4 / 4
第3番 王宮からの使い
しおりを挟む
夢にまで見た万能の力。いざ手に入れてみると意外とすぐ飽きるものだ。
何でも手に入る、何でもできるというのは、恵まれてはいるがつまらない事なのだろう。いっその事世界を滅ぼす大魔王にでもなってやろうか。
そんなことを考えながら、今日もシスターの胸を揉む。
「ひゃんっ!?め、メシア様ぁ……っ…こ、困りますっ。」
「いいじゃないか、減るもんじゃないだろう?」
「ぁっ…!そ、そうですけど…っ…今はお料理中ですし…。」
「うるさい黙れ。お前は私のモノなんだ。私の言うことを聞いていればいいんだ。」
野菜を切るのをやめ、もじもじするシスターを後ろから好き放題していると、当然のように男の生理反応は起こった。
硬くなった一人息子がシスターの尻に押し当たる。
「っ…!!あの……メシア様っ…。ま、まだ真昼です…それにここは厨房…そ、そ、そういうことはおやめ下さい…。」
「ほほぅ、じゃあ夜なら良いのか?夜ならお前を好き放題していいと言うのか、シスター?」
胸を揉み、ぐいぐいと腰を擦り付けながらシスターに問う。私を振りほどこうともがいていたシスターの手は徐々に力を弱めていった。
その時だった「ドンドンドンドン ドンドンドンドン!!」と扉を叩く音が鳴り響いた。
「この教会に救世主様が降臨したと聞いて参った。扉を開けよ!!」
「め、メシア様…!また迷える子羊がこの教会に来たようです。ご対応をしないと…!!」
「まだそんな時間じゃあないだろう。就労時間外というやつだ、そもそも私にそんな義理などないと何度も言っているだろう。」
扉の向こうの失礼な声に対し、いつも通り真摯に向き合おうとするシスターだったが、立場が上である救世主の言うことに従わせる。
人間の3大欲求の1つ"性欲"。前は何年も自分で自分を慰めていたが今は違う、少し神がかりな力を手に入れただけでグラビアアイドル以上のスタイルを持つ女を好き放題犯せる。人の世はいつだって力が全てなのだ。
「んぅ…メシア様ぁっ…だ…めっ……。」
息遣いが荒くなり、抵抗する力はさらに弱くなる。そのまま片手で胸を揉み、もう片方の手はシスターの下半身へと伸ばす。
「ドンドンドンドンドン!!」また扉を叩く音が聞こえる。
「今すぐ扉を開けよ!クロノシア王の命により来た!今すぐ扉を開けなければこの扉を破壊し中に入る!!」
「んっ……メシア様っ……わ、我がクロノシア国の王からの…使いの者が……っ。」
クロノシア王、その名の通りこのクロノシア国の王だ。この世界に来て色々調べたがこの国、クロノシア国は平和主義国家だった。
しかし現在の王が即位後、国は変わった。今まで友好的だった隣国や各地の連合国を一気に攻め落とし領地を増やしていったそうだ。
その勢いは私が前にいた世界の「大日本帝国」とよく似ていた。
度重なる戦争で国や兵は疲弊し、ついには平民すらも徴兵し始めている始末まで似ている。そのうち全てを失って惨めな最期を遂げるのだろうが、たまに行う演説での「力こそこの世の全て。」という言葉の意思は私と同じだ。
「クソのような政治をする王など放っておけ。お前は私の言うことだけを聞いていればいいのだ、シスター。」
「ぁんっ…!!ら…めっ…//」
胸を揉み、硬くなったモノを尻に押し付けながらシスターの下半身を触っていると、私の手とシスターの肌を隔てる布がびしょ濡れになっていた。
「ふん、いやらしい女め。とても聖職者には見えないなぁ。今日は救済などせずに私が弄んでやろうか?」
「そん…なっ…。た、民を…救うことが…っ、私の…っ。」
ドンドンドンドンドン!!
そこでシスターの声を遮るように扉を叩く音が鳴り響く。
「最後の警告だ!今すぐ扉を開けよ!!」
「何が最後の警告だ!だ。さっきも今すぐ開けなければ壊すと言ったのにな。とっとと扉を壊して入ってくればいいものを。」
「だ…だめですっ…こ…ここは…先祖代々の…。」
「ああもういい。とっとと行って話を聞いてこい。うるさい愚民など早く帰らせろ。私は(下半身が元気だから)行かないがな。」
懇願するシスターから手を離し扉の前にいる騒がしい愚民の相手をするように突き放す。
頬を赤くし、ふらふらとした足取りで教会の大扉へと向うその姿は生まれたての子鹿の様だった。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「ドンドンドンドンドン」何度も扉を叩いたが開く気配はない。
連れてきた王宮魔道士に、扉を警告通り破壊するように命じる。
「グレン、この扉を破壊せよ。」
「おいおい、何もそこまでやる必要はないんじゃないか?まだ朝も早い、きっと朝食の準備でもしているんだろう。」
「口答えをするな!我々はクロノシア王直々の命で来ているのだぞ!!」
「友好国を侵略し、死んでいく兵士には目もくれず、平和に暮らす民を徴兵して戦地に送り込む。自分は安全な王宮で豪遊。そんな王様の言うことを聞くのがアンタの夢だったのか?サイラス。」
「……。」
「救世主様なんてのを引き入れるより、俺達が戦争を終わらせるために動いた方がもっとこの国のためになると思うんだけどな。」
「黙れ、もう一度言う。王宮剣士サイラスが命ずる。クロノシア王の命だ、扉を破壊せよ。」
「…変わっちまったな、サイラス。分かったよ、今壊してやる。」
扉に向け杖をかざし、呪文を詠唱しようとしたその時、扉が開いた。
何でも手に入る、何でもできるというのは、恵まれてはいるがつまらない事なのだろう。いっその事世界を滅ぼす大魔王にでもなってやろうか。
そんなことを考えながら、今日もシスターの胸を揉む。
「ひゃんっ!?め、メシア様ぁ……っ…こ、困りますっ。」
「いいじゃないか、減るもんじゃないだろう?」
「ぁっ…!そ、そうですけど…っ…今はお料理中ですし…。」
「うるさい黙れ。お前は私のモノなんだ。私の言うことを聞いていればいいんだ。」
野菜を切るのをやめ、もじもじするシスターを後ろから好き放題していると、当然のように男の生理反応は起こった。
硬くなった一人息子がシスターの尻に押し当たる。
「っ…!!あの……メシア様っ…。ま、まだ真昼です…それにここは厨房…そ、そ、そういうことはおやめ下さい…。」
「ほほぅ、じゃあ夜なら良いのか?夜ならお前を好き放題していいと言うのか、シスター?」
胸を揉み、ぐいぐいと腰を擦り付けながらシスターに問う。私を振りほどこうともがいていたシスターの手は徐々に力を弱めていった。
その時だった「ドンドンドンドン ドンドンドンドン!!」と扉を叩く音が鳴り響いた。
「この教会に救世主様が降臨したと聞いて参った。扉を開けよ!!」
「め、メシア様…!また迷える子羊がこの教会に来たようです。ご対応をしないと…!!」
「まだそんな時間じゃあないだろう。就労時間外というやつだ、そもそも私にそんな義理などないと何度も言っているだろう。」
扉の向こうの失礼な声に対し、いつも通り真摯に向き合おうとするシスターだったが、立場が上である救世主の言うことに従わせる。
人間の3大欲求の1つ"性欲"。前は何年も自分で自分を慰めていたが今は違う、少し神がかりな力を手に入れただけでグラビアアイドル以上のスタイルを持つ女を好き放題犯せる。人の世はいつだって力が全てなのだ。
「んぅ…メシア様ぁっ…だ…めっ……。」
息遣いが荒くなり、抵抗する力はさらに弱くなる。そのまま片手で胸を揉み、もう片方の手はシスターの下半身へと伸ばす。
「ドンドンドンドンドン!!」また扉を叩く音が聞こえる。
「今すぐ扉を開けよ!クロノシア王の命により来た!今すぐ扉を開けなければこの扉を破壊し中に入る!!」
「んっ……メシア様っ……わ、我がクロノシア国の王からの…使いの者が……っ。」
クロノシア王、その名の通りこのクロノシア国の王だ。この世界に来て色々調べたがこの国、クロノシア国は平和主義国家だった。
しかし現在の王が即位後、国は変わった。今まで友好的だった隣国や各地の連合国を一気に攻め落とし領地を増やしていったそうだ。
その勢いは私が前にいた世界の「大日本帝国」とよく似ていた。
度重なる戦争で国や兵は疲弊し、ついには平民すらも徴兵し始めている始末まで似ている。そのうち全てを失って惨めな最期を遂げるのだろうが、たまに行う演説での「力こそこの世の全て。」という言葉の意思は私と同じだ。
「クソのような政治をする王など放っておけ。お前は私の言うことだけを聞いていればいいのだ、シスター。」
「ぁんっ…!!ら…めっ…//」
胸を揉み、硬くなったモノを尻に押し付けながらシスターの下半身を触っていると、私の手とシスターの肌を隔てる布がびしょ濡れになっていた。
「ふん、いやらしい女め。とても聖職者には見えないなぁ。今日は救済などせずに私が弄んでやろうか?」
「そん…なっ…。た、民を…救うことが…っ、私の…っ。」
ドンドンドンドンドン!!
そこでシスターの声を遮るように扉を叩く音が鳴り響く。
「最後の警告だ!今すぐ扉を開けよ!!」
「何が最後の警告だ!だ。さっきも今すぐ開けなければ壊すと言ったのにな。とっとと扉を壊して入ってくればいいものを。」
「だ…だめですっ…こ…ここは…先祖代々の…。」
「ああもういい。とっとと行って話を聞いてこい。うるさい愚民など早く帰らせろ。私は(下半身が元気だから)行かないがな。」
懇願するシスターから手を離し扉の前にいる騒がしい愚民の相手をするように突き放す。
頬を赤くし、ふらふらとした足取りで教会の大扉へと向うその姿は生まれたての子鹿の様だった。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「ドンドンドンドンドン」何度も扉を叩いたが開く気配はない。
連れてきた王宮魔道士に、扉を警告通り破壊するように命じる。
「グレン、この扉を破壊せよ。」
「おいおい、何もそこまでやる必要はないんじゃないか?まだ朝も早い、きっと朝食の準備でもしているんだろう。」
「口答えをするな!我々はクロノシア王直々の命で来ているのだぞ!!」
「友好国を侵略し、死んでいく兵士には目もくれず、平和に暮らす民を徴兵して戦地に送り込む。自分は安全な王宮で豪遊。そんな王様の言うことを聞くのがアンタの夢だったのか?サイラス。」
「……。」
「救世主様なんてのを引き入れるより、俺達が戦争を終わらせるために動いた方がもっとこの国のためになると思うんだけどな。」
「黙れ、もう一度言う。王宮剣士サイラスが命ずる。クロノシア王の命だ、扉を破壊せよ。」
「…変わっちまったな、サイラス。分かったよ、今壊してやる。」
扉に向け杖をかざし、呪文を詠唱しようとしたその時、扉が開いた。
0
お気に入りに追加
1
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説

もう死んでしまった私へ
ツカノ
恋愛
私には前世の記憶がある。
幼い頃に母と死別すれば最愛の妻が短命になった原因だとして父から厭われ、婚約者には初対面から冷遇された挙げ句に彼の最愛の聖女を虐げたと断罪されて塵のように捨てられてしまった彼女の悲しい記憶。それなのに、今世の世界で聖女も元婚約者も存在が煙のように消えているのは、何故なのでしょうか?
今世で幸せに暮らしているのに、聖女のそっくりさんや謎の婚約者候補が現れて大変です!!
ゆるゆる設定です。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……


側妃に追放された王太子
基本二度寝
ファンタジー
「王が倒れた今、私が王の代理を務めます」
正妃は数年前になくなり、側妃の女が現在正妃の代わりを務めていた。
そして、国王が体調不良で倒れた今、側妃は貴族を集めて宣言した。
王の代理が側妃など異例の出来事だ。
「手始めに、正妃の息子、現王太子の婚約破棄と身分の剥奪を命じます」
王太子は息を吐いた。
「それが国のためなら」
貴族も大臣も側妃の手が及んでいる。
無駄に抵抗するよりも、王太子はそれに従うことにした。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私は心を捨てました 〜「お前なんかどうでもいい」と言ったあなた、どうして今更なのですか?〜
月橋りら
恋愛
私に婚約の打診をしてきたのは、ルイス・フォン・ラグリー侯爵子息。
だが、彼には幼い頃から大切に想う少女がいたーー。
「お前なんかどうでもいい」 そうあなたが言ったから。
私は心を捨てたのに。
あなたはいきなり許しを乞うてきた。
そして優しくしてくるようになった。
ーー私が想いを捨てた後で。
どうして今更なのですかーー。
*この小説はカクヨム様、エブリスタ様でも連載しております。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる