?」
刺した瞬間やまねは抗って体を使い暴れるがサバイバルナイフを離してはいけない。
このまま突き刺して息の根を止める!
そうすること十数秒後、ようやくやまねは動かなくなった。
倒したやまねは体をポリゴンに変えていなくなってしまった。
そうしてやまねを倒したところに残ったのはよく川にある少し小さな石。
紫色をしており少し輝いている。
この石こそが主に換金されている新しい社会で使われることとなった資源物…魔石である。
それを取りに命を賭ける俺たちは偉い人から見たら採掘者と変わりないのだろうな。
俺はドロップした魔石を拾い上げポシェットの中に入れた。
《個体名 一条院 燈火のレベルが上昇しました。これによりステータスを開示することを許可します》
ふむ…どうやらインターネット通りになったみたいだ。
初めてモンスターを倒すと必ずこの音声が頭の中にながれてステータスを開示することができるようになる。
だがレベルは1から始まるようでレベルが上昇しましたと言う音声を聞く限り俺達の最初のレベルは0から始まるということがわかっている。
この仕様はまるでゲームのようだ。
レベルが上がると身体能力が向上する。
それによりレベルを上げている人が犯罪などを行うとかなり不味い状況になってしまうため警察もダンジョンに入っているとかなんとか。
まぁ何が言いたいかというとレベルを悪用する人が今後出てくる可能性があるということだ。
全く怖いものだ。
さてそろそろ俺もステータスを確認しますかね。
人によってステータスの内容が違うようでそれこそ筋肉モリモリマッチョマンの変態でもHPが5とかということもあるらしいので今の身体能力が全てではないらしい。
一言で言ってしまえばステータスは才能を可視化することができるということだ。
「確かステータスを出すには念じればいいんだったか?」
良いステータスに恵まれますように…。
ででこいよ…ステータス!
そう念じると透明な板がどこからともなく目の前に出でくる。
名前:一条院 燈火
年齢:21
性別:男
レベル:Lv1
HP:6
MP:35
固有スキル
黒魔術:Lv1
スキル
健脚:Lv2 跳躍:Lv1
称号
俺は出てきた透明な板を見る。
なるほど、固有スキルは黒魔術か…俺にぴったりなスキルじゃないか。
固有スキル、それは人が最も得意なことをスキル化されたものとして今のところ知られているスキルの一部だ。
人によって必ず1つは持っているとされており現在見つかっている最大数は6つ持っている人がいるらしい。
そして固有スキルは持つ者が少ないかそもそも1人しか持っていないとされるスキルだったりする。
まぁ希少なスキルという訳だ。
掲示板ではチートじゃね?
と言われており固有スキルが優秀な人や単純に数が多い人が掲示板で晒されると必ずと言って良いほど炎上する。
まぁ現在進行形で炎上している奴が多くいるが。
そしてスキルとは固有ではないスキルだ。
元々持っているスキルは今まで努力したことがスキルとして現れるとされている。
そしてモンスターから超低確率でスキルオーブという物がドロップされそれを使うことでスキルが追加されるという。
この1日でオーブが出たのなんて事例は1件しかないらしいがな。
そしてステータス欄にあるHPとMPは…俺の場合はHPが少なくてMPがかなり高いな。
HPはヒットポイント、生命力とされておりまだこれがなくなった人はいないがおそらくなくなれば死ぬことになるだろうな。
んでMPは多分マジックポイント、魔力量を表しているんだと思う。
魔法とか使う時に必要なんだっけかな?
「確か固有スキルとスキルはスキルの内容を確認するためには板に触らなきゃいけないんだったっけ?」
調べたのが寝る前にだったからあまり覚えてないが確かそうだったはずだ。
そう思い俺はスキル欄を触る。
健脚:Lv2 長距離移動でも疲れなくなる。
跳躍:Lv1 ジャンプ力が向上する。
ふむふむなかなかに使えそうじゃないか。
そして固有スキルの黒魔術はどうなっているんだろうか?
インターネットではLvの表示があると技が使えることがあると言われていたが…。
黒魔術:Lv1 なにかを生贄に悪魔や悪霊の力をもらい現実に顕現させる邪法。
Lv1:『贄への任命』消費MP2 魔力を消費し物や生物を贄とする。
俺は気づかれないようにやまねの背後に近づきながらポシェットの中からサバイバルナイフを取り出す。
インターネットで評判が良いから買ったが試し切りでは家で使っている包丁よりも切れ味が良かった業物だ。
俺はそーっと近づいていき尾の横までくると尾の付け根を掴む。
これによりやまねは俺の存在に敵対してくるが攻撃がくる前に仕留める!
こちらへ顔を向ける前に首の骨の部分にサバイバルナイフをグッと入れ込む。
「うおっ!?」
刺した瞬間やまねは抗って体を使い暴れるがサバイバルナイフを離してはいけない。
このまま突き刺して息の根を止める!
そうすること十数秒後、ようやくやまねは動かなくなった。
倒したやまねは体をポリゴンに変えていなくなってしまった。
そうしてやまねを倒したところに残ったのはよく川にある少し小さな石。
紫色をしており少し輝いている。
この石こそが主に換金されている新しい社会で使われることとなった資源物…魔石である。
それを取りに命を賭ける俺たちは偉い人から見たら採掘者と変わりないのだろうな。
俺はドロップした魔石を拾い上げポシェットの中に入れた。
《個体名 一条院 燈火のレベルが上昇しました。これによりステータスを開示することを許可します》
ふむ…どうやらインターネット通りになったみたいだ。
初めてモンスターを倒すと必ずこの音声が頭の中にながれてステータスを開示することができるようになる。
だがレベルは1から始まるようでレベルが上昇しましたと言う音声を聞く限り俺達の最初のレベルは0から始まるということがわかっている。
この仕様はまるでゲームのようだ。
レベルが上がると身体能力が向上する。
それによりレベルを上げている人が犯罪などを行うとかなり不味い状況になってしまうため警察もダンジョンに入っているとかなんとか。
まぁ何が言いたいかというとレベルを悪用する人が今後出てくる可能性があるということだ。
全く怖いものだ。
さてそろそろ俺もステータスを確認しますかね。
人によってステータスの内容が違うようでそれこそ筋肉モリモリマッチョマンの変態でもHPが5とかということもあるらしいので今の身体能力が全てではないらしい。
一言で言ってしまえばステータスは才能を可視化することができるということだ。
「確かステータスを出すには念じればいいんだったか?」
良いステータスに恵まれますように…。
ででこいよ…ステータス!
そう念じると透明な板がどこからともなく目の前に出でくる。
名前:一条院 燈火
年齢:21
性別:男
レベル:Lv1
HP:6
MP:35
固有スキル
黒魔術:Lv1
スキル
健脚:Lv2 跳躍:Lv1
称号
俺は出てきた透明な板を見る。
なるほど、固有スキルは黒魔術か…俺にぴったりなスキルじゃないか。
固有スキル、それは人が最も得意なことをスキル化されたものとして今のところ知られているスキルの一部だ。
人によって必ず1つは持っているとされており現在見つかっている最大数は6つ持っている人がいるらしい。
そして固有スキルは持つ者が少ないかそもそも1人しか持っていないとされるスキルだったりする。
まぁ希少なスキルという訳だ。
掲示板ではチートじゃね?
と言われており固有スキルが優秀な人や単純に数が多い人が掲示板で晒されると必ずと言って良いほど炎上する。
まぁ現在進行形で炎上している奴が多くいるが。
そしてスキルとは固有ではないスキルだ。
元々持っているスキルは今まで努力したことがスキルとして現れるとされている。
そしてモンスターから超低確率でスキルオーブという物がドロップされそれを使うことでスキルが追加されるという。
この1日でオーブが出たのなんて事例は1件しかないらしいがな。
そしてステータス欄にあるHPとMPは…俺の場合はHPが少なくてMPがかなり高いな。
HPはヒットポイント、生命力とされておりまだこれがなくなった人はいないがおそらくなくなれば死ぬことになるだろうな。
んでMPは多分マジックポイント、魔力量を表しているんだと思う。
魔法とか使う時に必要なんだっけかな?
「確か固有スキルとスキルはスキルの内容を確認するためには板に触らなきゃいけないんだったっけ?」
調べたのが寝る前にだったからあまり覚えてないが確かそうだったはずだ。
そう思い俺はスキル欄を触る。
健脚:Lv2 長距離移動でも疲れなくなる。
跳躍:Lv1 ジャンプ力が向上する。
ふむふむなかなかに使えそうじゃないか。
そして固有スキルの黒魔術はどうなっているんだろうか?
インターネットではLvの表示があると技が使えることがあると言われていたが…。
黒魔術:Lv1 なにかを生贄に悪魔や悪霊の力をもらい現実に顕現させる邪法。
Lv1:『贄への任命』消費MP2 魔力を消費し物や生物を贄とする。
0
お気に入りに追加
6
あなたにおすすめの小説
最弱無双は【スキルを創るスキル】だった⁈~レベルを犠牲に【スキルクリエイター】起動!!レベルが低くて使えないってどういうこと⁈~
華音 楓
ファンタジー
『ハロ~~~~~~~~!!地球の諸君!!僕は~~~~~~~~~~!!神…………デス!!』
たったこの一言から、すべてが始まった。
ある日突然、自称神の手によって世界に配られたスキルという名の才能。
そして自称神は、さらにダンジョンという名の迷宮を世界各地に出現させた。
それを期に、世界各国で作物は不作が発生し、地下資源などが枯渇。
ついにはダンジョンから齎される資源に依存せざるを得ない状況となってしまったのだった。
スキルとは祝福か、呪いか……
ダンジョン探索に命を懸ける人々の物語が今始まる!!
主人公【中村 剣斗】はそんな大災害に巻き込まれた一人であった。
ダンジョンはケントが勤めていた会社を飲み込み、その日のうちに無職となってしまう。
ケントは就職を諦め、【探索者】と呼ばれるダンジョンの資源回収を生業とする職業に就くことを決心する。
しかしケントに授けられたスキルは、【スキルクリエイター】という謎のスキル。
一応戦えはするものの、戦闘では役に立たづ、ついには訓練の際に組んだパーティーからも追い出されてしまう。
途方に暮れるケントは一人でも【探索者】としてやっていくことにした。
その後明かされる【スキルクリエイター】の秘密。
そして、世界存亡の危機。
全てがケントへと帰結するとき、物語が動き出した……
※登場する人物・団体・名称はすべて現実世界とは全く関係がありません。この物語はフィクションでありファンタジーです。
異世界転生!俺はここで生きていく
おとなのふりかけ紅鮭
ファンタジー
俺の名前は長瀬達也。特に特徴のない、その辺の高校生男子だ。
同じクラスの女の子に恋をしているが、告白も出来ずにいるチキン野郎である。
今日も部活の朝練に向かう為朝も早くに家を出た。
だけど、俺は朝練に向かう途中で事故にあってしまう。
意識を失った後、目覚めたらそこは俺の知らない世界だった!
魔法あり、剣あり、ドラゴンあり!のまさに小説で読んだファンタジーの世界。
俺はそんな世界で冒険者として生きて行く事になる、はずだったのだが、何やら色々と問題が起きそうな世界だったようだ。
それでも俺は楽しくこの新しい生を歩んで行くのだ!
小説家になろうでも投稿しています。
メインはあちらですが、こちらも同じように投稿していきます。
宜しくお願いします。
異世界帰りの元勇者、日本に突然ダンジョンが出現したので「俺、バイト辞めますっ!」
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
俺、結城ミサオは異世界帰りの元勇者。
異世界では強大な力を持った魔王を倒しもてはやされていたのに、こっちの世界に戻ったら平凡なコンビニバイト。
せっかく強くなったっていうのにこれじゃ宝の持ち腐れだ。
そう思っていたら突然目の前にダンジョンが現れた。
これは天啓か。
俺は一も二もなくダンジョンへと向かっていくのだった。
現代ダンジョンで成り上がり!
カメ
ファンタジー
現代ダンジョンで成り上がる!
現代の世界に大きな地震が全世界同時に起こると共に、全世界にダンジョンが現れた。
舞台はその後の世界。ダンジョンの出現とともに、ステータスが見れる様になり、多くの能力、スキルを持つ人たちが現れる。その人達は冒険者と呼ばれる様になり、ダンジョンから得られる貴重な資源のおかげで稼ぎが多い冒険者は、多くの人から憧れる職業となった。
四ノ宮翔には、いいスキルもステータスもない。ましてや呪いをその身に受ける、呪われた子の称号を持つ存在だ。そんな彼がこの世界でどう生き、成り上がるのか、その冒険が今始まる。
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
神の宝物庫〜すごいスキルで楽しい人生を〜
月風レイ
ファンタジー
グロービル伯爵家に転生したカインは、転生後憧れの魔法を使おうとするも、魔法を発動することができなかった。そして、自分が魔法が使えないのであれば、剣を磨こうとしたところ、驚くべきことを告げられる。
それは、この世界では誰でも6歳にならないと、魔法が使えないということだ。この世界には神から与えられる、恩恵いわばギフトというものがかって、それをもらうことで初めて魔法やスキルを行使できるようになる。
と、カインは自分が無能なのだと思ってたところから、6歳で行う洗礼の儀でその運命が変わった。
洗礼の儀にて、この世界の邪神を除く、12神たちと出会い、12神全員の祝福をもらい、さらには恩恵として神をも凌ぐ、とてつもない能力を入手した。
カインはそのとてつもない能力をもって、周りの人々に支えられながらも、異世界ファンタジーという夢溢れる、憧れの世界を自由気ままに創意工夫しながら、楽しく過ごしていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる