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「それじゃーミチル。あ~ん」
「あ~ん。おいしい。……ってなにジロジロ見てるのよ。恥ずかしいじゃない」
「だってミチルちゃんたちも見てたじゃん。それに甘々な二人を見てるとキュンキュンしちゃう」
「あたしたちのも見てたんだからお相子でしょ。照れてるミチルは可愛かったよ」
渚にあ~んしてもらったミチルはとても幸せそうな表情を浮かべていたが、それを早苗たちに見られていたのが恥ずかしかったらしく、文句を言う。
文句を言われた二人は全く気にすることなく、幸せそうな二人を見て二人も幸せになっていた。
「それじゃー次はボクにしてほしいな」
「もちろんよ。それじゃー行くよ」
「うん。あ~ん……ってあれ、どうしたのミチル」
「いや……口を開けてあ~んしてる渚が可愛かったからつい、見とれちゃった」
攻守交替? して次はミチルが渚に食べさせる。
渚は口を開けてミチルが食べさせてくれるのを待っていたが、なかなかミチルが食べさせてこない。
不思議に思い渚がミチルにそれを尋ねると、口を開けてケーキを待っている渚に見とれていたらしい。
「それはボクも照れるかな」
これには滅多に照れない渚も照れてしまう。
「これは良いものを見たね早苗」
「うん。渚ちゃんが照れるのって初めてじゃない。凄く新鮮だった」
滅多に照れない渚の照れ顔を見た茜と早苗は不覚にもギャップ萌えをしてしまった。
「次はちゃんとお願いね」
「分かってるわよ。あ~ん」
「あ~ん。ミチルのレアチーズケーキもおいしいね。いや、ミチルに食べさせてもらったからおいしいのかな」
「……馬鹿。……けど嬉しい」
今度こそミチルにあーんをしてもらった渚はおいしそうにレアチーズケーキを食べる。
その時に素でイケメンなことを渚に言われたミチルは思わず照れ隠しで暴言を吐く。
そんなミチルも可愛いと早苗は思った。
楽しい時間はあっという間で気づいたら午後七時を超えていた。
今日はこれでお開きということになり、四人は帰路につく。
ミチルと渚の初々しくもラブラブな姿を見れた早苗は大満足だった。
「あ~ん。おいしい。……ってなにジロジロ見てるのよ。恥ずかしいじゃない」
「だってミチルちゃんたちも見てたじゃん。それに甘々な二人を見てるとキュンキュンしちゃう」
「あたしたちのも見てたんだからお相子でしょ。照れてるミチルは可愛かったよ」
渚にあ~んしてもらったミチルはとても幸せそうな表情を浮かべていたが、それを早苗たちに見られていたのが恥ずかしかったらしく、文句を言う。
文句を言われた二人は全く気にすることなく、幸せそうな二人を見て二人も幸せになっていた。
「それじゃー次はボクにしてほしいな」
「もちろんよ。それじゃー行くよ」
「うん。あ~ん……ってあれ、どうしたのミチル」
「いや……口を開けてあ~んしてる渚が可愛かったからつい、見とれちゃった」
攻守交替? して次はミチルが渚に食べさせる。
渚は口を開けてミチルが食べさせてくれるのを待っていたが、なかなかミチルが食べさせてこない。
不思議に思い渚がミチルにそれを尋ねると、口を開けてケーキを待っている渚に見とれていたらしい。
「それはボクも照れるかな」
これには滅多に照れない渚も照れてしまう。
「これは良いものを見たね早苗」
「うん。渚ちゃんが照れるのって初めてじゃない。凄く新鮮だった」
滅多に照れない渚の照れ顔を見た茜と早苗は不覚にもギャップ萌えをしてしまった。
「次はちゃんとお願いね」
「分かってるわよ。あ~ん」
「あ~ん。ミチルのレアチーズケーキもおいしいね。いや、ミチルに食べさせてもらったからおいしいのかな」
「……馬鹿。……けど嬉しい」
今度こそミチルにあーんをしてもらった渚はおいしそうにレアチーズケーキを食べる。
その時に素でイケメンなことを渚に言われたミチルは思わず照れ隠しで暴言を吐く。
そんなミチルも可愛いと早苗は思った。
楽しい時間はあっという間で気づいたら午後七時を超えていた。
今日はこれでお開きということになり、四人は帰路につく。
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