あうとれいじ

Neu(ノイ)

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一章:覚醒した悪魔

エスの目覚め 07*

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三條の両の眼は限界まで開き、ガクガクと体は痙攣している。
息も絶え絶えに絞り出した悲鳴は、聞き入れられることもなく消えていく。

「先生、安心して下さい。先程、母に来て貰うように伝えたので、女になったところ、見て貰いましょうね? それとも、先生が母を、こうしたかった ?」

揶揄するように耳元で囁けば、彼の頬に朱が走る。
図星だったのだろう、唇を噛み締めて目蓋を強く瞑り、頭(かぶり)を振る。
やめてくれ、と小さく呟く言葉には覇気がなかった。
聞き入れられることはないと解っているのだろう。

「コレを母の膣に捻じ挿れて、めちゃくちゃに犯したかったですか? ふふ、先生ったらいけない子だな。人の家族を侮辱した上、人の母で淫猥な妄想をするだなんて、本当なら指の一本は詰めて貰わないと割に合わないですよ。まあ、今回は許して差し上げますが、その分、頑張ってご奉仕して下さいね?」

動かすスペースもない程に豆屶の逸物が埋(うず)まる肛門に、もう一本指を突き入れた。
豆屶はお構い無しに腰を打ち付けており、純の指を硬い肉棒が擦れていく。
三條の口からは既に咆哮のような悲痛な叫びしか出てこない。
慣らしもせずに入れたのだろう、血の滑(ぬめ)りしか湿り気がない。
徐に突き入れた指を出し入れし奥を穿つと、三條は体を痙攣させ、醜く声を上げた。
口からはだらしなくも涎が垂れ顔を汚している。
目は虚ろで、もう豆屶のことも純のことも見えてはいないようだった。

「あれ、もう壊れちゃいました? 早過ぎだよ、センセ。ほら、ちゃんと正気になってくれないと、このまま僕のちんぽぶっ挿すよ? 処女で二輪挿しはキツイと思うけどなあ」

くすくすと笑う純は指を出し入れするスピードを速め豆屶を窺う。
豆屶は苦い顔で腕を伸ばすと三條の手首を拘束している鎖を解き始めた。

「ねえ、豆屶。濡らさなくても入るかな?」
「さて、どうでしょうね。まあ死ぬことはないんで平気だと思いますよ」

純は指を引き抜き、纏わり付く血液を三條の裸体に擦(なす)り付ける。
ポケットからコンドームを取り出し封を開けた。
ベルトを外しズボンを下ろすと自身を取り出してゴムを装着する。
扱きながら切っ先を三條の窄まりにあてがった。
豆屶は拘束を解いた三條の腕を自身の肩に回させ、対面座位の形で抱き上げる。
豆屶と三條を挟む格好で、純は腰を進めようと力を入れた。
既に豆屶の陰茎で限界を迎えている菊門は、純を受け入れようとはしない。
それでも構わずに力任せに亀頭をぐりぐりと捩じ込んでいくと、三條の口からは悲鳴が上がる。
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