妄想から解き放たれる詩 イン

JBD

文字の大きさ
上 下
11 / 13
妄想から解放の詩

デジャブ

しおりを挟む

そもそもデジャブというものはなんなのだろう


昔のアニメやドラマではよくあった


なんか一度前に体験したようなことがある

そういう感覚のことを言っているのだろう


余計な話だとデジャブはフランス語で

すでにみたものという意味だという


私個人的にはデジャブはまあある種の錯覚だとは思う


人の記憶はあいまいで主観的な作用もあって

いろいろ改ざんといって言い過ぎだが

脚色をされた形で保存されているのだろう


それに目から入るものであれば自分の体験でなくても

脚色次第では自己の規制体験にもなることもあるだろう


みたテレビやアニメなど映像的なものはすべてそうなる


つまりある出来事をデジャブと感じても

それが過去に本当に体験されたものなのかはわからない


よくある過去世とかそういうのからくるものだとか

そういうものだと完全に否定はできないかもしれないが


そもそもあいまいな認識ばかりの積み重ねの人間が

そう都合よく一部分鮮明に覚えているとするなら

それはとても大変な出来事であるはずなのに

デジャブとして使われるときはそうでもないように

感じられるからだ


もしかしたらこれらは人間の認識の段階による錯誤ではないだろうか


頭ではわかったけど実際認識されるのにあまりにも長時間だったため、

その出来事を忘れてしまい起こった勘違いなのかもしれない


似たような出来事の勘違いかもしれない


それに何かすべきことを心の中で感じた過去の出来事における

心残りがデジャブとして人に注意を促しているのかもしれない



人間の精神には時間とは関係ないものがあって

生きている間理解する理性や、感情には目の前のことが現実として

とらえることだけをいうなら


限定された感覚だけから受けたものを存在というなら

デジャブは余程の偶然でないと起こらないだろう


経験が積み上げられていく精神にとっては

10年前も今日も同じ日かもしれないし

それにある程度積み上げられないとわからないことも多い


そういう時間差がデジャブを生み出すのだろうか


ーーー

注釈

デジャブというのは脳内の錯誤作用として

一般的には認識されることが多い。つまり錯覚

忘れていた記憶が呼び起こされたということ


だからその呼び起こされたということを

どう解釈するかによってそれが妄想になるのか

どうかの分かれ目なのだ。


そもそも妄想とは
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

後悔と快感の中で

なつき
エッセイ・ノンフィクション
後悔してる私 快感に溺れてしまってる私 なつきの体験談かも知れないです もしもあの人達がこれを読んだらどうしよう もっと後悔して もっと溺れてしまうかも ※感想を聞かせてもらえたらうれしいです

私の部屋で兄と不倫相手の女が寝ていた。

ほったげな
恋愛
私が家に帰ってきたら、私の部屋のベッドで兄と不倫相手の女が寝ていた。私は不倫の証拠を見つけ、両親と兄嫁に話すと…?!

令嬢の名門女学校で、パンツを初めて履くことになりました

フルーツパフェ
大衆娯楽
 とある事件を受けて、財閥のご令嬢が数多く通う女学校で校則が改訂された。  曰く、全校生徒はパンツを履くこと。  生徒の安全を確保するための善意で制定されたこの校則だが、学校側の意図に反して事態は思わぬ方向に?  史実上の事件を元に描かれた近代歴史小説。

JKがいつもしていること

フルーツパフェ
大衆娯楽
平凡な女子高生達の日常を描く日常の叙事詩。 挿絵から御察しの通り、それ以外、言いようがありません。

寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい

白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。 私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。 「あの人、私が

寝室のクローゼットから女の声がする!夫の浮気相手が下着姿で隠れていてパニックになる私が下した天罰に絶句

白崎アイド
大衆娯楽
寝室のクローゼットのドアがゴトゴトと小刻みに震えて、中から女の声が聞こえてきた。 異様な現象を目の当たりにした私。 誰か人がいるのかパニック状態に。 そんな私に、さらなる恐ろしい出来事が目の前で起きて…

こんこんキツネ塾

prismdlabo
エッセイ・ノンフィクション
「こんこんキツネ塾」は、一枚の図案で、気づきや思考整理のおはなしをお届けします。 わたしたちはついつい先入観や既成概念で物事を見てしまいがちです。 でも、なにか新しい視点を見つけることで、その瞬間から世界が変わって見えてきたりもします。 なにげない日常の中にも、楽しい発見は溢れているのかもしれませんね。

処理中です...