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設定
人物設定(ネタバレ含)
しおりを挟む*作者のキャラ&ストーリー把握のための設定ページです。ネタバレ含まれますので、苦手な方は読み飛ばして頂いても問題ありません。
忘れた頃に追加更新されます。
■ メシア=ゴッドマーシュ
171cm。細身。肌白い。
泉に通う謎の少年。
ほっそりとした白い体躯を泉で清めることに執着し、人に触られるのを極端に嫌う。
マッシュルームのような髪型は茶褐色で柔らかい。
領主様であるソーゴ=スノーレェィンの妻、スズコの甥であるが、母のアツコ=ゴッドマーシュにアンク(死体の埋葬や汚物の清掃等、常人が忌避する穢れ仕事をする奴隷)として売られ、奴隷小屋に暮らす。
母のアツコは魔女ではないかとの噂がある人物で、街から出奔していて現在は行方知れず。森の泉の更に奥まった場所に隠れ家があり、そこでメシアを産んだと言う。
メシアが生まれた時に厄災が続き、幼い頃からカーディチル(呪われた厄災の子)と呼ばれ、住人から迫害を受けて育つ。
アツコが勝手にアンクとして奴隷商に売り飛ばしてしまい、奴隷小屋での生活を余儀なくされる。
本来は明るく朗らかな性格だが、迫害や虐待、売られたことで心に傷を負い、滅多なことでは感情を動かさなくなる。
スノーレェィン家の者にだけは触られることを厭わず、他人よりは心を開いている。叔母のスズコには絶対的な信頼を寄せている。それでも、領主一族と奴隷の自分が親しくしてはいけないと距離を置こうとしている。
朝昼晩の三回、毎日必ず誰も近寄らない森の中腹にある泉で水浴びをし体躯を清める。其処で汚れた衣服も洗っている。森の獣とは仲が良く、魔女と噂されている母の遺伝子なのか、森で迷うこともない。
ある日、水浴びの最中に現れたシヴァ=バンフェンシーを森の入口まで送り届けたことをきっかけに生活が変わり始めていく。
産まれた時には、肌の至るところに黒い龍影の模様が刻まれていた。泉の水を浴びることで年々薄れていったその模様は、竜人族からの呪いの証であり、呪いから明紫亜を護る為に、魔女の長がアツコの腹に眠る胎児に自らの魔力を全て注ぎ込んだが、長は魔力を使い果たしたことで亡くなっている。
産まれたメシアの体内には、竜人族の呪いと長から受け継いだ強過ぎる魔力が存在し、泉の水に触れることで両方を抑えている。泉の水を浴びないと呪いと魔力が暴走し、メシアの体を蝕み死に至らせる。メシアが死ねば体内に封じ込められた力が放出され、厄災が世界を滅ぼすと魔女の間では思われている。
アツコがメシアを奴隷商に売り渡した際に、肌身離さずに持っていろと渡したペンダントには、泉の力を凝縮して封じてあり、呪いと魔力を中和させ安定させる役割がある。泉の水を浴びなくてもペンダントを身に着けていれば、暫くならば呪いと魔力を制御していられるが、保って一週間程度。またペンダントも泉の力を定期的に補給しないとただのペンダントとなってしまうため、メシアが生きていくには泉が必要不可欠となる。
■ シヴァ=バンフェンシー
183cm。長身。着痩せ。隠れ筋肉。
漆黒の髪と瞳。不均衡に切り揃えられた髪はボサボサにも見えるが、ただ単に不揃いなだけ。
常に表情が動かないので表情筋を母親の腹の中に忘れて来たのだと周りからは揶揄(からか)われている。
カピルタ王国の第二王子。妾の子で生まれは王国で一番の力を持つ豪商の家。10年前に第二王子として王宮に入ることを要求され、仕方なく王宮入りする。
王宮の中に離宮を造らせ、其処に一人で住まう。
普段は書類整理などの公官(公務員)のような仕事をするが、時折、王国に仇なす者を屠ることを命じられ、殺し屋のようなこともしている。
人を殺すことは割と好きな方で、普段は動くことのない感情が、殺しをする時には昂ることに気付いてからはそれなりに楽しくやっている。
「殺し屋」という異名をつけられていることを知っているが、実際に殺しを行っていることを指すのではなく、シヴァの無表情な顔と長身から放たれる威圧感が殺し屋のようだとつけられたものだと知っているため放置している。
感情に乏しく激情に突き動かされると言った経験をしたことがない。人を殺すことに愉悦を覚えることにも特に罪悪感を感じることがない。表情が動かないので、冷たい人間に見られがち。実際、殆どのことをどうでもいいと思っている。
視察と言う名の偵察に訪れたシレンヒルにてメシアと出逢い、気付かない内に心惹かれてしまう。冷たくされながらも着き纏い、自分の傍に置きたい一心で奴隷商から買い取った。シレンヒルから離れることは出来ないと抵抗するメシアを脅し、自分の奴隷として王都に連れ去る。王宮の離宮で一緒に暮らすことになるが、メシアが懐かないことに苛つきを覚えている。
普段ならば絶対にしない行動を取ったことに戸惑っている。それでもメシアを手放すのは嫌で、守りたいと思っていることに自分自身驚いている。
メシアが泉の力がないと生きていけないと知り、定期的にシレンヒルに赴くことを約束する。同時にメシアが竜人族の王子から狙われていることを知らされる。結界があり泉があるシレンヒルにいることが一番メシアにとって安全なのだと言われても、手放したくないとシレンヒルに戻すことは拒否する。必ずメシアを守るとアツコと約束し、仕事中も常に隣に置くようになった。
第一王子のジュン=ストレホースのことが苦手。メシアがジュンに目を着けられ頭を痛めている。
第三王子のアツシ=ジィランドとはあまり接点がない。何故かメシアと仲良くなったアツシに嫉妬している。
■ ソーマ=スノーレェィン
■ スズコ=スノーレェィン
■ ソーゴ=スノーレェィン
■ アツコ=ゴッドマーシュ
■ ジュン=ストレホース
■ アツシ=ジィランド
■ ルイカ=シィダウッド
後日追加予定
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