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一章:可愛いキノコ、愛しい殺人鬼
やじるし 10*
しおりを挟む「っん、っんぁ」
痛みは其処まで強くないが、青年に首の肉を噛み千切られ、首からダラダラと血を流す自分を想像してしまい、少年は身悶えた。
甘い声が口を飛び出し、慌てて口を両手で押さえる。
「声、我慢すんなって」
「あっ、聞かせるようなものではっ! っ、ないので!」
面白くねえ、と青年の手に捕まり、両手は頭の上に縫い付けられてしまった。
拘束された手を動かそうと身を捩るも、今更だろ、と言い放たれる。
「ゃっぅ、そんな、舐めっ、……な、いで」
首筋を下から上に舐めた後、カーブを画く肩の少し上を、ガッ、と強く噛まれ、食べられているような感覚に陥る。
首に歯を立てられたまま、亀頭同士を、ぐりり、と擦られた。
足の先を突っ張り、ビクビクと体を震わせ、擦り合っている屹立の先からは、とろり、と透明な液が溢れ落ちる。
「首絞めんのも楽しいが、声、ちゃんと聞けるのも、楽しいな。コレ、好きか?」
「ふぁあっあ、……んっ、あ、すき、です。きも、ちいー」
涙目でイヤイヤと首を横に振りたくる少年を目に、ははっ、と笑う青年の目には、マッシュルームが揺れていた。
「ホント、お前、面白えな。キノコの癖に、っ、なんか、すげえ、可愛く見えてきたぞ」
頭沸いたか、と呟いて青年は歯型のついている箇所を何度も執拗に噛み、僅かに皮が破れ赤くなっているところを舐め上げる。
興奮してきたのか青年は息を荒げ、首を上方に反らし熱い息を吐き出す少年の剥き出しの喉に舌を伸ばした。
「あー、喉、噛んでもいいか?」
キツく目蓋を閉ざして体を震わせている少年に尋ねれば、そっと彼の目が開かれる。
「ん、手……解いて、くれたら。声、押さえ、ないから」
青年は無言で頷き縫い付けていた手を解放した。
少年の手が下に降ろされ、布団を強く握り込む。
青年は喉に舌を這わせながら、片手を少年の胸に持っていく。
「……っ、ひっ、ぁ、ぁ、っ、ひぁ」
柔く歯を喉に食い込ませるのと同時に、少年の乳首を親指の腹で、くにに、と潰した。
そして、亀頭で少年の刀身を擦り上げ、スピードを早めていく。
くにくに、と柔らかな乳首を転がす。
「はっぅ、なっ、あっ、ゃぅ、っ、っ」
少年が感じ入り、ビクンと体を何度も跳ねさせるのを見て、喉に強くキツく歯を立てた。
「っ、ぁっ、がっっ! ぃ、あっ、あ、あ、は」
ガリッ、がじっ、と2度3度と食い込ませる度に、少年の目は大きく見開き、とろとろと先端を濡らす陰部は亀頭を微動させている。
「イケよ、変態」
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