112 / 122
誰にも教えてあげない④
しおりを挟むドチュンッ、ドチュ、ドチュッ、ドチュ、ドチュッ
グポッ、グポッ、グポッ
ブシャァッ
「~~~~ッ゛、ひっ、アア゛ッ゛!……っん゛、っぁ、ひぃ、…っぐぁ」
「ッハァ…また突かれながら漏らして……ハハッ、本当に可愛いな」
「ッヒ、ァ……ひゃっ、ぁあ゛……ッッ゛!」
互いの体を濡らす潮をまた指で拭って舌に擦りつけるように舐めあげる。
その間、腰の動きは一切止まない。
「ッ゛~~~、ま……ってぇ……ィイ゛ッ…ひゃか、らぁ…!」
「あぁ、知ってるよ。イキながらイッてるもんな?アンナのナカがずーーーっと、痙攣してる」
「ハッ…ひぃ……ッンン゛…ぅあっ、……ヒァ゛あ゛っ!」
イッたと伝えても、待ってとお願いしても、泣き叫んでも、レナード様は止まってくれない。
それどころか溢れ出た愛液と白濁液が混ざった液体で濡れた花芯をクニクニと捏ねだし、どこまでも私を堕としにきた。
「~~~ッ゛ッ゛……でちゃっ……ッ゛、出ちゃ、ぅっ……またィっちゃ…ィ゛くっ……イグッ、…~~っっ」
苦しみ喘ぐ私を恍惚に見下ろし、律動は止むどころかスピードを速め、花芯を捏ね、しまいには尖りっぱなしの乳首も捏ねだした。
何の抵抗もできるはずもなく、ただ喘ぎ、ただ泣いて、ただただ愛された。
「レナッ…レナァ、さまぁあ……っ!ぁっ、…アァ!」
「あぁ、俺のアンナ。俺だけのアンナ。愛して止まない、愛し尽くしたい、愛し潰したい、愛し壊したい………俺のアンナ」
「うぅ゛っ、…は、……ンン゛~~~」
「アンナ。…俺だけを見て、俺に愛されて、もっと俺に堕ちてきて、俺で満たされながら、―――俺から逃げずに、一生俺に囚われて……イッて?」
囁き落とすようなその低い声に、涙した。
この世の愛と甘さを濃縮に濃縮したような、そんな声を一身に浴びて絶頂する、快感。
こんなものを浴びさせて、逃げようなどと思うわけがない。
これはこの世でただ1人、私だけの快感。
誰にも言ってあげない。
誰にも教えてあげない。
誰にもあげない。
汗と、色と、艶と、淫と、熱に濡れたレナード様を、絶対に誰にも渡しなどしない。
「イ゛グッ!ぉっき、ぃの……きちゃ、ぁああ……ッヒッ、……っ!ィク、イッ……ィイ、ちゃぁあ゛……ッ゛、―――~~~~ッ゛ッッ゛!!」
「……っぅ、ぐ」
頑健な体を挟み込む脚の力が強まって、丸めた爪先がシーツを滑る。
法悦の余韻を色濃く残すようなキスが襲い、大して動きもしない舌を絡めとられては飽くことなく子宮が締まる。
臍下が、胎の奥が熱く、どことなく重い。
そして瞼も、ひどく重い。
だけど寝るのが惜しいと思うほど濃い快感の余韻に揺蕩ってしまう。
「アンナ、眠いか…?」
「ん、ぅん…」
「いいよ、眠っても。それともまだ俺としたい?」
「レナ…さ、ま…と、……ぉしゃべり、した、ぃ…」
「あぁ、もう。なんでこんな可愛いんだ…。アンナ、俺たちはずっと一緒にいるんだから起きたあとでもおしゃべりできるよ?だから今は眠りな?」
「…、ん」
濃い眠気をさらに増やすようにレナード様が私を抱きしめながら頭を撫でてくる。
「アンナ、裸のまま俺も一緒に眠ってもいいか?」
「…ぅん」
「アンナが眠っている間に体を拭いてあげてもいいか?」
「…ぅん」
「アンナが眠っている間もこのまま体を繋げてていいか?」
「…ぅん……ぇ?」
「アンナの体を拭く前に、また体を舐めてもいいか?」
「……ダメ、です」
「舐めるのはダメか…」
舐めるだけじゃなくてもう1つ前のもダメ、と言いたいがあまりに眠すぎてもう口が回らない。
あぁ、もうなんでもいいや。
レナード様の好きにされて体がどうなろうとも、それは起きたときの自分に任せよう。
微笑みながらフワリとキスをしてくれたレナード様の顔をゆっくりと瞼を落としながら見て、そのまま意識を手放した。
2
お気に入りに追加
1,172
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
最愛の番~300年後の未来は一妻多夫の逆ハーレム!!? イケメン旦那様たちに溺愛されまくる~
ちえり
恋愛
幼い頃から可愛い幼馴染と比較されてきて、自分に自信がない高坂 栞(コウサカシオリ)17歳。
ある日、学校帰りに事故に巻き込まれ目が覚めると300年後の時が経ち、女性だけ死に至る病の流行や、年々女子の出生率の低下で女は2割ほどしか存在しない世界になっていた。
一妻多夫が認められ、女性はフェロモンだして男性を虜にするのだが、栞のフェロモンは世の男性を虜にできるほどの力を持つ『α+』(アルファプラス)に認定されてイケメン達が栞に番を結んでもらおうと近寄ってくる。
目が覚めたばかりなのに、旦那候補が5人もいて初めて会うのに溺愛されまくる。さらに、自分と番になりたい男性がまだまだいっぱいいるの!!?
「恋愛経験0の私にはイケメンに愛されるなんてハードすぎるよ~」
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
【R18】人気AV嬢だった私は乙ゲーのヒロインに転生したので、攻略キャラを全員美味しくいただくことにしました♪
奏音 美都
恋愛
「レイラちゃん、おつかれさまぁ。今日もよかったよ」
「おつかれさまでーす。シャワー浴びますね」
AV女優の私は、仕事を終えてシャワーを浴びてたんだけど、石鹸に滑って転んで頭を打って失神し……なぜか、乙女ゲームの世界に転生してた。
そこで、可愛くて美味しそうなDKたちに出会うんだけど、この乙ゲーって全対象年齢なのよね。
でも、誘惑に抗えるわけないでしょっ!
全員美味しくいただいちゃいまーす。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
とある高校の淫らで背徳的な日常
神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。
クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。
後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。
ノクターンとかにもある
お気に入りをしてくれると喜ぶ。
感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。
してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる