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武闘大会
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優勝を手にしたクレドニアムの選手たちはその夜、再び宿の1室に集まっていた。
何事もなければ優勝の喜びを分かち合っている最中のはずなのだけれど、ふさぎ込む仲間を放ってそんなことをできるはずもなく、部屋には重々しい空気が漂っていた。
「……ごめん。明日の閉会式、皆だけで行って……」
リーシャは部屋の隅で膝を抱えて丸くなっていた。
魔力が自身の意識を無視して魔法を作り出しす感覚、そして目の前で血の気の引いていく彼の表情が頭をはなれてくれない。
そんな姿のリーシャをシルバーは見かねて口を開いた。
「あんま気にすんな。珍しいことではあるけど、過去にだって相手の手足切り落とした奴は何人かいるんだからよ。ノアの相手してたおっさんとか。それにほら、あいつはあのくらいのことでくたばったりしねぇって」
「……うん、そうだね。ありがと……」
リーシャは顔を上げ、憔悴した笑顔で応えた。けれど、すぐに顔は下がり、さっきと同じ格好に戻ってしまった。
そうは言われても、それで割り切れるほどリーシャの心は強くないし、大人でもない。
シルバーはフォローしてみたはいいものの、リーシャが一向に浮上してこないことに困り果てていた。
自分の言葉ではリーシャを救い上げることはできそうにないと悟り、何かきっかけになることはないかと溜め息をついたのだった。
コンコン――
葬儀のような空気が漂う中、入口のドアをノックする音が聞こえた。
「はぁい」
シアリーが返事をして扉へと向かった。
扉を開ける音が聞こえると、その後に男性の声がかすかに聞こえてきた。
「ええと、夜分遅くにすみません。リーシャさんはこちらにいらっしゃいますでしょうか? 彼女の泊まっているという部屋へ行ってみたのですが、誰もいらっしゃらなくて」
「ええ、いますわ。ところであなたは誰ですの?」
「ああ、すみません、申し遅れました。私は……」
シアリーはその男性と少し会話した後、部屋へ招き入れたようで2人分の足跡が近づいて来た。
そして、足音の1つがリーシャの側で止まった。
「リーシャさん、こんばんは」
顔を上げると、そこには30もいっていないような容姿の、眼鏡をかけた長い金髪の男性が立っていた。
リーシャはその男性に見覚えは全くなかった。
「何か……?」
「私はフレイ・ギルバートといいます。今日の試合を見てあなたにお渡しした方がよいと思う物があったのでまいりました。今、よろしいですか?」
穏やかそうな声音だった。ふさぎ込むリーシャに寄り添うような声。
リーシャが頷くとフレイはにっこりと微笑んだ。
フレイは持ってきていたカバンの中から1つのブレスレットを取り出した。魔力刻印が入っているところを見ると魔道具のようだ。
「これは……?」
「魔力が暴走した時に、魔力の流れを抑制する魔道具です。即席で作ったので、あなたの魔力に耐えられるかどうかは少し怪しいのですが」
どうやら彼は魔道具技師らしい。
数時間で持ち主に合わせて魔道具を作ったと言っているところからして、かなりの腕前の人物のようだ。
フレイはリーシャの腕にブレスレッドをはめ、話を続けた。
「今回の魔法の暴走、なぜ起こったか分析されていますか?」
「いえ……」
リーシャには試合の反省や分析をする余裕などなかった。
数時間経った今でも、あの時、あの風魔法を使わなければという後悔しか頭に浮かんでこない。
「そうですか……まぁ、かく言う私もはっきりしたことはわからないんですけどね。私なりに考えたこと、聞いてくれますか?」
リーシャはゆっくりと頷いた。
間違っていてもいい。今は何故あのような事態になってしまったのか知りたかった。
リーシャはフレイの話に耳を傾けた。
「人は魔法を使う時、魔力刻印が入った道具、魔道具を使わなければなりません。中でも魔法使いと呼ばれる人は杖を使って魔法を発動させますが、リーシャさん、あなたのように杖を必要としない魔法使いの方々も少数ですが存在していますよね」
「はい。それが魔法の暴走と何か関係あるんですか?」
「ええ。私の考え上では、ですけどね。その差が魔法の暴走に繋がっていると思っているのです」
「……はあ……」
まだ全く話が見えてこないリーシャは首を傾げた。
フレイは気を損ねることなく続けた。
「で、その差が一体何なのかなんですけど、私はその差が才能の差だとか、そのようには思っていません。その方たちはおそらくですが魔力を魔法として具現化するための器官が体の中で発生、発達しているのではないかと私は考えています」
この話にルシアも興味を持ったようで、前のめりになって聞いていた。
「普通そんなキカンは人間にはねぇのか?」
「ええ。そういった器官を持っているのは魔物と竜。あっ、あと魔人と呼ばれる、魔物が人型に進化した生き物くらいです」
「なんでそんな事わかるんだ?」
「これは解剖の結果によって実証された事実だからです。人間や動物には魔力を発する器官はありますが、具現化するための器官が備わっていないため普通は魔法が使えません。だから人間が魔法を使うには魔道具が必要なのですよ」
フレイの回答にルシアはなるほどと頷いた。
「では、話を戻しますね? 杖を使う場合、杖が耐えられる以上の魔力や複雑な魔法を使おうとすると、杖は破損します。けれど、体の中にそのような器官を持つ人の場合、負荷に耐えられなくなった器官は破損の代わりに、ある現象を引き起こすのではないでしょうか」
「それって……あの魔法の暴走は……」
フレイはゆっくりと頷いた。
ここまで説明されればリーシャもフレイの分析結果を予想することはできる。
「そうです。おそらくあなたが発動しようとした規模と複雑性のある魔法に対して、あなたの魔力を具現化する器官が耐えられなかった結果として魔力が暴走したのでは? と考えたのです。もともと魔法を使える種族ではないせいか、人間は魔力の加減が苦手みたいですから。実際に杖を破損させる魔法使いもいるでしょう?」
たしかにフレイの言っていることは考えられないことではなかった。
今までに魔法を暴走させた時は自分より強い相手を前にしていて、勝つためにはと威力優先で発動させようとしていた。そのため、過剰に魔力を込めてしまっていたかもしれない。
「たしかにそうかもしれません。思い当たる節がいくつかあります」
「まぁ推測でしかないので、本当にそうなのかはわかりませんよ。けれど、これからは実戦で使う前には自分がコントロールできる範囲を把握してから使うことをお勧めします。その魔道具もあなたの魔力にどこまで耐えられるかわかりませんし」
「……そうします」
フレイの言う事は理解できたし、今後魔法を使う時、気をつけてさえいれば同じような事が起こらなくなるかもしれないと、一筋の光が差したような気分になった。
けれど、まだ完全に気が晴れたわけではなかった。既にやってしまったことは取り返しがつかないのだから。
それに、気をつけていれば100%起こらないというわけでもない。そう思うと不安が押し寄せてくる。
そんな不安気な暗い顔をしているリーシャを、ルシアはじっと見ていた。
「なぁ。リーシャは今日使ったような規模の魔法を使えるようになることはないのか?」
ルシアはフレイに質問を投げかけた。どうやらリーシャの不安げな表情の理由を勘違いしているらしい。
「そうですねぇ、杖と違って体は成長するものですし、魔法を使っているうちに具現化の器官も成長して、扱えなかったものも使えるようになるかもしれませんね」
「そうか。それならいいんだ。なっ、リーシャ」
「え? あ……うん」
リーシャは迷っていて、あまり話を聞いていたかった。
新しい魔法を考えること、その魔法を実践で使って調整していくことは楽しいため、これからも続けていきたいという思いはある。
自分の限界を知って気を付ければ問題はないのだ。やめる必要はない。
けれど、それでもやはりまた魔力の加減を間違えて周りの人を傷つけてしまう可能性がなくなるわけではないのだから、危険につながる恐れがある事はやめた方がいいのではないか。
そんな2つの考えに板挟みにされ、リーシャはぐるぐると考えていた。
フレイはリーシャの浮かない表情から、そんな考えを悟ったのかもしれない。諭すように言った。
「だからね、今回のことで魔法使いをやめようなんて思いつめないでください。あなたは今現在、この大陸で一番の魔法使いということが証明されました。きっと他の魔法使いたちの憧れの存在になるのですから」
そう言うとフレイは再びカバンの中をあさり、1枚の紙を差し出した。
「もしまた何か思うことができましたら、こちらの方へ連絡をください。力になりますよ。魔道具だけじゃなく、魔法についてでも」
渡された紙にはファルニッタ共和国にある、フレイの工房の名前と住所が書かれていた。
「というのはやや口実気味なのですがね。あなたが使う魔法についてのお話を私が伺いたいというのが本音です。だから気が向いたらいつでも」
フレイは再びにっこりと笑った。本当に優しい顔で笑う人だ。
つらくてもふさぎ込んでばかりではだめだと思ったリーシャは、無理やり笑顔を作った。
「はい……ありがとうございます」
いろんな人に心配をかけてしまっているのが心苦しい。
(早く立ち直らないと……)
何事もなければ優勝の喜びを分かち合っている最中のはずなのだけれど、ふさぎ込む仲間を放ってそんなことをできるはずもなく、部屋には重々しい空気が漂っていた。
「……ごめん。明日の閉会式、皆だけで行って……」
リーシャは部屋の隅で膝を抱えて丸くなっていた。
魔力が自身の意識を無視して魔法を作り出しす感覚、そして目の前で血の気の引いていく彼の表情が頭をはなれてくれない。
そんな姿のリーシャをシルバーは見かねて口を開いた。
「あんま気にすんな。珍しいことではあるけど、過去にだって相手の手足切り落とした奴は何人かいるんだからよ。ノアの相手してたおっさんとか。それにほら、あいつはあのくらいのことでくたばったりしねぇって」
「……うん、そうだね。ありがと……」
リーシャは顔を上げ、憔悴した笑顔で応えた。けれど、すぐに顔は下がり、さっきと同じ格好に戻ってしまった。
そうは言われても、それで割り切れるほどリーシャの心は強くないし、大人でもない。
シルバーはフォローしてみたはいいものの、リーシャが一向に浮上してこないことに困り果てていた。
自分の言葉ではリーシャを救い上げることはできそうにないと悟り、何かきっかけになることはないかと溜め息をついたのだった。
コンコン――
葬儀のような空気が漂う中、入口のドアをノックする音が聞こえた。
「はぁい」
シアリーが返事をして扉へと向かった。
扉を開ける音が聞こえると、その後に男性の声がかすかに聞こえてきた。
「ええと、夜分遅くにすみません。リーシャさんはこちらにいらっしゃいますでしょうか? 彼女の泊まっているという部屋へ行ってみたのですが、誰もいらっしゃらなくて」
「ええ、いますわ。ところであなたは誰ですの?」
「ああ、すみません、申し遅れました。私は……」
シアリーはその男性と少し会話した後、部屋へ招き入れたようで2人分の足跡が近づいて来た。
そして、足音の1つがリーシャの側で止まった。
「リーシャさん、こんばんは」
顔を上げると、そこには30もいっていないような容姿の、眼鏡をかけた長い金髪の男性が立っていた。
リーシャはその男性に見覚えは全くなかった。
「何か……?」
「私はフレイ・ギルバートといいます。今日の試合を見てあなたにお渡しした方がよいと思う物があったのでまいりました。今、よろしいですか?」
穏やかそうな声音だった。ふさぎ込むリーシャに寄り添うような声。
リーシャが頷くとフレイはにっこりと微笑んだ。
フレイは持ってきていたカバンの中から1つのブレスレットを取り出した。魔力刻印が入っているところを見ると魔道具のようだ。
「これは……?」
「魔力が暴走した時に、魔力の流れを抑制する魔道具です。即席で作ったので、あなたの魔力に耐えられるかどうかは少し怪しいのですが」
どうやら彼は魔道具技師らしい。
数時間で持ち主に合わせて魔道具を作ったと言っているところからして、かなりの腕前の人物のようだ。
フレイはリーシャの腕にブレスレッドをはめ、話を続けた。
「今回の魔法の暴走、なぜ起こったか分析されていますか?」
「いえ……」
リーシャには試合の反省や分析をする余裕などなかった。
数時間経った今でも、あの時、あの風魔法を使わなければという後悔しか頭に浮かんでこない。
「そうですか……まぁ、かく言う私もはっきりしたことはわからないんですけどね。私なりに考えたこと、聞いてくれますか?」
リーシャはゆっくりと頷いた。
間違っていてもいい。今は何故あのような事態になってしまったのか知りたかった。
リーシャはフレイの話に耳を傾けた。
「人は魔法を使う時、魔力刻印が入った道具、魔道具を使わなければなりません。中でも魔法使いと呼ばれる人は杖を使って魔法を発動させますが、リーシャさん、あなたのように杖を必要としない魔法使いの方々も少数ですが存在していますよね」
「はい。それが魔法の暴走と何か関係あるんですか?」
「ええ。私の考え上では、ですけどね。その差が魔法の暴走に繋がっていると思っているのです」
「……はあ……」
まだ全く話が見えてこないリーシャは首を傾げた。
フレイは気を損ねることなく続けた。
「で、その差が一体何なのかなんですけど、私はその差が才能の差だとか、そのようには思っていません。その方たちはおそらくですが魔力を魔法として具現化するための器官が体の中で発生、発達しているのではないかと私は考えています」
この話にルシアも興味を持ったようで、前のめりになって聞いていた。
「普通そんなキカンは人間にはねぇのか?」
「ええ。そういった器官を持っているのは魔物と竜。あっ、あと魔人と呼ばれる、魔物が人型に進化した生き物くらいです」
「なんでそんな事わかるんだ?」
「これは解剖の結果によって実証された事実だからです。人間や動物には魔力を発する器官はありますが、具現化するための器官が備わっていないため普通は魔法が使えません。だから人間が魔法を使うには魔道具が必要なのですよ」
フレイの回答にルシアはなるほどと頷いた。
「では、話を戻しますね? 杖を使う場合、杖が耐えられる以上の魔力や複雑な魔法を使おうとすると、杖は破損します。けれど、体の中にそのような器官を持つ人の場合、負荷に耐えられなくなった器官は破損の代わりに、ある現象を引き起こすのではないでしょうか」
「それって……あの魔法の暴走は……」
フレイはゆっくりと頷いた。
ここまで説明されればリーシャもフレイの分析結果を予想することはできる。
「そうです。おそらくあなたが発動しようとした規模と複雑性のある魔法に対して、あなたの魔力を具現化する器官が耐えられなかった結果として魔力が暴走したのでは? と考えたのです。もともと魔法を使える種族ではないせいか、人間は魔力の加減が苦手みたいですから。実際に杖を破損させる魔法使いもいるでしょう?」
たしかにフレイの言っていることは考えられないことではなかった。
今までに魔法を暴走させた時は自分より強い相手を前にしていて、勝つためにはと威力優先で発動させようとしていた。そのため、過剰に魔力を込めてしまっていたかもしれない。
「たしかにそうかもしれません。思い当たる節がいくつかあります」
「まぁ推測でしかないので、本当にそうなのかはわかりませんよ。けれど、これからは実戦で使う前には自分がコントロールできる範囲を把握してから使うことをお勧めします。その魔道具もあなたの魔力にどこまで耐えられるかわかりませんし」
「……そうします」
フレイの言う事は理解できたし、今後魔法を使う時、気をつけてさえいれば同じような事が起こらなくなるかもしれないと、一筋の光が差したような気分になった。
けれど、まだ完全に気が晴れたわけではなかった。既にやってしまったことは取り返しがつかないのだから。
それに、気をつけていれば100%起こらないというわけでもない。そう思うと不安が押し寄せてくる。
そんな不安気な暗い顔をしているリーシャを、ルシアはじっと見ていた。
「なぁ。リーシャは今日使ったような規模の魔法を使えるようになることはないのか?」
ルシアはフレイに質問を投げかけた。どうやらリーシャの不安げな表情の理由を勘違いしているらしい。
「そうですねぇ、杖と違って体は成長するものですし、魔法を使っているうちに具現化の器官も成長して、扱えなかったものも使えるようになるかもしれませんね」
「そうか。それならいいんだ。なっ、リーシャ」
「え? あ……うん」
リーシャは迷っていて、あまり話を聞いていたかった。
新しい魔法を考えること、その魔法を実践で使って調整していくことは楽しいため、これからも続けていきたいという思いはある。
自分の限界を知って気を付ければ問題はないのだ。やめる必要はない。
けれど、それでもやはりまた魔力の加減を間違えて周りの人を傷つけてしまう可能性がなくなるわけではないのだから、危険につながる恐れがある事はやめた方がいいのではないか。
そんな2つの考えに板挟みにされ、リーシャはぐるぐると考えていた。
フレイはリーシャの浮かない表情から、そんな考えを悟ったのかもしれない。諭すように言った。
「だからね、今回のことで魔法使いをやめようなんて思いつめないでください。あなたは今現在、この大陸で一番の魔法使いということが証明されました。きっと他の魔法使いたちの憧れの存在になるのですから」
そう言うとフレイは再びカバンの中をあさり、1枚の紙を差し出した。
「もしまた何か思うことができましたら、こちらの方へ連絡をください。力になりますよ。魔道具だけじゃなく、魔法についてでも」
渡された紙にはファルニッタ共和国にある、フレイの工房の名前と住所が書かれていた。
「というのはやや口実気味なのですがね。あなたが使う魔法についてのお話を私が伺いたいというのが本音です。だから気が向いたらいつでも」
フレイは再びにっこりと笑った。本当に優しい顔で笑う人だ。
つらくてもふさぎ込んでばかりではだめだと思ったリーシャは、無理やり笑顔を作った。
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