まつりくらべ

第14回内田百聞文学賞、最終候補までいった作品です。
残念ながら、受賞にはいたりませんでした。

 博多生まれで《山のぼせ》の倉本は、岡山に転勤した。
山笠の無い夏を始めて過ごした彼は、退職して博多に帰ろうとさえ
考えていた。
 そんな時、課長から岡山のまつり《会陽》に誘われる。
 山笠こそが、日本一のまつりだと信じて疑わない倉本は、最初は拒否するが……。


講評では
「よく調べている。博多の事もよくわかった」(博多によりすぎたかも)
「映像化したら面白そう」(文章が小説向きじゃないのは、戯曲ばかり書いてた影響です)
「キャラクターの関係が少し弱い」(精進します!)

 とお言葉を頂きました。

 来年、また挑戦する予定です!
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