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39 激しいギャップにご注意を――ホントに普段と違いすぎるからね、うん
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「ドラゴン、退治……?!」
領主・ファージ・ローシュ・レイラルド様からの依頼――滅茶苦茶に無茶ぶりな気がするんですけど。
「マジですか……ドラゴンかぁ――!」
だけど、クラスメートにしてこの場に集められた代表者の一人、守尋巧くんは若干目を輝かせていた。
しかし、まぁ無茶ぶりは置いておけば、ちょっと私……八重垣紫苑も気持ちはわかります。
RPGにおいて、ドラゴンとの対峙は必須というか浪漫だからね、うん。
だけど、問題は今の私達に可能かどうか、という所だよね、うん。
というか、冷静になって考えてみると、そもそもこの依頼は――
「守尋、期待しているところ悪いが、今の話しぶりから察するに必ずしも退治する必要はないようだぞ」
「え? そうなのか?」
「――そのとおりだ」
堅砂くんの突っ込み……私も言おうと思っていたので助かりました……に困惑する守尋くん――その状況にファージ様が表情を動かなさないまま補足を入れる。
「さっきも言ったが封鎖した地域は、結界領域となっている。
十数年来維持され、それと共に時を重ねるごとに魔術により聖なる力を強化している。
――五年ほど前、異世界人達が無断で入り込んで魔物を狩った事もあるしな」
話を聞く度に、私達以前の異世界人がやらかしている事に頭が痛くなる。
一部は良識的だったというけど……ここまで酷いと、操られていたとか何か事情があったんじゃと考えたくなるなぁ。
今となっては本人達にでも訊かないと当時の状況が分からないのが歯痒い限りですね、ええ。
「だから、中にいる魔物はかなりの弱体化、大きく数を減らしているはずだ。
もしかしたら既に完全消滅している可能性もある。
ドラゴンにしても、もし生きていたとしても相当に弱っていると思われる。
――だが、相手はドラゴンだ」
そこで私達に念を押すように視線を送って、ファージ様は静かに、しかし重々しく告げた。
「ドラゴンは並の魔物とは存在からして普通の生物とは一線を画する存在だ。
神に連なる存在も多いし、逆に自ら魔に従う事で力を増大させた者もいる。
正直、弱っているかどうかなど、本当の所は蓋を開けてみなければわからない」
「――なるほど、そんな危険な蓋を領民に開けさせるわけにはいかない。
だから、我々異世界人に任せる、そういう事ですね」
ひえぇー堅砂くん遠慮がないというか思いきりが良いというか。
切れ味鋭い堅砂くんの言葉に一瞬ドキッとする――だけど、ファージ様は変わらずだった。
「話が早くて助かる。そういう理解でいい」
ただただ淡々と私達に言葉を送る。
――それでいて、冷めているようには私には感じられなかった。
なんというか、何かを押し殺しているというか、抱え込んでいるというか――直感なので実際の所は分からないけども。
「ただ、一応そうする理由もある。
あの領域は魔力を使う事そのものが大きく阻害される。
基礎的な魔力が高いか、相当錬磨されていないと魔法や魔術を使う事すらままならないだろう。
だからこそ、基礎魔力が高く、神から贈られたという力を持つ、君達異世界人に任せるのが理に適っているのだ」
「確かに理に適っています――失礼いたしました」
「良い。
状況が状況とは言え、君達にしてみれば自分の命を捨て駒扱いされているように思えるだろうからな。
では理解してもらったところで改めて言おう。
レートヴァ教による保護期間完了までに封鎖地区の安全確認を君達に依頼したい。
もし引き受けた際の依頼達成の証明は、ラルエル。
君に行ってもらおうと思っている」
「――私は構いません。厳正なる証明をお約束いたします」
「君ならば偽りなく遂行してくれるだろう。大いに助かる。
そしてこの依頼が達成できた暁には、その封鎖地域そのものを君達に購入してもらい、管理してもらおうと思う。
管理と言っても、実際には最低限の良識にのっとってもらえれば、好きに使ってもらって構わない」
封鎖地域、おそらく立地的には一番私達が求める条件に一致していたであろう場所だ。
街の近辺は結構歩き回ったんだけど、兵隊さん達で封鎖された地域はそこしかなかったので、間違いないと思う。
もし達成出来さえすれば、少なくとも住む場所――土地の購入の他に、一応宿屋に長期宿泊する事も視野に入れていたんだけど、信用がないので認められないと言われていた――についてはクリア出来るのは大きいね、うん。
「そして、その実績を元に、それ以後は君達を『異世界人』としてではなく『領民』として扱う事も約束しよう。
一応言っておくが、その立場を持って君達を縛るつもりはない。
あくまで領民としての権利を行使できる、それだけだ。
君達は『異世界人』として為すべき事をしてもらわなければならないからな。
――という訳だ。
後は君達がこの依頼を受けるかどうか――持ち帰って同胞達と十分に検討するといい。
私からは以上だが……いいかな、ラルエル」
そうしてファージ様がそもそもこの場を設けたラルに尋ねると、彼女は即答はせず、静かに彼へと視線を送った。
神妙な表情を伴うその視線は、ファージ様に何かを問いかけているようにも見えた。
――実際の所どうなのかは分からないが、暫しの視線の交錯の後、ラルは「いいでしょう」と静かに頷いた。
「ああ、紫苑怖かったでしょ? よしよし、もう怖くないからね――?」
「ひぃゃぁっ!?」
そんな領主様との初対面から暫し後。
領主様が手配した馬車――領主様の所に赴く都合、神殿に行き来していた幌馬車よりも遥かに綺麗なものだった――で帰路に着いた私達だったんだけど、馬車が城の敷地から出るや否や、隣に座るラルが私に抱き着いてきた。
「まったくファージくんは、相変わらず無駄に威圧的で……もう大丈夫よ、紫苑」
「ちょ、ら、ラルっ!? 抱きしめてほっぺすりすりは、その、ちょっと―――み、皆見てるからぁっ!?」
「いいじゃない、減るものでもないし、うふふ」
「へ、減ってる――! 多分私の何かこう、色々なものがっ!」
「そんなことないでしょう?
というか、緊張で胸が張り裂けそうだったんじゃないの? 大丈夫?」
「いや、その、む、胸を優しく撫でないで……というか、手つきぃぃ!?」
ラルの私の体を触る手つきはこう、何と言いますか。
確かに優しさは感じますよ、ええ。
でも、それ以上に、こう、なんかそれ以上の感情というかなんというか……大きなのが見え隠れしてるというか。
ぶっちゃけて表現すると――いや、これは表現するとアレなことになりかねないっ!?
「ちょ、ひゃっ――ひぅぅっ……」
み、皆の視線――全員……堅砂くんさえも若干顔を赤くして、呆然とこちらを眺めている――がすごく突き刺さってるんですがっ!
そりゃあラルはすごく良い香りがするしあたたかくて安心しますけれどもぉ!
くすぐったいやら照れ臭いやら、もう色々な情報が行き交い過ぎてて――!!
「こ、これ見ても大丈夫なのか……? というかラルエル様こんな方だったのか……?」
「いや、まぁご本人が減るものでもないって言ってるし」
一番呆気に取られている河久くんが視線を彷徨わせつつ言った。
対照的に一番じっくりと眺めている守尋くんは、うんうん、と頷いている。
いやどうして満足そうな顔してるのー!?
というか。
「私は言ってないよー!?」
「とは言うが、八重垣も本気で嫌がってはないんだろ?」
「そ、そそそ、そりゃあ、私だって、その、こんなに好かれるのは嬉しいし――う、うふふふ」
堅砂くんの突っ込みに私は抱きしめられた状態でしどろもどろに答えた。
生まれてこの方こんな風に誰かに好かれた事などないので、戸惑いはあるけど、嫌な気持ちになっているわけでは決してありません。
親友と言ってくれる人って嬉しいんですよ、ええ。
私のような友達少ない陰キャ的には特に。
でも、まぁ。
「た、ただ、それはそれと言いますか……ひゃわぁっ?! 耳に息吹きかけないでぇ!?」
「まぁでも、俺的には威厳溢れてるラルエルさんよりこっちがいいな。親しみがあって」
これ親しみがあるっていうかなぁ?と言いたくはあったが、色々な意味でジタバタする私にはそんな余裕はなかった。
「その意気やよしです巧様。でも簡単には呑み込めない潮様の真面目さも良きです。
世界には様々な価値観があって受け入れられない事もあるでしょう。
ただ、肯定は出来ずとも、そういうものもあるのだと存在を認めるおおらかさを大事にしてくださいね。
一番悲しいのは存在さえも認めず、完全に拒絶する事ですから」
「――すごく良い事を言ってるんだけどなぁ。
八重垣がのた打ち回ってなかったらもっと説得力あったな」
「いやいや、受け入れようぜ、河久。こんなにも美しい世界を否定しなくてもいいだろ?。ぶっちゃけ眼福だ」
「ふむ。守尋の言う事も一理あるな」
「堅砂くん?! い、一理あるのかなぁ――?」
美しい世界云々は、ラルはともかく私は違うと思う――まぁ、その、ラルが、すごく嬉しそうなので深くは突っ込みませんけども。
「――で、場を和ませる為の茶番はそろそろ終了で良いですか?」
「ふふ。見抜かれておりましたか。――まぁ半分ほどは本気でしたが」
いや、八割は本気だったんじゃないかなぁ、と突っ込みたかったんですが。
真面目な話がそろそろ出来そうなので黙っておく私でございました。
……うう、なんかすごく疲れました――嬉しくもあったけどね、うん。
領主・ファージ・ローシュ・レイラルド様からの依頼――滅茶苦茶に無茶ぶりな気がするんですけど。
「マジですか……ドラゴンかぁ――!」
だけど、クラスメートにしてこの場に集められた代表者の一人、守尋巧くんは若干目を輝かせていた。
しかし、まぁ無茶ぶりは置いておけば、ちょっと私……八重垣紫苑も気持ちはわかります。
RPGにおいて、ドラゴンとの対峙は必須というか浪漫だからね、うん。
だけど、問題は今の私達に可能かどうか、という所だよね、うん。
というか、冷静になって考えてみると、そもそもこの依頼は――
「守尋、期待しているところ悪いが、今の話しぶりから察するに必ずしも退治する必要はないようだぞ」
「え? そうなのか?」
「――そのとおりだ」
堅砂くんの突っ込み……私も言おうと思っていたので助かりました……に困惑する守尋くん――その状況にファージ様が表情を動かなさないまま補足を入れる。
「さっきも言ったが封鎖した地域は、結界領域となっている。
十数年来維持され、それと共に時を重ねるごとに魔術により聖なる力を強化している。
――五年ほど前、異世界人達が無断で入り込んで魔物を狩った事もあるしな」
話を聞く度に、私達以前の異世界人がやらかしている事に頭が痛くなる。
一部は良識的だったというけど……ここまで酷いと、操られていたとか何か事情があったんじゃと考えたくなるなぁ。
今となっては本人達にでも訊かないと当時の状況が分からないのが歯痒い限りですね、ええ。
「だから、中にいる魔物はかなりの弱体化、大きく数を減らしているはずだ。
もしかしたら既に完全消滅している可能性もある。
ドラゴンにしても、もし生きていたとしても相当に弱っていると思われる。
――だが、相手はドラゴンだ」
そこで私達に念を押すように視線を送って、ファージ様は静かに、しかし重々しく告げた。
「ドラゴンは並の魔物とは存在からして普通の生物とは一線を画する存在だ。
神に連なる存在も多いし、逆に自ら魔に従う事で力を増大させた者もいる。
正直、弱っているかどうかなど、本当の所は蓋を開けてみなければわからない」
「――なるほど、そんな危険な蓋を領民に開けさせるわけにはいかない。
だから、我々異世界人に任せる、そういう事ですね」
ひえぇー堅砂くん遠慮がないというか思いきりが良いというか。
切れ味鋭い堅砂くんの言葉に一瞬ドキッとする――だけど、ファージ様は変わらずだった。
「話が早くて助かる。そういう理解でいい」
ただただ淡々と私達に言葉を送る。
――それでいて、冷めているようには私には感じられなかった。
なんというか、何かを押し殺しているというか、抱え込んでいるというか――直感なので実際の所は分からないけども。
「ただ、一応そうする理由もある。
あの領域は魔力を使う事そのものが大きく阻害される。
基礎的な魔力が高いか、相当錬磨されていないと魔法や魔術を使う事すらままならないだろう。
だからこそ、基礎魔力が高く、神から贈られたという力を持つ、君達異世界人に任せるのが理に適っているのだ」
「確かに理に適っています――失礼いたしました」
「良い。
状況が状況とは言え、君達にしてみれば自分の命を捨て駒扱いされているように思えるだろうからな。
では理解してもらったところで改めて言おう。
レートヴァ教による保護期間完了までに封鎖地区の安全確認を君達に依頼したい。
もし引き受けた際の依頼達成の証明は、ラルエル。
君に行ってもらおうと思っている」
「――私は構いません。厳正なる証明をお約束いたします」
「君ならば偽りなく遂行してくれるだろう。大いに助かる。
そしてこの依頼が達成できた暁には、その封鎖地域そのものを君達に購入してもらい、管理してもらおうと思う。
管理と言っても、実際には最低限の良識にのっとってもらえれば、好きに使ってもらって構わない」
封鎖地域、おそらく立地的には一番私達が求める条件に一致していたであろう場所だ。
街の近辺は結構歩き回ったんだけど、兵隊さん達で封鎖された地域はそこしかなかったので、間違いないと思う。
もし達成出来さえすれば、少なくとも住む場所――土地の購入の他に、一応宿屋に長期宿泊する事も視野に入れていたんだけど、信用がないので認められないと言われていた――についてはクリア出来るのは大きいね、うん。
「そして、その実績を元に、それ以後は君達を『異世界人』としてではなく『領民』として扱う事も約束しよう。
一応言っておくが、その立場を持って君達を縛るつもりはない。
あくまで領民としての権利を行使できる、それだけだ。
君達は『異世界人』として為すべき事をしてもらわなければならないからな。
――という訳だ。
後は君達がこの依頼を受けるかどうか――持ち帰って同胞達と十分に検討するといい。
私からは以上だが……いいかな、ラルエル」
そうしてファージ様がそもそもこの場を設けたラルに尋ねると、彼女は即答はせず、静かに彼へと視線を送った。
神妙な表情を伴うその視線は、ファージ様に何かを問いかけているようにも見えた。
――実際の所どうなのかは分からないが、暫しの視線の交錯の後、ラルは「いいでしょう」と静かに頷いた。
「ああ、紫苑怖かったでしょ? よしよし、もう怖くないからね――?」
「ひぃゃぁっ!?」
そんな領主様との初対面から暫し後。
領主様が手配した馬車――領主様の所に赴く都合、神殿に行き来していた幌馬車よりも遥かに綺麗なものだった――で帰路に着いた私達だったんだけど、馬車が城の敷地から出るや否や、隣に座るラルが私に抱き着いてきた。
「まったくファージくんは、相変わらず無駄に威圧的で……もう大丈夫よ、紫苑」
「ちょ、ら、ラルっ!? 抱きしめてほっぺすりすりは、その、ちょっと―――み、皆見てるからぁっ!?」
「いいじゃない、減るものでもないし、うふふ」
「へ、減ってる――! 多分私の何かこう、色々なものがっ!」
「そんなことないでしょう?
というか、緊張で胸が張り裂けそうだったんじゃないの? 大丈夫?」
「いや、その、む、胸を優しく撫でないで……というか、手つきぃぃ!?」
ラルの私の体を触る手つきはこう、何と言いますか。
確かに優しさは感じますよ、ええ。
でも、それ以上に、こう、なんかそれ以上の感情というかなんというか……大きなのが見え隠れしてるというか。
ぶっちゃけて表現すると――いや、これは表現するとアレなことになりかねないっ!?
「ちょ、ひゃっ――ひぅぅっ……」
み、皆の視線――全員……堅砂くんさえも若干顔を赤くして、呆然とこちらを眺めている――がすごく突き刺さってるんですがっ!
そりゃあラルはすごく良い香りがするしあたたかくて安心しますけれどもぉ!
くすぐったいやら照れ臭いやら、もう色々な情報が行き交い過ぎてて――!!
「こ、これ見ても大丈夫なのか……? というかラルエル様こんな方だったのか……?」
「いや、まぁご本人が減るものでもないって言ってるし」
一番呆気に取られている河久くんが視線を彷徨わせつつ言った。
対照的に一番じっくりと眺めている守尋くんは、うんうん、と頷いている。
いやどうして満足そうな顔してるのー!?
というか。
「私は言ってないよー!?」
「とは言うが、八重垣も本気で嫌がってはないんだろ?」
「そ、そそそ、そりゃあ、私だって、その、こんなに好かれるのは嬉しいし――う、うふふふ」
堅砂くんの突っ込みに私は抱きしめられた状態でしどろもどろに答えた。
生まれてこの方こんな風に誰かに好かれた事などないので、戸惑いはあるけど、嫌な気持ちになっているわけでは決してありません。
親友と言ってくれる人って嬉しいんですよ、ええ。
私のような友達少ない陰キャ的には特に。
でも、まぁ。
「た、ただ、それはそれと言いますか……ひゃわぁっ?! 耳に息吹きかけないでぇ!?」
「まぁでも、俺的には威厳溢れてるラルエルさんよりこっちがいいな。親しみがあって」
これ親しみがあるっていうかなぁ?と言いたくはあったが、色々な意味でジタバタする私にはそんな余裕はなかった。
「その意気やよしです巧様。でも簡単には呑み込めない潮様の真面目さも良きです。
世界には様々な価値観があって受け入れられない事もあるでしょう。
ただ、肯定は出来ずとも、そういうものもあるのだと存在を認めるおおらかさを大事にしてくださいね。
一番悲しいのは存在さえも認めず、完全に拒絶する事ですから」
「――すごく良い事を言ってるんだけどなぁ。
八重垣がのた打ち回ってなかったらもっと説得力あったな」
「いやいや、受け入れようぜ、河久。こんなにも美しい世界を否定しなくてもいいだろ?。ぶっちゃけ眼福だ」
「ふむ。守尋の言う事も一理あるな」
「堅砂くん?! い、一理あるのかなぁ――?」
美しい世界云々は、ラルはともかく私は違うと思う――まぁ、その、ラルが、すごく嬉しそうなので深くは突っ込みませんけども。
「――で、場を和ませる為の茶番はそろそろ終了で良いですか?」
「ふふ。見抜かれておりましたか。――まぁ半分ほどは本気でしたが」
いや、八割は本気だったんじゃないかなぁ、と突っ込みたかったんですが。
真面目な話がそろそろ出来そうなので黙っておく私でございました。
……うう、なんかすごく疲れました――嬉しくもあったけどね、うん。
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