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アップルと生き返り
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「会いたかったわよ! 我が娘! ストロベリーよ!」
「お母様! 私もお母様に再び会えて、幸せです!」
ここにアップルをいじめていた邪悪な母と姉が甦ってしまった。
「なんなんだ!? この親子は!?」
ジュライは、邪悪に満ちた微笑みで分かり合っているブルーベリー王妃とストロベリー王女が不気味過ぎて理解できなかった。
「後は、スイカ国王とメロン王子もよみがえらせなければ。」
「はい、お母様。パンジャの国民共に私たち親子が帰って来たことを教えなければいけませんね。私たちに従える喜びを与えなければ。」
「その通りです。良い事を言いますね。さすが我が娘です。ケッケッケ!」
「だって、お母様の子供ですもの。オッホッホ!」
ブルーベリー王妃とストロベリー王女は、自分たちのことしか考えてなかった。
「何を言っているんだ!? アップルが死んだんだぞ!? アップルは、あなたの娘なんだぞ!? あなたの妹なんだぞ!?」
ジュライは二人に食って掛かる。
「私を食べたアップル。姉を食べるような妹の死を悲しめとでもいうの? 死んでくれて精々するわ! オッホッホッホー!」
アップルに恨みしかない姉のストロベリー王女。
「私の子供は、ストロベリーとメロンの2人だけよ。どうしてアップルの様な出来損ないが生まれたのかしら? ケッケッケ!」
ブルーベリー王妃は、アップルを自分の子供とは認めない。
「なんて親子だ!? これじゃあアップルが苦しみながら毎日を生きてきたのが目に浮かぶよ。」
ジュライには、アップルが、この母親と姉に、ドジっ子、ダメっ子、使えない子、いらない子と散々に言われ、自分に自信のない子に育ってしまったことが理解できてしまった。
「あなたもアップルと一緒に死ねばよかったのよ。」
「そうですわ。アップルだけを殺して、純粋な人間を救う神の使徒だけが生き残るだなんて、神様も聞いたら、さぞ、お怒りになるでしょうね。」
ブルーベリー王妃とストロベリー王女は、今度はジュライを攻撃の対象にする。「そうやって、誰か他人を傷つけていないと、生きていけないの?」
「なに?」
「自分の人生が腐っているからって、罪の無い純粋な人々を汚すのをやめろ!」
ジュライの怒りが爆発する。
「きっとアップルも違う環境なら、平和に、幸せに暮らせたんだ! アップルが死ぬことも無かったんだ!」
「な、何を言っているのよ!? アップルを守れなかったのは、あなたの責任でしょう!」
「そうよ! そうよ! 神の使徒のくせに、自分がアップルを殺したのに、人の性にしないでよ!」
ブルーベリー王妃とストロベリー王女は、自分に降りかかる災いは、全て他人の性にする。
「そうだ! アップルが僕の性で死んだというのなら、僕は自分で責任を取る! ナイトの神の使徒ジュライとして、邪悪な、あなたたちを僕が倒す!」
ジュライは、鎧の背中の羽を広げて、邪悪な二人に向けて、剣を構え飛んで行く。
「来るな! 馬の出来損ない!」
「落ちろ! 」
ブルーベリー王妃とストロベリー王女は、邪悪なエネルギー破を連発し、ジュライを迎え撃つ。
「おまえたちみたいな、親が、兄弟がいるから、アップルが悲しむんだ!」
ジュライは、邪悪なエネルギー破を飛んでかわし、2人の剣が届く距離まで近づく。
「消えて無くなれ! アップルの忌まわしき過去と共に!」
ジュライは剣を振り上げる。
「ギャア!」
「お母様!?」
まずは、ブルーベリー王妃の首を斬って跳ね飛ばす。
「よくもお母様を!?」
ジュライを憎悪で睨みつけるストロベリー王女。
「次は、あなたの番だ。」
ジュライは、剣を構えストロベリー王女に挑もうとする。
「ええ~い!? アップルといい、神の使徒といい、どうしてウザい奴ばかりなんだ!? みんなを、みんなを邪悪にしないと、私だけが悪者みたいじゃないか!?」
これがストロベリー王女の本音である。
「自分が悪いんだろ。自分の罪を隠すために、何人も悪い道に連れ込んで、自分の仲間みたいに邪悪な集団を作って、いったい何が面白いんだ!」
ジュライは、母親のブルーベリー王妃がいなくなって、数的優位や頼る者のいなくなったストロベリー王女を言葉で攻め立てる。
「仕方がないでしょ! 私だって、私だって、好きでアップルをいじめていた訳じゃないんだから! お父様とお母様の長女である私に対する期待が大きすぎて、私はイライラしたから、アップルをいじめたのよ。スカッとしたわ。この世には、私のストレスを解消できる抵抗しないサンドバックがいるんだってね。オッホッホ!」
「なんという姉だ!? 自分のストレス解消のために妹をいじめるなんて!?」
傲慢なストロベリー王女の態度に、ジュライは更に怒りを覚える。
「楽しかったわよ。ピピー、ピピー、小鳥の様に泣き叫ぶアップルを見ているのが。周りみんなでいじめるから、自分もいじめられたくないと周りの人間は、誰一人もアップルを助ける者はいなかったわ。オッホッホ!」
「私は、おもしろくなかった。」
その時、聞き覚えのある声がした。
「あ、アップル!?」
アップルの呪いの藁人形の心臓を貫かれ、死んだはずのアップルが立っていた。
つづく。
「お母様! 私もお母様に再び会えて、幸せです!」
ここにアップルをいじめていた邪悪な母と姉が甦ってしまった。
「なんなんだ!? この親子は!?」
ジュライは、邪悪に満ちた微笑みで分かり合っているブルーベリー王妃とストロベリー王女が不気味過ぎて理解できなかった。
「後は、スイカ国王とメロン王子もよみがえらせなければ。」
「はい、お母様。パンジャの国民共に私たち親子が帰って来たことを教えなければいけませんね。私たちに従える喜びを与えなければ。」
「その通りです。良い事を言いますね。さすが我が娘です。ケッケッケ!」
「だって、お母様の子供ですもの。オッホッホ!」
ブルーベリー王妃とストロベリー王女は、自分たちのことしか考えてなかった。
「何を言っているんだ!? アップルが死んだんだぞ!? アップルは、あなたの娘なんだぞ!? あなたの妹なんだぞ!?」
ジュライは二人に食って掛かる。
「私を食べたアップル。姉を食べるような妹の死を悲しめとでもいうの? 死んでくれて精々するわ! オッホッホッホー!」
アップルに恨みしかない姉のストロベリー王女。
「私の子供は、ストロベリーとメロンの2人だけよ。どうしてアップルの様な出来損ないが生まれたのかしら? ケッケッケ!」
ブルーベリー王妃は、アップルを自分の子供とは認めない。
「なんて親子だ!? これじゃあアップルが苦しみながら毎日を生きてきたのが目に浮かぶよ。」
ジュライには、アップルが、この母親と姉に、ドジっ子、ダメっ子、使えない子、いらない子と散々に言われ、自分に自信のない子に育ってしまったことが理解できてしまった。
「あなたもアップルと一緒に死ねばよかったのよ。」
「そうですわ。アップルだけを殺して、純粋な人間を救う神の使徒だけが生き残るだなんて、神様も聞いたら、さぞ、お怒りになるでしょうね。」
ブルーベリー王妃とストロベリー王女は、今度はジュライを攻撃の対象にする。「そうやって、誰か他人を傷つけていないと、生きていけないの?」
「なに?」
「自分の人生が腐っているからって、罪の無い純粋な人々を汚すのをやめろ!」
ジュライの怒りが爆発する。
「きっとアップルも違う環境なら、平和に、幸せに暮らせたんだ! アップルが死ぬことも無かったんだ!」
「な、何を言っているのよ!? アップルを守れなかったのは、あなたの責任でしょう!」
「そうよ! そうよ! 神の使徒のくせに、自分がアップルを殺したのに、人の性にしないでよ!」
ブルーベリー王妃とストロベリー王女は、自分に降りかかる災いは、全て他人の性にする。
「そうだ! アップルが僕の性で死んだというのなら、僕は自分で責任を取る! ナイトの神の使徒ジュライとして、邪悪な、あなたたちを僕が倒す!」
ジュライは、鎧の背中の羽を広げて、邪悪な二人に向けて、剣を構え飛んで行く。
「来るな! 馬の出来損ない!」
「落ちろ! 」
ブルーベリー王妃とストロベリー王女は、邪悪なエネルギー破を連発し、ジュライを迎え撃つ。
「おまえたちみたいな、親が、兄弟がいるから、アップルが悲しむんだ!」
ジュライは、邪悪なエネルギー破を飛んでかわし、2人の剣が届く距離まで近づく。
「消えて無くなれ! アップルの忌まわしき過去と共に!」
ジュライは剣を振り上げる。
「ギャア!」
「お母様!?」
まずは、ブルーベリー王妃の首を斬って跳ね飛ばす。
「よくもお母様を!?」
ジュライを憎悪で睨みつけるストロベリー王女。
「次は、あなたの番だ。」
ジュライは、剣を構えストロベリー王女に挑もうとする。
「ええ~い!? アップルといい、神の使徒といい、どうしてウザい奴ばかりなんだ!? みんなを、みんなを邪悪にしないと、私だけが悪者みたいじゃないか!?」
これがストロベリー王女の本音である。
「自分が悪いんだろ。自分の罪を隠すために、何人も悪い道に連れ込んで、自分の仲間みたいに邪悪な集団を作って、いったい何が面白いんだ!」
ジュライは、母親のブルーベリー王妃がいなくなって、数的優位や頼る者のいなくなったストロベリー王女を言葉で攻め立てる。
「仕方がないでしょ! 私だって、私だって、好きでアップルをいじめていた訳じゃないんだから! お父様とお母様の長女である私に対する期待が大きすぎて、私はイライラしたから、アップルをいじめたのよ。スカッとしたわ。この世には、私のストレスを解消できる抵抗しないサンドバックがいるんだってね。オッホッホ!」
「なんという姉だ!? 自分のストレス解消のために妹をいじめるなんて!?」
傲慢なストロベリー王女の態度に、ジュライは更に怒りを覚える。
「楽しかったわよ。ピピー、ピピー、小鳥の様に泣き叫ぶアップルを見ているのが。周りみんなでいじめるから、自分もいじめられたくないと周りの人間は、誰一人もアップルを助ける者はいなかったわ。オッホッホ!」
「私は、おもしろくなかった。」
その時、聞き覚えのある声がした。
「あ、アップル!?」
アップルの呪いの藁人形の心臓を貫かれ、死んだはずのアップルが立っていた。
つづく。
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