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「それでは、一人ずつ前に出るように。計測を行う」
教壇から教師が生徒たちに声をかけると、一瞬にして教室が色めき立つ。
入学試験では魔法適性をみるような審査はないが、生徒側からすれば魔法を自由に使えるというのは、将来、国に関わる仕事に就けることとはほぼ同義。
特に、下級貴族や田舎貴族は下克上とも言える地位向上に繋がるのだから期待するなという方が難しいだろう。
そんな期待する生徒とは反対に、王立学校が魔法適性を自己申告ではなく、学校側が改めて計測するには理由がある。
適正のある者と、ない者を同様に扱わないようにするためだ。
そりゃそうだ。国への貢献度、利用価値が変わるのだから。ほかにも様々な理由はあるだろうが、適正ほぼゼロの俺からすれば関係ないようで、微妙に関係がある。目下としては授業の採点だ。いくら授業だとはいえ、適性の有りと並べて魔法採点されたら、たまったもんじゃない
「アルード」
「はい」
すでに測定を済ませて一喜一憂している生徒達を横目に、魔法適性測定器に手を置く。
最新機器とグレンが言っていた魔法適性測定器の見た目は、一見、模様の入った板にしか見えないが、触れてみると静電気に似たピリピリとした感覚が手のひら全体に走る。それから数分とかからずに適正を測定し、宙に半透明の数値が浮かび上がる仕組みになっている。
「ふむ。適正1…いや2か…。もう手を離していいぞ」
「ありがとうございました」
適正値の最大は5だから、ほぼ予想通りの結果だ。
最新機器だからと言ってグレンのバカが言うような奇跡が起こるワケがない。せいぜい1程度の誤差が起きるぐらいだ。
「おい、どうだった」
ドンっと体重を上乗せした肩組みにぐらりと体が揺れる。
犯人はもちろん、友達が少ないグレンだ。
「・・・適性は2でした」
合格基準や採点は非公表ではなるが、魔法適性によって、授業を振り分けたり、団体訓練での組み分けにも使用されるので隠すことは難しい。膨大な適性を持っている者は隠すことはできるし、有利に働くこともあるが、平均的な者は隠す意味がないというのもある。
そう言った点も含めて繊細な話題であることには変わらず、それぞれが教師の反応や授業での組み分けで察していくことの方が多い。それを堂々と聞いてしまうあたりが、グレンという人物なのだろう。
「残念だったな。だが、お前には武術があるんだから、そう気を落とすな!」
あー……すげーぶん殴りてぇ!!
頭で理解していても、殴りたい衝動というのは生まれるものである。それに元々、期待も、嘆いてもいねぇんだよ!!
「ソウデスネ」
新鮮な空気を吸い込み、苛立ちで震える手を拳にしてなんとかやり過ごす。
「次、グレン。グレン・エヴァンス」
「おっ呼ばれたな。いま、行く」
耐え続けて数分、やっとグレンから解放される。
それにしても俺でさえ、教師には丁寧な口調をしているというのに、グレンは変える様子がない。
俺の場合は、過去の経験があるというのもあるが、こうなると本当にグレンは傲慢な貴族とはまた違う、貴族らしい貴族とも言えるのかもしれないが、まともな貴族ではないことは確かである。
「おつかれさま」
「クリストフ……」
今までどこにいたのか、と言いたくなる。
恨めしげに見ると、クリストフはふわりと笑った。
「よしよし。我慢出来て、偉いね」
そして、そっと優しく伸ばされる手。
「・・・」
慣れた温もりは不思議と心を落ち着かせる。
ほぅとゆっくりと息がこぼれて、ハッと気づく。いまいる場所と状況、慌てて頭を振って無言でクリストフの手をはらう。
「あ、ごめん。部屋じゃないと恥ずかしいよね」
「ちっちが……」
そうだけど、そうじゃない。それ以前の、大きな問題だ。幼子でもない俺を撫でるという行為について、いやそれよりも慣れきっている自分にもなんとも言えない気持ちが湧き上がる。
とにかく、予想外の方向へと思考を向けているクリストフに反論しようと口を開いた瞬間だった。
ボンっと小さな爆発音が教室内に響いた。
反射的に身を捻り、クリストフを背にするように立つ。そこから音の発信源はたどると、教壇前にあった魔法適性測定器がぷすぷすと音を立て、白煙を出している。
「な、ななな!?!?」
「あー。やっちまった」
血の気が引いた顔で混乱する教師を前に、グレンは何事もなかったかのように平然と、そして面倒臭そうにつぶやいている。
「そういや、アイツは魔法適性がバカみたいにあったっけ…」
グレンは脳筋のクセに、魔法適性があった。腕っぷしも強くて、魔力値も最高値。
敵にしたくない相手の筆頭である。
もし、適正が有る無しでグレンに対して妬ましいことがあると、あえて言うならば、試験のことだ。
魔法適性がある者は魔法技術の強化をするため、魔法に関する座学試験の合格基準が低く設定されている。適正がない者は、技術強化の代わりに、魔法知識を多く学ばなければならないため合格基準は高くなる。
俺にとっては、筆記試験が何よりも避けては通れない悩ましいどころ。同じように評価されても困るが、その分の負荷がとてつもない。
すべて武術で解決したい。
本当に、そのことだけは、そのことだけは・・・悔しいが、グレンの適性が若干、妬ましいところはある。脳筋のクセに!!
力みすぎてギリっと歯が音を立てる。
「あれ? アルード。適性の話、グレンとは今日話したばかりだよね?」
グレンに集中していた俺はポツリとこぼされたクリストフの言葉に、ギクリと心臓が跳ねた。
「え、あ、だって、あれだけ大口叩いているから適性が相当あるんだろうと思ってたんだ。それで想像通りあったって話だ」
「あぁ、なるほど。たしかにね」
いろいろ突発的に理由を言ったわりには、なんとかごまかしきれた。はず。多少、変に思っても、いつものことだと流されるであろう。
過去に関わった奴が多くなるほど、記憶の混乱が起きそうだ。これからはもう少し気をつけないと。
教壇から教師が生徒たちに声をかけると、一瞬にして教室が色めき立つ。
入学試験では魔法適性をみるような審査はないが、生徒側からすれば魔法を自由に使えるというのは、将来、国に関わる仕事に就けることとはほぼ同義。
特に、下級貴族や田舎貴族は下克上とも言える地位向上に繋がるのだから期待するなという方が難しいだろう。
そんな期待する生徒とは反対に、王立学校が魔法適性を自己申告ではなく、学校側が改めて計測するには理由がある。
適正のある者と、ない者を同様に扱わないようにするためだ。
そりゃそうだ。国への貢献度、利用価値が変わるのだから。ほかにも様々な理由はあるだろうが、適正ほぼゼロの俺からすれば関係ないようで、微妙に関係がある。目下としては授業の採点だ。いくら授業だとはいえ、適性の有りと並べて魔法採点されたら、たまったもんじゃない
「アルード」
「はい」
すでに測定を済ませて一喜一憂している生徒達を横目に、魔法適性測定器に手を置く。
最新機器とグレンが言っていた魔法適性測定器の見た目は、一見、模様の入った板にしか見えないが、触れてみると静電気に似たピリピリとした感覚が手のひら全体に走る。それから数分とかからずに適正を測定し、宙に半透明の数値が浮かび上がる仕組みになっている。
「ふむ。適正1…いや2か…。もう手を離していいぞ」
「ありがとうございました」
適正値の最大は5だから、ほぼ予想通りの結果だ。
最新機器だからと言ってグレンのバカが言うような奇跡が起こるワケがない。せいぜい1程度の誤差が起きるぐらいだ。
「おい、どうだった」
ドンっと体重を上乗せした肩組みにぐらりと体が揺れる。
犯人はもちろん、友達が少ないグレンだ。
「・・・適性は2でした」
合格基準や採点は非公表ではなるが、魔法適性によって、授業を振り分けたり、団体訓練での組み分けにも使用されるので隠すことは難しい。膨大な適性を持っている者は隠すことはできるし、有利に働くこともあるが、平均的な者は隠す意味がないというのもある。
そう言った点も含めて繊細な話題であることには変わらず、それぞれが教師の反応や授業での組み分けで察していくことの方が多い。それを堂々と聞いてしまうあたりが、グレンという人物なのだろう。
「残念だったな。だが、お前には武術があるんだから、そう気を落とすな!」
あー……すげーぶん殴りてぇ!!
頭で理解していても、殴りたい衝動というのは生まれるものである。それに元々、期待も、嘆いてもいねぇんだよ!!
「ソウデスネ」
新鮮な空気を吸い込み、苛立ちで震える手を拳にしてなんとかやり過ごす。
「次、グレン。グレン・エヴァンス」
「おっ呼ばれたな。いま、行く」
耐え続けて数分、やっとグレンから解放される。
それにしても俺でさえ、教師には丁寧な口調をしているというのに、グレンは変える様子がない。
俺の場合は、過去の経験があるというのもあるが、こうなると本当にグレンは傲慢な貴族とはまた違う、貴族らしい貴族とも言えるのかもしれないが、まともな貴族ではないことは確かである。
「おつかれさま」
「クリストフ……」
今までどこにいたのか、と言いたくなる。
恨めしげに見ると、クリストフはふわりと笑った。
「よしよし。我慢出来て、偉いね」
そして、そっと優しく伸ばされる手。
「・・・」
慣れた温もりは不思議と心を落ち着かせる。
ほぅとゆっくりと息がこぼれて、ハッと気づく。いまいる場所と状況、慌てて頭を振って無言でクリストフの手をはらう。
「あ、ごめん。部屋じゃないと恥ずかしいよね」
「ちっちが……」
そうだけど、そうじゃない。それ以前の、大きな問題だ。幼子でもない俺を撫でるという行為について、いやそれよりも慣れきっている自分にもなんとも言えない気持ちが湧き上がる。
とにかく、予想外の方向へと思考を向けているクリストフに反論しようと口を開いた瞬間だった。
ボンっと小さな爆発音が教室内に響いた。
反射的に身を捻り、クリストフを背にするように立つ。そこから音の発信源はたどると、教壇前にあった魔法適性測定器がぷすぷすと音を立て、白煙を出している。
「な、ななな!?!?」
「あー。やっちまった」
血の気が引いた顔で混乱する教師を前に、グレンは何事もなかったかのように平然と、そして面倒臭そうにつぶやいている。
「そういや、アイツは魔法適性がバカみたいにあったっけ…」
グレンは脳筋のクセに、魔法適性があった。腕っぷしも強くて、魔力値も最高値。
敵にしたくない相手の筆頭である。
もし、適正が有る無しでグレンに対して妬ましいことがあると、あえて言うならば、試験のことだ。
魔法適性がある者は魔法技術の強化をするため、魔法に関する座学試験の合格基準が低く設定されている。適正がない者は、技術強化の代わりに、魔法知識を多く学ばなければならないため合格基準は高くなる。
俺にとっては、筆記試験が何よりも避けては通れない悩ましいどころ。同じように評価されても困るが、その分の負荷がとてつもない。
すべて武術で解決したい。
本当に、そのことだけは、そのことだけは・・・悔しいが、グレンの適性が若干、妬ましいところはある。脳筋のクセに!!
力みすぎてギリっと歯が音を立てる。
「あれ? アルード。適性の話、グレンとは今日話したばかりだよね?」
グレンに集中していた俺はポツリとこぼされたクリストフの言葉に、ギクリと心臓が跳ねた。
「え、あ、だって、あれだけ大口叩いているから適性が相当あるんだろうと思ってたんだ。それで想像通りあったって話だ」
「あぁ、なるほど。たしかにね」
いろいろ突発的に理由を言ったわりには、なんとかごまかしきれた。はず。多少、変に思っても、いつものことだと流されるであろう。
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